「柴田勝家」の版間の差分

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== 概要  ==
 
== 概要  ==
  
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;略歴
 
;略歴
 
:『オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019』で登場。
 
:『オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019』で登場。
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:生前の後悔から魔王信長の配下として行動しており、安土から越後へとたびたび侵攻してくる。
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:最終的には信勝の罵倒と茶々の説得によって戦意を喪失して消滅したが、後に明智光秀の手によってサーヴァントとして再召喚され、彼とともに魔王信長の下に駆けつけた。
 
;人物
 
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:鎧兜を身に纏った巨大な体躯の武者。
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:バーサーカーとして狂化されているためひたすら突撃してゆく姿勢であるが、あまりランクが高くないのか時折人間性を覗かせる。
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:本質的には実直で善良な人間であり、かつて信勝の口車に乗って信長を裏切ってしまった事を深く後悔しており、信長自身は気にしていないのだが死後まで引きずっている。
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:かつての妻であるお市や茶々達の事も深く愛する家族愛の持ち主でもある。
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:『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』での言及によると、怒りっぽくて藤吉郎はしょっちゅう叱責されてはいたがあれで面倒見は良かった、とのこと。
 
;能力
 
;能力
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:刀を武装とする。
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:「一歩前に進むごとに強化されてゆく」という能力を持ち、とんでもないタフさを誇る。
  
 
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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==[[宝具]]==
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:一歩前進するごとに能力が強化されていく。強化に伴い体躯もじわじわと巨大化する。
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:進めば進むほどにどんどん強くなっていき、通常の攻撃では打倒不可能なほどの耐久力を持つ怪物と化す。ただし強化と共に魔力消費も加速度的に増大するため、起点となる発動地点からの射程距離には限界が存在する。限界距離に到達すると強化はリセットされ、発動地点まで帰還することになる。
  
 
== 真名:柴田勝家 ==
 
== 真名:柴田勝家 ==
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:織田信長の家臣の一人。鬼柴田、かかれ柴田、瓶割り柴田などの異名を持つ猛将。通称は権六。
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:信長死後に信長の妹のお市の方と結婚しており、茶々(淀殿)は義理の娘に当たる。
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:信長の父、信秀死後の[[織田家]]の跡目争いでは弟の信勝側に与し信長と敵対するも、その後は信長に仕え、重臣として数々の戦で活躍した。
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:本能寺の変の後の主導権争いでは羽柴(豊臣)秀吉との対立が本格化。織田家中を真っ二つに分ける激戦の末、賤ヶ岳の戦いにて秀吉軍に破れ、妻のお市と共に自害した。
  
 
=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
:期間限定イベント『オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺』に登場。
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:期間限定イベント『オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺』に登場する敵専用サーヴァント。
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===Fate関連===
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;[[ぐだぐだ太閤伝ZIPANG]]
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:織田家の家臣の一人として登場。
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===その他===
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;[[コハエース]]
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:『ぐだぐだエースRE』では織田家関連の話の際にたびたび登場していた。
  
 
==人間関係==
 
==人間関係==
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===生前===
 
===生前===
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;[[織田信長]]
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:主君。一度裏切ってしまった事を悔やんでおり、その思いは死後まで引きずるほど深い。
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;[[織田信勝]]
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:かつて彼の口車に乗って信長に反旗を翻した事があり、その事が悔いになっている。
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;[[明智光秀]]
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:信長配下の同僚。信長自身にはそこまで心酔していないのか、信長を裏切った彼に対してもあまり悪感情は無い模様。
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:これは勝家自身も信長を裏切った経歴があったり秀吉と敵対したりしているため、その関係もあるのかもしれない。
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;[[豊臣秀吉]]
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:信長配下の同僚であり、信長亡き後争って敗れた相手。
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:織田家をいいように操ろうとして、自分と妻を殺したことから印象は最悪。
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;お市の方
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:主君の妹であり、浅井長政亡き後妻とした相手。
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:秀吉に負けて彼女まで死なせてしまった事を強く悔やんでいる。
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;[[茶々]]
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:お市の方が連れてきた義理の娘。
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:彼女の事も深く愛しており、姿を見た際に狂化と戦意が解けるほど。
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;前田利家
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:勝家を「親父殿」と呼んで慕っており、彼にとっても息子のような存在。信長の怒りに触れて、処刑されそうになった所を助けている。
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:賤ヶ岳の戦いでは、親友の秀吉と自分との間で板挟みになった彼を気遣い、秀吉の元に行くよう諭した。
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;佐久間盛政
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:甥にして部下。「鬼」とも称された名うての猛将だったが、賤ケ岳の戦いでは勝家の指示を無視して敗戦の原因を作った。
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;上杉謙信([[長尾景虎]])
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:敵。手取川の戦いにおいて手痛い敗北を喫し、辛酸を舐めさせられた因縁の相手。しかし、雪辱の機会なく先立たれてしまう。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
====イベント====
 
