「遠坂凛」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = とおさか りん
 
| 読み = とおさか りん
| 外国語表記 = RIN TOHSAKA<ref group="出">「[http://www.typemoon.com/products/fate/chara/master.html 「Fate/stay night」キャラクター紹介-遠坂凛]」</ref>
+
| 外国語表記 = RIN TOHSAKA<ref group="出">Fate/complete material II Character material</ref>
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 声優 = 植田佳奈  
 
| 声優 = 植田佳奈  
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[冬木市|冬木]]を預かる[[魔術師]]の家系、[[遠坂家]]の6代目頭首。穂群原学園では2年A組(『[[Fate/hollow ataraxia]]』では3年A組)。<br>
+
遠坂家の[[魔術師]]。[[エミヤ|アーチャー]][[サーヴァント]]を召喚し、[[聖杯戦争]]に挑む。穂群原学園では2年A組(『[[Fate/hollow ataraxia]]』では3年A組)。
黒髪をツインテールにし、黒い目を持ち、ニーハイソックスを履いている。絵ではツーサイドアップ、碧眼、サイハイソックスになっている。
 
  
 
; 略歴
 
; 略歴
:『[[Fate/stay night]]』の4年前の2月頃、生徒会の用事で[[衛宮士郎]]の通う中学校に出向き、そこで彼が高跳びしている様子を目撃する。
+
: 『Fate/stay night』では「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で聖杯戦争に参加する。
:[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]には「そこに戦いがあるから戦う」という、どこぞの登山家ばりの理由で参加する。
+
:最優とされる「[[セイバー|剣士]]」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・[[遠坂時臣|時臣]]の遺した宝石のペンダントで儀式を行う。結果としてペンダントが触媒となり、アーチャーを召喚する。
:最優とされる「[[セイバー|剣士]]」の英霊を召喚すべく準備してきたが、召喚の触媒が用意できず、父・[[遠坂時臣|時臣]]の遺した宝石のペンダントで儀式を行う。結果としてペンダントが触媒となり、[[エミヤ|アーチャー]]を召喚する。
 
 
:学園で起こった[[クー・フーリン|ランサー]]との戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された[[衛宮士郎]]を、ペンダントの魔力を用い力ずくで蘇生させる。その後、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
 
:学園で起こった[[クー・フーリン|ランサー]]との戦闘に巻き込まれ口封じのために殺害された[[衛宮士郎]]を、ペンダントの魔力を用い力ずくで蘇生させる。その後、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を召喚した士郎と同盟を組み、聖杯戦争を戦う。
 
; 人物
 
; 人物
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: [[冬木市|冬木]]の管理者[[遠坂家]]の六代目継承者。『Fate/hollow ataraxia』でクォーターと自己申告している。『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、恐らく時臣がハーフ。
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: 黒髪をツインテールにし、黒い目を持ち、ニーハイソックスを履いている。絵ではツーサイドアップ、碧眼、サイハイソックスになっている。
 
: 容姿端麗、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
 
: 容姿端麗、才色兼備の優等生……を演じている。無論、それを完璧に演じきれるだけの能力はあるが、凛の性格からしてみればそれは何重にも猫をかぶった状態であり、本来の彼女の性格を一言で示すならば、士郎が評した「あかいあくま」が最適。
 
: 競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
 
: 競争相手がいるならば周回遅れにし、刃向かう輩は反抗心をつぶすまで痛めつける。「やるからには徹底的に」を信条としている。その反面、聖杯戦争冒頭で士郎を助けたり、その後もなあなあで士郎との同盟を最後まで続けるなど、完全に冷徹にはなりきれないお人好しな面も。
 
: 恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
 
: 恋愛面に関しては割と乙女であり、興味がない人間からのアプローチはあっさり撥ね退けるが、気に入った相手に心から褒められると照れてしまい、調子を崩してしまう。ストレートな愛情表現となればなおさらで、とあるシーンでまったく予想外の方向から士郎に好意を示された時に真っ赤になって硬直してしまったことも。
: 細かい作業をしたり説明セリフを喋る時には眼鏡をかけることがある。『Fate/hollow ataraxia』でクォーターと自己申告している。<ref group="注">『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』にて時臣が「遠縁のエーデルフェルト」と発言しているので、恐らく時臣がハーフ。</ref>
+
: 細かい作業をしたり説明セリフを喋る時には眼鏡をかけることがある。
:大師父であるゼルレッチの[[魔法]]「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。幼少期から、魔術刻印の拒絶反応を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
 
 
;能力
 
;能力
:魔術回路はメインが40、サブが二つあり<ref group="出">『ロード・エルメロイⅡ世の冒険 4「錬金術師の遺産(上)」』第四章-4</ref>、それぞれ30。魔力容量の半分程度なら1日ちょいで回復する。属性を2つ持てば優秀とされる魔術師にあって、5つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」。午前2時に絶好調を迎える。[[獅子劫界離|某死霊魔術師]]が絶好調になる丑三つ時。
+
:魔術回路はメインが40、サブがそれぞれ30。魔力容量の半分程度なら1日ちょいで回復する。属性を2つ持てば優秀とされる魔術師にあって、5つの属性全てを兼ね備えた「五大元素使い(アベレージ・ワン)」。午前2時に絶好調を迎える。[[獅子劫界離|某死霊魔術師]]が絶好調になる丑三つ時。
 
