坂田金時
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バーサーカー | |
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真名 | 坂田金時 |
読み | さかたきんとき |
外国語表記 | Sakata Kintoki |
性別 | 男性 |
身長 | 190cm |
体重 | 88kg |
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
属性 | 秩序・善 |
声優 | 遊佐浩二 |
デザイン | RAITA[1] |
設定作成 |
|
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Apocrypha(企画版) |
概要
- 略歴
- 小説版『Fate/Apocrypha』では残念ながら登場しない。
- 『Fate/Grand Order』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』では西暦1888年のロンドンにて、狂化スキルの付与により暴走するニコラ・テスラに対する抑止力として召喚される。自身の召喚にくっ付いてきた[2]玉藻の前と一時的に手を組み、霊核に亀裂を走らせながらも活性魔霧を全部引きはがすという活躍を見せる。だが金時自身も魔霧に魔力を吸われながらの戦闘により主人公一行が駆けつけた際には既にボロボロであり、主人公らに後を託して玉藻の前とその場に残った。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、玉藻の前と共にⅣの座を統括する管制塔バルバトスと交戦し、ライダークラスへと変身して交戦を続行した。
- 人物
- 金髪碧眼で派手な格好の筋骨隆々とした青年。一人称は「オレ」、時折「オイラ」「オレっち」。
- 「狂化」ランクがEと極めて低いため、正常な思考力を保っており意思疎通どころか普通に会話できる。暴れん坊で傍若無人ながら情に厚い正義漢であり、常にヒーローであろうと心がけている。特に母子には優しく、こどもやその母親を守るためには、命すら惜しまない。
- ガキ大将がそのまま大人になったような印象の為か、精神年齢は小学生男子並。召喚された途端あっという間に俗世に染まってしまい、平安時代の人間とは思えないほどカジュアルな服装をしている。
- 派手好きで、光る物大好きで、特に金色を好み、多数のゴールドのアクセサリーを身に着けている。決め台詞は「ゴールド」、「ゴールデン」。好きなものもゴールデンウィークや金星など、それにまつわるものばかり。
- 強いものやデカいものとかカッコイイものとか可愛いものとか、特に熊も好き。テディベアの人形にも一目ぼれ。なんというかこどものセンスで、酒飲みの癖して甘党であり金太郎飴をバリボリバリボリ食うこともある。
- ハーレーダビッドソンのバイクを所有しており、「ベアー号」と名付けている。その由来は、生前よく熊に乗っていたことによる。
- 好きな女の子と目を合わせられない程奥手で、精神年齢の低さも相まって色恋沙汰には徹底的に弱い。露出の高い女性に対しては不機嫌そうに目を逸らしているが、怒っているのではなく単に恥ずしくて直視できないだけである。
- 生前美少女の姿をした鬼、酒呑童子に恋をしており、彼女を騙し討ちにしたことがトラウマとなっている。聖杯への願いは「酒呑童子を甦らせること」であり、彼の正義に反する騙し討ちで仕留めてしまった彼女とは正面から正々堂々戦いたいと思っている。
- 能力
- 「狂化」の影響は少ないが、ダメージを負うごとに幸運判定を行い、失敗すると魔力と幸運を除くステータスが上昇する代わりに感情を制御できなくなり暴走する。この際、全身が真っ赤になる。
- スキル「動物会話」によって言葉を持たない動物やとの意思疎通が可能。動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらない。それでも金時の精神構造が動物に近いせいか、不思議と意気投合してしまう。これと関係してるかは不明だが、狂化の影響で言語能力を失った狂戦士のサーヴァントの通訳もある程度可能。