====イベント====
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;「カカレェ……、カカレェイ……!」
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:『ぐだぐだファイナル本能寺』にて、進撃してきた時の掛け声。
  
 
==メモ==
 
==メモ==
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*イベント時の台詞は、柴田勝家の異名の一つ'''『かかれ柴田』'''に由来している。
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**これは織田家家中に伝わる風評「木綿藤吉、米五郎左、掛かれ柴田に、退き佐久間」のなかの一文であり、勝家の勇猛ぶりを表している。
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*スキル「瓶割り柴田」は、「かかれ柴田」同様に柴田勝家の異名の一つ。
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**六角家と戦争していた際、包囲されていて進退窮まった際に敵軍に余裕を装うために水を盛大に部下に振舞い、退路を断つために残った水を水瓶ごとすべて叩き割って突撃して包囲を突破した逸話に由来している。
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*スキル「石灯籠斬り」とは、柴田勝家が所有していた大脇差'''『にっかり青江』'''のことである。備中青江派(中青江)の作で「<ruby>珥加理<rb></rb><rt>にっかり</rt></ruby>刀」「にかり青江」とも呼ばれており、元は2尺5寸の太刀だったが磨りあげにより今の大脇差サイズになった。
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**この刀には、道中に化物が出るという噂を耳にしたとある武士がこの脇差を携えて現地へ赴いてみると、真夜中にも関わらず子供を抱いた白い着物の女が立っている。女は子供をお武家様に抱いてほしいと懇願しさし出すが、その瞬間腕の中の子がニヤリと笑ったため、これが噂に聞く幽霊だと気づき即座に切り捨て、さらに「にっかり」と笑うその女も躊躇なく切り捨てた。翌朝、かの武士が再びその場所を確認しに行った所、古びた石灯籠が真っ二つになっていたという逸話が残されている。
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**この武士から柴田勝家に所有が移った後息子の勝敏に家督と共に譲られるも、天正11(1583)年、賤ヶ岳の戦いで柴田父子を討った丹波長秀が所持し、茎に「羽柴五郎左衛門尉長□」と銘が入れられた。その後は豊臣秀吉に献上され息子秀頼の代で京極高次に渡り、'''『京極にすぎたるものが三つある にっかり茶壺に多賀越中』'''と歌われる程大事にされた。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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2024年3月4日 (月) 07:46時点における最新版

バーサーカー
真名 柴田勝家
読み しばた かついえ
性別 男性
属性 不明
副属性
デザイン 黒瀬浩介 [出 1]
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

狂戦士」のサーヴァント

略歴
『オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019』で登場。
生前の後悔から魔王信長の配下として行動しており、安土から越後へとたびたび侵攻してくる。
最終的には信勝の罵倒と茶々の説得によって戦意を喪失して消滅したが、後に明智光秀の手によってサーヴァントとして再召喚され、彼とともに魔王信長の下に駆けつけた。
人物
鎧兜を身に纏った巨大な体躯の武者。
バーサーカーとして狂化されているためひたすら突撃してゆく姿勢であるが、あまりランクが高くないのか時折人間性を覗かせる。
本質的には実直で善良な人間であり、かつて信勝の口車に乗って信長を裏切ってしまった事を深く後悔しており、信長自身は気にしていないのだが死後まで引きずっている。
かつての妻であるお市や茶々達の事も深く愛する家族愛の持ち主でもある。
『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』での言及によると、怒りっぽくて藤吉郎はしょっちゅう叱責されてはいたがあれで面倒見は良かった、とのこと。
能力
刀を武装とする。
「一歩前に進むごとに強化されてゆく」という能力を持ち、とんでもないタフさを誇る。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー - ? ? ? ? ? ? ? 掛かれ柴田:?
カカレェ、カカレェイ……!:?
瓶割り柴田:?
二つ雁金:?
石灯籠斬り:?

