グレン・マッケンジー

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グレン・マッケンジー
性別 男性
声優 西川幾雄
初登場作品 Fate/Zero
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概要[編集 | ソースを編集]

冬木市に住む外国出身の老人。

略歴
『Fate/Zero』と『Fate/Zero material』で経歴が変わっている。
『Fate/Zero』では出張で冬木市を訪れ気に入り、20余年前にカナダから深山町に移り住む。妻マーサは二つ返事で承諾したが、息子クリスは後に喧嘩別れしてトロントに戻り家庭を持つ。孫は10歳まで日本で育ったが、7年前から音沙汰が無い。[出 1][出 2]
『Fate/Zero material』では元々はオーストラリア出身の商社マン。40年以上前、家族で赴任してきた際に冬木の風土を気に入り、永住を決意。当時小学生だったクリスはそれなりに日本に馴染んでいた。
脱サラして貿易商を始め、40年可もなく不可もなく経営して、老後の蓄えができると会社を人手に譲る。今では英会話教室の非常勤講師などしつつ穏やかな日々を送っている。第四次聖杯戦争の時点で72歳。
この間にクリスは子供はオーストラリアで育てたいと望み、孫が生まれてすぐにトロントへ再移住した。次第に疎遠になり、現在はほぼ音信不通になっている。[出 3]
『Fate/Zero』では英語が通じる一軒家持ちということでウェイバーに下宿先として選ばれ、暗示で海外遊学から帰って来た孫と思い込まされた。
人物
人生経験を長く積んできた為か、穏やかで優しい性格をしている。
孫と共に屋上から星を眺めることを夢見ていた。
ウェイバーを孫にしては優し過ぎると違和感を持ち、暗示を破る。しかしマーサに元気を取り戻させたことに感謝しており、このまま続けたいと望んだ。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Zero
ウェイバーによって暗示をかけられ、日本での滞在先にされる。
『Fate/Zero material』では少しやせ気味のデザインだったが、アニメ版では少し恰幅が良くなり、豊かな白髭が追加された。
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
第五次聖杯戦争が間近に迫る時期、ライネスの会話の中で言及される。
夫妻ともに健在なようで、聖杯戦争の被害が及ぶのを恐れたウェイバーより(表向きは)旅行のチケットを贈られる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

マーサ・マッケンジー
妻。息子夫妻や孫と離れ離れになってしまったことで塞ぎがちだったが、ウェイバーを孫と思い込んだのをきっかけに本来の明るさを取り戻していく。
クリス・マッケンジー
息子。孫が生まれたことを機にトロントに移り住み、以後は疎遠になっている。
ウェイバー・ベルベット
暗示によって孫と思い込まされた相手。違和感や記憶の齟齬などによって終盤に実の孫ではないことに気づいていたことが判明するが、自分たちを騙して悪事を働こうとしていたわけでもなかったので優しく許している。グレンの言葉をきっかけにウェイバーは自分を見つめ直していくことになる。聖杯戦争終了後も交流は続いている模様。
アレクセイ
孫がイギリスで出会った友人と思い込み、意気投合する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「それがお前さんにとって、どれほど大切な事柄なのかは解らんが……これだけは言わせてほしい。
 人生、長生きしたあとで振り返ってみればな、命と秤にかけられるほどの事柄なんて、結局のところ一つもありはせんものじゃよ」
ウェイバー達が命をかけた何かに挑もうとしている、と察しての言葉。
それまで魔術師の狭い世界でしか生きてこなかったウェイバーにとって、自分の三倍近く、イスカンダルと比べても二倍以上生きてきた老人の言葉は自分を見つめ直す切っ掛けの一つとなった。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • マッケンジー 夫婦の地元は、一貫してトロントと言われているが、カナダにもオーストラリアにもトロントという名前の街が存在しており、夫婦の出身はどちらなのかは、出典によって変わることが多い。「略歴」に書いている通り、『Fate/Zero material』だとオーストラリア人で、原作『Fate/Zero』や『Fate/Zero アニメビジュアルガイド II』だとカナダ人である。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

  1. 「Act.1 -285:42:56」『Fate/Zero』(「最前線」で公開
  2. 「Act.15 -25:48:06」『Fate/Zero』
  3. 「Fate/Zero用語辞典-グレン・マッケンジー」『Fate/Zero material』p.94

リンク[編集 | ソースを編集]