アルテラ・ザ・サン〔タ〕

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2018年6月18日 (月) 20:30時点におけるイルステリア (トーク | 投稿記録)による版 (→‎リンク)
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アーチャー
真名 アルテラ
性別 女性
身長 160cm
体重 48kg
出典 冥界のメリークリスマス
地域 フィンランド(自称)
属性 混沌・善
声優 能登麻美子
デザイン huke
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

弓兵」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』の期間限定イベント『冥界のメリークリスマス』にて、シュメル熱がカルデアに蔓延して主立ったメンバーが倒れた中で、神代のものに強い耐性を持つアルテラが無事だったため、カルデアを訪れたドゥムジに目をつけられ、半ば言いくるめられる形で冥界下りの権能を受取り、サンタクロースとなった。
この時、ドゥムジが回収し生命の水で補強し保管していた、エレシュキガルの記憶を預かった。
冥界で、プレゼントを渡すことによって門を開き、深淵まで到達し、エレシュキガルが『大切』だと言った事で、記憶を返還した。
人物
性格は基本的にアルテラのものだが、微熱を持っているため、普段より判断力が落ち、言い含められやすくなっている。見た目の可憐さ・愛らしさが増している気もする。
熱のせいで(おかげで)文明破壊メーターも著しく低下している。
今の自分はアルテラである前にサンタクロースである、と自分に言い聞かせているので、普段より物腰・対応が柔らかい。
普段のアルテラは戦士としての人格9割、少女としての人格1割だが、アルテラサンタは戦士としての人格4割、少女としての人格6割となっている。
アルテラの根っこは少女チックにロマンチストなので、サンタクロース役を任されて嬉しい&ドキドキしているのだとか。
マスターの事は頼もしい相棒にして美しい羊に見えているのか「ふわふわのマスター」と呼ぶ。
能力
大王としての逸話から多くの遊牧騎馬兵たちを従えている。……のだが、それらはすべて愛らしい羊(ただし宇宙仕様)の姿になっている。
ツェルコという名前の羊に騎乗する。移動には虹のレールを引く。
アルテラが持つ軍神の剣は、キャンディケインとして軍神のケインに変化した。
クリスマスの英霊となり、冬の概念を付加された事で体温調整がうまくできない為、天性の肉体が機能しておらず風邪気味。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) C B A+ A A EX 対魔力:C
騎乗:EX
神性:B
文明浸食:EX
星者の贈り物:B
虹の飴細工:B
きら星の紋章:EX
天性の肉体:-

宝具

聖夜の虹、軍神の剣(キャンディスター・フォトン・レイ)
ランク:A
種別:対界宝具
レンジ:30〜300
最大捕捉:1000人
アルテラが持つ軍神の剣がキャンディケインとして変化した事で編み出された新宝具。
フォトン・レイはフォトン・ラムとも。
アルテラ配下の羊たちによる華麗なるイタノー・サーカスを楽しんでほしい。
密かにキルケーの宝具・ブタ大行進をライバル視しているが、それはまた別のエピソードである。

真名:アルテラ・ザ・サン〔タ〕

空を見よ。聖夜に祈りを抱く者であれば見えるはずだ。夜空を駆ける一条の虹を。メーメーなく羊たちの群を。そして大胆な衣装に身を包んだ、ちょっと風邪気味の、麗しいサンタの姿を……!
その名はアルテラ・ザ・サン〔タ〕。
西方大王、星の紋章を持つ剣姫が数奇な運命からサンタクロースとしての使命に目覚め、はじめての体調不良(微熱)にも負けず立ち上がった、頼もしき三人目のクリスマスの英霊である。
今回は大王としての逸話から多くの遊牧騎馬兵たちを従えている。……のだが、それらはすべて愛らしい羊(ただし宇宙仕様)の姿になっている。なぜだろう。
健康すぎる肉体と健全すぎる精神、そしてちょっと無知……否、無垢な性格が彼女にまたとない機会をもたらした。
カルデアスタッフが謎の熱病に倒れた時、アルテラ・ザ・サン〔タ〕は唯一の『動けるサーヴァント』として、カルデアの平和とクリスマスの為に名羊ツェルコの背に乗って飛び出した。
かねてからクリスマスという文明を見定めたかったアルテラにとって、この役回りは望むところ。
華やかなサンタ服に着替え、彼女は冥界の空にダイブしたのである。
石室から遠く離れ。記憶も記録も繋がらず、巨いなる孤独は今も癒されないとしても。
夢見る羊は、夜空にかかる虹のように。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『冥界のメリークリスマス』開催に伴い実装。イベント報酬。

人間関係

Fate/Grand Order

ドゥムジ
『冥界のメリークリスマス』にて、カルデアで遭遇した謎の羊。彼から権能を譲り受けてサンタになった。
胡散臭さの塊のような相手なのだが、天然さ故か全てスルーしている。
名羊ツェルコ
彼女が騎乗する羊。プレゼント袋も兼ねている。
元ネタはアッティラとその兄弟ブレダに仕えたとされているムーア人の道化師ツェルコであろうか。
主人公 (Grand Order)
幾人ものサンタを育てたサンタマスターとして一目置いている。
また、「ふわふわなマスター」と発言しているため、先輩のサンタ2人がトナカイ扱いしているのを同様に羊扱いしている可能性がある。
アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕
サンタとしての偉大な先輩。
もっとも、彼女のラムレイ二号については旧型扱いしている。
ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
サンタとしての先輩。
「宝具がとても楽しそう」と深く尊敬している。
キルケー
自分の宝具が「羊大乱舞」に対してあちらは「ブタ大行進」なため、密かにライバル視しているとか。
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス
『冥界のメリークリスマス』にて、熱がひどかったため親切心から冷蔵庫にぶち込んであげた。なお、それ以降一切触れていないため第二部が始まった今でも恐らく「冷蔵庫の中で冷えているのでは……?」とプレイヤーから度々ネタにされている。
ブリュンヒルデ
彼女の幕間の物語にて、塞ぎ込んでいた彼女を活気づける為に季節外れのプレゼントと称してストレス解消に付き合った。

