「ラーマ」の版間の差分

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2018年4月14日 (土) 17:01時点における版

セイバー
真名 ラーマ
性別 男性
身長 168cm
体重 65kg
出典 ラーマーヤナ
地域 インド
属性 秩序・善
一人称[1]
二人称 お前/貴様/汝など
三人称 彼/彼女
声優 沢城みゆき
デザイン 輪くすさが
設定作成 東出祐一郎
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

剣士」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカで召喚される。
同じくこの時代に召喚されたシータがケルト軍に囚われている事を知ったラーマはシータを奪還するために狂王と戦うも、「抉り穿つ鏖殺の槍」を食らって心臓の八割を破壊される瀕死の重傷を負う。
彼女と再開するまでは死ぬわけには行かないと気合で生命を繋ぎ留めているところをジェロニモに保護される。
その後ナイチンゲールの野戦病院に収容されたことで主人公らと遭遇。以降行動を共にし、アメリカの大地で最後まで共に戦い抜いた。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、ナイチンゲールと共にⅤの座を統括する兵装舎ハルファスと交戦する。
人物
赤髪の少年。
精神性はまだ発展途上だが知識だけは老年のものという境遇と、王族出身の出自からか若干尊大な物言いをするが、基本的には「王様」として立派な存在であろうと日々努力を続ける少年。英雄として未熟な時期で召喚されたが故の愚直なまでの勇猛さを持つ。
基本的には目下の者や動物に対しては慈悲を示し、橋作りを手伝っていたリスを治療の呪文で治したりもしている。反対に他者を顧みない暴君に対しては当たりがきつくなる。
シータに対しての生前の行いを深く悔いており、シータに出会うということが最大の目的になっている。
能力
剣に改造した『羅刹を穿つ不滅』を用いて戦う。
『偉大なる者の腕』によりセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない……が封印されている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) A B A+ B B A 対魔力:A
騎乗:A+
神性:A
武の祝福 :A
カリスマ:B
離別の呪い :A

宝具

羅刹を穿つ不滅(ブラフマーストラ)
ランク:A+
種別:対魔宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人
魔王ラーヴァナを倒すために、ラーマが生まれた時から身につけていた不滅の刃。魔性の存在を相手に絶大な威力を誇る。
本来は矢であり、弓に番えて射つものであるがセイバーになりたかったラーマが無理矢理剣に改造した。ただし投擲武器としての性能は捨てておらず、結局この剣もブン投げる。
『Grand Order』では単体攻撃に加え、初出となる「魔性特攻」の効果を持つ。この魔性に該当するエネミーは公式からの発表はないが、5章より追加されたバイコーンなどのエネミーが該当することが確認されている。
偉大なる者の腕(ヴィシュヌ・バージュー)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1~50
武器により変化
最大捕捉:500人
聖人ヴィシュヴァーミトラにより、あらゆる神魔に対抗するために授けられた数々の武器。
投擲武器である円盤(チャクラ)、投槍シューラヴァタ、棍棒モーダキーとシカリー、シヴァ神が持つ三叉槍ピナーカ[2]を所持しているなど、その数は圧倒的。
神性が高ければ高いほどヴィシュヌに近い存在と見なされ、持ち込む数が多くなる。ランクAであればセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない。
……のだが、実はこの宝具が封印されていることをヴィシュヌに指摘されるまですっかり忘れた。