:特性は遠坂に伝わる「転換」の他、「強化」も習得している。凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っている。
 
:特性は遠坂に伝わる「転換」の他、「強化」も習得している。凛の特性はようするに「何でもできる」ことなのだが、それは逆に、あちこちに半端に手を出してしまい、かえって大した成果に結びつかない、という器用貧乏に陥る危険性も持っている。
:転換の特性を活かし、[[宝石魔術]]を専門とする。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。切り札は10個の宝石で、この宝石に魔力を貯めた期間は17年とも10年とも言われている。
+
:転換の特性を活かし、宝石魔術を専門とする。宝石の中で魔力を流転させ、本来保存できないはずの魔力をストックしておき、宝石に宿った念に乗せてそのまま魔力を解放することにより魔弾として戦闘に転用する。切り札は10個の宝石で、この宝石に魔力を貯めた期間は17年とも10年とも言われている。
:その10個の宝石は、1粒Aランク(相当)であり、その威力は1粒で家の1軒や2軒を跡形もなく吹き飛ばせる威力とされている。本来、Aランクの大魔術には大儀式や詠唱により発動までにかなりの時間を要するが、凛の宝石魔術は一工程で発動することが可能。虎の子の宝石4個を用い、禁呪の相乗で限界を超えさせた一撃は聖堂はおろか教会ごと崩壊する威力になる。
+
:その10個の宝石は、(サーヴァントの「魔術」スキルで換算すると)1粒Aランク(相当)であり、その威力は1粒で家の1軒や2軒を跡形もなく吹き飛ばせる威力とされている。本来、Aランクの大魔術には大儀式や詠唱により発動までにかなりの時間を要するが、凛の宝石魔術は一工程で発動することが可能。
 +
:虎の子の宝石を用いて、かつ禁呪で限界を超えさせた一撃は聖堂はおろか教会ごと崩壊する威力になる。
 
:高い宝石を使わないで済むように、[[ガンド]]を多用する。本来相手の体調を崩すだけのガンドに高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持たせており、「フィンの一撃」というか「フィンのガトリング」と呼ぶのが相応しい。
 
:高い宝石を使わないで済むように、[[ガンド]]を多用する。本来相手の体調を崩すだけのガンドに高い魔力密度から拳銃弾並みの破壊力を持たせており、「フィンの一撃」というか「フィンのガトリング」と呼ぶのが相応しい。
:魔術師としての才能をダイアグラムで表すと綺麗な円形を描く。数値で表すならシエルを100としたら凛は70~100。長すれば歴代の魔術協会の中でも百番以内に入る程の才能を有している。<ref group="出">『GAME JAPAN』2007年2月号</ref>魔術師的なレベルでは、ケイネスが100+α(特殊礼装分)、アルバは100、アトラムは20ぐらい、士郎は10~20ぐらいなのに対して、凛は20~30(作中を基準)。<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅱ』</ref>
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:大師父であるゼルレッチの[[魔法]]「平行世界の運営」へいたることを目標とし、研鑽を続けている。幼少期から、魔術刻印の拒絶反応を抑えるため、とんでもなくまずい薬を服用している。これは痛みを和らげるというより刻印がなじみやすくなるよう体を作り変えるようなもので、副作用として体臭が変化した。以降、体臭を誤魔化すために香水を細かく使い分けたり、特注のシャンプーを使用したりしている。
:兄弟子の[[言峰綺礼]]より体術の手ほどきを受けている。<ref group="注">『Fate/side matarial』では空手擬きとされているが、UBWルートでは「中国拳法でいうところの寸顎」(原文ママ、寸勁の誤字か)を使用しており、『Fate/unlimited codes』以降は正式に八極拳ということになっている。</ref>ランサーから評価されるくらい脚が速い。屋上から校庭までの100m以上の距離を7秒かけずに走ることができ、常人からは残像しか見えないとのこと。
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:魔術師としての才能をダイアグラムで表すと綺麗な円形を描く。数値で表すならシエルを100としたら凛は70~100。長すれば歴代の魔術協会の中でも百番以内に入る程の才能を有している<ref group="出">『GAME JAPAN』2007年2月号</ref>。魔術師的なレベルでは、ケイネスが100+α(特殊礼装分)、アルバは100、アトラムは20ぐらい、士郎は10~20ぐらいなのに対して、凛は20~30(作中を基準)<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅱ』</ref>
:非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。中華料理を得意とするが、味噌汁は作れない。<del>家庭科はどうしてたのか</del>
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:また、兄弟子の[[言峰綺礼]]より体術の手ほどきを受けている。この体術は当初、空手擬きと言われていたが、現在は八極拳ということになっている。また中華料理を得意とするが、味噌汁は作れない。<del>家庭科はどうしてたのか</del>
:将来、ある程度大成すると言われている。原作者曰く「教授にはなれます。でも名誉教授にはなれません。なぜなら、やはり、ここ一番で大ポカするからネ!」。とはいえ晩年にはドジ属性の呪いも克服し、魔術師界隈では「ある意味、手を出してもいいコトがない大物」として扱われるのではとのこと。<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2006年3月号</ref>
+
:ランサーから脚の速さを評価されるくらい脚が速い。屋上から校庭までの100m以上の距離を7秒かけずに走ることができ、常人からは残像しか見えないとのこと。
:遠坂凛が言峰綺礼と戦う場合、スペックでは凛が上だが、刷り込まれたトラウマによって実力を発揮できずに8割方言峰の勝利となる。だが、たとえ他人同士でも凛は苦戦を免れず、これは魔術師殺しとして10年以上戦い抜いた言峰の経験は、凛の才能を覆すものであるとか。<ref group="出">「誌上対決8番勝負」『電撃姫』2006年2月付録「TYPE-MOON DOUBLE MANIAX」</ref>
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:非常に優秀な実力を持つのだが、遠坂家の遺伝的特質として、詰めが甘く肝心なところで凡ミスを犯すという欠点を持つ。さらに重度の機械オンチで、携帯電話は確実に使えない。
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:将来、ある程度大成すると言われている。原作者曰く「教授にはなれます。でも名誉教授にはなれません。なぜなら、やはり、ここ一番で大ポカするからネ!」。とはいえ晩年にはドジ属性の呪いも克服し、魔術師界隈では「ある意味、手を出してもいいコトがない大物」として扱われるとのこと。
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:遠坂凛が言峰綺礼と戦う場合、スペックでは凛が上だが、刷り込まれたトラウマによって実力を発揮できずに8割方言峰の勝利となる。だが、たとえ他人同士でも凛は苦戦を免れず、これは魔術師殺しとして10年以上戦い抜いた言峰の経験は、凛の才能を覆すものであるとか。
  