宝具[編集 | ソースを編集]

名称不明
一歩前進するごとに能力が強化されていく。強化に伴い体躯もじわじわと巨大化する。
進めば進むほどにどんどん強くなっていき、通常の攻撃では打倒不可能なほどの耐久力を持つ怪物と化す。ただし強化と共に魔力消費も加速度的に増大するため、起点となる発動地点からの射程距離には限界が存在する。限界距離に到達すると強化はリセットされ、発動地点まで帰還することになる。

真名:柴田勝家[編集 | ソースを編集]

織田信長の家臣の一人。鬼柴田、かかれ柴田、瓶割り柴田などの異名を持つ猛将。通称は権六。
信長死後に信長の妹のお市の方と結婚しており、茶々(淀殿)は義理の娘に当たる。
信長の父、信秀死後の織田家の跡目争いでは弟の信勝側に与し信長と敵対するも、その後は信長に仕え、重臣として数々の戦で活躍した。
本能寺の変の後の主導権争いでは羽柴(豊臣)秀吉との対立が本格化。織田家中を真っ二つに分ける激戦の末、賤ヶ岳の戦いにて秀吉軍に破れ、妻のお市と共に自害した。

関連[編集 | ソースを編集]

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺』に登場する敵専用サーヴァント。

Fate関連[編集 | ソースを編集]

ぐだぐだ太閤伝ZIPANG
織田家の家臣の一人として登場。

その他[編集 | ソースを編集]

コハエース
『ぐだぐだエースRE』では織田家関連の話の際にたびたび登場していた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

生前[編集 | ソースを編集]

織田信長
主君。一度裏切ってしまった事を悔やんでおり、その思いは死後まで引きずるほど深い。
織田信勝
かつて彼の口車に乗って信長に反旗を翻した事があり、その事が悔いになっている。
明智光秀
信長配下の同僚。信長自身にはそこまで心酔していないのか、信長を裏切った彼に対してもあまり悪感情は無い模様。
これは勝家自身も信長を裏切った経歴があったり秀吉と敵対したりしているため、その関係もあるのかもしれない。
豊臣秀吉
信長配下の同僚であり、信長亡き後争って敗れた相手。
織田家をいいように操ろうとして、自分と妻を殺したことから印象は最悪。
お市の方
主君の妹であり、浅井長政亡き後妻とした相手。
秀吉に負けて彼女まで死なせてしまった事を強く悔やんでいる。
茶々
お市の方が連れてきた義理の娘。
彼女の事も深く愛しており、姿を見た際に狂化と戦意が解けるほど。
前田利家
勝家を「親父殿」と呼んで慕っており、彼にとっても息子のような存在。信長の怒りに触れて、処刑されそうになった所を助けている。
賤ヶ岳の戦いでは、親友の秀吉と自分との間で板挟みになった彼を気遣い、秀吉の元に行くよう諭した。
佐久間盛政
甥にして部下。「鬼」とも称された名うての猛将だったが、賤ケ岳の戦いでは勝家の指示を無視して敗戦の原因を作った。
上杉謙信(長尾景虎
敵。手取川の戦いにおいて手痛い敗北を喫し、辛酸を舐めさせられた因縁の相手。しかし、雪辱の機会なく先立たれてしまう。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

イベント[編集 | ソースを編集]

「カカレェ……、カカレェイ……!」
『ぐだぐだファイナル本能寺』にて、進撃してきた時の掛け声。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • イベント時の台詞は、柴田勝家の異名の一つ『かかれ柴田』に由来している。
    • これは織田家家中に伝わる風評「木綿藤吉、米五郎左、掛かれ柴田に、退き佐久間」のなかの一文であり、勝家の勇猛ぶりを表している。
  • スキル「瓶割り柴田」は、「かかれ柴田」同様に柴田勝家の異名の一つ。
    • 六角家と戦争していた際、包囲されていて進退窮まった際に敵軍に余裕を装うために水を盛大に部下に振舞い、退路を断つために残った水を水瓶ごとすべて叩き割って突撃して包囲を突破した逸話に由来している。
  • スキル「石灯籠斬り」とは、柴田勝家が所有していた大脇差『にっかり青江』のことである。備中青江派(中青江)の作で「珥加理にっかり刀」「にかり青江」とも呼ばれており、元は2尺5寸の太刀だったが磨りあげにより今の大脇差サイズになった。
    • この刀には、道中に化物が出るという噂を耳にしたとある武士がこの脇差を携えて現地へ赴いてみると、真夜中にも関わらず子供を抱いた白い着物の女が立っている。女は子供をお武家様に抱いてほしいと懇願しさし出すが、その瞬間腕の中の子がニヤリと笑ったため、これが噂に聞く幽霊だと気づき即座に切り捨て、さらに「にっかり」と笑うその女も躊躇なく切り捨てた。翌朝、かの武士が再びその場所を確認しに行った所、古びた石灯籠が真っ二つになっていたという逸話が残されている。
    • この武士から柴田勝家に所有が移った後息子の勝敏に家督と共に譲られるも、天正11(1583)年、賤ヶ岳の戦いで柴田父子を討った丹波長秀が所持し、茎に「羽柴五郎左衛門尉長□」と銘が入れられた。その後は豊臣秀吉に献上され息子秀頼の代で京極高次に渡り、『京極にすぎたるものが三つある にっかり茶壺に多賀越中』と歌われる程大事にされた。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]