ジークフリート

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セイバー (Apocrypha・黒)

  • 真名:ジークフリート
  • 身長:190cm / 体重:80kg
  • 出典:ニーベルンゲンの歌
  • 地域:ドイツ
  • 属性:混沌・善
  • イメージカラー:黒褐色
  • 特技:全自動願望成就
  • 好きなもの:願いを叶えること / 苦手なもの:空気を読む
  • 天敵:ファヴニール
  • CV:諏訪部順一
  • キャラクターデザイン(オンラインゲーム版『Apocrypha』企画段階):KN
  • 設定制作(オンラインゲーム版『Apocrypha』企画段階):TYPE-MOON

剣士」のクラスのサーヴァント聖杯大戦において、ゴルド・ムジーク・ユグドミレニアによって召喚された。灰色長髪の端整な顔立ちで、胸元と背中が大きく開いた鎧に身を包み、大剣を背にする長身の青年。

略歴
真名はニーベルンゲンの歌に登場する英雄ジークフリート。ネーデルランドの王子であり、数多の冒険を成し遂げてニーベルンゲン族の財宝を手に入れ、邪悪なる竜ファヴニールを倒して「竜殺し(ドラゴンスレイヤー)」の称号を冠するまでに至った勇者。さらにその倒した竜の血を浴びることで不死身となり無敵の肉体を手に入れた大英雄である。
トゥリファスのミレニア城塞の祭壇にて、血に染まった菩提樹の葉を触媒に召喚された。
真名と弱点の秘匿のため、召喚されて早々にゴルドに自分の許可なしに喋ることを禁じられ、それを承諾してしまったが故にゴルドと信頼関係を築けられなかった。そして、そのすれ違いが致命的な事態を招くことになってしまった。後に、ゴルドの暴行によって死亡したジークに自らの心臓を与えて消滅した。だが……。
Fate/Grand Order』では一章、AD.1431のフランスに召喚される。マスターなしで召喚されているはぐれサーヴァントの一人で、ジャンヌ・オルタが操る邪竜ファヴニールへの切り札として主人公らに協力する。当初は重傷と呪いによってまともに戦える状態ではなかったが、ジャンヌゲオルギウス、二人の聖人の力で治癒に成功。決戦においてファヴニールを打ち破る力となった。
人物
性格は高潔な騎士そのもので強敵との死力を尽くした戦いを望み、戦場での嘲笑を良しとせず、義を重んじる英雄らしい性格。伝承から「頼まれ続けてきた人柄」と称され、利のある命令には素直に随従する。しかし、弱者への一方的な暴力を嫌い目の前で蹲る者がいれば、例え命令を無視してでも助けようとする高潔な精神を持つ。
かつて「求められればそれに応じる」という、善も悪も問わず叶える『願望機』のような生き方を過ごしていた。彼に取って善と悪など立ち位置の問題でしかなかった。悪人であろうと求められたなら手を貸し、求められなければ善人であろうと見捨てた。全ての人を救えないなら、せめて求められたならば応じる、それだけを決めていたという。竜殺しを為した後はあらゆる攻撃が自分には通用しなくなり、ただ無造作に敵を屠るだけ、と『闘争』は何時の間にか『作業』となり、戦いに高揚を感じる感覚も失われていった。
だがある時、彼は「自らが何を望んでいるのかまるで分らない、希望も夢もなく、未来を思い描くことも出来ない」と自分が知らず知らずの内に行っていた欺瞞に気づいてしまう。人を、世界を愛しているのに、その空虚さを埋めることは出来なかった。そしてクリームヒルトを巡る争いで、自分の命で事を収めるため友であったハーゲンに自分を殺すよう願いを告げる。友は彼の願いを叶えたが、それは彼の意に反した惨劇を引き起こし、「争いを止めたい」という彼自身の望みは叶えられなかった。だが彼は英雄として生き、死んだことに何ら後悔は無く、死の間際、ようやくやりたいことが明瞭に浮かび上がった。
誰に認められなくてもいい、誰に賞賛されなくても構わない、ただ自分が信じるものの側に立って生きていきたい。誰かのためでもなく、己のためでもなく、自らの信じるものの為に戦う者。そう、彼の願いは『正義の味方』になることだった。
能力
セイバーにふさわしい高い剣技と破格の防御力を兼ね備え、その不死身の肉体を活かし、攻撃を貰う事を前提とした捨て身の戦法をとる。
その近接能力は赤のランサーと互角に打ち合うほどで、頑強さなら彼をも凌ぐ。能力「悪竜の血鎧」の恩恵で優れた耐久力を誇り、作中では、赤のランサーやアーチャーからAランク級の通常攻撃が直撃しても微傷程度の傷しか受けなかった。
他のサーヴァントとの連携にも秀で、バーサーカーと呼吸を同一にして同時攻撃も行っている。
彼は自身の逸話(竜殺し)によって、主武装である宝具「幻想大剣(バルムンク)」が「竜種」の血を引く者にとっての天敵となっており、彼自身は竜の心臓を得たことで「竜種」としての属性をも持っている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア B+ A B C E A 対魔力:-
騎乗:B
黄金律:C-
主人公 (Grand Order) B+ A B C E A 騎乗:B 黄金律:C-
仕切り直し:A
竜殺し:A