真名:ラーマ

ラーマ。インドにおける二大叙事詩の一つ、「ラーマーヤナ」の主人公。
聖人から様々な武器を授け、高名な猿ハヌマーンが率いる猿の軍勢と共に、魔王ラーヴァナと彼が率いる軍を相手に戦い続けた。
そもそもラーヴァナは、大神たるブラフマーを騙して得た力により、神々をも使役する羅刹の王。唯一人間でしか倒せないと謳われる魔王であった。
神々の訴えを聞き届けたヴィシュヌは全てを忘れてただの人間――ラーマとして転生した。
コサラの皇子として生まれたラーマは生まれながら聡明であったが、親族の陰謀により王位後継者の地位を剥奪され、国を追放されてしまう。
彼と共に旅立った愛する后シータを魔王ラーヴァナに連れ去られたラーマは、彼女を取り戻そうと敢然と戦いを決意した。
愛する者を求めて、ラーマは十四年間も戦い、遂に魔王ラーヴァナを倒すことができた。――しかし、彼はその過程で致命的な失策を犯してしまった。
猿同士の戦いに介入し、味方の猿スグリーバを手助けする為に敵対していた猿バーリを殺した際、ラーマは背中から騙し討ちにしたのだ。そういった卑怯な行為に怒ったバーリの妻はラーマに呪いを掛けた。
貴方はたとえ后を取り戻すことができても、共に喜びを分かち合えることはない
シータを取り戻したが、不貞を働いてるのではないか、そういった疑念が民に広まり、ラーマもまた疑ってしまった。
そうしたばかりに、シータと永遠に引き離されてしまった。
ソレに悔いた彼は、死ぬまでシータを忘れることも、新しい妻を娶る事もなかった。
……この呪いは、英霊になってもなお彼を縛り付け、ラーマとシータを引き裂いている。
そう、聖杯戦争であっても、二人は決して出会えないのだから――

関連

離別の呪い
生前の行動によって、バーリの妻に掛けられた呪いがスキルとなったもの。死して英霊となってもなお、彼らの身を縛り続ける呪いは、効果が薄れることはない。
サーヴァントとして召喚される場合、ラーマとシータは「ラーマという英霊枠を共有する」「ラーマとシータは同時に召喚できない」という制約を受けている。
これによって、ラーマとシータは聖杯戦争において同時に現界することができない。そしてこの呪いは互いが互いを愛する限り続くが、同時に呪いは愛の証明である、とも言える。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』解禁に伴い実装。

その他

ちびちゅき!
生徒役で登場。
この世界では呪いがないのでシータと幸せに過ごしている。

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
自分を召喚したカルデアのマスター。
とても優しく、王としてではなく、かといって臣下でもなく、一人の友として扱ってくれている。
召喚されて以来、不足や不満を抱いたことはないとのこと。
ナイチンゲール
第五特異点にて致命傷を負った自分を治療することに全霊をかけてきた女性。
女子供の如く抱えられながら北米を東へ西へ駆けずり回られ王のプライドを色々台無しにされる。
しかし治そうとしてくれることには素直に感謝はしており、彼女も「生きようとする」意志の強いラーマには好意的。
カルナ
同郷の英雄。彼の腕を見込んで弓での勝負を所望する。二人ともアーチャークラスではないのだが…。
カルナが師事したパラシュラーマはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身で、ラーマとパラシュラーマは一度だけ会った事がある。
アルジュナ
同郷の英雄。一人の妻を兄弟五人で共有するのは価値観が合わないようだ。
アルジュナを導いた英雄クリシュナはラーマと同じくヴィシュヌ神の化身。
クー・フーリン〔オルタ〕
第五特異点で敵対した相手。
卓越した武技を見て善悪を超越した境地にあると見なし、だからこそ弱者まで鏖殺する姿に怒りを露にした。
その後心臓を抉られてしまうが、物語の中で傷を癒し、最後に遺恨を晴らすことになる。

