「メカエリチャンⅡ号機」の版間の差分
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:メカエリチャンの全兵装を一個人に叩き込む、アルティメット・オンリーワン・デスメドレー。 | :メカエリチャンの全兵装を一個人に叩き込む、アルティメット・オンリーワン・デスメドレー。 | ||
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:しかしミサイルをバラードに、レーザーをブルースに、バルカン掃射をアンビエントに捉えているあたり、音楽の常識は通常のそれと異なる。 | :しかしミサイルをバラードに、レーザーをブルースに、バルカン掃射をアンビエントに捉えているあたり、音楽の常識は通常のそれと異なる。 | ||
:Ⅱ号機は否定しているものの、その思考基盤はエリザベート・バートリーと同じもの。Ⅱ号機は持ち前の知性とクールさでエリザ力を封じてはいるものの、最大出力で暴れるこの時だけは、稀に封印していた本性が出てしまう。 | :Ⅱ号機は否定しているものの、その思考基盤はエリザベート・バートリーと同じもの。Ⅱ号機は持ち前の知性とクールさでエリザ力を封じてはいるものの、最大出力で暴れるこの時だけは、稀に封印していた本性が出てしまう。 |
2020年1月16日 (木) 20:10時点における版
ハロウィンのアルターエゴ | |
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真名 |
メイガス・エイジス・エリザベート・チャンネルⅡ メカエリチャンⅡ号機 |
外国語表記 | Mecha Eli-chan Mk.II |
性別 | 女性型 |
身長 | 156cm |
体重 | 4t |
出典 | ハロウィン・ストライク! |
地域 | 監獄城チェイテ |
属性 | 秩序・善 |
一人称 | 私 |
二人称 | あなた/人間/○○(呼び捨て) |
三人称 | あなたたち/○○(呼び捨て) |
声優 | 大久保瑠美 |
デザイン | ワダアルコ |
設定作成 | 奈須きのこ |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『ハロウィン・ストライク!』では後半で刑部姫の手により覚醒し、彼女の願望を達成させる為に主人公達の前に立ちふさがる。
- 以降は刑部姫のサポートとして行動するが、刑部姫の本性を見抜きながらも義憤する事もなく、冷徹にサーヴァントとしてチェイテ城の管理と、ハロウィンの支配に乗り出し、領民をただ生きるだけの生き物にして永遠に支配しようと画策。
- 最終決戦では魔力をエリザ粒子に変換するマシンで主人公達を追い込むものの、エリザが「他人の為に歌を歌った」ことで出力が低下[注 1]。予備の人心回路を埋め込まれる事で戦意を喪失した。
- 人物
- メカエリチャンをプロトタイプとした二号機。
- 「領主」としての側面が強い一号機と異なり「領主」としての精神を捨て去ったことで「守護神」としての面が強く、領民の幸せよりもチェイテの守護を第一に考えて行動する。
- 有り体に言えば、領主としてチェイテを守るのではなく、守護神であり続けるためにチェイテを存続させるその在り方は人よりも神に近い。
- 猟奇思考はなくなったものの、その嗜虐性と残酷さは確実に受け継いだ代わりに領主としての聡明さと話せば分かる感は失われ、ひたすら人類(外敵)に対して無慈悲な防衛機構として振る舞う。
- ただし人間そのものは嫌いではあるが、自分自身が極端である事は十分に自覚しているため、属性とは違って自分を「善」とは思っていない。
- 『ハロウィン・ストライク!』では人心回路が最初はついていなかったせいか自身の方法論を確立しておらず、刑部姫の方針である「怠惰」を拡大解釈し、領民に「何もさせない」事で領地を治めようとする等非常に極端であった(後述)。
- しかし結局のところエリザベートなので、発言の内容がエリザベートのソレであり、自分にかまってくれる者―――ひいては絆を深めた者には心を許してしまう。
- 能力
- ミサイルやレーザー、火炎放射など様々な武装を所持し、翼はカッターとして使え、腕はロケットパンチとして飛ばし、ドリルに変形することができる。
- オーブン機能も付いている。
- 同じ守護像の端末であるメカエリチャンと記憶を共有することができる。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アルターエゴ | 主人公 (Grand Order) | A | A | E | E | E | B | 対魔力:B 道具作成:B |
無辜の怪獣:EX オーバーロード改:C ファイナルエリチャン:C ジャイアントメカエリパンチ:EX |
宝具
- 鋼鉄天空魔嬢(ブレストゼロ・エリジェーベト)
- ランク:B
種別:対軍個人宝具
レンジ:40→1
最大捕捉:1人 - メカエリチャンの全兵装を一個人に叩き込む、アルティメット・オンリーワン・デスメドレー。
- Ⅰ号機は歌に否定的だが、Ⅱ号機はハロウィン事件を経て歌の有効性を認めている。
- しかしミサイルをバラードに、レーザーをブルースに、バルカン掃射をアンビエントに捉えているあたり、音楽の常識は通常のそれと異なる。
- Ⅱ号機は否定しているものの、その思考基盤はエリザベート・バートリーと同じもの。Ⅱ号機は持ち前の知性とクールさでエリザ力を封じてはいるものの、最大出力で暴れるこの時だけは、稀に封印していた本性が出てしまう。
真名:メカエリチャンⅡ号機
- メイガス・エイジス・エリザベート・チャンネルⅡ。チェイテの守護神像『ケッテー』。
メカエリチャンのⅡ号機。