宝具

幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)
ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:500人
由来:ジークフリートの剣、バルムンク。
竜殺しを為した、呪いの聖剣。原典である魔剣『グラム』としての属性も持ち、手にした者によって聖剣にも魔剣にも成り得る。柄に青い宝玉が埋め込まれており、ここに神代の魔力(真エーテル)が貯蔵・保管されていて、真名を解放することで大剣を中心とて半円状に拡散する黄昏の剣気を放つ。またグラムと同じく、竜種の血を引く者に対しては追加ダメージを与える。
他の対軍宝具と比べて宝具発動の為に必要なタメが非常に少なく、追撃・連発が可能な特性がある。
悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)
ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:-
防御対象:1人
由来:背中を除く全身にファヴニールの血を浴びた逸話。
悪竜の血を浴びることで得た常時発動型の宝具。Bランク以下の物理攻撃と魔術を完全に無効化し、更にAランク以上の攻撃でもその威力を大幅に減少させ、Bランク分の防御数値を差し引いたダメージとして計上する。また正当な英雄による宝具の攻撃の場合はB+相当の防御数値を得る。ただし竜種特攻などの宝具やスキルを所持している場合はプラス分が計上されない。その防御力は赤のランサーの槍撃を受けても微傷程度で済むほど。
但し、伝承の通り背中にある、菩薩樹の葉が張り付いていた葉の様な形の跡が残っている部分のみ効果は発揮せず、呪いによりその個所を隠すことも出来ない。その上一度背中を負傷すると治癒魔術でも修復は難しい。

登場作品

Fate/Apocrypha
「黒」のサーヴァントとして登場。
カプセルさーばんと
さーばんとの一匹。
コスト:150 / 戦闘力:E / 突破力:E / 移動力:C / 体力:B / 忍耐力:B / リキャスト:A+
Fate/Grand Order
セイバーのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストレーターは近衛乙嗣。
ストーリー上では第一章に味方として登場。邪竜への切り札という重要な存在。
……しかし肝心の戦闘ではどうかというと、クラス相性が物を言う本作においては、たとえ対竜種用のスキルを持っていようが、セイバーである彼よりそこら辺のアサシンの方がよっぽど竜に対して有効になってしまっている。しかも、NPC枠で参戦する際のレベルが彼のステータスが伸びやすいレベル帯に達しておらず、ついでに宝具も全体攻撃なので単体で出現する肝心のファヴニールに有効ではない……とゲームシステム上の都合がとことん向かい風。
そんな状況を知ってか知らずかストーリー中の言動が謙虚すぎるのも相まって、ネタキャラとして親しまれてしまうことに……。

人間関係

Fate/Apocrypha

ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
マスター。望みの為、服従することを選ぶ。
ジーク
彼をすぐに救わず、見捨てようとした事を恥じ、贖罪のために自らの心臓を与える。この行為によってホムンクルスの少年は蘇生したが、彼の肉体は変化を遂げ、永い錬金術の歴史上にも例を見ない存在が生まれた。
ランサー
彼から絶大な信頼と評価を受けており、「考え得る限り、もっとも素晴らしい勇者」と絶賛されていた。
……それだけにセイバーが消滅した際は大きな衝撃を受ける。
ライダー
彼に糾された結果、「英雄」としての誇りを取り戻す事になり、心から感謝している。
赤のランサー
鎬を削りあう好敵手。
生前でも経験のない程の実力に、心から敬服する。
赤のライダー
相性の悪い相手。
両者共に傷を与える手段が限られており、膠着状態になってしまう。性格的にも、戦場で笑うことは「相手を侮蔑してしまう危険がある」と考える彼と「散り様位は陽気に行きたい」と考えるライダーは相容れない。

生前

ファヴニール
生前に討ち果たした邪竜。伝承では元々は人間だった存在。
彼を打倒したことで財宝と傷つかない肉体を手に入れたが、同時に不幸な運命が確約されてしまった。
血を浴びたことで一種の共感関係が成立してしまい、互いの存在を微かだが感じ取ることもできる。

