シアリム・エルトナム・レイアトラシア
ナビゲーションに移動
検索に移動
概要[編集 | ソースを編集]
ラニ=Ⅷの創造主にして師である女性。
EXTRA世界における、アトラス院最後の錬金術師。
- 略歴
- ラニの発言の中で度々登場するが、『EXTRA』及び『CCC』本編にはシアリム本人は登場しない。
ムーンセルを観測するため、そして電脳世界に人類存続の可能性があるのか見極めるため、ラニが心を持ったことを確認した後に“ムーンセルと接続し、それが人類の未来を脅かすものなら破壊せよ”と命令を与える。
元々体は丈夫ではなかったらしく、ラニを月へと送り出した後、病死している。
- 人物
- シオン・エルトナム・アトラシアと外見や服装が非常によく似ているが、シオンと違い眼鏡を掛けている。
アトラスの錬金術師は他の魔術師達と異なり、「生命体として高次の段階への進化」を目的としておらず、“滅びの未来の回避”のみを追求している。
要するに、長く生き延びられるのなら種として変体・退化しても構わないという考えで、彼女もこれを順守している。その一端としてラニに「ムーンセルが手に負えない怪物であれば、自身ごと破壊せよ」という冷徹な命令も下している。
その一方でラニには「人形に過ぎない自身を大切にしてくれる人を探しなさい」とも指示しており、師としてだけではなく親としての一面も見せている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- Fate/EXTRA
- Fate/EXTRA CCC
- いずれもラニのセリフの中のみに登場。
- MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア
- 『Fate/EXTRA』に近い世界で存命。こちらでもアトラス院の院長となっており、「最後のエルトナム」と呼ばれている。
- 実質的な準主役の一人であり、彼女が計画した実験を発端として今回の事件が発生した。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/EXTRA[編集 | ソースを編集]
- ラニ=Ⅷ
- 弟子であり、娘とも呼べる存在。
- 肉体を捨てる事になる電脳世界に人類存続の可能性があるのか、を見極めるために月に行くよう命じた。
MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア[編集 | ソースを編集]
- シオン・エルトナム・アトラシア
- 過去の経歴に興味を持ち、実験のサンプルに最適と考えて彼女のシミュレーションを実験対象とする。
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- 実験のせいで「アーキタイプ・アース」の機嫌を損ねてしまったことに戦慄しつつも、彼女の意志が最終目的だった為に意を決して質問を発する。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「あの日、私はすべてを知ったつもりだった。だがこの先起こるコトは何ひとつとしてわからない。
そしてどれひとつとして私が結果を知るコトはかなわないだろう。
でも今はその未来 がとても楽しみだ」 - 『路地裏ナイトメア』ラスト。自分には未来がないと思い知らされ、ラニに感情を教えるにもとても時間は足りない。
- だがそれでも、彼女は不可能を可能とする為に、月を撃つべく望みを託した。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 『EXTRA』では「師父」と呼ばれていたために男性かと思われていたが、『CCC』でタイトなミニスカを履いていたことが判明しファンの間で物議を醸した。
後に「EXTRA material」で正式に女性だと判明する。
奈須氏「師父とか言っていた気がするが、すまん、忘れろ」。……まぁ、いつもの設定変更である。
だが、「ミニスカを履いて上機嫌な中年男性」などという、視てしまえばSAN値チェックが必要になる位おぞましい存在など、何処にも居ないということがハッキリしただけ良かった。本当に良かった。
なお、言葉の使い方として「師父」を性別問わず女性に使う場合もある。 - 『はいているけどはいていないように見せる』主義、即ち絶対領域の達人であり、弟子であるラニにそういったアレな所はしっかり受け継がれている。
- 彼女には生まれた時、死に別れた双子の姉がいたらしい。シオンと良く似ている事を考えると……。ただし「路地裏ナイトメア」世界においては彼女以前のアトラシアの名を関するものとしてシオンが記録されそのデータを始めてシアリムが見るシーンがあり、少なくとも「彼女ら二人とも存在したがそれぞれ生きた年代が違う」という描写がなされている為双子の設定が現時点でどうなっているかは不明。
- インドに対して何かしらの思い入れがあり、ラニの外見がインド風なのはそれを反映してのことらしい。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]