「カドック・ゼムルプス」の版間の差分
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2018年5月17日 (木) 00:04時点における版
カドック・ゼムルプス | |
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性別 | 男性 |
声優 | 赤羽根健治[1] |
デザイン | 蜂野荒野[2] |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
『Fate/Grand Order』に登場する魔術師。
- 略歴
- Aチームメンバーとしてカルデアから選抜され、キャスターを召喚予定だったが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されていた。異星の神に蘇生されロシア異聞帯のクリプターとして行動する。
- ロシア異聞帯の繁栄のために圧制を行うイヴァン雷帝の排除を決意、主人公をも計画に組み込みアナスタシアを皇帝にすることに成功。最後にアナスタシアと共に主人公に挑むが敗北、ビリーに後頭部を殴打され気絶しシャドウボーダーへと連行された。
- 人物
- 天才揃いのAチームの中で平凡であり、境遇は主人公に似ているとダ・ヴィンチちゃんに評されている。
- その分周囲に気を配る人物であり、優しい笑顔を浮かべるが、やや自虐的であり、悲観的になってしまう事を本人も気にしている。
- 気弱であるものの神話マニアで勉強家。また、ピアスを大量につけていることと関係があるのか、ロック・ミュージックが好きなようである。
- 能力
- 平凡な魔術師であるが、高いレイシフト適性を有する。
- 反面魔力量は少なく、キャスターを召喚予定としているのも、燃費の悪い戦闘用サーヴァントを避けたがっていた為。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 第二部から登場する7人のクリプターの1人。
- 最初の異聞帯であるロシアの担当であり、主人公達を待ち受け、敵対する。
その他
- ちびちゅき!
- 所属不明。アナスタシアともどもルナチューブに「こたつを組み立ててみた」動画を投稿し、生活ジャンルで一位を獲得していた。
人間関係
- アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
- 召喚したサーヴァント。仲はかなり良好。
- スカンジナビア・ペペロンチーノ
- 同じAチームのメンバー。兄貴分を気取られているらしい。ベリルには「ペペロンチーノは兄貴っつーより親父役だろう」と言われている。
- 主人公 (Grand Order)
- 敵対する相手。高い能力も持っていないのに、自分達ができなかった人理修復を成し遂げたことに対して強い劣等感と敵愾心を抱いている。
- イヴァン雷帝
- 自らが所属する異聞帯の王。
- だが、空想樹が根付くことを拒絶しつつ異聞帯の拡大を目論んでいるため、最悪の場合は始末して異聞帯を乗っ取る事を目論んでいた。
名台詞
- 「カルデアの連中が仲間だったのは、かつての話だ。
僕はこの異聞録における唯一のマスターとして、勝利をもたらす。
汎人類史のマスターにはできないことを、僕はやってみせる。
いや、やらなくちゃいけないんだ。 」 - カルデアと敵対することに対してこのような意気込みを見せている。
- 「……まだだ。まだ終わってない!
僕は、彼女を皇帝 にすると約束した! この世界でダメなら、異なる世界を構築する !
その違う世界で、彼女を皇帝 にする! 諦めるものか! 絶対に諦めるものか!
僕だって 、君みたいにできるはずだ !!」 - 策略によってカルデアを含めた全勢力を協力させ、イヴァン雷帝を倒したカドック。カルデアとの最終決戦に挑むも、年期の違いから敗北し、追い詰められてしまう。それでも頑なに諦めようとせず、
大令呪 にて別世界を構築し、アナスタシアを皇帝にしようと試みるも、それを許すビリーではなかった。 - 最後の台詞に世界を救うマスターとしての務めを果たせなかったことへの悔しさと、それを果たしたマスターへの対抗心が現れている。
- 「……いいや、そんなことはない。
僕はいつでも、いつだって、できるはずだった っていう後悔ばかりだよ。」 - ビリーによって放たれた銃弾にアナスタシアが倒れ、彼女から「あなたは為すべきことを為すと信じている」と言われ、自嘲しながらその言葉を否定する。凡人として何も為すことができなかった彼は世界を救うマスターの役目を与えられ、それに全てを賭けるも、それさえも果たすことができなかった。それ故に、この異聞帯を救い、アナスタシアの皇帝への即位に自分の存在意義を賭けるもそれさえも失敗したことに結局自分は何もできなかったと諦観する。
メモ
- ラテン語で狼を意味する「ルプス」が苗字に組み込まれていることと、舞台となる異聞帯のサブタイトルが「獣国の皇女」であることから、「実は人狼ではないか?」と噂されていた。実際、彼の異聞帯には人狼が存在している。
- 「才能は平凡」という設定や、どこか悪くしたような前かがみの姿勢、目の周りの酷いクマ、何より上記の自分に向かって言い聞かせるような口調から、相当な苦労人ではないかと一部では言われている。