木乃美芳助

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
木乃美芳助
読み きのみ ほうすけ
誕生日 8月30日
身長 169cm
体重 59kg
特技 頭が頑丈
好きな物 自分
苦手な物 数学、自分よりちょい上の二枚目
声優 梶川翔平
初登場作品 魔法使いの夜
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

三咲高校2年C組。静希草十郎のクラスメイト。

略歴
久万梨金鹿とは家が隣で幼馴染。金鹿の実家である中華飯店「まっどべあ」で働いており、草十郎とはクラスメイト兼アルバイト仲間。顔が広く、草十郎に他のアルバイトを紹介したりもする。
人物
陽気で、計算高く、女の子大好きで、ちょっと足りない。悪気のない狡猾さを持っているものの、その計算は大抵間違いだらけであり、間の抜けた結果となることがしばしば。時々妙な企画を発案する事があるなど、クラスでは良くも悪くも目立つ存在だが、女子にはモテない。
「木乃美くんは黙っていればそこそこイケてるのに、口をあけるとどうしてあんなに残念なの?」というのが女生徒たちの総意らしい。口が悪くて根性も無い、とクラス中から酷評されるが、さっぱりした性格で敵は少ない。さっぱりしすぎなのもどうか、と皆の頭を悩ませる。
将来は金持ちになる、という野望を持ってはいるが、具体的なビジョンはない。

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

2001年時点での姿が描かれている。

略歴
『魔法使いの夜』本編の後、「隈乃院ヨシスケ」という芸名でお笑い芸人となっていた。
その後は地元のローカル局で自由にできる番組を持ち、2年後にはちょっと話題になったため上京して、そのまた2年後にはトントン拍子で視聴率の取れる芸人となったらしい。
そんな日々の中で水嶋まさごと出会い、芸人ではなく木乃美芳助として密かに応援を続けていたが、彼女が死去したことで落ち込んで芸人を引退。
雲隠れして隈乃温泉で過ごしているうちに旅館の先代主人と出会って気に入られ、実家に黙って旅館の従業員として働きやがて旅館を継ぐこととなった。この際に本名も「隈乃院ヨシスケ」に改名している。
1997年には椀々様に自身の願いを利用されて「願い星箱」を起動され、その願いを叶えようとした椀々様に暗躍される。
2001年には作中にて、旅館にやってきた客たちと共に「魔法使い殺人事件」に巻き込まれていく。
人物
白髪で茶色の肌をしており、前歯が欠けていて金縁のサングラスをかけている肩幅のいい初老の男性…というのは温泉の主人『隈乃院ヨシスケ』としての姿。本来の姿の上に花心さん作のハリボテボディを被った外見である。
本来は学生時代とあまり変わらない姿ではあるものの、肌は日に焼けており、髪の毛も短くなって毛先が真っ直ぐになっている。
性格に関しても学生時代と変わっておらず、陽気で計算高いがちょっと足りない。
しかし自分の願いに関しては世間への怒りのため、中々口を割らないという強情さを見せた。
芸人としては周囲を笑わせることでなく、自分が笑っていられる事を大切にしており、そのために努力を重ねていた。
能力
芸人としては東京で番組を持っていたことから、かなり人気があった様子。だが食レポは懲り懲りなようで、愚痴を零している。
一方旅館の主人としては、施設の管理は十分だが霊障によって客足が遠のいたこともあり、借金取りに追われていた。
危険を避ける能力は随一で、1999年にシャイニースターが発動した際は客の避難を早々に行って安全を確保していた。
彼が語る怪談は非常に恐ろしく、その内容を聞いた主人公マシュ・キリエライトは戦慄している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

魔法使いの夜
蒼崎青子や草十郎たちとともに学生生活を送る。
ちびちゅき!
こちらでも女性に縁はないようで、メイド喫茶でお金を毟り取られている。
Fate/Grand Order
期間限定イベント『魔法使いの夜アフターナイト』にて、2001年時点での28歳の彼が登場した。