生前

シータ
最愛の女性。しかしラーマーヤナにおいては運命に翻弄され離れ離れとなる。
英霊となった後でも彼女を追い求めることが最大の行動理念になるほどだが、「同じ幸福を分かち合えない」呪いのために、聖杯戦争においてすら、通常は彼か彼女のどちらかが「ラーマ」として召喚され、同時に現れることはない。
本作でも第五特異点にてサーヴァントとして登場するが、ラーマを助けるために己の命を犠牲にした。ユーザーが入手出来るサーヴァントとしては未実装だが二人の愛はユーザーの心を深く打ち、実装を望む声も多い。
ヴィシュヌ
インド神話三大神格が一柱の維持神。ラーマの分身元でもある。ラーマの夢枕に立って神託という名のアドバイス等もする。
しかしその人格は(ラーマ視点で)やけにフランクで、自身の恩寵をないがしろにされるとまるで某低予算ファンタジードラマの仏のようなふて腐れ方をしてしまう様子。
ラーヴァナ
大神を騙して獲得した力により、人間にのみ倒す資格があると謳われる魔王。シータをラーマより奪い取る。
ハヌマーン
猿の一族。ラーヴァナを倒す上で、彼らの助けが多いに役に立った。
彼らご推薦のバナナブランドがお気に入り。
カイケイー
異母。
ラーマが王になると不遇を託つのではと疑心暗鬼に駆られ、陰謀で王位後継者の地位を剥奪し、国を追放した。
ラクシュマナ
弟。
ラーマが追放される際、長旅に出たという感覚でラーマについてきた。

名台詞

「サーヴァント、セイバー。偉大なるコサラの王、ラーマだ。大丈夫だ、余に全て任せるがいい!」
召喚時の台詞。身体が子供になっても王としての自信が消える事はない。
「さてマスター、そろそろ出掛けないか?」
マイルーム会話。マスターに出発を促す。
「余はサーヴァントであり、汝がマスターだ。しかし、余は汝に平伏することはない。当然であろう?それが世の節理というものだ」
マイルーム会話。サーヴァントになっても王の矜持は捨てていない。かと言ってマスターを下僕として扱う訳でもなく、対等な友人の関係を望んでいる。
「彼が施しの英雄か。なるほどあの眼差しはすべてを射抜くが如くだな!彼と弓の腕を競ってもいいかマスター!」
カルナ所属時。確かに二人とも弓の逸話はあるが、現在はどちらともアーチャーではない。
「ほほう、あれこそが恵まれた英雄アルジュナか…しかし妻を共有とは…同郷だがあまりに度し難い」
アルジュナ所属時。妻を共有していることに関してはあまり好意的ではないようだ。
「おまえは! もー! おまえは! マシュ! 主人公! 早く助けに来てくれ……!」
第五特異点にて、狂化したクー・フーリンに心臓をやられ、損傷している怪我人だというのに「全力でまとめて消毒する」と自分を担いで敵軍に突っ込んでいくナイチンゲールに。そりゃあそう言いたくなるだろう。
「どこだ……シータ……どこにいる……?
 ……会いたかった、会いたかった。本当に、本当に会いたかったんだ。
 僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!」
第五特異点第11節「ザ・ロック」。ついにシータを探し当てたものの体が限界を迎えてしまい、もはや何も見えなくなる中での魂の叫び。
それまでのやや高慢な物言いはどこかに消し飛び、まるで恋人と巡り会った少年のような喋り方になっている。……おそらくはこちらの方が、彼が自分で言う所の「全盛期の本当の姿」なのであろう。
「余の限界はまだまだ先だが――。限界に到達しても、更にその先に行ける気がする。
 なあ、マスター。余はな、マスターが好きだ。マシュも、ナイチンゲールも。
 小僧っ子にしか見えぬ余の命令をきちんと聞いてくれるこの兵たちも好きだ。
 そして、余にその命を預けてくれたシータが心の底から好きだ。
 好きだから守りたいし、好きだから恐怖に屈せぬ。単純だろう?
 だがな、突き詰めれば――英雄とは、そんな小さな想いから出発するものなのだ」
第五特異点第20節「北米神話大戦 破」。狂王が待ち構えるワシントンに向かう最中に。
「何を言っておる。我らはサーヴァント、戦うために召喚され、救うために戦うが定めだ。
 まして今回は時代規模の戦いだ。
 皆、途中で倒れる無念こそあっても戦いそのものを忌避するような輩はおらぬ。
 笑って見送ってやれ。」
「余の願い、未だ叶わず――それでも。余は今回の戦いで誇れるものが幾つもある。
 シータを救出することができた。しかも、今回は最短記録だ。
 そして何より、お主たちと出会うことができた。この縁はシータや弟ラクシュマナと同じくらい尊いもの。
 再びお主のサーヴァントとなることができたら、それは最上の喜びだろう。
 故に、余はこう言う。――また会おう!!」
第五特異点にてすべての戦いが終わり、いよいよ別れの時が来て――あまりにも大きな犠牲こそあったが、彼らは確かに勝利を掴んだ。ラーマもまた、いつかの再会を願い、笑いながら還っていく。
「いかにもその通り!おまえたちは悲しみ、尊び、しかしそれだけだ・・・・・・・・
 散らばった玩具を纏めて片付けるように、世界を屑籠に叩き込もうとしている。
 それは自己の欠点を、他者の短所を受け入れられない、小心者の戯言だ!
 我が名はコサラの王、ラーマ!これより全霊を以て、〇〇〇の盾となろう!」
終局特異点にて、主人公やナイチンゲールと再び出会ったラーマ。魔神柱を前に、堂々と啖呵を切ってゆく。
「そうだ、失うことを恐れるからこそ我らは誰かを愛し、慈しみ、大切にしようと思うのだ!
 余は恐れた!シータを失うことを、心から恐れた!
 だからこそ十四年戦い続け、だからこそ此処にいる!!
 いいか、マスター!彼らの言うことは正しく見えるだけの代物。
 あれはただの取り繕い、ただの諦めに過ぎぬのだ!
 さあ、切り開かれた道を進め。最新ただひとりの人間、最高のマスターよ!」
同じく終局特異点にて。ナイチンゲールとともに、最後の戦いに向かう主人公を激励し、傷つくことは恐れながらもそれでも前に進むように促す。
「という夢を見た訳だお願いマスター助けてください!マシュも頼む!!」
幕間の物語「ヴィシュヌの試練」にて。夢の中でヴィシュヌ神より「以後も加護を受けたくば試練に挑め」とのメッセージを受け取ったラーマだが、口調が思わず乱れるほどに慌ててしまっている。……ちなみにこのヴィシュヌ神、ラーマにとって何か大切なことを伝えてくれるのは間違いないのだが、「あくまでも自分が想像したヴィシュヌ様」であるためどうにもキャラが定まらずブレているようだ。
「ああ、まったくもって余は恵まれていた。もっとも、楽しかったのは旅の始まりだけだ。
 シータを攫われてからは、ただただ過酷だった。……なあ、マスター。
 この戦いは人理修復のためのもの。これに命を懸けることに迷いも戸惑いもない。
 しかし、もし余が真っ当な聖杯戦争で召喚されたなら、もしかすると余はこう願うのかもしれない。
『どうか過去を変えて欲しい』『シータが攫われなかった過去を』」
試練に挑むためにアルカトラズへ向かう道中にて、ラーマは己の人生を語る。最愛の人を失わずに済む道があるのならば……そんな「もしも」の話が、思わず口をついて出る。
「かもしれんな。
 だが、それで召喚されるのはシータのことを思い出として割り切り、王として完成された余であろう。
 マスターとの相性次第では、そちらで召喚される可能性もあったろうが――
 どうやら、我がマスターはこちらの姿を望んでくれたらしい。
 そしてそれは、余としても嬉しいことだ。」
第二の試練として立ち塞がったアルジュナと一戦交えたあと、アルジュナから「これほど若い召喚でなければ試練を乗り越える必要などなかったでしょう」と問いかけられて。
英雄として、王として完成された己ではなく、未熟であっても、マスターがそれを望んでくれたことに嬉しさを感じていると答える。
アルジュナ「故にこその、この試練。強くなりなさい、ラーマ殿。」
ラーマ「……うん。」
ラーマの答えを聞いたアルジュナは彼なりの言葉を送り、ラーマは素直にそれを受け取った。同郷の英雄同士、互いに認め合うものがあるようだ。
「……そう、わかっているんだよ。わかっているのだから、当然これは拒絶する。
 でも、なあ、でも……。マスター……。」
「親しい者を拒絶するのは、辛いな。
 過去の余は、どうしてこんなことを――無用な争いを避けるためとはいえ。
 どうして――こんなことを、してしまったのか。」
「できない、シータ。それだけは、絶対にできない。
 マスターの手を離すということは、かつて僕がシータにやったことと同じことだ・・・・・
 今度は、離しちゃいけないんだ。」
最後の試練は「愛の試練」。現れた偽物のシータに「マスターと契約を切れば永遠に一緒にいられる」と告げられるが、ラーマは誘いを拒絶する。かつて己が犯した最大の過ち、シータを疑ってしまったがために失ってしまったこと。そのようなことは二度とは繰り返さない、と。
「試練……か。
 確かにそうだな、この体の余は未熟で。精神もきっと未熟だ。
 偽物のシータにすら、あれほど動揺する始末ではな。
 だが、マスター。余は何度でも試練を潜り抜けてみせよう。
 その度に、君やシータを守る強さが手に入るなら。それはきっと、正しい行いだ。」
カルナ、アルジュナ、そしてギルガメッシュ――試練を乗り越えたラーマは満身創痍ながらも、得たものは確かにあった。彼は何度でも試練に挑み、それを乗り越え、強くなっていくのだろう。

