「エーデルフェルト家」の版間の差分

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ルネサンス期を発祥とする家系。世界中の争いに好き好んで介入し、美味しいところを掻っ攫い、秘法や魔術礼装を簒奪して成り上がって来た。そのことから「地上で最も優美なハイエナ」ともいわれている。
 
ルネサンス期を発祥とする家系。世界中の争いに好き好んで介入し、美味しいところを掻っ攫い、秘法や魔術礼装を簒奪して成り上がって来た。そのことから「地上で最も優美なハイエナ」ともいわれている。
  
一子相伝が基本の世界において、「姉妹」の特性により代々2人の頭首を出しており、「天秤」の二つ名で知られる。<br>
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一子相伝が基本の世界において、「姉妹」の特性により代々2人の当主を出しており、「天秤」の二つ名で知られる。<br>
また「転換」の特性を活かし、宝石魔術を得意とする。<ref group="出">「魔術の家系」『FAte/complete material Ⅲ World material.』p.46</ref><br>
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また「転換」の特性を活かし、宝石魔術を得意とする。<ref group="出">「魔術の家系」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.46</ref><br>
厳密に言えば原典の宝石魔術とは異なり「魔力そのものの流動に宝石という媒体を使った、特殊なルーン魔術」。その魔術の本質は「価値を誇ること」ではなく、「価値を流動させる事」にある。<br>
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厳密に言えば原典の宝石魔術とは異なり「魔力そのものの流動に宝石という媒体を使った、特殊な[[ルーン魔術]]」。その魔術の本質は「価値を誇ること」ではなく、「価値を流動させる事」にある。<br>
この関係で英語の呪文を使い、ガンドの名手を輩出している。
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この関係で詠唱にはかつてルーン文字で記述されていた英語を使い、[[ガンド]]の名手も輩出している。
  
先代が第三次聖杯戦争に参加し、手ひどい敗北を喫したため、エーデルフェルト家は大の日本嫌い。冬木を貧相な、歴史を感じさせない街と語っている。遠坂家とは遠縁にあたるとされる。
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先代が第三次聖杯戦争に参加し、手ひどい敗北を喫したため、エーデルフェルト家は大の日本嫌い。冬木を貧相な、歴史を感じさせない街と語り伝えている。遠坂家とは遠縁にあたるとされる。
  
 
==関連人物==
 
==関連人物==
 
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
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:エーデルフェルト家の当主。
 
:エーデルフェルト家の当主。
;クラウン
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;[[クラウン]]
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』でのルヴィアの第二従僕。
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』でのルヴィアの第二従僕。
 
;[[間桐桜|遠坂桜]]
 
;[[間桐桜|遠坂桜]]
 
:『Fate/Apocrypha』の世界では遠縁に養子に出され、ナイスバディなプロレスラーとなり、ドリルロール少女と共に来日するとか。<ref group="出">「Fate/Apocrypha用語辞典-御三家」『Fate/Apocrypha material』p.166</ref>
 
:『Fate/Apocrypha』の世界では遠縁に養子に出され、ナイスバディなプロレスラーとなり、ドリルロール少女と共に来日するとか。<ref group="出">「Fate/Apocrypha用語辞典-御三家」『Fate/Apocrypha material』p.166</ref>
 
:どう見てもエーデルフェルト家の仕業です、本当にありがとうございました。
 
:どう見てもエーデルフェルト家の仕業です、本当にありがとうございました。
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;[[美遊・エーデルフェルト]]
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:世界線によっては、ルヴィアの戸籍上の妹。
 
;[[オーギュスト]]
 