- 固有スキル「天性の肉体」によって、生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、一時的に筋力をランクアップさせることが出来、鍛えなくても筋骨隆々の肉体を維持できる。
- 雷神の子という出自から神霊適性を持ち、雷神系のルーツ、伝説を保有する英霊からの攻撃に対して、稀に耐性として発動することがある。ただ母が人食いの山姥である所為でランクはDと低い。
- 腕には赤龍の尺骨が宿っている。
ライダー
『Fate/Grand Order』では「騎兵」のサーヴァントとして参戦。
詳細は「坂田金時〔ライダー〕」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | ? | A+ | B | B | C | C | C | 狂化:E | 天性の肉体:C 動物会話:C 神性:D |
企画段階。 |
主人公 (Grand Order) | A+ | B | B | C | C | C | 狂化:E 神性:D |
怪力:A+ 動物会話:C 天性の肉体:A[3] |
宝具
- 黄金喰い(ゴールデンイーター)
- ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人 - 雷神の力を宿すマサカリ。金時の怪力なくしては扱えない重量を持つ。
- 雷を込めたカートリッジが15発装填されており、その爆発で破壊力を高める。カートリッジの使用量に応じて威力は変化するが、たまにジャムる。
- 恐らく真名は別にあるのだが、金時はこの名前で発動させられる。元々はこんな形をしていないと思われる。誰が言ったかゴールデン理不尽。
- 黄金衝撃(ゴールデンスパーク)
- ランク:C-
種別:対軍宝具 / 対人宝具
レンジ:5~20/ 1~4
最大捕捉:50人 / 1人 - 『黄金喰い』から稲妻を放出して周囲の敵を薙ぎ払う。
- 15発装填されているカートリッジのうち、3発分を使用して発動する。真名が怪しいのに発動するのは、「黄金喰い」と同じ。
- 黄金喰いは「威力:中」(ランク:B)、黄金衝撃は「威力:小」(ランク:C-)となっており、範囲が広い分、破壊力そのものは黄金喰いよりは落ちる模様。
- 対軍、対人の二種が存在しているが、『Grand Order』では対人宝具のみ使用している。
- ゲーム内では敵単体に強力な攻撃を行い、中確率でスタンを付与する効果。
真名:坂田金時
- さかたきんとき、さかたのきんとき、とも。平安時代最強の神秘殺し、源頼光四天王の一人である。また、幼名の「金太郎」は日本における知名度は桃太郎に並び立つ。
- 雷神である赤龍の子で、母親は足柄山の人食い山姥。金時もまた怪物としての力を受け継ぎ、山の獣を相手にしてはそれを殺す生活を続けていた。
- やがて鬼女である母は碓井貞光に討ち取られるが、金時自身は引き取られ、源頼光の元で人の道を教わり家来となった。
- 家来となってからは頼光四天王として数々の鬼退治に参加。特に大江山の酒呑童子退治で山伏に変装し、毒酒を飲ませて酒呑童子を討つエピソードが有名。
- しかし、酒呑童子を騙し討ちにした彼はその後の生涯に大きなわだかまりを残したまま過ごす事になる。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 400万ダウンロード記念に際して期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
- 『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
- ストーリーでは第四特異点に登場するが、ストーリーパートのみの出演であり戦闘には参加しない。
- 教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー
- 4時間目の題材。「金太郎」の絵本を勝手に改変したが、中身は非常に大雑把で3ページしかないという代物になった。
Fate関連作品
- カプセルさーばんと
- さーばんとの一匹。
- コストが非常に高く移動が遅い反面、攻撃力と攻撃速度が速い。
その他
- コハエース
- 琥珀さん(というか作者の経験値氏)が彼の小説版『Apocrypha』リストラを惜しんだのか端役として登場させていた。
- ちびちゅき!
