アサシン (Fake)
アサシン (strange Fake)
- 真名(?):美しき暗殺者
- 身長:-cm/体重:-kg
- スリーサイズ:B-/W-/H-
- 属性:-
- イメージカラー:-
- 特技:-
- 好きなもの:-
- 天敵:-
- CV:-
偽りの聖杯戦争において、「暗殺者」のクラスで召喚されたサーヴァント。
召喚直後、マスターであるジェスター・カルトゥーレを殺害し、これまでに何人もの「山の翁」たちを惑わせてきた聖杯戦争そのものを破壊するために行動する。
- 略歴
- 魔術師ジェスター・カルトゥーレにより、スノーフィールド郊外の別荘にて召喚される。伝え聞いていたアサシンのクラスのサーヴァント、髑髏の面で顔を覆っているはず「山の翁」とは異なる様相に当惑しながらもマスターとして名乗りを上げようとしたジェスターを即座に殺害し、周囲に立つ彼の弟子たちも一人残らず殺し尽くした彼女は次なる行動を開始する。
信仰篤く、敬すべき先達である歴代の「山の翁」――彼らを惑わせ、利用し、使い潰した「聖杯戦争」そのもの全てを打ち壊すべく、美しき暗殺者はスノーフィールドの闇夜を裂いて駆ける。
- 人物
- 黒いローブを身に纏った美しい女。その正体は中東における一大信仰の一流派、「山の老翁」を長とする暗殺教団の一人。存在自体が狂信的な集団の中でさえ“狂信者”として周りから蔑まれるほどの信仰心を持ち、19代目の「山の翁」ハサン・サッバーハを志しながらも、その力を認められなかった女性である。
若い頃に信仰の証としてハサン・サッバーハを継ぐことを求めて苦痛を伴う修練を厭わず努力し、過去の「山の翁」が修めた奇跡、18の「ザバーニーヤ」を全て模倣し身に付けた鬼才の持ち主であるが、模倣と努力の才能はあっても新たな業を生み出す才能に恵まれていなかった事と、通常なら一つ習得するのに一生の修練が必要なはずの業をたった数年で18修めたその才に畏怖の感情を教団の者たちが覚えた事、そして彼女があまりに愚直過ぎ「暗殺者」というよりも「戦士」としての面が強く見え「山の翁」と認めた場合組織全体の変質を招きかねないと危惧された事などの理由により、結局何の証を得ることも出来ずに歴史の闇に消えて行く事と成った。だが彼女はそれすらも「己の信仰の不足」「模倣することしか出来ぬ未熟」と恥じるばかりで、誰を恨むこともなく、ただひたむきに己の業を磨き続けた。
ジェスターの召喚に応じスノーフィールドに現界した彼女は、聖杯から与えられた知識をもって聖杯が己の奉じる神とは相容れない異端の証であることを知り、また歴代の「山の翁」の幾人かが聖杯を求めたことを知って悲しみ、彼らを惑わせた聖杯戦争それこそを憎むようになる。
- 能力
- 信仰に身を捧げた彼女は歴代の「山の翁」、18人のハサン・サッバーハの修めた奇跡「ザバーニーヤ」を全て模倣し、完璧に習得している。ジェスターとその弟子たちを殺害した時は『妄想心音』『空想電脳』『夢想髄液』と3種のザバーニーヤを立て続けに振るい、仮にも魔術師の集団を、手も足も出ないままに皆殺しとした。
宝具
- 幻想血統(ザバーニーヤ)
- ランク:E~A
- 種別:対人・対軍宝具
- レンジ:-
- 肉体を自在に変質させ、過去に紡がれし18人の「山の翁」の御業を再現する能力。
- 実際は過酷な肉体改造なども行われたいたが、英霊化にあたり肉体を自在に変質させる形となった。
- 本人は「先達には及ばない」と考えているが、実際はオリジナルと同等の力を持つ業もあれば、勝っている業も劣っている業も存在している。
- 以下はその一部。
- 妄想心音(ザバーニーヤ)
- 悪性の精霊シャイターンの腕により擬似心臓を作り上げて対象を呪い殺す。能力詳細はアサシン (第五次/真アサシン)を参照。
編み出したハサンは右腕をシャイターンの腕と取り替えているが、このアサシンは肉体を変質させ背から第三の腕としてシャイターンの腕を出現させる。
- 空想電脳(ザバーニーヤ)
- 手で触れた相手の脳味噌を爆薬に変えて爆殺する。hollowにおいて部分的に再現された聖杯戦争において登場している小人のようなハサンが編み出した業。
編み出したハサンもこのアサシンも左手で行う。
- 妄想毒身(ザバーニーヤ)
- 本来は、あらゆる体液、爪や皮膚、吐息すら含め、己の全てを猛毒とする業。
- 風に毒を乗せる事で万の軍隊を葬り去れる強力な業であるが、
- このアサシンは自身の血に毒を集中して、一時的に使用する程度に留まっている。
