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− *殺すことに長けた宝具持ちなのに、『Fate』で宝具を使って絶命に追い込めた相手はいなかったりする。
− **というか、幾度も放った中でまともに心臓に命中したのが確認できるのは『stay night』の士郎、『hollow』のバゼットと『EXTRA』のラニ=Ⅷの三名のみ。<br/>士郎は死ぬ前に凛によって心臓を再生され、ラニは心臓をぶち抜かれても致命傷にならず、バゼットは殺しはしたが結局は復活と、すべて完全な致死には至らなかった。
− **『CCC』で自サーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる始末。<br>一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げているのだが。
− **『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身をきちんと一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても、発動した場合の致死率は100%である。一回は壁抜きに使っただけだが。
− **メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその驚異的な性能を十全に発揮してくれている。
− *なお、[[エミヤ|アーチャー]]によれば「突き穿つ死翔の槍」は「大神宣言」を超える威力であるらしい。
− **そう評したアーチャーは英霊になった後には記憶はないものの知識は蓄積出来るが、北欧の主神と巡り合う可能性は低いと考えれば、生前にギルガメッシュが保有するゲイ・ボルクの原典を見て比較している可能性が高い。あるいはバゼットの「斬り抉る戦神の剣」のようにオーディン以外の人間がグングニルを使用している場面を見た可能性もある。
− **またアーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定する等の神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが肝という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い(例えば、[[メディア|キャスター]]の「破戒すべき全ての符」の切れ味のみを比較して、武器としての優劣を語るようなもの)。
− ***初期からの設定変更や矛盾のシーンが多く改変されている、アニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実であるようだ。
− *ともあれその宝具の性質上、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とは相性が良いとされ、「約束された勝利の剣」に耐えられる程にタフな相手でも仕留められる点から[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
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: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、魔力消費も少なく、一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦に非常に効率がいい。
: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、魔力消費も少なく、一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。芸達者なアーチャーですら、発動体勢になったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。芸達者なアーチャーですら、発動体勢になったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
: 回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さだが、その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる。幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
: 回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さだが、その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる。幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神オーディンの『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神オーディンの『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにした。
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにした。
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルである「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと。また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルである「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
; 灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)
; 灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)
: ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:50人<br />由来:ドルイド信仰における人身御供の祭儀。
: ランク:B<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:50人<br />由来:ドルイド信仰における人身御供の祭儀。
: 交通事故に巻き込まれたり犬のエサにされたり[[ヘラクレス|バーサーカー]]によって丸一日物理的に振り回された挙句最後にはブーメランのように投げ飛ばされるなど、毎回理不尽な目に遭い続ける。
: 交通事故に巻き込まれたり犬のエサにされたり[[ヘラクレス|バーサーカー]]によって丸一日物理的に振り回された挙句最後にはブーメランのように投げ飛ばされるなど、毎回理不尽な目に遭い続ける。
; [[Fate/Grand Order]]
; [[Fate/Grand Order]]
* 〔ランサー〕キャラクターデザイン:武内崇 / 設定作成:奈須きのこ / レア度:☆3<!--
* 〔ランサー〕キャラクターデザイン:武内崇 / 設定作成:奈須きのこ / レア度:☆3
: 800万ダウンロード記念に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。-->
: 800万ダウンロード記念に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
* 〔キャスター〕キャラクターデザイン:また / 設定作成:桜井光 / レア度:☆3
* 〔キャスター〕キャラクターデザイン:また / 設定作成:桜井光 / レア度:☆3
: 序章クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
: 序章クリアボーナスとして一騎確定で入手できる。
== メモ ==
== メモ ==
*どんな死地からでも生還する「生き残る」事に特化したサーヴァント、と言われているが、むしろ自給自足サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が出来る。<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜き、それなりに消耗させたと語られている。
*どんな死地からでも生還する「生き残る」事に特化したサーヴァント、と言われているが、むしろ自給自足サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が出来る。<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜き、それなりに消耗させたと語られている。
**原典においてもその生命力・タフネスは突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
**原典においてもその生命力・タフネスは突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人に取っては不満もいいとこだが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人に取っては不満もいいとこだが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
**この異常に高いしぶとさは『Grand Order』においても如何無く発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に落ちいってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩と化している。特に防御面において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」の渾名を拝命したりも……。
***なお、キャスター時もランサー時程ではないがかなりしぶとく生き残ることが可能であり、確定入手が可能なことや数の少ない攻撃系宝具を持つキャスターだったことも相まってFGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼ったとか。<del>入手直後のストーリー第一章では活躍の場が全くないのはご愛嬌</del>
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、実際『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、実際『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==
; 刺し穿てない死棘の槍
: 「確実に心臓を貫く」という殺すことに長けた宝具持ちなのに、実は『Fate』で宝具を使って絶命に追い込めた相手は全くいない……というか、幾度も放った中でまともに心臓に命中したのが確認できるのは『stay night』の士郎、『hollow』のバゼットと『EXTRA』のラニ=Ⅷの三名のみ。<br/>士郎は死ぬ前に凛によって心臓を再生され、ラニは心臓をぶち抜かれても致命傷にならず、バゼットは殺しはしたが結局は復活と、すべて完全な致死には至らなかった。
: 『CCC』で自サーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる始末……。<br>一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げているのだが。
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身をきちんと一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても、発動した場合の致死率は100%である。一回は壁抜きに使っただけだが。
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその驚異的な性能を十全に発揮してくれている。
; 突き穿つ死翔の槍の威力
: [[エミヤ|アーチャー]]によれば「突き穿つ死翔の槍」は「大神宣言」を超える威力であるらしい。
: そう評したアーチャーは英霊になった後には記憶はないものの知識は蓄積出来るが、北欧の主神と巡り合う可能性は低いと考えれば、生前にギルガメッシュが保有するゲイ・ボルクの原典を見て比較している可能性が高い。あるいはバゼットの「斬り抉る戦神の剣」のようにオーディン以外の人間がグングニルを使用している場面を見た可能性もある。
: またアーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定する等の神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが肝という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無いのだが(例えば、[[メディア|キャスター]]の「破戒すべき全ての符」の切れ味のみを比較して、武器としての優劣を語るようなもの)。
: 初期からの設定変更や矛盾のシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実であるようだ。
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