- 端午の節句の縁起物・金太郎であることを主張するが、例のゴールデンな見た目のせいで子供たちには信じてもらえない。
- ネロ・カオスの動物ランドからパクった熊のクマ五郎に「真・ベアー号」と名付け、乗り逃げする。
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。主君というより友達のように接しているが、金時が主君やそれに相当する一団のリーダー格だと認めた相手に対する呼称の「大将」をあてられているあたり、しっかりサーヴァントとマスターの関係であるとの認識は持たれている。
- 源頼光
- 主君であり、師であり、金時の母親が死んでからは義母でもある女性。
- 彼女への人物評は、「普段はだらしないが、飯時の行儀だけは厳しい」「肩肘でも立てたら鬼の形相で打ち込む」との事。
- 酒呑童子
- 美少女の姿をした鬼。龍神の子であるという点で金時とは共通の背景を持つ。惹かれあいながら殺し合った関係だが、彼女を騙し討ちで殺したことを悔やんでいる。
- 一方、本人への人物評自体は「ステンノと同じタイプの悪女」「男の夢をぶち壊すことにかけては天才」となかなかに辛辣。
- また、酒呑童子のキャラクエでは、主人公 (Grand Order)の部屋にいる彼女と鉢合わせになるや否や、踵を返そうとした事も(結局捕まったが)。
- 牛若丸
- 主君の家系の子孫。彼女からは大変尊敬されており、金時も好意的に接している。
- ただし、彼女の破廉恥な格好はやはり彼にとって色々と刺激が強過ぎたらしく、格好そのものと源氏の子孫がそんな恰好をしていることで二重に衝撃を受けていた。
- 玉藻の前
- 顔はイケメンだが心がイケてないケモノである「イケモン」の一種として彼女に名前を挙げられている。
- 酒呑童子と交流があり、金時と彼女が会うのは「人のバカップルぶりを見るのは御免」と嫌がっているためか。余談だが金時は玉藻の前の事を「フォックス」と呼んでいる。
- フランケンシュタイン
- 雷神と電気の関係で。
- 「怪物の少女」「異端の愛」という部分で、酒呑童子の面影を見るかもしれない。
- ニコラ・テスラ
- 第四特異点にて対峙した好敵手。性格的にノリがかなり合うようで、二コラも金時の事を「Mr.ゴールデン」と呼び、人の希望を背負って立つ英霊だと賞賛していた。
- 何かと因縁をつけてくるらしく、それ自体は力比べには丁度いい相手だが、何度も突っかかられると面倒に感じるとか。
- チャールズ・バベッジ
- イベント『セイバーウォーズ』にてテスラ共々トリオを組む。新しいものが好きなアメリカ脳なために最大限にリスペクトしている。
- 風魔小太郎
- 小太郎側は伝説に聞く坂田金時と出会って光栄だと述べていた。
- そしてその畏まりっぷりを見た金時が理由を尋ね、オナ山(同じ足柄山出身)の後輩である事が判明すると、「早く言ってくれよ」と金時側も一瞬で打ち解けた。加えて宝具名も「超クール」とベタ褒めしている。
- ベオウルフ
- 同じパワー系バーサーカーで会話も通じる点で気が合ったのか、「ウルフ」と呼んで仲良くしている。
生前
- 渡辺綱
- 同じ頼光四天王の一人。イスカンダルのような兄貴分だったとか。
- 丑御前
- 頼光から分かたれた半身。
- 頼光や他の四天王とともに敵対したが、彼女を殺すことは頼光を殺すことになると気づき、彼女をかばって頼光の中に封じさせることで「生かしたまま殺す」形で決着させた。
名台詞
コハエース
- 「へぇ、コイツが『CCC』か。楽しめそうじゃねぇか」
- 彼が李老師とタッグを組んで『CCC』に参加したら……というコハエースでのウソ予告。
- 表向きのボスであるBBちゃん曰く「こんなの来たら勝てる気がしない!」
- 「コハエース? オレの公式初参戦はカプさばだから」
- コハエースの忘年会で言い放った暴言。というか、カプさばの説明文で「公式初参戦」と本当に言い切った。
- コハエースはともかく、先に登場したはずの「ちびちゅき!」まで巻き添えを食らっている。
Fate/Grand Order
- 「吹き飛べ、必殺! 『
黄金衝撃 』!!」 - 宝具解放。雷を纏った規格外の一撃が敵を粉砕する。
- 「好きな物? そりゃあガキだろ。 子供は守ってやらなくちゃな」
「女の子を泣かせるのは、ちっともゴールデンじゃねぇ」 - マイルーム会話。ヒーローを心がける快男児らしい台詞である。
- 「なん…おおっとと!顔が近ぇよ……」
- マイルーム会話。呼ばれて答えたらどうやら主人公の顔が予想外に近くて驚いてしまった様子。
- 色恋が苦手なのに異性の顔が近くにあれば頬を染めて驚くのも仕方ないが、何故か主人公が男でも照れる。
- 「金時じゃねぇ、ゴールデンと呼んでくれ。別に名前に不満は無ぇが、フィーリングの問題なんだよ、わかるか? 道義とか礼節の話じゃなく、魂の話なワケ」
- マイルーム会話「絆Lv1」。現世に染まりきったせいかやたらと横文字を使いたがる印象も。
- 「ライダーで現界してりゃあ最高にクールゴールデンなベアー号を見せてやれんだけどな。
アイツはとんだデビルモンスターマシンだ……ったく、クマ公のくせに変形すんだぜ?どこのトランスするフォーマーかっての!」 - マイルーム会話「絆Lv2」。なにそのKUMA超見てみたいんですけど!
