坂神一人
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坂神 一人
- 読み:さかがみ かずひと
『Fate/EXTRA CCC FoxTail』に登場する、セイバーのマスターのウィザード。学帽を被り古めかしい学ラン姿の本を携えた少年。
- 略歴
- BBの依頼で、サーヴァントである、セイバーと共にサクラ迷宮第七階層に侵入したマスター達やNPCを殺戮する謎のマスター。
- 侵入してきた言峰綺礼や臥藤門司、 殺生院キアラとアンデルセンをセイバーと共に始末し、白野達を待ち受ける。
- 人物
- 相方のセイバーと正反対の冷静な少年。目付きは悪く、無愛想だがセイバーのテンションに呆れながらも付き合い、度々話題が脱線するセイバーをフォローしている。また互いに苦労させられるサーヴァントと契約しているため、敵である白野とも共感しあうことがあり、意外に人付き合いは悪くない。
- ただ自分たちの捏造された過去ばかり話し、自分の気を引くために突拍子もないことを始めるセイバーのアプローチには頭を痛めていて、彼女から「カレシ」「カズくん」と呼ばれても「彼氏になった覚えはない」とセメント対応をとる。
- 能力
- 汚れ仕事に手を染めているが、戦術は不意打ちや奇襲より正面からの正攻法を好む。
- 冷静に相手の動向を見極めてサーヴァントへ指示を下すスタイルは白野に近い。
- カスタムアバターを使用できるもののウィザードとしての能力はそう高くないようで、間桐シンジ曰く凡人レベル。
- それでも本戦では3回戦まで進めた上、そこでの敗因もセイバー曰く「ほとんど私のせい」と、実力はそれなりにある模様。
登場作品と役柄
- Fate/EXTRA CCC FoxTail
- セイバーのマスターとして登場。
人間関係
- セイバー
- サーヴァント。べた惚れされているが、「カズくん」と呼ばれるのは嫌。
- BB
- 彼女のオーダーに従い、聖杯戦争参加者たちを抹殺している。
- 岸波白野
- 標的。だがお互いに連れているサーヴァントがサーヴァントであるため、相手の気苦労がよく分かり、しばしば何とも言えない空気になる。
- 何だかんだで奇行が多い彼に対するツッコミ役になることも。
- レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ
- 岸波に輪をかけて奇行が多いためツッコミが追いつかず、短時間の邂逅だったにも関わらず完全に評価が「変人」になってしまっている。
名台詞
- 「――理由を言う必要は無いさ。
大事なのは『俺があんたを倒す』……それだけだから」 - 白野から何故自分達を狙うのか問われて。
- 「おい 丁度そこに鏡がある 映してもらえ」
- セイバーが「押しつけで一方通行の愛とかどうかと思う」と言ったのに対して。
基本的にセイバーに対してはこんな感じのセメント対応である。 - 一人「大変だな、あんたも」
白野「そちらこそ」 - 2人で勝手にヒートアップし、相手の愛や恋愛の否定から自分のマスター自慢を始めたサーヴァント達を前にして。
お互いにサーヴァントに振り回される気苦労を察し、2人のマスターの気持ちはこの時一つだった。 - 「ふ…ふけつ……?」
- キャットファイトの過程で、キャス狐に「魂がフケツ過ぎですしーっ!」と言われて。
魂が云々はキャス狐独特の言い回しなので、言われた彼はチンプンカンプン。
口論の末に出て来た発言であるため、実際に彼の魂が穢れているのかどうか分からない。 - 「お前の「ハッピー」とやらを オレに押し付けるな セイバー」
- 「二人でハッピーになりたい」と逃亡した白野とキャス狐達に叫んだ後、「次は本気を出せ」という指示に「アレは楽しくない」と渋るセイバーに一喝。
その眼は怒りながらも虚ろであり精神がやや異様に見える。
メモ
- 「坂神」という、セイバーの正体である「鈴鹿御前」の伴侶であった大英雄「坂上田村麻呂」を思わせる名前を持つ。これが何を意味するのかは現在のところは不明である。
- 体格は小柄で、実はセイバーより背が低い。二人並んだ時どうしても目についてしまう。
- 黒幕によって洗脳されている節があり、シーンによって若干性格にブレがある。このため、本来の性格やセイバーとの関係については断言できない。セイバーの語っているイチャイチャ関係が本来のものの可能性すらある。