グラニド・アッシュボーン

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
グラニド・アッシュボーン
性別 男性
初登場作品 ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
テンプレートを表示

概要

清玄の中に巣食う、死んだはずの魔術師

略歴
「剥離城アドラ」の主、ゲリュオン・アッシュボーンの息子。死病に侵され、既に死去している。
しかし、ゲリュオンは死した息子の魔術刻印を摘出し、それを魔術刻印の修復を依頼にきた魔術師に移植していた。そして、その一人である時任次郎坊清玄の中に記憶と感情の一部を宿すことに成功。彼の人格に干渉する形で事件を引き起こした。
剥離城アドラでは、アッシュボーンの「獣」によって化野菱理ハイネ・イスタリを殺害。ロード・エルメロイⅡ世らに正体を看破されてからは「獣」と共にグレイと対決する。彼女の魔術礼装と宝具の前に敗れるが、最後に残った力でオルロックを刺殺し、そのまま意識を失った。
人物
一人称は「僕」。
ゲリュオン・アッシュボーンの息子とされているが、実はゲリュオンの妻とオルロックとの間に生まれた子供である。
遺伝性の死病で母を亡くし、グラニド自身も同じ病気によって若くしてこの世を去った。しかし、ゲリュオンはオルロックとの共同研究を活かし、死したグラニドから魔術刻印を剥離、それを他の魔術師に移植していた。そうして清玄の中に蘇ったグラニドは魔術刻印への執着、そしてゲリュオンを殺したオルロックへの復讐のために行動を起こしたのだった。
清玄は完全に乗っ取られたわけではなく、人格の大半は清玄本人のまま。しかし、まるで試験管の水に数滴の毒薬が垂らされたかのようにグラニドの影響が混じり合い、別のものに変質させられてしまっている。
能力
「グラニド」が出てきている場合でも、清玄の魔術は通常通り使用可能。また、剥離城で死した魔術師たちの無数の怨霊を使役する。
さらに「アッシュボーンの獣」と呼ばれる使い魔と連携し、戦闘を行う。

アッシュボーンの獣

体高だけで2メートルは超える巨大な狼か蜘蛛のような四足の獣。
鋭い爪と時速300キロで飛び回れるほどの身体能力を持ち、咆哮によって高熱の気流を巻き起こすこともできる。
また、天使の歌と呼ばれる特殊な音を咆哮として発し、魔術師の魔術刻印を停止させる能力を持つ。剥離城内部はその音を共鳴させる構造になっており、城内にいれば一流の魔術師を纏めて昏倒させることすら可能。魔力と波長を変化させれば、物理的な破壊力を持たせることもできる。
この獣の正体はグラニドの母親。死病に侵された自分の妻をゲリュオンが使い魔として作り変えた存在である。

登場作品と役柄

Fate

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
故人。時任次郎坊清玄に記憶と感情の一部を宿す形で登場した。

人間関係

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

ゲリュオン・アッシュボーン
グラニドの父。「魔術の後継者としては」溺愛されていた。
オルロック・シザームンド
復讐の相手。グラニドの実の父親。

名台詞

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

メモ

脚注

注釈


出典


リンク