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;「あ、思い出したわ。<br/> イリヤだ」
 
;「あ、思い出したわ。<br/> イリヤだ」
 
:「改変された世界」での最終決戦にて、全員が存在を忘却し、それでも記憶の片隅に残っていた「少女」の名前を、なんて事もないかのように。
 
:「改変された世界」での最終決戦にて、全員が存在を忘却し、それでも記憶の片隅に残っていた「少女」の名前を、なんて事もないかのように。
:改変前に放出した雷気を改変後に吸収するという反則技で知るはずもない名前を口にした結果、脆弱な綻びは解け、全員が彼女の名前を思い出した。
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:改変前に放出した雷気を改変後に吸収するという反則技で知るはずもない名前を口にした結果、脆弱な綻びは解け、全員が彼女の名前を思い出した。結果としてマグニの持つ一連の宝具の性質が、世界改変の前後を越えた記憶のバックアップとして機能したのである。
:ミョルニルは所有者の記憶を吸う。また、バーサーカー・マグニの最終宝具『黄昏に響け父の雷葬』は、雷として放出する生前の記憶と共にミョルニルを天へと還す。これらにより、ベアトリスの記憶に含まれるイリヤの情報が、天、即ち世界の改変が及ばない領域へと格納される形となる。
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:その後、ライダー・マグニを夢幻召喚した際、ベアトリスは、グルファクシとともに天から降る雷を纏う。これが図らずも、世界改変前に雷として放出したベアトリス自身の記憶を、世界改変後にまた雷として回収することとなり、そこに含まれたイリヤの情報をも取り戻すことに繋がった。
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:結果として、マグニの持つ一連の宝具の性質が、世界改変の前後を越えた、記憶のバックアップとして機能したのである。
   
:──ダリウスにより齎された『世界の終わり』がイリヤの献身で巻き返され、遺されたベアトリスや美遊たちはその先を往く。まさしく『黄昏(終わり)の先を往く子らへ』、神々が遺した奇跡と言えよう。
 
:──ダリウスにより齎された『世界の終わり』がイリヤの献身で巻き返され、遺されたベアトリスや美遊たちはその先を往く。まさしく『黄昏(終わり)の先を往く子らへ』、神々が遺した奇跡と言えよう。
  
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