- 「良い夜だ、そうともクソッタレな程、良い夜だ。こんな夜は大江の山の白い月を思い出す」
- 最終再臨時(以前は最大レベル到達)に聞ける台詞。大江の山とはかつて酒呑童子が本拠として扱った山である。
- サーヴァントとして召喚された今も、金時は彼女の事を悔んでいるのだろうか。
- 「雷電を、受けて輝く
黄金 ――」
「誰かオレを呼びやがる。魔性を屠り、鬼を討てと言いやがる。」
「うるせぇなァ—―」
「うるせぇうるせぇ、耳元であれこれ言うんじゃねぇ!いつだってオレァ、オレの斧を振るうまで!」
「悪鬼を制し羅刹を殴り!―――輝くマサカリ、ゴールデン!」
「名乗りたくはねえが名乗らせてもらうぜ。英霊・坂田金時―――只今ここに見参だ」 - 世界の危機に颯爽と駆けつける金時の名乗り口上。その姿はまさしく彼が憧れていたヒーローそのものである。
- ……というか、前口上がなんとなく某電撃使いのカブトムシライダーに似てない気がしなくもない。などと言っていたら本当にまんまな形態が登場してしまった。
- 「顔—――」
「顔が近ぇんだよ―――いや、アンタはできりゃ援護に専念してくれ。オレが殴る」 - ずずいと顔を近づける玉藻の前に対して。やはり色恋が苦手な彼にとって露出が多い彼女は気になる様子。玉藻の前には「はい?」と疑問に思われていた。
- 「顔近ェって! ……ッたくよ!フォックス、大いに頼りにしてッから頑張れ!」
「今はアンタが頼みの綱だ!南無八幡ッ!」 - テスラと激突中に金時が玉藻の前に送った激励。
- ちなみに南無八幡の南無は身と心を委ねる、八幡には武神と言う意味合いが有り、この言葉を贈られた玉藻は自分に対する信仰か?と後々まで金時に確認を取っていた。
- 「
悔しくてやりきれない ってな。ありゃあ世界が焼かれた瞬間、無数の誰かが叫んだ声だ」
「やりたい事がどんだけあったろうな。飯をこさえる母がいた。明日も遊びたいガキもいた。」
「……オレにはてんで分からねぇ。奥歯をかみ砕くぐらい分からねぇ。」
「そういうものがよ、どんだけ大切か分からねぇってヤツの頭ん中が分からねぇ!」
「人理だ未来だ言う前に、この馬鹿共の性根をたたき直す!」
「こいつらが焼き尽くしちまった何でもない毎日と、そんなモンを、手に入れたくても手に入れられなかった奴らの為にブン殴る!」 - 終局特異点で参戦した時のセリフ。
- 一見ただのヒーロー足り得るセリフだが、その裏には嘗て忌み子とされた(後述)事と親代わりの人との確執が見え隠れしている。
- 「こいつはご機嫌だぜバベッジの旦那! 正真正銘の宇宙船だ!」
「スミソニアンで見たから知ってる知ってる!月まで飛んでカグヤ姫とご対面としゃれこむかぁ!」 - 『セイバーウォーズ』にてドゥ・スタリオンⅡ号を指して。
- いつ見に行ったんだスミソニアン博物館。まさか一緒にいたテスラ、バベッジと行ったんじゃあるまいな。
メモ
- ファンからの愛称は「ゴールデン」。奈須きのこの発言や『Fate/Grand Order』の作中でも散々使用されており、ほぼ公式のものと化している。
- いつもサングラスをかけているが、酒呑童子曰く、「金髪碧眼の小僧」とのことなので、サングラスの下の目は青いと思われる。
- 金髪は染めている訳ではなく、最初からこの色であり、幕間の物語『夜回り!ジャガ村先生!』でも金時自身がその事に触れていた。このため、生前は忌み子扱いされていたとか。