 
== バリエーション / コスチューム ==
 
== バリエーション / コスチューム ==
 
=== 遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ) ===
 
=== 遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ) ===
『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』における凛。聖杯戦争そのものが過去のものとなった世界のため、日本に留まらずにロンドンに留学していた。
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『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』における凛。聖杯戦争そのものが過去のものとなった平行世界のため、日本に留まらずにロンドンに留学していた。
  
 
詳細は「[[遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ)]]」を参照。
 
詳細は「[[遠坂凛 (プリズマ☆イリヤ)]]」を参照。
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=== やさぐれRIN ===
 
=== やさぐれRIN ===
遠坂凛イロモノシリーズ。『Fate/stay night』のバッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場した凛。作画はつくりものじ氏。
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遠坂凛イロモノシリーズ。『stay night』のバッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場した凛。作画はつくりものじ氏。
  
 
2頭身キャラで顔の表情がポンチ絵になっている他、火の付いた煙草を咥えている。この凛が出てきた時は大概、凛が死亡したバッドエンドで、士郎(プレイヤー)に対し愚痴を言ってくる。一度だけ、「飛頭蛮」状態(つまり、生首だけ)で登場した事もある。
 
2頭身キャラで顔の表情がポンチ絵になっている他、火の付いた煙草を咥えている。この凛が出てきた時は大概、凛が死亡したバッドエンドで、士郎(プレイヤー)に対し愚痴を言ってくる。一度だけ、「飛頭蛮」状態(つまり、生首だけ)で登場した事もある。
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バビロニアの美と戦の女神が「彼女と波長のよく合う人間」に宿った事で誕生した疑似サーヴァント。クラスは[[アーチャー]]。
 
バビロニアの美と戦の女神が「彼女と波長のよく合う人間」に宿った事で誕生した疑似サーヴァント。クラスは[[アーチャー]]。
  
ゲーム中で「凛に宿った」とは明言されてはいないが、「竹箒日記」などで依り代が凛であることは明らかにされており、気持ち的に、『颯爽と生きる、責任感のある女』としての凛部分。<ref group="出" name="「竹箒日記-2016/12/14」">「[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記-2016/12/14]」</ref>
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ゲーム中で「凛に宿った」とは明言されてはいないが、「竹箒日記」などで依り代が凛であることは明らかにされており、気持ち的に、『颯爽と生きる、責任感のある女』としての凛部分<ref group="出" name="「竹箒日記-2016/12/14」">「[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記-2016/12/14]」</ref>
  
 
詳細は「[[イシュタル]]」を参照。
 
詳細は「[[イシュタル]]」を参照。
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バビロニアの冥界の女主人。イシュタルとは姉妹神であり、対の神性を持つイシュタルに引きずられる形で同時に召喚されており、時折肉体に乗り移ることで現世で活動していた。
 
バビロニアの冥界の女主人。イシュタルとは姉妹神であり、対の神性を持つイシュタルに引きずられる形で同時に召喚されており、時折肉体に乗り移ることで現世で活動していた。
  
イシュタルと同じく、ゲーム中で「凛に宿った」とは明言されてはいないが、「竹箒日記」などで依り代が凛であることは明らかにされており、気持ち的に、『生真面目な秀才、恋にも真剣な少女』としての凛部分。<ref group="出" name="「竹箒日記-2016/12/14」" />
+
イシュタルと同じく、ゲーム中で「凛に宿った」とは明言されてはいないが、「竹箒日記」などで依り代が凛であることは明らかにされており、気持ち的に、『生真面目な秀才、恋にも真剣な少女』としての凛部分<ref group="出" name="「竹箒日記-2016/12/14」" />
  
 
詳細は「[[エレシュキガル]]」を参照。
 
詳細は「[[エレシュキガル]]」を参照。
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: 多数の概念礼装のイラストの他、疑似サーヴァント[[イシュタル]]と[[エレシュキガル]]の依代としても登場。
 
: 多数の概念礼装のイラストの他、疑似サーヴァント[[イシュタル]]と[[エレシュキガル]]の依代としても登場。
 
: どちらの場合でも女神の人格の方が表層に出ており、凛として会話をする場面はない。
 
: どちらの場合でも女神の人格の方が表層に出ており、凛として会話をする場面はない。
: しかし、神霊の疑似サーヴァントの依代として、両女神に結構な影響を与えている。
+
: しかし、神霊の擬似サーヴァントとしては結構な影響を依代となった人間から受けている模様。
; [[ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]
 
: エルメロイ教室の一員として登場。シンガポールでエルゴを発見し、事件に関わりを持った。
 
; [[Fate/strange Fake]]
 
: 「冒険」の後の時系列のようで、シンガポールの海賊をまとめ上げた「紅魔」として恐れられている。
 
: スノーフィールドには「[[エルメロイ教室]]」の元メンバーとして、真ライダーのマスターの一人として聖杯戦争を「解体」するために参戦した。
 
  
 
===Fate関連===
 
===Fate関連===
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:また作中での時計の狂いは彼の手によるもの。本人としてはこの程度の狂いにも気付かないなら聖杯戦争は早いというつもりだったが、凛には届かなかった<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.130</ref>。
 
:また作中での時計の狂いは彼の手によるもの。本人としてはこの程度の狂いにも気付かないなら聖杯戦争は早いというつもりだったが、凛には届かなかった<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.130</ref>。
 
;[[遠坂葵]]
 
;[[遠坂葵]]
:母。第4次聖杯戦争では父の意向で彼女と共に彼女の実家に避難していたが、脳に障害を負った経緯が描かれ、第5次聖杯戦争の時には既に逝去している。
+
:母。第4次聖杯戦争で脳に障害を負った経緯が描かれ、第5次聖杯戦争の時には既に逝去している。
 
;[[間桐桜]]
 
;[[間桐桜]]
:実妹。第4次聖杯戦争の前に彼女が間桐の養子に出された後、深く関わることは協約で禁じられていた。姉妹仲そのものは良好で凛も度々気にかけたりしているが、その一方で桜は姉である凛に対しコンプレックスを持ってもいる。ゲーム本編ではHFルートまで進まないと姉妹であるということは明かされない。
+
:実妹。彼女が養子に出された後、深く関わることは協約で禁じられていた。姉妹仲そのものは良好で凛も度々気にかけたりしているが、その一方で桜は姉である凛に対しコンプレックスを持ってもいる。ゲーム本編ではHFルートまで進まないと姉妹であるということは明かされない。
 
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
 
:兄弟子であり後見人。幼少時代から彼の事は嫌う一方、その能力については認めている。凛に体術を教えたのも彼だが基本的には信用していない。そして父の仇。
 
:兄弟子であり後見人。幼少時代から彼の事は嫌う一方、その能力については認めている。凛に体術を教えたのも彼だが基本的には信用していない。そして父の仇。
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:ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
 
:ルートによっては凛のサーヴァントになる。割と馬が合っており、性格の相性は良いと思われる。
 
;[[間桐慎二]]
 
;[[間桐慎二]]
:実妹の養家先の義兄。度々言い寄られるのでうざがっており、全てのルートで彼の地雷を踏む。
+
:実妹の兄。度々言い寄られるのでうざがっており、全てのルートで彼の地雷を踏む。
  
 
;[[柳洞一成]]
 
;[[柳洞一成]]
272行目: 269行目:
 
:聖杯戦争における敵の一人。
 
:聖杯戦争における敵の一人。
 
;コトネ
 
;コトネ
:小学校時代の親友。原作と漫画版では[[雨生龍之介]]と[[ジル・ド・レェ|キャスター]]に拉致されて悲惨な運命を辿ったらしいが、アニメ版では十数人の子供達と共に凛に救出される。
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:小学校時代の親友。原作では[[雨生龍之介]]と[[ジル・ド・レェ|キャスター]]に拉致されて悲惨な運命を辿ったらしいが、アニメ版では十数人の子供達と共に凛に救出される。
 
:死にかけの際に[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]から契約を迫られて魔法少女にならないかと言われた、という話もあったりなかったり<ref group="出">「Fate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>。
 
:死にかけの際に[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]から契約を迫られて魔法少女にならないかと言われた、という話もあったりなかったり<ref group="出">「Fate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>。
 
;[[マジカルルビー]]
 
;[[マジカルルビー]]
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:穂群原学園の保険教諭……として潜入していた時計塔法政科の所属員。なお正体には気が付いていなかった。
 
:穂群原学園の保険教諭……として潜入していた時計塔法政科の所属員。なお正体には気が付いていなかった。
 
:『氷室の天地』では聖杯戦争絡みで上記の沙条ともども拘束され、ロンドンに春から行く羽目になった。
 
:『氷室の天地』では聖杯戦争絡みで上記の沙条ともども拘束され、ロンドンに春から行く羽目になった。
;[[魃]]
 
:冬木市の深山商店街の中国料理店「泰山」の店主。
 
:『衛宮さんちの今日のごはん』では言峰に料理を作るために偵察に来て、辣子鶏の作り方を教わっていた。
 
:なお、凛の得意分野は中華料理であるが、彼女からの影響のほどは不明である。
 
  
 
===ロンドン===
 
===ロンドン===
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;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
 
;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]]
 
:大師父。HFルートのトゥルーエンドでちょっとだけ絡みアリ。
 
:大師父。HFルートのトゥルーエンドでちょっとだけ絡みアリ。
;[[グレイ]]
 
:セイバーと同じ顔をしている先生の内弟子。シンガポールであった時まで、Ⅱ世が敢えて彼女たちの出会いを阻んだため、面識はなかった。
 
;[[エルゴ]]
 
:シンガポールで見つかった謎の少年。凛が彼の事情を自分の責任として扱い、Ⅱ世の冒険を同行すると決めた。
 
;[[カルマグリフ・メルアステア・ドリューク]]
 
:十二人のロードの一人であり、鉱石科では師匠にあたる相手。
 
:『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』ではルヴィアと組んでなお勝ち目がない相手として立ちはだかった。
 
 
===Fate/strange Fake===
 
;[[ヒッポリュテ|真ライダー]]
 
:サーヴァント。他の「エルメロイ教室」のメンバーと共にマスターになっている。
 
  
 
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
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;「うるさーい! いい、アンタはわたしのサーヴァント!<br> なら、わたしの言い分には絶対服従ってもんでしょうーーー!?」
 
;「うるさーい! いい、アンタはわたしのサーヴァント!<br> なら、わたしの言い分には絶対服従ってもんでしょうーーー!?」
:アーチャーの召喚直後、彼の不遜な態度に腹を立てて、いきなり令呪を行使して無茶な命令を下す。あまりの暴挙にアーチャーも驚き、「令呪がどれほど大事か理解しているのか」と呆れながら説明するほどである。しかしその令呪の効力が想定より強いため、アーチャーは彼女に対する侮辱を撤回し、即座に謝罪してマスターと認める。
+
:アーチャーの召喚直後、彼の不遜な態度に腹を立てて、いきなり令呪を使って無茶な命令を行使する。その後、アーチャーから「地獄に落ちろ」と言われてしまう。
 
:なお、凛ルートのグッドエンドでも士郎、セイバーに対して似たような発言をしたが、その時は「うわあ、あたしとんでもない無茶を言ってる――!」と直後に自己嫌悪に襲われている。
 
:なお、凛ルートのグッドエンドでも士郎、セイバーに対して似たような発言をしたが、その時は「うわあ、あたしとんでもない無茶を言ってる――!」と直後に自己嫌悪に襲われている。
  
;「(中略)貴方の父親は、魔術師である前に親をとったのよ」
+
;「貴方の父親は魔術師である前に…親であることをとったのよ。」
:衛宮切嗣が魔術師として息子を育てず、その思想を真に受けていた士郎も含めて凛は魔術師としては認めなかった。しかし大抵の魔術師が人でなしで、それを受け継がせなかった切嗣が魔術師以上に一人の親であることを優先したのだというのも理解していた。幼くして父を喪った凛は、魔術師の師弟関係の延長に過ぎない親子関係であった故に理解は難しかった。
+
:衛宮切嗣が魔術師として息子を育てず、その思想を真に受けていた士郎も含めて凛は魔術師としては認めなかった。同時に、魔術師が人でなしであることも理解しており、それを受け継がせなかった切嗣を魔術師の親である以上に一人の親であることを優先したことを理解していた。幼くして父を喪った凛は、魔術師の師弟関係の延長に過ぎない親子関係であった故に理解は難しかった。
:が、切嗣が息子を魔術師にしなかったことについては相応の理由があると考え、後に人柄そのものは認めていた。ここが骨の髄まで魔術師である時臣との決定的な違いだろう。
+
:が、切嗣が息子を魔術師にしなかったことについては相応の理由があるとは考え、後に人柄そのものは認めていた。ここが骨の髄まで魔術師である時臣との決定的な違いだろう。
  
 
;「そんな酷い目に遭ったんだから、せめてその後は楽しくやらなきゃ嘘でしょう!?」
 
;「そんな酷い目に遭ったんだから、せめてその後は楽しくやらなきゃ嘘でしょう!?」
 
:自分が冬木大火災で生き延びたことに罪悪感をもち、同じようなコトがあったら自分が彼らを救わなければならないという誓いを胸に抱いて行動する士郎の生き方を聞き、それでは一生懸命に生きているのに決して報われないと悟った凛は、彼を想ってその生き方を否定する。
 
:自分が冬木大火災で生き延びたことに罪悪感をもち、同じようなコトがあったら自分が彼らを救わなければならないという誓いを胸に抱いて行動する士郎の生き方を聞き、それでは一生懸命に生きているのに決して報われないと悟った凛は、彼を想ってその生き方を否定する。
  
;「おあいにくさま……! 今時の魔術師ってのは、護身術も必須科目よ……!」
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;「お生憎様!今時の魔術師ってのは、護身術も必須科目よ!」
 
:キャスターとの戦闘で意表を突いた強化魔術を絡めた格闘戦。時代が違いすぎる故にキャスターは一転して翻弄されることとなった。
 
:キャスターとの戦闘で意表を突いた強化魔術を絡めた格闘戦。時代が違いすぎる故にキャスターは一転して翻弄されることとなった。
 
:代行者仕込みに加えて、この時代の魔術師は護身用のナイフはもちろん魔術社会の外道とされる魔術使いには[[衛宮切嗣|魔術よりも爆弾や銃火器]][[獅子劫界離|による戦闘に長けた傭兵]]までいるので、神話の時代の魔術師であるキャスターにとっては常識外れであった。
 
:代行者仕込みに加えて、この時代の魔術師は護身用のナイフはもちろん魔術社会の外道とされる魔術使いには[[衛宮切嗣|魔術よりも爆弾や銃火器]][[獅子劫界離|による戦闘に長けた傭兵]]までいるので、神話の時代の魔術師であるキャスターにとっては常識外れであった。
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;「いた~い、痛い、いた~~い~~。何なのよ、あの成金女。延髄に打ち込んでいるのに、何で倒れないのよ~~~……ぐすっ」
 
;「いた~い、痛い、いた~~い~~。何なのよ、あの成金女。延髄に打ち込んでいるのに、何で倒れないのよ~~~……ぐすっ」
:TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』最終話にて、時計塔のトレーニング場でルヴィアとやり合った後で。
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:TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』最終話にて、時計塔のトレーニング場でルヴィアとやり合った後で。べそを掻きながら士郎に甘えている所から、負けてしまった模様。
:べそを掻きながら士郎に甘えていることから少なくとも勝つことはできなかったようだが、「延髄に打ち込んだ」という物騒な発言からルヴィアもただで済んでいるわけがないので恐らく勝負は引き分けだったのだろう。
 
  
;「なんなのよ、これ……修練場ですって……?」<br>「これが、こんなものが……!!」
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;「なんなのよ、これ・・・修練場ですって・・・?」<br>「これが、こんなものが・・・・・・!!」
:劇場版HF第1章ラストで間桐邸を訪れた際に「修練場」とは名ばかりの蟲蔵を見た際の台詞。原作では地の文だったが、台詞に変更された。
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:劇場版HF第1章ラストで間桐邸を訪れた際に「修練場」とは名ばかりの蟲蔵を見た際の台詞。この瞬間、凛は妹である桜が10年という長い時間、どんな目に遭っていたのかを知る。大事な妹と引き離された上にこのような仕打ちを受けさせされていたことに凛は激怒し、共にその光景を見たアーチャーも不愉快極まりない様子を見せている。
:この瞬間、凛は妹である桜が10年という長い時間、どんな目に遭っていたのかを知る。大事な妹と引き離された上にこのような仕打ちを受けさせられていたことに凛は激怒し、共にその光景を見たアーチャーも不愉快極まりない様子を見せている。
 
  
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
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:なお、オープニングではブルーレイレコーダーの使い方が判らずにジタバタした挙げ句、魔術で粉砕しており、その様子をアーチャーがやれやれと見ているシーンがある。
 
:なお、オープニングではブルーレイレコーダーの使い方が判らずにジタバタした挙げ句、魔術で粉砕しており、その様子をアーチャーがやれやれと見ているシーンがある。
 
:同話ではパニックを起こしてしまい、見物していたアーチャーがブルーレイの機能を丁寧に教えてくれるが、その狼狽ぶりを見られた凛は逆ギレしてアーチャーを家の外までぶっ飛ばした。その直前にもアーチャーを踏みまくっている。サーヴァントのステータス情報を彼女に適応した場合、おそらくこの時に限り筋力はCランクを超えていただろう。
 
:同話ではパニックを起こしてしまい、見物していたアーチャーがブルーレイの機能を丁寧に教えてくれるが、その狼狽ぶりを見られた凛は逆ギレしてアーチャーを家の外までぶっ飛ばした。その直前にもアーチャーを踏みまくっている。サーヴァントのステータス情報を彼女に適応した場合、おそらくこの時に限り筋力はCランクを超えていただろう。
 
=== その他 ===
 
;シエル「このまま大人しく……ってあなた正気ですか!? こんな個室で宝石魔術なんて!」<br>「ええ、魔力量の桁が違うのは一目で分かったわ。まともに戦えば力負けするのは目に見えてるし、ここは手っ取り早く部屋ごと爆破してあげる!」
 
:ドラマCD『アーネンエルベの一日』より。とある行き違いから対峙したシエルに容易くガンドを弾かれ、即座に正面戦闘を捨てて魔力の宝石を最大出力で爆破するという大胆策で対抗する。
 