- 狂想閃影(ザバーニーヤ)
- 髪の毛を自在に伸縮させて操る業。
- 本来は、髪の毛一本一本を蜘蛛の糸の如き細さまで変質させ、数里先から誰にも気付かれずに相手の首を飛ばせるらしい。
- ただし、このアサシンができるのは髪を数十メートル程伸ばして自在に動く鋭利な刃にする程度。
- 夢想髄液(ザバーニーヤ)
- 可聴領域を超えた歌声で相手を操る業。
- オリジナルの業を超え、大人数の脳を揺らし魔術回路を暴走させる。
- 一人に対象を限定すれば、並みのサーバントの膝をつかせ、人間ならば脳をそのもの支配し操る事ができる。
登場作品と役柄
- Fate/strange Fake
- スノーフィールドで行われる偽りの聖杯戦争に、アサシンのクラスをもって召喚される。これまでに行われた聖杯戦争に幾人かの「山の翁」が参戦、異端の奇跡を求めたことを知り、諸悪の根源である「聖杯戦争そのもの」を滅ぼすために戦う。
人間関係
- ジェスター・カルトゥーレ
- スノーフィールドの地に美しき暗殺者を招いた魔術師にして死徒。『妄想心音』をもって葬り去ったと思いきや、姿を変えて復活している。その手には未だ令呪が輝き、マスターとサーヴァントとしての契約を正式に交わしていないながらも魔力のラインは繋がっている。
- 百の貌のハサン
- 同時代に生き、「山の翁」の座を競い合って敗れた相手。『妄想幻像』を駆使し、ありとあらゆる事柄をこなすその姿を見て、ハサンになれなかった少女はただ己の未熟をのみ恥じた。
名台詞
- 「異端の魔術師は……排除する……」
- 苛烈な信仰心を持つアサシンにとって、聖杯も、それを奉じる魔術師たちも誅戮すべき異端である。
我が神を信じず邪宗に耽る者は悲しむべき、そして哀れむべき存在。彼らへの救済は、ただ、死を与えることのみ――
メモ
- 聖杯戦争に参戦したハサン・サッバーハは判明している範囲で3人、詳細の明かされていない第一次と第二次、Apocryphaの設定上(恐らく亜種聖杯戦争の可能性が高い)にも関与していたとなると6名ほどである。正式に作品に登場しているハサンは雑務にこき使われた挙句捨て駒にされたり、神父に出し抜かれた上でに影に呑まれたり、おじいちゃんの介護に明け暮れたりと悲惨な運命を辿るわ、月の裏側で英雄王にボロカスに言われた挙句寒いギャグのネタにされるわと本当に散々なので、美しき暗殺者のお怒りも当然である。
- 奈須きのこ氏に気に入られ、「男なんぞに渡してなるものか」という理由からジェスターは「本当はオンナノコ」という設定にされた。残り五つの概念核を使い切ったら、中から少女(もしくは幼女か熟女)が出てきてめくるめく百合の園になる予定。
- 18代目までの「ザバーニーヤ」を習得しているという設定から、百の貌のハサンの『妄想幻像』は使えないと思われる。
そもそもこの宝具は他のハサンの肉体改造とは違い、先天性の多重人格を発展させたものなので、模倣のしようがないだろう。- また、同じザバーニーヤでも、パラレル設定である静謐のハサンや没ネタである輝く星のハサンのものまで使えるかどうかは不明である。
- 設定が現状明確でない為「ザバーニーヤ」を一極単に纏められるか、それとも別個で分けられるかは不明。仮に分けて入れられた場合サーヴァント史上宝具数過去最多を記録する可能性もなくもない。
- 成田氏の日記によれば、自分に攻撃してこない人間であれば異教徒でも危害を加えたりはせず、改宗を勧める程度とのこと。信仰心こそ狂信的ではあっても、一般市民を殺戮するような外道ではない。作者の頭の中には、主人公と手を組むアサシンルートもある、らしい。
- ある意味、最悪のハズレサーヴァント。「貴様が聖杯を求める魔術師か?」「はい」「なら死ね」となるため、迷い込んだ部外者が偶然召喚するか本編のジェスターのように不死でもない限り即座に脱落してしまう。会話するだけで令呪を三画要求する英雄王や圧政者への反逆を旨とする奴隷解放者の難易度が「ナイトメア」なら、こちらは「そもそもゲームを始められない」レベルである。
- 衛宮士郎や主人公 (EXTRA)、來野巽、六導玲霞などの「聖杯戦争に巻き込まれた一般人」ならば相性は決して悪く無いと推測されるが、彼らと組んだ場合、能力の劣化は避けられず彼女の目的を果たすことは困難になる。
ステータス
クラス | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | 備考 |
アサシン |
保有スキル: