ヴローヴ・アルハンゲリ

提供: TYPE-MOON Wiki
2022年10月8日 (土) 20:57時点における2404:7a82:28a0:3200:2d5a:da46:6e72:49a1 (トーク)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
ヴローヴ・アルハンゲリ
外国語表記 Vlov Arkhangel
性別 男性
誕生日 5月14日 (月姫)
6月(日は不明) (Melty Blood)
血液型 O型 (月姫)
該当なし (Melty Blood)
身長 188㎝
体重 79kg
好きな物 妻、熊、ご当主
苦手な物 蛇、吹雪、流氷
天敵 混沌、薔薇、改造魔
所属 死徒二七祖
序列 19位
声優 津田健次郎
デザイン 武内崇
初登場作品 月姫 -A piece of blue glass moon-
テンプレートを表示

概要

死徒二十七祖第十九位。「凍結」の死徒

略歴
かつては中世暗黒時代に生きた騎士だったが、冤罪により国を追われ、人の住めない極寒の海に流刑にされた。
そこで強大な力を持ちながらも人間を嫌い、恐れ、人からも死徒からも逃げ出した先代十九位ゼリア・アッフェンバウムと出会い、その“子”にされ「アルハンゲリ」の銘をもらう。
その後はゼリアの騎士として忠誠を尽くしながら、十人の妃を手に入れ、「春」とも呼べる生活を送るが、魂に刻みついた寒さと痛みはいつまでも癒えなかった。
二百年前、ある死徒に拐かされ、その身に何らかの術式を施される。
経緯は不明だがこの二百年~百年の間に主であるゼリアを討ち取り、祖の座を継承した。
十三年前には招集された祖の一角として「フランス事変」に参加。
既に原理血戒による負荷で限界にきており、理性があるうちの最後の機会として仇敵の死徒への復讐と病の治癒のため、溜めこんだ資産の大半を失い二度と領地へ帰れなくなることを承知で、柩一つで海を渡り総耶へやってきた。
人物
外見は典雅な貴族服と野蛮な毛皮のコートを纏った、端正な顔をした白髪の青年。
血液を“暖”と認識し、常に苛まれる“寒さ”を癒すために血を求める。
普段は正気を失っているが、飢えを満たすか、溜めこんだ“暖”を失うと目を覚ます。
十人分の極上の血液をストックしているが、それを使うことは決してない。
主であったゼリアのことを「ご当主」と呼ぶ。
恋多き男で、十人の妻の中にいないタイプの女を気に入ると口説く。しかし既に妻の中にいるタイプなら気に入っても口説かないあたり、ある意味一途。
魂を懸けて敵対するに値する「敵」を求めているが、未だ出会えたことはない。
能力
ただ存在するだけで生理現象として周囲に生命だけを焼く青い炎が広がり、超抜能力として3000度を超える灼熱の炎と、-100度の冷気を操る能力を持つ。
大剣のような無骨な鉈を使った剣技は「正気であれば吸血鬼でなければ嫉妬するほど」と遠野志貴に評価された。
また戦士としての直観も卓越しており、志貴を前情報のない初見の状態で「あの人間は自分を殺せる手段を持っている」と看破し、最大限の警戒を以って対応した。
最大の武装は、かつて主から下賜された大槍「ゼリア・アッフェンバウムの永久凍土」。「砕けぬものなし」という“不壊”の槍。
ヴローヴの眷属の死者は、灼熱の血液と燃え上がる体を持つ「火炎死者」となる(アルクェイドいわく「新種」)。通常の死者より能力は高いが、短期間で燃え尽きるため寿命は短い。

登場作品

月姫 -A piece of blue glass moon-
アルクェイドとシエルの双方のルートで中ボスとして登場。
リメイク前月姫におけるネロ・カオスのポジションとなっている。
MELTY BLOOD: TYPE LUMINA
プレイアブルキャラクターとして登場。

名台詞 

「……名誉は、己の裡にあるものだ。
 おれは、おれが欲しいものしか、奪わない」
呪いで自我を保つのさえ手一杯ながら、嘗て在りし騎士としての心構えをアルクェイドへ投げかけた。
アルクェイドも「心構えは立派」と評価している。
「━━━━━━━ああ、本当に、」
「━━━━━━━世界(ここ)は、寒い」
火の叫び(ファイヤ・クライ)により自らの暖とも呼べる熱を放出し、血液を失い寒さへと誘われ目を覚ます。
主を殺して奪い取った原理血戒が発動したとき、40m上方にいたとしても凍結される程の冷気を発する。
「━━━━━━謹しんで受領(こた)えよう。
 おれにとって、血液とは暖そのもの。
 生命の熱さ。我が凍傷を癒やす霊薬。我が世界、我が原理を回すもの。
 爾り。血液がなければ、おれはこの寒さに凍り付く」
アルクェイドによる血に対する問答、その返答。
ヴローヴの死徒としての在り方、その苦痛。
アルクェイドがこの返答でゼリア・アッヘェンバウムの名を思い出した点、ヴローヴがゼリアにとっても不相応な原理だと言っていた点から。彼女もまた、程度は測り得ないがこの原理に苦しめられていたようだ。
「それは、できない。この魂を消費する事だけは、決して」
自らを苦しめる呪いから解放される為の最期の闘争。その闘いで危機に瀕しながらも、使えば勝ち目があるとわかっていながら十人の極上の血液を使うことはなかった。
「貴様⸺そうか、貴様もか……!どこまでも狡い蛇……!死ね。死ね、死ね、死ね……!おれは、お前たちに斃されるなど……!」
「ha⸺aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」
祖ではなく死徒として、騎士としてのヴローヴの嘆きと怒り。総耶に降り立ってから初めて見せた心からの憎悪の言葉である。その断末魔には何が含まれてるのだろうか。

メモ

  • 能力の性質の切り替えで強さが変わる特殊な死徒。炎モードの時はノエルの見立てで言えば上級死徒程度だが、氷モードになり原理を開放したヴローヴは大幅に能力が跳ね上がる。
  • 本来であれば祖を継げる筈がない階級(Ⅵ階梯の死徒)であったためか、二十七祖の中では力は最低ランク。蓄えだけで言えば祖の後継者たちにも劣る。
    • 原理も小規模で、祖を継いだばかりのため原理血戒自体も育っていない。
  • 時代は不明だが、かつて二十七祖の第二十五位「剣僧」べ・ゼから一度だけ教えを受けたことがある。
  • 十人の妃を持ち、全員タイプが違うらしい。シエルや琥珀に似た妻がいるが、秋葉のようなタイプはいないらしい。
    • ヴローヴがストックしている「十人分の極上の血液」はこの妻たちのものではないか、という指摘がある。
  • 「アルハンゲリ」とはロシア語で「大天使」ひいては「ミカエル」を意味し、偶然かあるいは必然か、仇敵の本名と縁ある銘を持つ。

脚注

注釈


出典


リンク