チャールズ・バベッジ

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キャスター

  • 真名:チャールズ・バベッジ
  • 身長:250cm / 体重:500kg超(どちらも鎧込み)
  • 出典:史実
  • 地域:欧州
  • 属性:混沌・中立
  • 性別:男性
  • CV:稲田徹 / イラスト:I-IV

Fate/Grand Order』に登場するキャスターサーヴァント

略歴
蒸気機関を用いた世界初となるコンピューター「階差機関」 「解析機関」を考案した天才碩学(学者)。現代では「コンピュータの父」とも呼ばれている。
蒸気機関によって変革された世界を夢見ていたが、結局階差機関も解析機関も生前には完成せず、夢見た未来は果たされないまま世を去った。
その「夢見た未来」そのものが固有結界として具現化・英霊化したのが彼である。
人物
見た目によらず非常に理性的で、善を尊び、悪を憎み、女性を大切にする、まさに英国紳士。
厳しい性格をしているが、無垢な少女や聡明な少女にはつい弱くなってしまうとか。
聖杯には「蒸気文明により悪が駆逐された世界」という生前夢見た願いを託しているものの、それが果たされなかった現代世界についても、これはこれで悪いものではないと思っている。
能力
キャスターではあるものの、所謂「魔術」は全く使用せず、もっぱら自らの鎧による戦闘を行う。
自身が体現する異常な蒸気科学で構成された鎧によるステータスはキャスターにあるまじき高さであり、三騎士にすら匹敵するレベル。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
キャスター 主人公 (Grand Order) B++ B++ D++ A E A++ 道具作成(偽):A 一意専心:C
機関の鎧:EX
オーバーロード:D

宝具

絢爛なりし灰燼世界(ディメンジョン・オブ・スチーム)
ランク:A+→A++
種別:対軍宝具
彼を構成する固有結界であり、彼が纏う機関鎧であり、彼が抱く心そのもの。
『Grand Order』では、蒸気を噴出しながら飛び上がり上空から一撃を下し、敵全体にダメージを与えつつ防御力をダウンさせる。
彼の台詞から考えると単純な攻撃宝具ではなく、固有結界である自分自身からさまざまな機械を取り出すことが可能な宝具であると思われる。

真名:チャールズ・バベッジ

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
キャスターのサーヴァントとして登場。レア度はR(☆3)。イラストレーターはI-IV。

人間関係

名台詞

「見果てぬ夢を、ここに」
「我が空想、我が理想、我が夢想――『絢爛なりし灰燼世界ディメンジョン・オブ・スチーム』!」
宝具開放。生前目指し続け、遂に果たせなかった夢の結晶。身にまとう鋼鉄の鎧その物であり、「有り得た未来」。

メモ

  • 」「音楽家」と際物が多いキャスタークラスについに現れた「科学者」。
    • 鎧による巨大な外見といい、異様に高いステータスといい、初見でキャスターと理解できる人はそうそういないであろう。また、性格も相当な人格者であり、外道や性格破綻者が多いキャスタークラスにあるまじき善良さである。
  • ファンからの通称は、ほぼ満場一致で「蒸気王」。というか、本人がそう名乗っている。
  • デザインの基本コンセプトは、「山高帽・蝶ネクタイの燕尾服・ステッキの蒸気紳士」らしい。
    • デザイナー曰く、残念ながら変形はしないとのこと。もっとも、「彼なら蒸気機関車型のサポートメカを自作して合体してくれるでしょう」だとか。
  • 存在自体が固有結界という点ではナーサリーライムと同一。もっとも、ナーサリーライムのようにマスターに応じて姿を変える訳ではなく「バベッジの夢見た世界」によって確固たる姿を保っているという点では、むしろネロ・カオスに近いかもしれない。

話題まとめ

蒸気王
蒸気機関が発達したif世界を描くジャンル、いわゆるスチームパンクでは彼が階差機関の開発に成功したためにヴィクトリア朝時代に計算機科学が大きく発展するという設定が多い。ウィリアム・ギブスンとブルース・スターリングの『ディファレンス・エンジン』などが有名だろう。
バベッジがメインで登場する四章を担当した桜井女史の代表作であるスチームパンクシリーズでも当然重要キャラクターであり、そちらでも《蒸気王》と呼ばれる蒸気機関で動く巨大鎧として登場する。セルフオマージュだろうか?
しかしこれ出典は史実というよりディファレンス・エンジンや蒼天のセレナリアと言ったほうが適切なのではないだろうか。
優秀過ぎた脳
バベッジの死後、なんと彼の脳は取り出された上に半分に分割され、片方はイングランド王立外科医師会にて保管され、もう片方に至ってはサイエンス・ミュージアムにて展示されている。
本人の死後である点、全体ではなく脳のみである点など差異はあるものの、型月ファンには本人にとってはた迷惑な栄誉を何となく想像させる話である。

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