超能力
2021年1月7日 (木) 18:03時点における240f:71:1f10:1:6143:d1f2:dd4:6946 (トーク)による版
概要
異能とも。本来、人間という生き物の運営には含まれない機能。俗に言う超常現象を引き起こす回線。[出 1]
魔術と違い、先天的な才能が必要不可欠。超能力者にとって超常現象を引き起こすことは息を吸う様なもので、出来て当たり前のことである。常識を持つ他者から指摘されて初めて、自分が異常と気付く。[出 1]遠野志貴も医師に聞くまで、他人には死の線が見えないことに気が付いていなかった。
後天的な技術である魔術を覚える必要が無い代わり、超能力は基本、偶発的に生まれ、一代限りで終わるものである。七夜一族は近親相姦を繰り返し、多くの忌み子と共に強大な超能力者を生み出している。[出 2]
純粋な人間に限られた能力でもないらしく、自らも混血と化した浅神一族[出 3]や出自が人でないメドゥーサ[出 4]も超能力を有している。
魔が自然の歪み、退魔がその歪みを正すものとすれば、超能力は自然から独立した人類が獲得した最果ての能力であり、先の2つと共通した法則を持たない。
退魔は人が人間社会を守る為の組織、法術系統である為、魔を禁じることに長けている一方、人を害することは想定していない。魔と人の混血に対しては禁縛の勅が通じず、武具が発達していなかった頃は人外の力を前に多大な犠牲を出した。
超能力は魔、退魔の自然干渉に敵うものでは無いが、退魔の抱える縛りが無く、混血への不意打ちにうってつけの存在である。人類が無意識に生み出した、自分達に仇なすもの達への抑止力ともいわれている。[出 2]
超能力一覧
- 歪曲の魔眼
- 浅上藤乃の超能力。本来偶発的かつ一代限りのものに、ある程度人為的に手を加えているため、実際には異能と魔術の中間に位置する。[出 1]
- 石化の魔眼
- メドゥーサの超能力。魔術では再現できないとされる一方[出 4]、「魔術宝具」とも称される[出 5]。
- パイロキネシス
- 黒桐鮮花の発火能力はこれに近い魔術とされる。[出 6]
メモ
脚注
注釈