人間関係[編集 | ソースを編集]

魔法使いの夜[編集 | ソースを編集]

静希草十郎
クラスメイトで、アルバイト先の後輩。
槻司鳶丸
同級生。「殿下」と慕って寄りつく。
久万梨金鹿
同級生で、幼馴染。
蒼崎青子
同級生。下記の経緯で初対面の印象は最悪。
その後もいろいろあったらしく、『Fate/Grand Order』で再会した時には誤解から「蒼崎が人間と結婚できたことが驚き」等と暴言を吐いていた。
山城和樹
クラスの担任教師。

ちびちゅき![編集 | ソースを編集]

ステンノエウリュアレ
通っているメイド喫茶「ごるごん」の従業員。入れ込んでいるようで、金ヅル状態である。
マンドリカルド
年越し直前に河川敷で出会って意気投合し、悩みの相談に乗った。

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

水嶋まさご
買い物帰りにたまたま見かけて、そこから応援しだしたアイドル。
彼女からは「自分がどう在るかを重視している」という点で共通していて、その上で自分の本性を見抜かれており、意気投合した。
彼女の虚弱さを見抜いており心配していたが、実際に彼女が死亡した際はひどく落ち込んでいた模様。
応援していた頃は大量のファンレターを送っていたが、それがアイドルとして努力する彼女の支えとなっていた。
両親
水嶋まさごの両親。
自身が送ったファンレターが娘の一番の宝物になっていたため、少なくとも悪い印象は抱かれていなかった様子。
作中では自身にファンレターを返すため、鳶丸に自身の捜索を頼んでいた。
先代
隈乃温泉の先代主人。
彼に気に入られたことで温泉で働き、やがて主人を継いだ。
現在は隠居して、熱海で豪遊しているとのこと。
椀々様
温泉がある隈乃山の牛神様。
元々は「未来を見る妖怪の話」として知っていたがそれだけではインパクトが弱いと判断し、聖杯の伝説を基にして神様としてでっちあげた。
彼には自身の願いを利用して「願い星箱」を起動させられ、願いを叶えるために世界の終焉をもたらされようとしていた。
花心ちゃん
旅館に住み着いていた人形師。
仲は良いようで、『霊能者に舐められないように』と『借金取りから身を隠すため』に変装ハリボテボディを作ってもらった。
ねじり屋ふじのん
旅館へとやってきた客の一人。
その能力を見込んで、借金取りを追い返すために滞在を頼み込んだ。
なお滞在に関して彼女は「新しい守護神」と満更でもない様子。

名台詞[編集 | ソースを編集]

魔法使いの夜[編集 | ソースを編集]

「こんな雪原じゃ人体はフツー動かねえよ、機械伯爵でもなきゃだよ、そろそろ人間狩りがはじまるよー」
冬休みの清掃活動での愚痴。明らかに某有名SFアニメのことを言っている。
「おう、入学式な! エロい身体してる女子がいたからさあ、つい手を出したんだよな!
 “かーのじょ、どのクラスぅ?”って」
「ああそっちか。えーと、蒼崎の首から下の部分に向かって、 “うはっ、お前胸でかくねー?↑”」
入学式の武勇伝。その時、バカは空を飛んだ。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 妹がいるらしい。
  • 親に預金通帳を握られているらしく、あまり派手に馬鹿な真似はできなくされている。また、妹にも部屋をチェックされているらしい。
  • 奈須きのこ氏曰く、「後の蒔寺楓である」、「こいつが青子と有珠の魔術戦を目撃していたら『5.魔法使いの夜/惨』が始まっていたでしょう」とのこと。
  • 『魔法使いの夜』の後に芸人となることは、『魔法使いの夜公式通販パンフレット』の金鹿の項目にて既に示唆されていた。
  • 芸名である「乃院」はかつてアルバイトをしていた中華飯店「まっどべあ」から取ったもの。「ヨシスケ」に関しては「芳助」の芳の読みを変えたものであると思われる。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]