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[[キャスター|魔術師]]の[[サーヴァント]]。
 
[[キャスター|魔術師]]の[[サーヴァント]]。
 
; 略歴
 
; 略歴
:妖精國に生きた[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]の若かりし頃の姿。ブリテンを糾すために楽園アヴァロンから地上に派遣された『楽園の[[妖精]]』。
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:妖精國となるブリテンを糾すため、楽園アヴァロンから地上に派遣された『楽園の[[妖精]]』。
 
:まだ赤ん坊だったモルガンはブリテンの最北にある『雨の氏族』が統治する街のオークニーに流れ着き、幼い自分を憐れんだ雨の氏族たちによって守られ、育てられる。
 
:まだ赤ん坊だったモルガンはブリテンの最北にある『雨の氏族』が統治する街のオークニーに流れ着き、幼い自分を憐れんだ雨の氏族たちによって守られ、育てられる。
 
:雨の氏族の王妃は、いずれ『楽園の妖精』として旅立つモルガンがブリテンで困らないよう、たくさんの知識と思い出を与えようとモルガンを自分の娘として大切にし、最後にはオークニーに聳える巨大な世界樹と同じ「トネリコ」という名を与えた。
 
:雨の氏族の王妃は、いずれ『楽園の妖精』として旅立つモルガンがブリテンで困らないよう、たくさんの知識と思い出を与えようとモルガンを自分の娘として大切にし、最後にはオークニーに聳える巨大な世界樹と同じ「トネリコ」という名を与えた。
:モルガンは『ブリテンを終わらせる』という自分の使命を理解しながら、『雨の氏族』たちの優しい心に感じ入り、心優しく成長した。
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:モルガンは『ブリテンを終わらせる』という自分の使命を理解しながら、『雨の氏族』たちの優しい心に感じ入り、心優しく成長した。<br>
:ブリテンを終わらせるのではなく、ブリテンを新しく始める―――罪の意識に苦しむ妖精たちを救う手段はないのかと模索し始めるほどに。
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ブリテンを終わらせるのではなく、ブリテンを新しく始める―――罪の意識に苦しむ妖精たちを救う手段はないのかと模索し始めるほどに。
:しかしモルガンが16歳を迎えた日、オークニーは『楽園の妖精』による断罪を恐れた他の氏族たちの同盟が攻め入ったことで滅び去った。
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:しかしモルガンが16歳を迎えた日、オークニーは『楽園の妖精』による断罪を恐れた他の氏族たちの同盟が攻め入ったことで滅び去った。<br>この時に『楽園の妖精』も見つけ出されて処刑されたが、その正体はオークニーの王妃の本当の娘だった。
:この時に『楽園の妖精』も見つけ出されて処刑されたが、その正体はオークニーの王妃の本当の娘だった。
   
:雨の氏族たちの最後の抵抗で生き残ったモルガンは、彼らの「ブリテンを争いのない平和な国にする」という願いを実現するため、他の氏族に対する憎しみを呑み込んでブリテン本土へと渡った。
 
:雨の氏族たちの最後の抵抗で生き残ったモルガンは、彼らの「ブリテンを争いのない平和な国にする」という願いを実現するため、他の氏族に対する憎しみを呑み込んでブリテン本土へと渡った。
:本土に渡った頃はオークニーを失った悲しみで目が死んでいたり、やさぐれていたり、不良行為に走っていたりした。簡潔に言うと、童話に出てくる悪い魔女ムーブをしていた。
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:本土に渡った頃はオークニーを失った悲しみで目が死んでいたり、やさぐれていたり、不良行為に走っていたりした。簡潔に言うと、童話に出てくる悪い魔女ムーブをしていた。しかし千年にも渡る旅の末に信頼できる仲間が増え、目的もハッキリしてくるとモルガンは無理やりやっていた悪い魔女ムーブを卒業する。
:しかし千年にも渡る旅の末に信頼できる仲間が増え、目的もハッキリしてくるとモルガンは無理やりやっていた悪い魔女ムーブを卒業する。
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:それからはブリテンで、たえまなく争い合う氏族たちの戦いに介入し、虐げらていた下級妖精たちを救い、名声をあげていく。<br>そうしていく内に『魔女』から『救世主』と呼ばれ方が変わったので、この頃からトネリコを名乗る事になった。<br>義母……雨の国の王妃……からもらった大切な名前なので、『悪者』として認識されているうちは使いたくなかったのだ。
:それからはブリテンで、たえまなく争い合う氏族たちの戦いに介入し、虐げらていた下級妖精たちを救い、名声をあげていく。
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:そうしていく内に『魔女』から『救世主』と呼ばれ方が変わったので、この頃からトネリコを名乗る事になった。
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:義母……雨の国の王妃……からもらった大切な名前なので、『悪者』として認識されているうちは使いたくなかったのだ。
   
:心の底ではオークニーを滅ぼされた怒り・憎しみが燻っているものの、持ち前の正義感、公平さ、そして芯の強さが負の感情を制し、トネリコは立派な救世主となった。
 
:心の底ではオークニーを滅ぼされた怒り・憎しみが燻っているものの、持ち前の正義感、公平さ、そして芯の強さが負の感情を制し、トネリコは立派な救世主となった。
 
:弱い妖精たち、奴隷として扱われている人間たちにとって『希望』そのものとなったトネリコは、各地の争いを平定しながら、やがて『円卓』を組織し、争い合う妖精氏族たちを調停し、人間たちの都ロンディニウムの建造に力を貸し、ついにはブリテンを統一する、初めての王を迎える事になった。
 
:弱い妖精たち、奴隷として扱われている人間たちにとって『希望』そのものとなったトネリコは、各地の争いを平定しながら、やがて『円卓』を組織し、争い合う妖精氏族たちを調停し、人間たちの都ロンディニウムの建造に力を貸し、ついにはブリテンを統一する、初めての王を迎える事になった。
:それからは、王妃モルガンのおはなし。
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:それからは、王妃[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]のおはなし。
 
; 人物
 
; 人物
 
:心の優しい無垢な少女。
 
:心の優しい無垢な少女。
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