名台詞

Fate/Apocrypha

「願わくば、次こそは貴公と心ゆくまで戦いたいものだ」
赤のランサーと夜明けまで打ち合い、互いに引き分けとして、別れた際のセリフ。マスターの命令を頑なに守り、一言も喋ろうとしなかった彼はランサーの武練に感じ入り、禁を破ってでも好敵手への賛辞と再戦の願いを口にする。そこには、華やかな英雄譚の裏に存在した彼の苦悩も含まれていた。
「―――ああ、これで良かったのだ―――」
心の底から確信している思い。二度目の死。無念の中でも満足げな顔で消滅しながらの一言。

Fate/Grand Order

「……すまない。君たちがいま素晴らしい話をしているのは理解できる。できるのだが……。
 敵がやってきたようだ。すまない……空気を読めない男で、本当にすまない……」
マシュ・キリエライトとアマデウスが話をしているタイミングで敵襲を察知して。本人が空気を読むのが苦手と考えている為、
どう考えても空気を読めないのは敵側なのに、ここまで来ると謙虚を通り越して卑屈にも感じてしまう。
ここに限らずジークフリートは終始こんな感じなので、このことから「すまないさん」という愛称に繋がる。
「邪悪なる竜は失墜し、世界は今落陽に至る。撃ち落とす。『幻想大剣・天魔失墜バルムンク』!」
宝具発動。邪竜殺しの聖剣から放つ、黄昏の剣気。

メモ

  • キャラクターデザイン原案はKN。設定制作を担当したのはTYPE MOON。
  • 北欧神話の大英雄シグルズがジークフリートのモデルという説と、同一人物という説がある。Fateシリーズでは以下のような扱いをされている。
    『stay night』:ギルガメッシュの宝具解説にて、シグルズの持つ魔剣グラムはバルムンクの別名という設定がある。
    『Apocrypha』:『ニーベルンゲンの歌』の設定が彼の人物設定と明記され、クリームヒルトやハーゲンとの関係から「ジークフリートとシグルズは別人」と判明した。しかし作中における彼の経歴は、ジークフリートとシグルズの伝承がごちゃ混ぜになっている。
    『CCC』:ブリュンヒルデの説明にて「シグルズ(ジークフリート)」と表記され同一視されている。
    最新刊のバルムンクへの解説で「原典である魔剣グラム」という表現が登場し、結局「関連はあるが別人」というのが公式設定となったようである。
  • マスターであるゴルドは、彼の真名に関して、過剰に警戒しすぎていたと言わざるを得ない。確かに聖杯戦争において真名の秘匿は基本中の基本であり、セイバーの背中の弱点には十分に留意する必要が有った。
    だが無防備な背後から攻撃を受けるのは、特殊な防御能力を持たない限り、どのような大英雄でも敗北必至の危機的状況であり、彼の弱点も所詮は「当たり前の事」に過ぎなかった。
    真名の秘匿のみを重視し、サーヴァントとまともにコミュニケーションを取ろうともしなかったゴルドの失点は余りに大きい。
    • 尤もそれはその関係を良しとしたセイバー自身にも非があると言える事でもある。互いにコミュニケーションを取っていれば、あの結末を回避出来た可能性がある事が示唆されている。この辺りはランサー (第四次)ケイネスに通じるものがあると言える。ゴルドがサーヴァントの魔力供給に用いた裏技もこの2人の取った手法と似ているため、オマージュなのかもしれない。
  • 企画段階『Apocrypha』での彼は一切の言葉を喋れないという設定であり、ライダーとしての適性も持っていた。しかし、前者の設定は小説版『Apocrypha』以降はなくなっており、また後者も騎乗スキルがBランクとなっていることを考えるとこの設定が残っているかは怪しいところ。
    • ただマスターによって騎乗スキルのランクが上下しているアルトリアという前例があるので、マスターの影響であるとも考えられる。
  • 相応の知名度を持つ筈のルーマニアでの召喚に関わらず『Apocrypha』における保有スキルは戦闘と直接関係がない、むしろ戦闘に関係する幸運をランクダウンさせているという意味ではマイナススキルであるとも言える「黄金律」だけと不遇。ただし『Grand Order』では戦闘用のスキルが2種追加されている。
  • バルムンクは数ある対軍宝具の中でも抜けた発動速度を誇るがそれでも竜の心臓を発揮出来た生前と比べると相当遅くなっている。この為に発動速度は永久機関を持つホムンクルスであるジークに軍配が上がるとされている。但し生前ならばジークを更に上回る発動速度とされ、脅威の連続攻撃が可能のようでサーヴァント化による弱体化が見られる。
  • 『Grand Order』ではサービス開始当初から、ストーリー登場時の彼の数々の卑屈な発言や共闘時にはあまり活躍できない性能面などが逆に人気を呼んでしまい、結果的にすまないさんという愛称が付けられてしまった。
    • 一応彼の名誉のためにも、最大レベル時の総合ステータスは☆4の中ではトップクラスである事を記しておく。せめて早熟型であったならばオルレアンでも活躍できただろうに……。
    • ちなみに愛称である「すまないさん」は中国まで広まっており、あだ名も中国語に訳したのではなく日本語のままとなっている。
    • コハエースでもおき太が病弱スキルで活躍できなかった際に「すまない……、病弱スキルがのべつくまなしに発動するセイバーですまない……」とネタにしている。
    • イベント『ネロ祭』では終盤に初のランサークラスのドラゴン「セプテムの言祝ぎ」が登場し(扱いとしては前座だが、後に控えているサーヴァント戦もセイバー有利な構成)、竜殺しの面目躍如としてにわかに話題となった。

