鬼種
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概要
きしゅ。端的に言うなら「鬼」。
基本的には人間に似た姿をしており、頭に生えた角が特徴的。
個体差はあるが概ね強大な膂力を持ち、妖術を使いこなすものも居る。
割と広範囲の種を総括した言葉であり、大きく三種類に別れている。
一つは、元々は人であった存在が中央政権に追われた者がおかしくなってしまったり、呪い等で人外に変じてしまった「化外の鬼」。
一つは、最初からそのような生物であった、人間とは別の一種の幻想種である「超常の鬼」。
一つは、「恐ろしいもの」として漠然と語られていたものが実体を持った「物語の鬼」[1]。
人に近い外見を持っているためか人間と結ばれて子供を作るケースもいくつもあり、遠野秋葉や軋間紅摩のような混血の一族や、巴御前や風魔小太郎のように鬼との混血だったとされる歴史上の人物も何度か言及されている。
リスト
- 酒呑童子
- 大江山を根城にしていた鬼。少女の姿をしている。
- 雅を愛する享楽的な性格で、気の向くままに殺戮や略奪を愉しんでいた。
- 茨木童子
- 大江山を根城にしていた鬼。少女の姿をしている。
- 酒呑童子とは逆に「鬼とはどうあるべきか」に拘る委員長体質。
- 温羅
- 桃太郎伝説の元ネタであるとされる鬼。
- 酒呑童子曰く、荒ぶって害をなすいかにもな鬼であったとのこと。