「アルテラ」の版間の差分
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2015年9月27日 (日) 00:11時点における版
セイバー (Grand Order)
- 真名:アルテラ
- 身長:160cm / 体重:48kg
- 出典:史実
- 地域:中央アジア~欧州
- 属性:混沌・善
- CV:能登麻美子 / イラスト:huke
- 設定担当:桜井光(ソース)
『Fate/Grand Order』に登場する、「剣士」のクラスのサーヴァント。三条の輝きを放つ剣を携えた、白銀の髪の女性。
- 略歴
- 真名は「戦闘王」アルテラ。アッティラ・ザ・フン。匈奴(フンヌ)の末裔、フン族の戦士にして王。
- 東西ローマ帝国を滅ぼし、西アジアからロシア・東欧・ガリアにまで及ぶ広大な版図を制した大帝国を成した五世紀の大英雄。
- 第二章の最終盤に、主人公らに敗北したレフ・ライノールにより文明を滅ぼす切り札として召喚された。しかし、召喚された直後にレフを両断して殺害。彼が持つ聖杯を取り込み、暴走状態となって首都ローマを破壊するために進軍する。
- 決戦にて主人公らに討ち倒された後は、自分にも破壊できないものがあることに安堵したかのような態度を浮かべ、静かに消えていった。
- 人物
- 礼装を纏う褐色の女性。誇り高く理性的な戦士だが、どこか無機質な「空虚」を感じさせる。
- 彼女の根底に刻まれた厳守は「破壊」であり、進んで人間を殺害したくないものの、壊したいという矛盾を抱えているが、自分を文明を滅ぼすのための装置だと割り切っているようで、その言動は冷静を通り越して自動的に動く機械のようですらある。
- 文明の象徴であろう建物を破壊し、自然には手を出さないものの結局は巻き添えという形で破壊してしまうが、一応感覚という形で文明にも種類があると分別を弁えているようだ。
- その一方で、マスターと絆を深めることで少しずつ人間的な一面を垣間見せてくる。
- 能力
- 戦闘時には猛烈な戦いと冷静かつ正確に状況を把握し、無慈悲な破壊活動を遂行する戦闘機械と化す。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セイバー | 主人公 (Grand Order) | B | A | A | B | A | A+ | 対魔力:B 騎乗:A |
軍略:B 天性の肉体:D 星の紋章:EX 神性:B |
宝具
- 軍神の剣(フォトン・レイ)
- ランク:A
種別:対軍宝具
由来:献上され、愛剣としたマルスの剣。 - 「神の懲罰」、「神の鞭」と畏怖された武勇と恐怖が、軍神マルスの剣を得たとの逸話と合わさって生まれたと思われる宝具。
- 未来的な意匠を思わせる三色の光で構成された「刀身」は、地上に於ける「あらゆる存在」を破壊し得るという。
- 真の力を解放した時、ランクと種別が上昇する。第二章で召喚された際には対城宝具級の一撃を放っている。
- ちなみにこれは「たまたま泥の中で拾った」とのようだ。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- セイバーのサーヴァントとして登場。レア度は最高位のSSR(☆5)。イラストレーターはhuke、『Fate/GrandOrder最速公式ガイドブック』によると設定担当は桜井光。
- メインシナリオにおいては第二章の最後の敵として登場。
人間関係
- レフ・ライノール
- セプテムにおいて召喚されたが、即座に彼を殺害している。
- カリギュラ
- 「月の女神はお団子の夢を見るか?」では袋の中身を調べようとした彼を勢い余って袋ごと斬った。
- オリオン
- 文明を破壊し尽くすアルテラを警戒している。
名台詞
- 「私は戦うモノ。殺戮の機械だ。お前が、私を使いこなせ」
- マイルームでの発言。自分を戦闘代行者たるサーヴァント以前に、「機械」と断じる。
- 「戦いは…まだか」
- 別パターン。余談だが、発表当時サービス開始が2015年春から2015年夏に延期されたため、「戦い(サービス開始)はまだか」と自虐ネタ扱いされるハメになった。
- 「マスター。マスター……。 フフ……不思議な響きだ」
- マイルームでの発言
- 「アルテラだ。アッティラとは……呼ばないで欲しい。あまり好きな名前ではない。可愛い響きでは……ない、から……」
- 絆Lv3になった時の発言。徐々に絆を築くことで人間的な一面を覗かせている。
- 「目標、破壊する」
- 宝具使用時。まるで機械のようで、感情を一切感じさせない。
- 「命は壊さない。その文明を粉砕する。『
軍神の剣 』!」 - 宝具発動。「軍神の剣」。地上に於ける「あらゆる存在」を破壊しつくす災厄の一撃。
メモ
- 公式PR漫画『ぐだぐだオーダー』での仮称は、能登セイバー。中の人の名前をそのまま使うというある意味、革新的なアイディア。
- 持っている剣のカラフルな色合いが文房具に似ていた事から、ファンからは3色ボールペンという奇妙なニックネームが付けられている。
- またその色合いは何処となくアメ菓子も彷彿とさせるため、『ぐだぐだオーダー』では初対面のアルトリアから、「その剣、美味しそうですね」とコメントされている。紹介欄も「剣がなめたら甘そうな雰囲気」。
- サービス開始日に公開されたPV内でまさかの真名バレ。しかし、この二人と違い、調べても出てこない名前(本来アッティラはこの人などとは違って十分に有名だが、「アルテラ」という表記は架空のもの)だった為、真名以外は実際にプレイするまで謎の御仁となった。一応、「大陸の半分を戦場にした」、「破壊の大王」を自称するといった設定があるため、真名を推測できた人はいた。
- なお、ジークフリートが出てくる叙事詩「ニーベルンゲンの歌」ではエッツェル(Etzel)の名で登場している。
- 背景設定が意味深で、現段階ではいろいろと謎があるキャラ。機械のような言動、半神クラスの神性B、謎のEXスキル「星の紋章」、「未来的」と語られる宝具など、不可思議な部分が多い。
- 虹色のエフェクト、史実からは性別が変更されている点、褐色白髪、未来的な武器や機械的な言動など、黒歴史の語源になった某ロボットアニメ及び主人公を連想するする要素が多い。 文明破壊にかけたオマージュであろうか?
- 史実においてその死に方は、「人生何度目かの結婚式中に泥酔したまま眠ってしまい、持病の鼻血が起きてしまいそのまま失血多量で急逝」というなんともはやな有様。定説である髭もじゃの巨漢モンゴロイドといった姿ならまだ分かるが、型月の姿で想像すると色々えぐい。