メモ

  • ライダークラス並の騎乗スキルは、ギルガメッシュも使った空飛ぶ戦車ヴィマーナで同じくヴィマーナに乗ったラーヴァナと撃ち合った逸話、あるいは神鳥ガルダがヴィシュヌの乗り物であることに由来しているか。
  • 「羅刹を穿つ不滅」は投げて使うとあるが、実際のアニメーションでは高速回転する光輪となって飛んで行くというもの。
    ヴィシュヌの所有する武器である戦輪(チャクラム)を模しているのかもしれない。
  • 表記こそ別だが、宝具の読み「ブラフマーストラ」はカルナも使用している。大元は創造神ブラフマーが持つ必殺の投擲武器。ブラフマーが使う武器はすべてブラフマーストラなので、形が違えど本質的には変わらない。『Apocrypha』においてはカルナがこの宝具の事を『不滅の刃ブラフマーストラ』と呼んでいる事からも共通点が窺える。
  • 彼にとってブラフマーストラとは「あらゆる魔性を退治する矢」であるため、本来彼はセイバーではなくアーチャーとして召喚される方が正しい。実際ラーマ自身も「弓のほうが得意」である事が李書文によって語られたが、そんな彼がセイバーとなっているのは、彼が会いたいと願うシータに関わる代表的なエピソードが弓であり、弓の宝具(「追想せし無双弓」)を持つため、同じクラスとなることを避けたが故。
    • もっともラーマはそういった事情がなくとも最優のクラスと謳われるセイバーをシータに対する見栄によって選んでいたのではないか、とも語られている。
      • なお、李書文からの又聞きによると「最優がセイバーならば、王としては最優を選ぶ」だそうだが、ダ・ヴィンチちゃんからはロマンチストであると評されている。そして少年で召喚されたのもシータを求めて戦った時代こそを全盛期とするため。
  • キャラクターデザインの輪くすさが氏はラーマとシータをデザインする際、彼ら2人を同一人物が服を着替え変身した姿だと勘違いしていたらしい。

話題まとめ

脚注

  1. シータに対しては「僕」。
  2. 本来、シヴァ神が持つ三叉槍の名称はトリシューラと言う。ピナーカは弓の名称である。故に、マテリアルの記述は誤りである可能性が高い。

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