ガンド
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概要[編集 | ソースを編集]
ルーン魔術の一種。[出 1]
呪う相手を人差し指で指し、その体調を崩させる。対象を視界に入れて狙う様から、「ガンド撃ち」とも呼ばれている。人を指差す事を失礼とする謂れともされる。
強力なものは「フィンの一撃」と呼ばれ、直接ダメージを与える。[出 2]作中では、壁に穴を穿っているもの、心臓麻痺からの即死も有り得るものが出ている。
指差しで起動するガンドは一工程(シングルアクション)に分類される。[出 3]作中ではガンドを撃つ際に発声する例も見られるが、これも一工程に含まれるかは不明。
使い手[編集 | ソースを編集]
- 蒼崎青子
- 暗示をしようとしたら何故かガンドになったことがあったらしい。
- 遠坂凛
- 遠坂家の魔術刻印にあるガンドを行使する。
- 高密度の魔力を込めている為、壁に穴を穿つ程の物理的破壊力を持つ。連射性能も凄まじく高いので、「フィンの一撃」どころか「フィンのガトリング」というべきレベル。
- 家伝の魔術である宝石魔術が消耗品であるため、あまり強くない相手には目減りしないこちらを使用することが多い。
- ラムダ
- 魔術使いとして習得しており、親友だったシグマを始末する為に使用した。
- 効果の程は不明だが、始末する際に敵地の寸前まで行って後ろから不意打ちしたことを考えると、それだけで決定打になるほどの殺傷力は無いようである。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- エーデルフェルト家の魔術刻印にあるガンドを行使する。元々ルーン魔術を専門にしていた家系の為、ガンドを得意とする。
- 凛同様に「フィンの一撃」レベルの物理的破壊力を持つ。
- 蒼崎橙子
- 正確には彼女ではなく、彼女が作成した蒼崎青子の人形。
- 「フィンの一撃」レベルの強大な力を有するが、「物理的な破壊をしたいならもっと他に手段がある」という考えから物理的破壊力より呪力のほうが重視されており、対象を即座に心停止させられるレベルに至っている。
- 獅子劫界離
- ガンドそのものを使用するわけではないが、彼が作成した人の指を加工した銃弾にはガンドと死霊魔術が組み合わされており、心臓までホーミングして到達すると呪いを撒き散らす殺戮兵器と化している。
- 主人公 (Grand Order)
- 正確には彼/彼女自身が使用できる訳ではなく、魔術礼装「カルデア戦闘服」を着用する事で使用できるようになる。
- 『Fate/Grand Order』のゲーム上では相手にスタンのバッドステータスを与える効果を持つ。
- 決定的ではないが物理的効果も有するレベルであり、エレナ・ブラヴァツキーが試作したチョコレートUFOを撃墜したりキメラや魔獣を怯ませたり、サーヴァントの動きを一瞬止める等、その汎用性から主人公が着替える魔術礼装の中でも活躍の場が多い。しかしあくまで1人という対象範囲の狭さや連射性の低さを天草に見透かされていたこともあり、一撃に重みを置いているようである。
- また、ゲームシステム上仕方が無いのだが、スタン耐性が無い相手すべてに効果を発揮するため、魔獣どころか竜種や神獣レベルの幻想種、人間より格上のサーヴァント、果ては魔術王にすら効く。さすがに漫画版ではそのような無茶苦茶な効果はなく、シュヴァリエ・デオン(対魔力C)に使用した際にはまったく効果はなかった[注 1]。
- 宇津見エリセ
- ガンドそのものを使用するわけではないが、彼女はガンドを基礎に置いた「七発の魔弾」と呼ばれる魔術を使用している。
- この魔術はボヘミア地方伝承で語られる悪魔ザミエルの弾丸を再現するべく、ガンドの性能を強化し偏向したもので、行使するためには手間と時間をかけて魔術回路にエーテル体の弾丸を装塡する儀式をしなければならない。また必ず七発を装塡しなくては効果が発揮されない。
- 弾丸は一発を撃つたびに精度も打撃力も高まる。ただし七発目を発射すると、使用者自身にも弾丸で撃たれたに等しい反動が起こる。エリセは過去に一度だけ七発目を発射して病床で一ヶ月死地を彷徨ったことがあるらしい。
- 伝承にある本物の弾丸とは異なり、失われた弾丸を再装塡することで、カウントをリセットできる。
- 妖精騎士トリスタン
- ガンド撃ちの達人らしく、彼女が持つ宝具も原理こそ違うが、要は「すっっっごいガンド」とされるものである。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 「ガンド」とは本来、精霊の召喚・使役を内容としており、指さし魔術と結びつけるのはTYPE-MOON独自の設定である点に注意。
- ルヴィアの説明に「フィンランド人のたしなみ(勿論、間違えた嗜みである)としてガンド撃ちも達人レベル」とあるが[出 4]、
現実のフィンランドとガンドは文化からして無関係である。スウェーデン系フィンランド人ならルーン文字と関係あるかも、程度。
文中にもある通り、間違った嗜みなので真に受けない様に。というかフィンの一撃とかけたダジャレ
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 一応、注意を一瞬引く事ができたのでまったくの無意味ではなかった。