エリカ・エインズワース

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エリカ・エインズワース

  • CV:諸星すみれ

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場する、エインズワース家の一員。小学校低学年ほどの、金髪碧眼の少女。

略歴
『ドライ!!』の舞台となる平行世界の冬木市の町中でイリヤ達と出会い友人となるが、直後に敵対関係とわかり、後ろ髪を引かれながら別れる。
翌日には諦めきれなかったのかアンジェリカに依頼してイリヤを拉致し、ぬいぐるみと精神置換して一緒にいようとする。
エインズワース邸での決戦時にはジュリアンに要請されて黒色の泥を浴び、ピトスを開こうとしていた。
人物
年相応に人懐っこく無邪気で、一人前のレディーであろうとして少々背伸びしがちではあるが善良。
我慢していることについては強がって我慢していないと言い張る(態度ではバレバレだが)傾向があり、若干めんどくさい性格。
その一方で友人を喜ばせる為に精神を置換した肉体を持っていくなど、無邪気さ故の恐ろしさも持ち合わせている。
能力
エインズワース邸の上にある巨大な立方体から注がれる泥をある程度コントロールできるようで、田中の腕が変化した剣を持ったイリヤに対して攻撃をかけていた。
ジュリアンの言葉からすると、立方体を指すと思われる「ピトス」を理論上開くことができると思われるが、具体的に何をするとどうなるのかは7巻時点では不明。

登場作品と役柄

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
『ドライ!!』以降に登場。エインズワース家の一員。

人間関係

ジュリアン・エインズワース
兄。彼の為に力を尽くそうとする。
ダリウス・エインズワース
父。
ベアトリス・フラワーチャイルド
使用人。粗暴な性格の為、怖がっている。
アンジェリカ
使用人の一人。ベアトリスと比べるとずっと懐いている。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
町中で出会って仲良くなるが、美遊に会わせるために無力化しないとだめだからと精神置換を使用する等かなり歪んでいる。
美遊・エーデルフェルト
仲良くなりたいと思っているが、今一つ人の心がわからない為に空回り気味。
田中
向こうからはいきなり手を噛まれる程嫌われている上、彼女の腕が変化したものが天敵らしく、相性は最悪に近い。

名台詞

「………っ…!! ぜったいにわたしを下さないでね!!」
「ぜんぜん泣いてないし…下さなくていいもん…」
「わ…わたしが3回下さないでって言ったら…ぜっっっ……たい、下さないで………」
門の閉まった小学校に入ろうとして、塀をよじ登ったまでは良かったが、降りるときに足がつかなくて固まってしまい、とうとう泣き出してしまった時の台詞。初登場時の台詞だが、頭は塀の向こうのため、この間ずっとお尻しか映っていない。
「あのねイリヤお姉ちゃん………ぜっっっ……………たいに、エリカをトイレに連れていかないでね」
「…イリヤ……お姉ちゃん…エリカをぜったいに着替えさせないで…」
実は塀の上でかなりの間おしっこを我慢していたエリカ。ギリギリまで頑張るものの、田中さんのおかげで……。
「ぜんぜんさむくないから毛布とかもってこないでね」
「さんそっ…とかっ…いらなっ……いし…」
父親のダリウスが発動させた結界宝具『三〇一秒の永久氷宮』の中にて。氷に閉ざされた極寒の空間で、時間と共に酸素が失われていくという苦しい状況下でも、強がりだけはやめようとしない。
「『人を傷つけちゃダメ』……っていってたのに お姉ちゃんウソツキだね」
エリカを引き取りにきたダリウスと交戦後。
確かに先に攻撃したのはこっち側だが、美遊を拉致したのは向こう側である。根本的に「ズレている」ことを感じされる言葉。
「よかったね! これで美遊お姉ちゃんとイリヤお姉ちゃんは ずっといっしょにいられるよ!」
イリヤを拉致して、精神をぬいぐるみと置換しての一言。
心底嬉しそうな態度で、自分のやっていることに欠片の疑問も抱いていない。イリヤも「歪な子」とドン引きした。……平行世界で自分がやらかした行為でもあるが。
「…お兄ちゃんの ジャマをしないでギルガメッシュ
 わたしにはもうむずかしいことはわからないけど お兄ちゃんが…みんなを…すくってくれるの
 だからわたしはなにも考えなくていいんだって わたしはただ…
 がんばってピトスをあけるの」
本当の望みについて、ジュリアンを問いつめる子ギルに対して。
「ピトス」という気になる言葉が入っているが、これを聞いた子ギルは全てを悟ったのか態度を一変させる。

メモ

話題まとめ

災厄の泥人形
子ギルからは「災厄の泥人形」と呼ばれていたが、具体的に何を示しているのかは明言されていない。
ギルガメッシュ関連で「泥人形」というとエルキドゥを思い出すが、「災厄」というフレーズや「匣・甕」を指す「ピトス」という呼び名を考えると、ギリシャの神々によって泥から作られ、プロメテウスの家にあった「あらゆる災厄とたった一つの希望が入っていた甕」(彼女が神から持たされたと匣という説もある)を開いてしまった世界最初の女性「パンドラ」が思い当たる。
当然ながら「ピトスをあける」という行為にはマイナスのイメージが付き纏うが、滅び行く世界を救う為に、大量の災厄をばらまくことになろうとも「希望」を手に入れようとしているのであろうか。今後の展開に注目である。

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