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:『プリズマ☆イリヤ』で、ルヴィアに仕える執事。
 
:『プリズマ☆イリヤ』で、ルヴィアに仕える執事。
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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;第三次聖杯戦争でのエーデルフェルト家
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:『Fate/hollow ataraxia』によると、第三次聖杯戦争へはルヴィアの祖母にあたる姉妹が参加し、妹は死亡、姉は生還した。[[遠坂凛]]曰く、仲間割れによる自滅で早期に敗退したらしい。
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:同作の「夜の聖杯戦争」により、召喚した[[サーヴァント]]が「[[セイバー|剣士]]」のクラスであったことも、かなり確度の高い情報として伝わっている。ところで、『Fate/stay night』において「剣士」のクラスは過去全ての聖杯戦争で最後まで勝ち残った、と言われているが、第三次におけるセイバーのマスターである双子は早期に敗退している筈である。この齟齬について公式には何も語られていないが、ファンの間では「セイバーが途中でマスターを変え、最後まで勝ち残った」という説が出ている。
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:アニメ版『Fate/Apocrypha』にて、[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]のサーヴァントが[[フィン・マックール]]だったことが判明し、'''フィンを巡る三角関係で決定的に仲違いしたのではないか'''とまことしやかに囁かれている(フィン・マックールの逸話に、双子の魔女との三角関係に巻き込まれ、最終的に金髪を失う話がある)。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』におけるルヴィアの「いささかの不祥事」という発言も、ファンの妄想を加速させている。
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:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、敗退時に上手いこと令呪1画を手元に残し、後にルヴィアの手に渡ったことが判明した。
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:因みにルヴィアと凛の姉妹と見紛う関係から、「第三次で死亡したと思われた双子の片割れが、実は時臣の母もしくは祖母だった」という説も流れている。時臣の両家は遠縁という発言を受け、「親戚であると言う事が確定したため、やはりこの説が真実だった」と考えるファンと、「直系の親族の実家を『遠縁』とは言わないだろうから、この説は誤りだった」とするファンで分かれる。まあ花札なので、深く考えずいい加減に「遠縁」と言う言葉を使ってしまった可能性はあるが。 なお、凛とルヴィアが、互いに親戚関係にあるという事を知っているかどうかは定かではない。
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:余談として、「夜の聖杯戦争」で件の双子は遠坂凛と[[間桐桜]]、そのサーヴァントは[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]とそのオルタの姿で描かれているが、これは[[アンリマユ|アヴェンジャー]]が第三次聖杯戦争という台本を第五次聖杯戦争の参加者という役者で上演している為。実際の第三次聖杯戦争での双子とサーヴァントが彼女達に瓜二つだった訳ではない。
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:エーデルフェルトのセイバーについて確かな情報は、同じ英霊の同時に召喚される二つの側面で、その中の一つは黒化されたのように見える。その真名については、[[ディオスクロイ]]説がやや人気がある。ディオスクロイは双子の象徴である為、エーデルフェルトの魔術と縁があり、「主神の星」スキルで同一人物としてカウントされ、黒化のような特徴はカストロのアヴェンジャーとしての特徴で説明できる。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2023年12月19日 (火) 21:58時点における最新版

概要[編集 | ソースを編集]

北欧フィンランドに居を構える名門貴族で、宝石魔術の大家。時計塔ではトランベリオ派に属する。
ルネサンス期を発祥とする家系。世界中の争いに好き好んで介入し、美味しいところを掻っ攫い、秘法や魔術礼装を簒奪して成り上がって来た。そのことから「地上で最も優美なハイエナ」ともいわれている。

一子相伝が基本の世界において、「姉妹」の特性により代々2人の当主を出しており、「天秤」の二つ名で知られる。
また「転換」の特性を活かし、宝石魔術を得意とする。[出 1]
厳密に言えば原典の宝石魔術とは異なり「魔力そのものの流動に宝石という媒体を使った、特殊なルーン魔術」。その魔術の本質は「価値を誇ること」ではなく、「価値を流動させる事」にある。
この関係で詠唱にはかつてルーン文字で記述されていた英語を使い、ガンドの名手も輩出している。

