明智光秀
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キャスター | |
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真名 |
明智 光秀 南光坊 天海 |
読み |
あけち みつひで なんこうぼう てんかい |
性別 | 男性 |
デザイン | 春野友矢[1] |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚-極東魔神戦線1945-』で登場。当初は「奄美少将[注 1]」を名乗り、陸軍の幹部として聖杯戦争を監視していた。
- その後に召喚された織田信長を確保し、織田信長の体と聖杯に、これまでの聖杯戦争で集めたサーヴァントの魂を使用して「自分の理想とする織田信長」を生み出そうとするが、バーサーカーが乱入しアサシンに背後から攻撃された隙に、織田信勝の中に入っていた織田信長に肉体を奪い返された。
- 織田信長本人に「自分の理想とする織田信長」を否定された事で、自らが「自分の理想とする織田信長」になるため聖杯の泥を浴び、「第六天魔王・明智光秀」となるが、聖杯を手にした抑止の守護者に敗北して消滅した。
- 人物
- 慇懃無礼な印象を与える壮年の男性。生前の主である織田信長に対しては文字通り神のごとく心酔しており、狂信に近い感情を向けている。
- その一方で「自分だけが織田信長の理解者でなければならない」という考え故に「自分以外の人物と天下について語るようになった」のが受け入れられず、最終的には本能寺の変で心酔した織田信長を手にかける等、嫉妬深い一面も見受けられる。
- 織田信長を殺した後も「織田信長のいなくなった世界」に恐れをなしてしまうあたり、「自分ならどうするか」を考えるのが苦手なようで、信長も生前からその点は問題視していたようである。
- 能力
- キャスターとして召喚されているためか、「帝都」全てを自身の戦線(レッドライン)としており、疲弊していたとはいえ織田信長をあっさりと制圧していた。
ステータス
真名:明智光秀
織田信長の家臣であり、本能寺の変を引き起こした武将。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚-極東魔神戦線1945-』で登場。
人間関係
生前
- 織田信長
- かつての主人。崇拝に近いレベルで心酔していたが、次第に変わっていく彼女を受け入れられず、本能寺で討ち果たすことに。
- 豊臣秀吉
- 同じ主人に仕えたものであり、自分を討ち果たした人物。
- 信長が変わってしまった原因として見ており、名前を呼ぶ事すら嫌なのか「あ奴」呼ばわりしている。
- 「Fate/ぐだぐだオーダー ぐだぐだおーだー奇譚その3」では目線隠しで登場しており、登場を先越されたことに憤慨してしまう。
- 徳川家康
- 秀吉から逃れた後、「南光坊天海」として仕えた相手。
- 信長復活のために近づいたと思われるが、家康自身は正体について把握していたのかどうかは明らかにされていない。
- なお、経験値設定の「徳川家康」は影武者であり、側近が持ち回りで影武者を勤めていたらしいので、「キャスター・徳川家康」は彼ではないかと一部では言われている。
- お牧の方
- 母。信長が波多野兄弟を処刑したことで報復として殺害されている。
- この出来事が本能寺の変の動機となったという説があるが、「母でさえ捧げるのも惜しくなかった」という台詞から、信長の行動を見越したうえで主君のほうを選んだようである。
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
- 『コハエース』で信長関連で紹介されていた際にはアーチャーかエクストラクラスのガンナーがクラス候補として挙げられていたが、満を持しての登場はまさかのキャスターであった。
- おそらくは、「生き延びた明智光秀が正体である」という俗説が存在している、徳川家康に仕えた僧であり江戸城と城下町を設計した「南光坊天海」の逸話に由来していると思われる。
- 登場時はスーツにネクタイ、サングラス等現代衣装を着ていたが、スーツの襟とネクタイにはっきりと明智家の家紋である桔梗紋があしらわれており、プレイヤーからはすぐに正体を推測された。
- ストーリーでは「帝都そのもの」を自分の戦線として運用しているが、帝都を「神降ろしの宮」と呼んだり、帝都東京の前身である江戸を設計した天海の素性を考えると、生前から「帝都を舞台に織田信長を復活させる」ことを想定して江戸を設計していた可能性が高い。
- また、「奄美少将」と陸軍でもかなり高い地位にいたことを考えると、『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』で登場した明智光秀は「サーヴァントとして召喚された明智光秀」ではなく「三百年間生き続けた人間の明智光秀」である可能性もある。帝都の聖杯戦争の根本的な仕組みを考えると、キャスターのクラスを自分専用にして人間である自分が占有するように画策する事も不可能ではないであろう。
脚注
注釈
- ↑ 「奄美」の読みが後述する「天海」と同じ「あまみ」なので偽名と思われる。
出典