- Ⅰ号機は領主としての属性がより強くなったものだが、こちらは『守護神』としての属性がより強くなったもの。人の理より神の理で動く。
- 領主としての聡明さ、話せば分かる感は失われ、ひたすら人類(外敵)に対して無慈悲な防衛機構として振る舞う。
- 美貌を保つために少女の血を浴びる、という猟奇思考はなくなったものの、その嗜虐性、残酷さは確実に受け継いでいる。
- メカエリチャンと呼ばれるのを嫌い、ただ『Ⅱ号機』とだけ呼ばせるクールガール。
- 人間を見下しており、人間はあくまで国(領地)を彩るパーツであり、逆らうのなら力ずくで管理する、というのがモットー。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦』イベント報酬。
- メカエリチャンとメカエリチャンⅡ号機のどちらかを取得できる。
人間関係
Fate/Grand Order
- メカエリチャン
- 自身のプロトタイプ。
- 領民を愛する彼女と、人間嫌いの二号機とで価値観としては相容れないが、「チェイテを守る」という目的だけは共通している。
- 巨大メカエリチャン
- 自身の本体。
- 刑部姫
- 『ハロウィン・ストライク!』で主人として仕えた相手。
- 彼女の「怠惰に何もせず永遠に引き蘢る」という目的をロールモデルとして、「領民に何もさせない」というチェイテの守護方法を確立した。
- ストーリー上では特に異議を挟まずに仕えるが、彼女もカルデアもチェイテ城を永続させる為の”外部からきた、聖杯を持った道具”でしかなく、最終的に切り捨てた。
- 以降はなんだかんだで仲直りしたようで、期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』では水着剣豪の彼女をリーダーとしたサバゲーチームで一緒に戦っていた。
- メルトリリス
- 元となった人物は異なるがアルターエゴ仲間。
- 金属製の脚部や、胸部の形にシンパシーを覚えたのか、同型機とみなして知り合いになりたいと思っている。
- パッションリップ
- 元となった人物は異なるがアルターエゴ仲間。
- 金属製の腕部は気に入っているが、メルトリリスと正反対の胸部から同型機とは認められないと突っぱねている。
名台詞
Fate/Grand Order
マテリアル
- 「アルターエゴ、メイガス・エイジス・エリザベート・チャンネルⅡよ。メカエリチャンとか呼ばないで。Ⅱ号機、だけでいいわ。よろしく。」
- 召喚時の台詞。メカエリチャンという愛称を気に入っているⅠ号機と違い、そう呼ばれることを拒否している。
- 「私を選んだの? 逆張りが好きなのか、ただのゲテモノ好きなのか。どちらにせよ、愚か者なのは確かなようね。馬鹿な人間は好きよ。扱いやすいから。」
「Ⅰ号機を選ばなかったのね。私が言うのもなんだけど、ゲテモノ好き? それとも、趣味がレトロなのかしら? ふふ、ばーか。」 - マイルーム会話「絆Lv1」「絆Lv2」。Ⅰ号機を選ぶと思っていたようで、主人公を変わり者どころか悪趣味扱いしているが……どこか嬉しそうである。
イベント
- 「ヒメからのオーダーは怠惰。私はそれも支配体制の一つとして認めるわ。
万物は公平に押しつぶし、怠惰を強制させましょう。
絶対に外出は許さず 、労働も許さない 。死ぬまで怠惰であり続ければいい 。
人民には労働の自由も選択も与えない。人民には怠惰と甘受と強制福祉だけあればいい。
つまり―――ただ息をして、口を開けて、物を食べるだけの生命反応になればいいのよ」 - 「ハロウィン・ストライク! 魔のビルドクライマー/姫路城大決戦」にて。刑部姫から自分の夢である引きこもりを叶えるために命令を下されて。
- 人心回路がないまま「怠惰」を拡大解釈した
結論 ―――人民に労働の自由と選択や外出を取り上げ、怠惰と甘受と福祉を強制させ 、ただ呼吸や食事を除いて「何もせず」に過ごさせることに行き着いた。
- 「あえて名付けるなら、そうね……『すべてがエリになる』と名付けましょう。」
- 同上、サーヴァントの魔力を奪うシステムについて。
- 終末思想的なふざけた命名ではあるが、敵味方問わずほぼ全てのサーヴァントが身動きできないほどに無力化させられており、非常に凶悪な対サーヴァント兵器である。
- 名前の由来は森博嗣氏のミステリ小説『すべてがFになる』。十六進数で最後に用いられる「F」だが、恐らく「エフ」と「エリ」と言葉が似ているだけの共通点と思われる。最終兵器という意味も込めているのかもしれない。
- 「胸―――胸部装甲を出せ、ですって……!? 何を考えているの!?」
「趣旨は理解できるわ。ライブラリにあるから。でも、そういうことは、もっとこう……。」
「ムードがある場所じゃないと……。」 - 同上。人心回路を取り付けようとする主人公に「胸を出して!」と言われて。
- 説明を省いた唐突すぎる言葉にも責任はあるが、あまりに想定外だったのかかなり動揺している。
- その発言の内容からしてⅠ号機に「根底でエリザベート」と言われてしまった。
- 「私は鋼鉄魔嬢にして鋼鉄魔城。即ちチェイテそのもの。」
「その私が敗れるイコール、『もうチェイテ終わっていいんじゃない?』という結論に達するのは当然。」 - 同上。敗北した際に起動する、城ごと吹き飛ばす大規模な自爆装置について。
- とんでもない理屈だが、暴走はメカの華だと言い、反省はしていない。これにはエリザベート関連で心を無にしてきたカーミラもマジギレしてしまう。
- やはり根底ではエリザベート。日々自爆人生を歩むエリザベートタイプの宿痾である。
脚注
注釈
- ↑ これは、歌に価値を見出したⅠ号機が「歌は祭りの象徴であり、沈黙を良しとする怠惰とは程遠い場所にあるもの」だと述べており、怠惰を押し付けようとしたⅡ号機にとって「他人の為に歌った」エリザの歌声との相性は最悪であった。
出典