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496 バイト追加 、 2024年10月19日 (土)
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: この殺人衝動に飲まれると性格が冷徹に敵を殺す暗殺者に変貌する他、後の七夜志貴を彷彿とさせるような演技がかった発言を行う様になる。
 
: この殺人衝動に飲まれると性格が冷徹に敵を殺す暗殺者に変貌する他、後の七夜志貴を彷彿とさせるような演技がかった発言を行う様になる。
 
: この時の状態の呼称を[[混血]]のもののそれと同じく意識が「反転」したと呼ぶことがある。
 
: この時の状態の呼称を[[混血]]のもののそれと同じく意識が「反転」したと呼ぶことがある。
:: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、表面的にはより明るい人物像になっているものの、それは意識的な演技のようなものであり、本質は非常に虚無的な人物になっている。それに伴い退魔衝動とは別の部分で尖鋭的な合理性を持っており、一度スイッチが入ると別人のように冷酷な言動を取る場面が見られる。その最たる部分が『必要であれば殺す/壊す。面倒であれば殺す/壊す』というものである。また『死の視える自分<ref group="注">まず実際問題として手先や足先の狂い一つで壊・殺してしまう可能性が有ること。そして、死(宙の終)というものがひどく無意味であり、万物は最終的にソレに行き着いてしまうということを観測し、またそれを証明出来てしまうこと。何よりそれを見せられた結果として、モノの価値が著しく低くなり、壊・殺すことに躊躇いが無くなってきていること。もっと言えば醜く歪な光景に耐えられず、さっさと線をなぞり消してしまいたい衝動に駆られるなど様々な理由が相互的に起因している。</ref>』はいてはならない存在であると苦悩する様子が多く見られるようになった。それらの異常性や恐怖を青子に教わった善良さとその苛烈な人生と共に育まれた美意識<ref group ="注">記憶は封印されているとはいえ、七夜志貴は遠野志貴という人格の土台になっている。</ref>で補正し、善くあろうと努めている。
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:: リメイク版の『A piece of blue glass moon』では、根底が変化しており、似たような台詞回しでもその内情が異なっている。表面的にはより感情豊かで明るい人物像になっているものの、それは意識的な演技のようなものであり、本質は非常に虚無的な人物である。それに伴い退魔衝動とは別の部分で尖鋭的な合理性を持っており、一度スイッチが入ると別人のように冷酷な言動を取る場面が見られる。その最たる部分が『必要であれば殺す/壊す。面倒であれば殺す/壊す』というものである。また『死の視える自分<ref group="注">まず実際問題として手先や足先の狂い一つで壊・殺してしまう可能性が有ること。そして、死(宙の終)というものがひどく無意味であり、万物は最終的にソレに行き着いてしまうということを観測し、またそれを証明出来てしまうこと。何よりそれを見せられた結果として、モノの価値が著しく低くなり、壊・殺すことに躊躇いが無くなってきていること。もっと言えば醜く歪な光景に耐えられず、さっさと線をなぞり消してしまいたい衝動に駆られるなど様々な理由が相互的に起因している。</ref>』はいてはならない存在であると苦悩する様子が多く見られるようになった。それらの異常性や恐怖を青子に教わった善良さとその苛烈な人生と共に育まれた美意識<ref group ="注">記憶は封印されているとはいえ、七夜志貴は遠野志貴という人格の土台になっている。</ref>で補正し、善くあろうと努めている。
:: 睡眠からもう二度と目覚めない可能性があるため、入眠時にネガティブになり、また眠る事が苦手である。加えて自分の身体が『いつ死んでもおかしくない/今生きていることが奇跡』と正しく理解している結果として、自分の死に対して他人事で執着せず(していたら人生が立ちいかない。なにも出来なくなる)、能動的に行動を起こす部分が強調されている。つまり『体調が良い(なんとか生きている)』なら全力で動く、『体調が悪い(このままだと死んでいる)』なら大人しく止めるという具合になっている。
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:: 四季による生命力奪取の影響で小食であり、朝は輪を掛けて食が細い。更に退魔衝動の発現後は、一口も喉を通らなくなるほど内臓機能が低下する。尤も、四季からの影響が何らかの要因で無くなった後は、本格インドカレーのお代わりを考えられるほどには健啖家な一面を見せる。
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:: 睡眠からもう二度と目覚めない恐れを抱えているため、入眠時にネガティブになり、また眠る事が苦手である。加えて自分の身体が『いつ死んでもおかしくない/今生きていることが奇跡』と正しく理解している結果として、自分の死に対して他人事で執着せず(していたら人生が立ちいかない。なにも出来なくなる)、能動的に行動を起こす部分が強調されている。つまり『体調が良い(なんとか生きている)』なら全力で動く、『体調が悪い(このままだと死んでいる)』なら大人しく止めるという具合になっている。
 
:: 結果として、旧作以上に志貴の身を案じている秋葉のいう事を聞かず、自身の意志を優先するため手を焼かせている。
 
:: 結果として、旧作以上に志貴の身を案じている秋葉のいう事を聞かず、自身の意志を優先するため手を焼かせている。
 
:: 上記のように根底が変化したため、明確な差異として旧作にはない"[[弓塚さつき]]に尊敬の念を抱いている"描写がある。
 
:: 上記のように根底が変化したため、明確な差異として旧作にはない"[[弓塚さつき]]に尊敬の念を抱いている"描写がある。
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