ティア・エスカルドス

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真名 ティア・エスカルドス?
性別 礎となった身体は男性
身長 フラットよりは小柄。胴体が欠落・分離しているため正確な数値は不明。
体重 フラットよりは小柄。胴体が欠落・分離しているため正確な数値は不明。
属性 混沌・中庸
初登場作品 Fate/strange Fake
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概要

Fate/strange Fake』の登場人物。フラット・エスカルドスの中にいた「僕」。
サーヴァントとしての能力値があるため、サーヴァントのテンプレートを使用して記載する。

略歴
『Fate/strange Fake』において、フラット・エスカルドスがファルデウス・ディオランドの命令による狙撃で死亡したことで彼の内側からこの世界に顕現。
手始めに狙撃したグループを「折り畳んで」始末した後、やってきたエルキドゥと交戦し、成層圏まで飛び上がってスペースデブリの山を地球に向かって射出。
各地に多大な影響を与えた後、勝負も水入りに終わったために以降の行動を迷いながらも成層圏に浮かんだまま思索に耽っている。
人物
元になったフラット・エスカルドスと外見は似ているが、伸びた前髪によって目の様子は見えなくなっており、目の周りには刺青のような紋様が刻まれている。側頭部からは小さな角のような突起が生えている。
肉体の大半は欠損しているが欠損箇所は周囲に浮いたままになっており、胸部の欠損の奥には光り輝く「何か」が見えている。
本来はまともな人格を得なかったはずだがフラット・エスカルドスとの交流と彼の中で世界を見てきたことによって人格が形成されており、フラットが「僕」という時は基本的にティアの行動基準になっているようである。
ハリウッド映画のような派手なものが好きなフラットと比べると内向的で、詩やメロドラマの方が好きだとか。
能力
「サーヴァントとしてのテンプレートで記述できる」という時点で何もかも常人のそれを逸脱しており、「新たな霊長」とすら言われている。
世界における魔力の流れそのものを視覚として捉えることができるようで、それに自由に介入・操作することで魔術を発現させ、物質の運動や時間流にすら作用させることが可能。
下記の「宝具」の説明にもあるように、単騎で地球環境を激変させうる異常なまでのスペックを持つ。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
- - E C A A++ D EX 対魔力:EX
単独行動:A++
魔圏の住人:A
時流操作:A
あくまでもサーヴァントだったら、のパラメータである。

宝具

空洞異譚/忘却は祝祭に至れり(ア・クロックワーク・アバドーン)
ランク:A+
種別:対基宝具
レンジ:2~視界内
最大捕捉:???
物体に様々な魔術を込めて、限界近くまで加速させて射出する、言わば魔力加速砲。
「原子崩壊の魔術を限界まで込めて火力を向上させる」「空気抵抗を遮断する魔術を込めて到達距離を延ばす」「暗示魔術を込めて当てた相手に暗示をかける」など、幅広い使い方が可能。
「現在の地球において使用可能な魔術」なら何でも込めることができるが、当然ながら魔法を込めることはできない。
『Fate/strange Fake』では成層圏でかき集めたスペースデブリをこれで射出し、地球各地に原因不明の地震を引き起こし、北極の氷の八分の一を吹き飛ばした。[注 1]
空洞異端/喪失は■■■■
詳細不明。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/strange Fake
フラットが死亡した際に、彼と入れ替わる形でこの世界に登場した。

人間関係

Fate/strange Fake

フラット・エスカルドス
自身の半身にして器。
本来なら彼を消滅させてこの世界に顕現するはずだったが、あちらの側から認識された上に絆されてしまった。
「偽りの聖杯戦争」で彼がファルデウスによって死亡したためにこの世界に現れた。
ランサー
この世界に顕現した際に現れた「偽りの聖杯戦争」のサーヴァント。
生誕の祝福を受けつつも、世界への破壊を止めようとする彼と激突することになった。
グガランナ
スノーフィールドにハリケーンとして接近しつつあるマークIを攻撃するが、全て自身のエネルギーとして吸収されてしまう。

名台詞

メモ

  • フラットの中にいた「僕」にして、メサラ・エスカルドスがエスカルドス家の魔術刻印に仕込んだ1800年ものの「落ち物パズル」の結実。
  • 身体の大半が欠損して角が生えて胸の奥に大きな「光」が見える外見や能力、「新たな霊長」という表現はゲーティアを連想させるものが多い。実際、メサラ・エスカルドスが1800年をかけて仕込んだ魔術式のようなものである。ティアとフラットの関係を考えると「ソロモンと完全に意気投合したゲーティア」とも表現できるかもしれない。

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 北極の氷は海上に浮いているため海面への影響はなかったが、これが南極だった場合には地球環境に甚大な影響が発生していた。

出典


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