エスカルドス家
概要
地中海のモナコに居を構える魔術師の家系。1800年の歴史を持つ。
だがその長い歴史とは裏腹に受け継がれている魔術刻印はほとんど変化することもなく魔術師の家系として成長することもできず、魔術刻印の内容を応用することで辛うじて魔術師としての成果を出しているだけの弱小家系にすぎず「歴史倒れのエスカルドス」と揶揄されている。
一方本拠地であるモナコでは、政界や裏社会に通じた有形無形の権力を保持しており、現地の情勢を左右し得る力を持つ一大勢力である。
実のところ創設者にあたるメサラ・エスカルドスが自分の大願を達成させるために創設した家系にすぎず、大願が時間の流れで成立する前に子孫が先走って成果を物にしようとしないようにブロックをかけていたためにそのような形になってしまっている。
所有物
- 魔術刻印
- フラットの両親によって、大部分が借金のかたにヴァン=フェムに没収された。ロード・エルメロイⅡ世の事件簿でフラットの手で取り返された。
- 残りの魔術刻印はエスカルドス邸でフラットの両親が隠し持っている。
- ミスト03
- エスカルドス家で一番長命なホムンクルス。
関連人物
- メサラ・エスカルドス
- 創設者。
- フラットのお爺様
- 先代の当主とおぼしき人物。
- フラットの父親、アルレット・エスカルドス
- フラットの両親であり当代の当主。フラットを5回(ロード・エルメロイⅡ世の冒険の時点では12回)暗殺しようとして、失敗した。
- フラット・エスカルドス
- 次期当主。
- フラットの妹
- 後継者としての素質がないため、家を出た。フラットとの仲は良好。
- ティア・エスカルドス
- フラットの中の「僕」、関係性が良好。
関連組織
メモ
脚注
注釈