先代が第三次聖杯戦争に参加し、手ひどい敗北を喫したため、エーデルフェルト家は大の日本嫌い。冬木を貧相な、歴史を感じさせない街と語り伝えている。遠坂家とは遠縁にあたるとされる。

関連人物[編集 | ソースを編集]

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
エーデルフェルト家の当主。
クラウン
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』でのルヴィアの第二従僕。
遠坂桜
『Fate/Apocrypha』の世界では遠縁に養子に出され、ナイスバディなプロレスラーとなり、ドリルロール少女と共に来日するとか。[出 2]
どう見てもエーデルフェルト家の仕業です、本当にありがとうございました。
美遊・エーデルフェルト
世界線によっては、ルヴィアの戸籍上の妹。
オーギュスト
『プリズマ☆イリヤ』で、ルヴィアに仕える執事。

関連組織[編集 | ソースを編集]

遠坂家
『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』で遠坂時臣がエーデルフェルト家を遠縁としている。

言及作品[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

第三次聖杯戦争でのエーデルフェルト家
『Fate/hollow ataraxia』によると、第三次聖杯戦争へはルヴィアの祖母にあたる姉妹が参加し、妹は死亡、姉は生還した。遠坂凛曰く、仲間割れによる自滅で早期に敗退したらしい。
同作の「夜の聖杯戦争」により、召喚したサーヴァントが「剣士」のクラスであったことも、かなり確度の高い情報として伝わっている。ところで、『Fate/stay night』において「剣士」のクラスは過去全ての聖杯戦争で最後まで勝ち残った、と言われているが、第三次におけるセイバーのマスターである双子は早期に敗退している筈である。この齟齬について公式には何も語られていないが、ファンの間では「セイバーが途中でマスターを変え、最後まで勝ち残った」という説が出ている。
アニメ版『Fate/Apocrypha』にて、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアのサーヴァントがフィン・マックールだったことが判明し、フィンを巡る三角関係で決定的に仲違いしたのではないかとまことしやかに囁かれている(フィン・マックールの逸話に、双子の魔女との三角関係に巻き込まれ、最終的に金髪を失う話がある)。『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』におけるルヴィアの「いささかの不祥事」という発言も、ファンの妄想を加速させている。
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、敗退時に上手いこと令呪1画を手元に残し、後にルヴィアの手に渡ったことが判明した。
因みにルヴィアと凛の姉妹と見紛う関係から、「第三次で死亡したと思われた双子の片割れが、実は時臣の母もしくは祖母だった」という説も流れている。時臣の両家は遠縁という発言を受け、「親戚であると言う事が確定したため、やはりこの説が真実だった」と考えるファンと、「直系の親族の実家を『遠縁』とは言わないだろうから、この説は誤りだった」とするファンで分かれる。まあ花札なので、深く考えずいい加減に「遠縁」と言う言葉を使ってしまった可能性はあるが。 なお、凛とルヴィアが、互いに親戚関係にあるという事を知っているかどうかは定かではない。
余談として、「夜の聖杯戦争」で件の双子は遠坂凛と間桐桜、そのサーヴァントはアルトリアとそのオルタの姿で描かれているが、これはアヴェンジャーが第三次聖杯戦争という台本を第五次聖杯戦争の参加者という役者で上演している為。実際の第三次聖杯戦争での双子とサーヴァントが彼女達に瓜二つだった訳ではない。
エーデルフェルトのセイバーについて確かな情報は、同じ英霊の同時に召喚される二つの側面で、その中の一つは黒化されたのように見える。その真名については、ディオスクロイ説がやや人気がある。ディオスクロイは双子の象徴である為、エーデルフェルトの魔術と縁があり、「主神の星」スキルで同一人物としてカウントされ、黒化のような特徴はカストロのアヴェンジャーとしての特徴で説明できる。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

  1. 「魔術の家系」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.46
  2. 「Fate/Apocrypha用語辞典-御三家」『Fate/Apocrypha material』p.166

リンク[編集 | ソースを編集]