話題まとめ

バルムンク
彼の愛剣「バルムンク」は作中で『聖剣』と呼ばれているが、その来歴は血塗られている。
バルムンクは元々ニーベルンゲン族のシルブンクとニベルンクが、彼に財宝の分配を依頼した際に贈る品だった。だが分配に不平を漏らすものがおり、彼はその依頼を果たすことは出来なかった。怒った二人の王とニーベルンゲン族の勇者たちに襲われたために反撃(ジークフリートが怒って勇者達を斬り殺したと言われることもあるが、古くからある写本にはそのように書かれていないため、近代の創作である)、結果としてバルムンクを初めとする彼らの宝を手に入れることになった。
要するに持ち主を殺して奪い取った宝具である。
尤も、これはニーベルンゲンの財宝の呪いのようなものでもあり、この後に財宝を狙うハーゲンによって彼は暗殺され、バルムンクも奪われる。そして「彼がくれた贈り物」として財宝を奪い返そうとするクリームヒルトによって財宝と復讐の争いがおき、最後にはクリームヒルトが動けないハーゲンを奪い返したバルムンクで斬首。そして彼女もハーゲンの旧友ヒルデブラントに切り殺された。
強い呪いを孕むこの剣を『聖剣』と呼んでいいかは怪しいものだが、本作では"使い手次第で聖剣にも魔剣にもなり得る"という設定なので、この剣を手にした後に理想的英雄足らんとしてそう振る舞い続けた入手後の彼に応じて、聖剣としての性質を帯び、『呪われた聖剣』という矛盾した代物となった模様。
その後、この剣は行方知れずとなっているが、写本によってはヒルデブラントが所有している事になっている。
英雄ジークフリートの性格
上記のような経緯に限らず、彼には英雄と呼ぶには相応しくない粗暴な振る舞いも多いが、その大半は作中初期(彼がまだ年若い頃)の時代の話であり、精神的成長を果たしている中盤以降の彼は誠実で落ち着いた人物である。
『ニーベルングの指環』においてブリュンヒルデを娶る際に「眠っている彼女の鎧や服を引っぺがしたことで、ブリュンヒルデが羞恥の余り泣き崩れてしまう」という逸話があるが、実はブリュンヒルデは自分がジークフリートによって目覚めさせられるよう彼が生まれる前から定めており、彼女からすれば願ったりな展開なのである(泣き崩れたのは、あくまで初めて女性として扱われたことに戸惑っただけとされる)。また、ジークフリート自身、鎧を剥がすまで相手が女性であることに気が付かなかった。
また、『ニーベルンゲンの歌』においては、彼は徹頭徹尾クリームヒルトに一途な愛を誓っており、ブリュンヒルトとは面識があった程度で、むしろ彼は高慢なブリュンヒルトから見下されていた節もある。
このように彼の伝承は時代・地域ごとに様々な作品が存在し、性格に統一性が見られない(これは、ジークフリートの伝説は5・6世紀頃に成立し、その後各地域に拡散して1,000年以上に渡って様々な作品が作られている上に、著作権が無いので現代の編者が自己解釈で改変を加えることがあるのが原因)ため、あながち作中の高潔な性格は伝承と相違ないとも言える。
このような「粗暴な振る舞いが多いにも関わらず、Fate作品内では紳士的な人物として描かれた英雄」は彼の他に(虎聖杯の影響を受けている可能性もあるが)ヘラクレスが挙げられる。
余談だが、本作では魔剣グラムをバルムンクの原典としたため、『ヴォルスング・サガ』のシグルスが『ニーベルンゲンの歌』のジークフリートの原典と認識する人も居るが、この二作は先述の通り、起源を同じくする別の派生した叙事詩であり各作品の推定成立時期も同じなので、この認識は間違いである。

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