差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
342 バイト追加 、 2020年11月29日 (日) 05:37
123行目: 123行目:  
*正月恒例の新春サーヴァントだが、近年の[[宮本武蔵|日]][[葛飾北斎|本]][[紅閻魔|系]]の傾向を破って中華系サーヴァントとなっている。
 
*正月恒例の新春サーヴァントだが、近年の[[宮本武蔵|日]][[葛飾北斎|本]][[紅閻魔|系]]の傾向を破って中華系サーヴァントとなっている。
 
**もっとも、初回が[[カルナ|イン]][[アルジュナ|ド系]]であった為'''アジア圏'''の傾向は依然継続している。
 
**もっとも、初回が[[カルナ|イン]][[アルジュナ|ド系]]であった為'''アジア圏'''の傾向は依然継続している。
*設定描写などから、彼女と関連するクトゥルフ神話の神格は『クトゥグア』であると推測される。
+
*設定描写などから、彼女と関連するクトゥルフ神話の神格は『クトゥグア』であると推測されていた。
 
**クトゥグアが住み着くとされるフォーマルハウトは太陽の2倍近い直径と質量を持つ恒星で、表面温度も太陽より高い8300℃余りに達する。従来の炎熱使いの炎は何れも赤いが、楊貴妃はより高温の青い炎を使いこなす。
 
**クトゥグアが住み着くとされるフォーマルハウトは太陽の2倍近い直径と質量を持つ恒星で、表面温度も太陽より高い8300℃余りに達する。従来の炎熱使いの炎は何れも赤いが、楊貴妃はより高温の青い炎を使いこなす。
 +
**しかし『虚数大海戦』のイベント内で、主神に従属している存在であることが判明。このことから、彼女に宿る神性はクトゥグァの配下であるフサッグァではないかという説も有力視されている。フサッグァも青い炎を纏い、炎の精を従えている。
 
*中国史を代表する「'''傾国の美女'''」の一人。中国では「'''中国四大美人'''」の一人として「西施」「王昭君」「貂蝉」と共に数えられ、現在までその美しさを謳われる。ただし、彼女の容姿は壁画等の類推から実際は豊満な女性だったとも考えられている。
 
*中国史を代表する「'''傾国の美女'''」の一人。中国では「'''中国四大美人'''」の一人として「西施」「王昭君」「貂蝉」と共に数えられ、現在までその美しさを謳われる。ただし、彼女の容姿は壁画等の類推から実際は豊満な女性だったとも考えられている。
 
**「唐を滅亡に追いやった傾国の美女」の印象を持たれやすいが、彼女の死去は756年、唐が滅びたのは907年と実は'''150年'''の開きがあり、彼女が原因で国が滅びたわけではない。彼女の時代に発生した「安史の乱」以降、唐はついに国力も国威も回復は果たせずに衰退し滅亡したが、「中興の祖」と呼ばれる憲宗の時代にはある程度の朝威回復に成功しているため、彼女を滅亡の原因と断言するのは流石に無理がある。実際の唐の滅亡原因は晩唐とも呼ばれる末期の時代に発生した行政の改善を要求する武装闘争と、財政難による塩税の大量増税、そして874年に発生した塩の密売人だった黄巣による「'''黄巣の乱'''」で884年には一時的に長安を占領され、中華統一王朝としての機能を喪失。その黄巣を裏切って唐側に付いた武将「'''朱全忠'''」に907年に禅譲されて、唐は滅びた。唐の歴史は618年~907年であり、楊貴妃が死去した756年は'''唐の全体歴史から見て半分にも至っていない年'''なのである。
 
**「唐を滅亡に追いやった傾国の美女」の印象を持たれやすいが、彼女の死去は756年、唐が滅びたのは907年と実は'''150年'''の開きがあり、彼女が原因で国が滅びたわけではない。彼女の時代に発生した「安史の乱」以降、唐はついに国力も国威も回復は果たせずに衰退し滅亡したが、「中興の祖」と呼ばれる憲宗の時代にはある程度の朝威回復に成功しているため、彼女を滅亡の原因と断言するのは流石に無理がある。実際の唐の滅亡原因は晩唐とも呼ばれる末期の時代に発生した行政の改善を要求する武装闘争と、財政難による塩税の大量増税、そして874年に発生した塩の密売人だった黄巣による「'''黄巣の乱'''」で884年には一時的に長安を占領され、中華統一王朝としての機能を喪失。その黄巣を裏切って唐側に付いた武将「'''朱全忠'''」に907年に禅譲されて、唐は滅びた。唐の歴史は618年~907年であり、楊貴妃が死去した756年は'''唐の全体歴史から見て半分にも至っていない年'''なのである。
333

回編集

案内メニュー