:必要に迫ればイチかバチかの手段も躊躇わず即決する凛らしい行動だが、桜が囚われているのをお構いなしにする辺り、ネタに走ったドラマCDと言えど酷い…。正しくあかいあくまである。
 
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
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*数々の試練を乗り越え、自信の糧にして来た凛だが、間桐家の修練にはその非効率さに耐えられないだろうと自分で推測している。実際にあるBAD ENDで桜の過去を追体験された時は、桜に助けを乞うている。桜曰く「わたしがされたコトを一から体験させてあげてるんですけど、一日目で泣き崩れてる」「助けてって、ごめんなさいって、狂ったみたいに叫んでる。」とのこと。
 
*数々の試練を乗り越え、自信の糧にして来た凛だが、間桐家の修練にはその非効率さに耐えられないだろうと自分で推測している。実際にあるBAD ENDで桜の過去を追体験された時は、桜に助けを乞うている。桜曰く「わたしがされたコトを一から体験させてあげてるんですけど、一日目で泣き崩れてる」「助けてって、ごめんなさいって、狂ったみたいに叫んでる。」とのこと。
 
**とはいえ、人間サイドの登場人物の中では割と完成された人物とされており、士郎は凛と一緒に生きている限り、[[エミヤ|アーチャー]]にならない。また、芯の通った強さを持っており、その強さが士郎を救い、アーチャーを救い、桜を救っており、本当に強い人物とは彼女のことを指していることも事実である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">「遠坂凛」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.16-25</ref>。
 
**とはいえ、人間サイドの登場人物の中では割と完成された人物とされており、士郎は凛と一緒に生きている限り、[[エミヤ|アーチャー]]にならない。また、芯の通った強さを持っており、その強さが士郎を救い、アーチャーを救い、桜を救っており、本当に強い人物とは彼女のことを指していることも事実である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ">「遠坂凛」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.16-25</ref>。
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*高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の頭首は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。
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**本来、凛には父・時臣から莫大な財産を遺されていたが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あらかた失われている。原因は後見人の綺礼が、神父として清貧を志して(遠坂家としては杜撰に)財産を管理していたこと。価値ある土地が二束三文で売られたのだからたまったものではない。ただしこれに関しては綺礼も決してわざとやったのではなく単純に綺礼の管理能力が杜撰だっただけの話である。
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**遠坂家の経済事情は、実のところそう貧しくはない。目減りしているが遺産そのものはかなりな物で、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>。何もしなくても年収●千万は堅いようだが、先代までの当主が築き上げたものであるため、彼女としては肩身が狭い<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』134ページ">「奈須きのこ一問一答-キャラクター関係の質問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>。また、凛が何もしてないのと、時臣が作った魔術式も現代(2004年)では時代遅れになりつつある為、遠坂家の財政は日々厳しくなる一方であり、ロンドンに出向いて手を打たないと危うくなるそうな<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>。何より宝石魔術は下手するとそれ以上に金がかかりかねない代物なので、貧乏性になるのもやむなしか。
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***切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。ただ同じシーンで使い捨ての宝石なら十万円程度で済む事も話しているため、使っている宝石にはかなりのバラつきがあるらしい。魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。一方で、宝石1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』134ページ"/>。
 
*金のかかる凛と本編随一の金持ちである[[ギルガメッシュ]]は大変相性がいい<ref group="出">「Fate用語辞典-金ピカ」『Fate/side material』p.59</ref>。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
 
*金のかかる凛と本編随一の金持ちである[[ギルガメッシュ]]は大変相性がいい<ref group="出">「Fate用語辞典-金ピカ」『Fate/side material』p.59</ref>。彼の「油断・慢心」スキル(?)も凛の「うっかり」に通じるものがあるような。
 
**『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か……お金のニオイがする」 ギル「ん? やらんぞ」というやりとりがある。
 
**『Fate/unlimited codes』で対峙した際、凛「何か……お金のニオイがする」 ギル「ん? やらんぞ」というやりとりがある。
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*凛の赤いペンダントはなにかとTYPE-MOONと交流のある桐原小鳥氏がデザインを担当した。
 
*凛の赤いペンダントはなにかとTYPE-MOONと交流のある桐原小鳥氏がデザインを担当した。
 
**ちなみに'''締切2日前に依頼された'''らしい。<ref group = "出">「[https://twitter.com/kiriharakotori/status/1090537176184512517  桐原小鳥 2019年1月30日18:08 Twitter]」</ref>
 
**ちなみに'''締切2日前に依頼された'''らしい。<ref group = "出">「[https://twitter.com/kiriharakotori/status/1090537176184512517  桐原小鳥 2019年1月30日18:08 Twitter]」</ref>
*朝に弱い遠坂だがFateルート最後の会話から、衛宮邸と遠坂邸の交差点までの距離は同じで、6時半に家を出ている士郎と交差点で出くわすには6時には起きなければいけないことから(普段より30分の早起き)、普段は6時半に起きて、7時に家を出ている模様。
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*朝に弱い遠坂だがfateルート最後の会話から、衛宮邸と遠坂邸の交差点までの距離は同じで、6時半に家を出ている士郎と交差点で出くわすには6時には起きなければいけないことから(普段より30分の早起き)、普段は6時半に起きて、7時に家を出ている模様。
 