- 女性からモテており、バレンタインデーではカルデアの女性職員からチョコをプレゼントされた他、酒呑童子と源頼光が金時を巡ってサンダーな喧嘩を繰り広げたそうな。
- なお、バーサーカーの金時当人はバレンタインデーのことを主人公から教わるまで知らなかったようであり、二人が喧嘩をしているのも自分ではなく大将に渡すチョコのことだと思っている事から色恋沙汰の疎さが垣間見える。
- ライダーの金時は頼光からのプレゼントを「ガキじゃねえんだからいらねえ」と断った時に、丑御前に成りかけるくらいの眼光で追い回されていた。
- 小説版『Apocrypha』で彼が没になった理由は、プロット上味方側のバーサーカーがフランケンシュタインであるという点は変更できず、かといって主人公側と敵対するにはあまりに気持ちの良い男すぎたというもの。奈須きのこ、東出氏共に彼が企画段階で没にされたことを非常に惜しんでいた。
- 幕間の物語「足柄の山、金時の熊退治」をクリアすると見られるマテリアルによると「対等な関係を求めるタイプとは滅法相性が良く、逆に女子供を傷つけるタイプとは致命的に相性が悪い」と見事なまでの主人公属性となっている。
- ちなみに奈須きのこが金時でやりたかった設定として「自分のことが大嫌いで、西洋文化に傾倒したサーヴァント」というものがある。「金太郎」という名前にコンプレックスがあり、そのため自分の名前を金太郎ではなくゴールデンと主張する、というような性格だったようだ。
- ライダーの適正もあり、そちらで召喚された場合はゴールデンベアー号を宝具として引っさげてくる。「トランスするフォーマーのように変形するクマ公」という言葉通り、自動車形態と熊形態の二つに変形している。
- 「Grand Order」第四特異点で登場した時に発した台詞が、同じく電撃を武器とするヒーローである仮面ライダーストロンガーそっくりであったためネタにされていたのだが、後にライダーとして登場した際に彼に類似する点が激増したため更にネタにされている。おかげで多くのファンから「仮面ライダーゴールデン」などと呼ばれることに……。(本人的には喜ばしいのだろうけど)
話題まとめ
- ゴールデンな性能
- バーサーカークラスの金時は全サーヴァント中トップクラスの攻撃力と、強化倍率の異常に高いスキル「怪力」、NPを大量に補填できるスキル「動物会話」、そして三枚のBusterカードと超高威力の単体宝具を有する。
これらにバーサーカーのクラス相性・補正とを乗せて放たれる一撃は凄まじい威力を叩き出し、条件を整えれば数十万~百万単位の体力を誇るボスすらワンターンキルできてしまう恐るべき火力特化型サーヴァント。
その分防御力は特に低いため、普段は控えに置いておき、ボス戦になった直後に控えから呼び出して渾身の一撃を叩き込んでもらうといった運用が基本となる。 - 比較的サービス最初期から使用が可能だったため、お手軽高火力サーヴァントとして「どうしてもボスが倒せないで困ったら金時頼み」というのが登場から一年近い期間鉄板戦法として定着していた。その基本火力もさることながら「相手を選ばない」「一度宝具を撃ちやすい」といった部分は、瞬間火力に偏重する傾向の強かった初期のFGOにおいてそれだけ強力だったのである。