稗田阿礼

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キャスター
真名 稗田阿礼
読み ひえだのあれ
外国語表記 Hieda-no-Are
性別 男性
身長 174cm
体重 56kg
出典 史実
地域 日本
属性 中立・中庸
一人称
声優 勝杏里
デザイン 渡れい
pako(原案)
初登場作品 Fate/Samurai Remnant
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概要[編集 | ソースを編集]

魔術師サーヴァント

略歴
土御門泰広の手によって「盈月の儀」に召喚される。
しかし表に出ることは無く、土御門共々暗躍していた。
土御門が亡くなった後はアーチャーを失った鄭成功の元へ現れ、口車に乗せて自身と契約させる。
「一条の光」ルートでは鄭と共に宮本伊織から盈月を奪い、赤坂にて伊織やセイバー由井正雪と交戦。
宝具を使って固有結界を展開し、さらに盈月の魔力を用いて「擬神・八十禍津日神」なる怪異を召喚するも、セイバーの宝具によって諸共消し飛ばされ、消滅した。
「可惜夜に希う」ルートでは寛永寺へと逃げてきた地右衛門を「伊織から逃げた」などと煽って交戦するも、彼が令呪から「紅蓮の聖女」を放ったことで炎に包まれ消滅する。
『断章・慶安神前試合』では土御門と共に行動し、自身が召喚した神霊に振り回される彼をその傍らで笑っている。
人物
黒い衣装を纏った、暗い顔色で目つきの悪い細身の青年。
他人を見下すような態度が目立ち、自身の記憶力と生前の功績を強く自負している。
英霊となった今でも記録することを第一に行動しており、そのためにはどのような手段でも使って、必要とあらば自身の霊核をも捧げる。
記録を主とするためにかつて実在した英霊は興味の対象だが、後世の人間の幻想に左右されやすい「物語・神話上で語られた英霊」の存在は逆に嫌悪している。
盈月にかける願いは「永遠にこの世の全てを記録し続けること」。その根底には「記録者として自身の存在を証明する」という目的がある。
能力
筋力・耐久・敏捷が軒並みEランクと、フィジカル面では他の作家系サーヴァントと変わりない。
書斎の作成や観測用の魔術礼装の作成など、記録することをメインにした能力しか持たず、キャスターだが大掛かりな魔術は行使できない。
宝具も実在したサーヴァントには効きにくく、またもう一つの宝具も燃費が悪く制御が難しいとかなりピーキーで、戦闘では扱いづらい。
戦闘時は主に先に述べた観測用の魔術礼装を用いて攻撃を行い、礼装を用いて結界を張ることも可能。
完全記憶能力を持っているため、それを用いての記録を行っている様子。
厳密に言えば能力ではないが、古事記を編纂したために日本神話に登場した英霊の真名を一目で言い当てることができる。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
キャスター 土御門泰広 A+  EX  陣地作成:D
道具作成:C+ 
   
鄭成功 ?  ?  ?  ?  ?  ?   

宝具[編集 | ソースを編集]

傀儡遊園(くぐつゆうえん)
ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:1~5
最大捕捉:3人
完全記憶を保持する阿礼の固有結界。
空には紅い月が浮かび、地面には所々に赤い亀裂の入った岩が棘のように飛び出していて、周囲には文字のような文様が渦巻く奇妙な空間。
稗田阿礼にとっての現実を外殻とし、固有結界を覆うことで「非実在の神秘」を纏う英霊たちの霊基に干渉、その性能を著しく低下させることができる。
逆に実在した英霊については効果が薄く、セイバー相手には全身の力を入らなくさせる程度であった。なお、自己の再定義を行うことで克服できるなど抜け道は存在する。
擬神招来・八十禍津日神(ぎしんしょうらい・やそまがつひ)
ランク:EX
種別:創造宝具
レンジ:なし
最大捕捉:なし
古事記に記された厄災の神「八十禍津日神」をサーヴァントの要領で召喚する宝具。
不完全な神霊召喚であり、加えて対象があまりにも強力であるため召喚には極めて繊細な制御が必要。
ほんの少しズレが生じただけでも、八十禍津日神は暴走してしまうためその難易度は高い。
魔力の消費も多く、作中では盈月や令呪のバックアップがあって初めて発動・維持を行っていた。
傀儡遊園を奥の手とするならば、こちらは勝利に固執した際に用いる「禁じ手」である。

真名:稗田阿礼[編集 | ソースを編集]

日本最古の歴史書「古事記」の編纂に携わった人物。本人曰く「始まりの記録者レコーダー」。
人並み外れた記憶力を持っていたため、それに目を付けた太安万侶の指示で様々な文献を誦習したとされている。
にも関わらず謎の多い存在であり、生没年や出自に加えて性別、そもそも本当に実在したのかすらも判然としていない。

関連 [編集 | ソースを編集]

擬神・八十禍津日神(ぎしん・やそまがつひ)
宝具「擬神招来・八十禍津日神」で召喚される邪竜。
鹿のような角と幾つもの目、腹部はまるで溶岩という妖異な見た目と巨躯を持ち、放たれる光弾は江戸一帯を不毛の地とするほどの力を有している。
大きな羽を持っているため飛行も可能で、空を飛びながら火炎を吐き出す事も。
古事記においては、同じく黄泉から生まれた大禍津日神(オオマガツヒ)と共に厄災の化身として語られている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Samurai Remnant
主人公である宮本伊織と敵対するサーヴァントとして登場。
現状全編を通して操作は不可。
また、各章の間に挟まるムービーのナレーションも務める。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Samurai Remnant[編集 | ソースを編集]

土御門泰広
自身を召喚したマスター。
個人的に気に入っていたが、言葉を交わすことは少ないビジネスライクな間柄だった。
『断章・慶安神前試合』では、自業自得で頭を抱える彼に皮肉を投げかけている。
土御門隆俊
土御門の弟。
彼や他の陰陽師らと共に江戸の各地で暗躍していた。
鄭成功
土御門亡き後に契約した二人目のマスター。
彼を利用して現界し続け、記録をしつつ盈月を得るつもりだった。
互いに死に物狂いで盈月を欲していたためか、意外と相性は悪くない様子。
セイバー
「盈月の儀」に召喚されたサーヴァントの一騎。
自身が嫌う神話上の存在であり、生前古事記に書き記した存在でもある。
そのため一目で真名を見抜いたものの、彼が「傀儡遊園」を克服した際は非常に苛立っていた。
「一条の光」ルートでは交戦するも、最終的には彼の宝具「界剣・天叢雲剣」で八十禍津日神共々消滅させられる。
地右衛門
「盈月の儀」におけるランサーのマスター。
「可惜夜に希う」ルートでは宮本伊織の元から逃走した彼を煽って焚き付けるも、彼が令呪を用いて「紅蓮の聖女」を放ったために共倒れすることとなる。
伊吹童子〔ルーラー〕
土御門が召喚した逸れのサーヴァント。
神霊という物語・神話上の存在であるはずだが、歴史の空白を埋められるかもしれないとして興味の対象である様子。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]