コードキャスト
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概要[編集 | ソースを編集]
電脳空間で使用される
大きく分けると、外付けの
インストール型のコードキャストは強力だが術者に大きな影響を与えるため、これを好んで使用するウィザードは少なく、代表的な例として殺生院キアラの「万色悠滞」が挙げられる。消耗型のコードキャストを使う人物については言及されていないが、おそらく遠坂凛 (EXTRA)の宝石を用いたコードキャストが消耗型に該当するものと思われる。
礼装を用いたコードキャストはこの二つの中間に位置し、戦闘でほとんどのマスターが使うのはこちら。自身やサーヴァントを強化するだけでなく、本来持っていなかったスキルを追加することが可能で、主人公は「空気撃ち」を使ってサーヴァントにスキル「魔力放出」を付加することが出来る。
決着術式(ファイナリティ)[編集 | ソースを編集]
非常に特殊なコードキャスト。
かつて魔術の名家に伝えられていた、秘蔵の魔術を電子虚構世界に再現する。作中では宝具「いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)」を元に西欧財閥が作り上げた決着術式「聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)」をレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイがガウェインの力を借りて使用した。
ちなみに、ある魔法使いが物凄く高価な遺産をぶっ壊した時に使った魔弾もこの決着術式に含まれる。
各種コードキャスト[編集 | ソースを編集]
- 五停心観
- 殺生院キアラが開発した医療ソフト。メンタルケアを目的として作られた
電脳術式 で、精神の淀み・乱れを測定し、これを物理的に摘出する事で精神を安定させる。もともとは患者の精神マップを作り、これを理解するために作られたとか。 - 本来、SGは時間をかけてゆっくり浮き彫りにしていくものだが、五停心観によって発見、即、摘出が可能となった。
- 人間は楽になりたがる生き物だ。誰にも知られたくない秘密だからこそ、誰かに打ち明け、理解してもらいたい、赦しを求める。
- 五停心観はそんな深層下の欲求を叶える、人々の真の相互理解を目指して作られたものらしい。
- 万色悠滞
- 殺生院キアラが開発した医療ソフト。詠天流の密教修法をアレンジして作られた、霊子化電脳体へのハッキングコード[出 1]。
- メンタルケアを目的として開発された
電脳術式 だが、人権を侵す危険性を含んでいる事からキアラ自身の手で封印された違法プログラム。他者の電脳体に侵入し、交信・感応から、その精神と魂とを自在に読み取る[出 1]。 - 言ってしまえば電脳世界での裸の付き合いで、文字通り、術者は相手の全てを受け入れる事になる[出 2]。
- 医療目的で開発されたものの、皮肉な事にその多幸感、安心感はあらゆる電脳ドラッグを上回っており、自我が薄いもの、意志が弱いものがこれを使用すると苦界である、現実に戻る事を放棄してしまう事例が多発している。一部政府高官にも流行しだした時点で西欧財閥はこのソフトを違法と認定し、開発者である殺生院キアラを電脳犯罪者として国際指名手配犯とした[出 2]。
- このソフトは電脳犯罪史上、最大の禁忌とも、当然の終着点とも言われている[出 2]。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 竹箒日記で決着術式「聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)」は宝具「いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)」を元に西欧財閥が作り上げたと明かした[出 3]。
- 『Fate:Lost Einherjar 極光のアスラウグ』でも触れられており、それによるとカウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアが基礎理論を組み上げてアトラス院が開発したとのこと。
- 『Fate/Grand Order』の奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』では舞台が特異点となった近未来の月面都市であり、そこに登場するAI達によってコードキャストが行使されている。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]