*声を担当する植田佳奈氏は当初桜と凛のオーディションを両方受けており、受かるなら桜だと思っていたら凛に決まったことに驚いたという<ref group = "出">「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局」第04回</ref>。
 
*声を担当する植田佳奈氏は当初桜と凛のオーディションを両方受けており、受かるなら桜だと思っていたら凛に決まったことに驚いたという<ref group = "出">「Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局」第04回</ref>。
 
*「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位の[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
 
*「[[まほうつかいの箱]]」の投票企画“ALL RANKING TYPE-MOON”の第1回マイBESTキャラ投票で3位入賞。2位の[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]とは100票ちょっとの差だったが、大健闘に変わりないだろう。
*『コンプエース』2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(アンソロジードラマCDvol.1に再録)では凛の中華料理のスキルは時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっている。但しこのアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されている。
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*コンプエース2010年2月号付録ドラマCD「イートイン・泰山」(アンソロジードラマCDvol.1に再録)では凛の中華料理のスキルは時臣を喜ばせるために自ら習得したものとなっている。但しこのアンソロジードラマCDの内容は(他のドラマCDとまとめて)公式の設定ではないと明言されている。
 
*上の「人間関係」の項にもある通り、[[遠坂凛 (EXTRA)|『EXTRA』に登場する方の凛]]とは幼い頃に一度会ったことがある。この事は、『EXTRA』予約特典「Fate/the Fact」に記載されている暗号を解いて分かるアドレスのサイトに、これまたあるパスワードを打ち込むと見られる特別映像で分かる<ref group="出">[https://www35.atwiki.jp/fate_extra/pages/50.html よくある質問 - Fate/EXTRA@wiki - アットウィキ]</ref>。なお、この映像は現在ではサイトから削除されているものの、海外ファンの個人ブログにコピーが残されている<ref group="注">[https://blog.naver.com/jgwkrrk/120152579515]</ref>。
 
*上の「人間関係」の項にもある通り、[[遠坂凛 (EXTRA)|『EXTRA』に登場する方の凛]]とは幼い頃に一度会ったことがある。この事は、『EXTRA』予約特典「Fate/the Fact」に記載されている暗号を解いて分かるアドレスのサイトに、これまたあるパスワードを打ち込むと見られる特別映像で分かる<ref group="出">[https://www35.atwiki.jp/fate_extra/pages/50.html よくある質問 - Fate/EXTRA@wiki - アットウィキ]</ref>。なお、この映像は現在ではサイトから削除されているものの、海外ファンの個人ブログにコピーが残されている<ref group="注">[https://blog.naver.com/jgwkrrk/120152579515]</ref>。
 
==話題まとめ==
 
;凛の家計事情
 
:高価な宝石を多数使い捨てるという魔術の性質上、遠坂の頭首は代々「如何に自分の魔術の研究を早く終わらせ、魔術刻印の継承者の為に財産を増やしておくか」を考慮する宿命を負わされている。
 
:本来、凛には父・時臣から莫大な財産を遺されていたが、時臣の死後、凛が成人するまでの僅かな期間に、あらかた失われている。原因は後見人の綺礼が、神父として清貧を志して(遠坂家としては杜撰に)財産を管理していたこと。価値ある土地が二束三文で売られたのだからたまったものではない。ただしこれに関しては綺礼も決してわざとやったのではなく単純に綺礼の管理能力が杜撰だっただけの話である。
 
:遠坂家の経済事情は、実のところそう貧しくはない。目減りしているが遺産そのものはかなりな物で、他にも時臣が魔術協会に登録している魔術式の特許料など、働かずとも常に一定以上の収入はある。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>何もしなくても年収●千万は堅いようだが、先代までの頭首が築き上げたものであるため、彼女としては肩身が狭い。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』134ページ">「奈須きのこ一問一答-キャラクター関係の質問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>また、凛が何もしてないのと、時臣が作った魔術式も現代(2004年)では時代遅れになりつつある為、遠坂家の財政は日々厳しくなる一方であり、ロンドンに出向いて手を打たないと危うくなるそうな。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』16-25ページ"/>何より宝石魔術は下手するとそれ以上に金がかかりかねない代物なので、貧乏性になるのもやむなしか。
 
:切り札の宝石のお値段は総額一千万以上。ただ同じシーンで使い捨ての宝石なら十万円程度で済む事も話しているため、使っている宝石にはかなりのバラつきがあるらしい。魔力・因縁が絡んでるほうが魔力をため込みやすくていいということで、新品よりも中古品の方が宝石魔術に向いている。一方で、宝石1粒あたりのお値段は「戦闘で使用する宝石限定で、平均でいうなら50万円ほど」とのこと。宝石は専用の入手ルートがあり、そこのバイヤーの娘さんと仲良しになれば安くなるかも、と日々頭を悩ませているとか。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』134ページ"/>
 
  
 
== 商品情報 ==
 
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