マンガで分かる!Fate/Grand Order

ナーサリー・ライム
『ますます』第20話で難易度の高いプレゼントを要求された。
ヘシアン・ロボ
『ますます』第20話でナーサリーに「子犬」と称してプレゼントした。

名台詞

Fate/Grand Order

「サーヴァントユニバースには、私とよく似た者がいるらしい。
 ココア風味の褐色の肌に、虹色の剣。粉雪のようにフォトンを舞い散らせ、銀河に終末を与えるのだという。
 むぅ……それは私なのだろうか。なんか、後半は違うような……」
マイルーム会話「謎のヒロインX」 / 「謎のヒロインX〔オルタ〕」。
サーヴァントユニヴァース出身者からそっちの世界のアルテラについて聞いたらしいが「粉雪のようにフォトンを舞い散らせ、銀河に終末を与える」事から、恐らく「あらゆる文明を無に還す力を持った存在」である事が伺える。
「きたなクリスマスの精霊! 私に、もっとクリスマスの気配を思い出させるのだ!」
「微熱もないのにこの格好をするのはちょっぴり恥ずかしい、その恥ずかしさを―――」
「―――消し飛ばしてくれ! 精霊たち!」
ブリュンヒルデの幕間「ディア・マイ・リトル・シスター」でのサンタパワーの補充について。
平熱状態だと相当恥ずかしいことがわかるセリフ。
「心配ない。私もそういうモノだから分かる。」
「あれも繊細にできているようで根は大雑把なんだ。戦うための能力を備えて組み上げられた以上、」
「本気で戦えば! そのうちずれた霊基も在り方を思い出す・・・・・・・・!」
迷惑をかけたくないと調子が良くないブリュンヒルデへの荒療治。
具体的にはパンチ―――もといケインで頭をピコンとやって星を出して元気にする。
はっきりと語ってはいるが『なんとなく』で治る根拠は特にないらしいが、ブリュンヒルデの本質を理解している辺りは『姉』といったところか。
「ブリュンヒルデ。妹よ。」
「美しく生きた、戦乙女よ。どうか、そんなにしょんぼりするな。」
「胸を張れ。伝説によればおまえは悲しき最期を迎えたが、私は、ソレを美しいと思う。」
「まちがいなく命として生きたのだ、お前は。その生きざまは、私には、草原を駆け抜けるが如く映る。」
「だから、な。そんなに恥じ入るな。」
同上、戦闘後の言葉。やはりアルテラはブリュンヒルデを覚えてはいない。
しかし、それでもワルキューレの誕生に一役買い、姉と呼べる存在であれば嬉しく誇らしいと言い、そしてブリュンヒルデの生涯を美しいと感じていた。
なお”今のアルテラ”の生き方を『草原の少女のよう』とステンノが語っており、異なる人物の視点ではあるも、姉妹らしく近い美しさを持っていることとなる。

マンガで分かる!Fate/Grand Order

「げ、ゲームばっかりやっていたらバカになるぞ。本を読みなさい、本をあげよう」
『ますます』第20話より。ちびっ子たちから難易度の高いプレゼントを要求され、それをごまかそうとしての発言。
よりにもよって対象がナーサリー・ライムであったため、「本は間に合ってるわ」と憎々しげな顔で否定されてしまう。
その内訳は、ナーサリー・ライムは「例のなかなか手に入らないゲーム機」、ポール・バニヤンは「土地(できればユーラシア大陸)」、ジャック・ザ・リッパーは「子宮への回帰」だった。また、本人曰く例のゲーム機は「半年以上前から近所の家電量販店の抽選販売にエントリーしている」が、未だに入手できていなかった。現実非情である。
「そ、そうだ。君たち、子犬は好きかな? 君たちだけでちゃんとお世話できるかな?」
上記のナーサリーの発言に対して「他に欲しがりそうなプレゼント」を模索した結果、子犬を提案。
この提案にジャックとナーサリーは「できるよね~」「子犬飼いた~い」と素直に受け入れてくれたのだが、この時アルテラがプレゼントとして提案したのはどこをどう間違えたのか子犬ではなく体長3mを超える狼だった。
その後、ナーサリー達は不在がちの両親に代わって狼(と首無し騎士)に育てられる事となった。…そもそもこうなってしまった原因は狼をプレゼントしたアルテラのせいなのだが。

メモ

  • 名前の括弧が妙な所で切れているのは、元になった人物の異名「アッティラ・ザ・フン(フン族のアッティラ)」からであろうか。
  • セイバーのサーヴァントが武器を杖に変え動物に騎乗することでアーチャーになるという、クラスの概念について改めて考えさせられる奇天烈なサーヴァントである。

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