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| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 副属性 = 人
 
| 副属性 = 人
| 性別 = 朕<ref group = "注">男性限定効果、女性限定効果、[[エドワード・ティーチ]]のスキル「紳士的な愛」の効果は適用されないが、亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』の絆ボーナスは適用される。『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』では男湯・女湯の両方に組み込む事ができ、『復刻版:魔法少女紀行~プリズマ・コーズ~ -Re-install-』では魔法少女力の適用を受ける。</ref>  
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| 性別 = 朕<ref group = "注">基本的に性別不詳に分類。男性限定効果、女性限定効果、[[エドワード・ティーチ]]のスキル「紳士的な愛」の効果は適用されないが、亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』の絆ボーナスは適用される。『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』では男湯・女湯の両方に組み込む事ができ、『復刻版:魔法少女紀行~プリズマ・コーズ~ -Re-install-』では魔法少女力の適用を受ける。</ref>  
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 
| 一人称 = 朕
 
| 一人称 = 朕
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;略歴
 
;略歴
:[[人智統合真国 シン|中国異聞帯]]の皇帝として登場。
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:Lostbelt No.3『[[人智統合真国 シン]]』にて、[[異聞帯の王]]である皇帝として登場。
 
:咸陽上空に浮遊している巨大な建造物の中に座しているものと思われていたが、実はその巨大な浮遊物体そのものが始皇帝である事が本人から明かされた。
 
:咸陽上空に浮遊している巨大な建造物の中に座しているものと思われていたが、実はその巨大な浮遊物体そのものが始皇帝である事が本人から明かされた。
 
:クリプターである[[芥ヒナコ]]の事を完全には信用しておらず、カルデアの事を一概に敵として決めつけなかったどころか、自らの領土を分断する謎の嵐の壁を突破する手段になる[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を持つカルデアの方が取引相手として価値が高いとし、当初はカルデア一行を客として迎え入れようとしていた。
 
:クリプターである[[芥ヒナコ]]の事を完全には信用しておらず、カルデアの事を一概に敵として決めつけなかったどころか、自らの領土を分断する謎の嵐の壁を突破する手段になる[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を持つカルデアの方が取引相手として価値が高いとし、当初はカルデア一行を客として迎え入れようとしていた。
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:やはり絶対の支配者というだけあり、サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接する。また自分の治世こそ完全無欠であると考えているため、汎人類史に対して上から見て批評、批判する事が多く、その廃絶を主人公に唆しもする。
 
:やはり絶対の支配者というだけあり、サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接する。また自分の治世こそ完全無欠であると考えているため、汎人類史に対して上から見て批評、批判する事が多く、その廃絶を主人公に唆しもする。
 
:その言動は尊大さに満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。一方で他の英霊から気さくに話しかけられて面食らっているようだ。
 
:その言動は尊大さに満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。一方で他の英霊から気さくに話しかけられて面食らっているようだ。
 +
:上記のように傲岸不遜だが世話好きな一面も持ち合わせており、他者の窮状を見過ごす事は無い。あらゆる時間軸における「人の世の行く末」を真剣に考えているように根幹は善意なのだが、彼の善とは「秦の庇護下における管理」なので結果的には誰にとってもありがた迷惑。
 +
:探求心が旺盛で何にも首を突っ込みたがるが、初めから「やはり秦帝国が一番いい」という結論ありきの好奇心なので常に上から目線。あくまで後々征服する事を見越した上での事前調査、というスタンスである模様。
 +
:「絶対的な支配者に頼らず、民の一人一人が運命と向き合う」という汎人類史の人類文明には批判的であるものの、それが中国異聞帯よりも将来性のあるものだという理解もあり、冷静にその結末を見定めんとしている。
 
;能力
 
;能力
 
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。
 
:咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。
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:人型の『真人躯体』となってからは聖躯だった頃のような圧倒的な演算能力は失われているが、この人型躯体自体が人造の真人であり、人体が持ちうる究極の均整と能力を備えた到達点とも言える完成度を誇る。唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないので性別の概念も無い。
 
:人型の『真人躯体』となってからは聖躯だった頃のような圧倒的な演算能力は失われているが、この人型躯体自体が人造の真人であり、人体が持ちうる究極の均整と能力を備えた到達点とも言える完成度を誇る。唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないので性別の概念も無い。
 
:水銀を操ることが可能で、戦闘時はこれを様々な形に変化させることで多彩な攻撃を行える。
 
:水銀を操ることが可能で、戦闘時はこれを様々な形に変化させることで多彩な攻撃を行える。
:ゲーム内では使用できないが、仙術は相当なレベルのようで、異様な霊基の重さを誇る[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]を完全に封じ込めるほどに究めている。
+
:ゲーム内では使用できないが、仙術は相当なレベルのようで、10万トンという霊基の重さを誇る[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]を完全に封じ込めるほどに究めている。
    
== バリエーション ==
 
== バリエーション ==
 
=== 始皇帝〔英霊伝承〕 ===
 
=== 始皇帝〔英霊伝承〕 ===
『英霊伝承』の荊軻のストーリーに登場した始皇帝。<br>
+
:『[[Fate/Grand Order 英霊伝承|Fate/Grand Order 英霊伝承 ~荊軻~]]』に登場した始皇帝。
汎人類史の存在であり、史実の始皇帝にイメージが近い。<br>
+
:汎人類史の存在であり、史実の始皇帝にイメージが近い。
<br>
+
 
彼の治める秦は表面上牧歌的であった中国異聞帯とは異なり、犯罪はまったくないガチガチの法治国家であり、社会において必然的に発生する悪(そうせねば生存できない社会的弱者)は存在すらできない。側近からさえ内心では死を望まれている存在。<br>
+
:彼の治める秦は表面上牧歌的であった中国異聞帯とは異なり、犯罪はまったくないガチガチの法治国家であり、社会において必然的に発生する悪(そうせねば生存できない社会的弱者)は存在すらできない。側近からさえ内心では死を望まれている存在。
こちらでも不死の追求は積極的に行っているようで、謎の肉塊と接続したことで擬似的な不死を得ているが、「宮殿中から血の匂いがする」となんらかの人体実験を思わせる描写がある。<br>
+
:こちらでも不死の追求は積極的に行っているようで、謎の肉塊と接続したことで擬似的な不死を得ているが、「宮殿中から血の匂いがする」となんらかの人体実験を思わせる描写がある。
最終的に荊軻が用意したヒュドラ毒付きの短刀を叩き込まれ、擬似的な不死を失う結果となった。<br>
+
:最終的に荊軻が用意したヒュドラ毒付きの短刀を叩き込まれ、擬似的な不死を失う結果となった。
<br>
+
 
なお、中国異聞帯の始皇帝もこの経緯を辿っているようで、この後に哪吒の肉体から得た仙道サイバネティクス技術で不死を得た場合は異聞帯の歴史に進み、それが間に合わずに死ぬと汎人類史に進むようである。
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:なお、中国異聞帯の始皇帝もこの経緯を辿っているようで、この後に哪吒の肉体から得た仙道サイバネティクス技術で不死を得た場合は異聞帯の歴史に進み、それが間に合わずに死ぬと汎人類史に進むようである。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || 対魔力:B+ || 書は焚すべし:A<br />儒は坑すべし:A<br />永世帝位:A || style="text-align:left"|ステータスは真人躯体のもの。
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| [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || 対魔力:B+ || 書は焚すべし:A<br>儒は坑すべし:A<br>永世帝位:A || style="text-align:left"|ステータスは真人躯体のもの。
 
|}
 
|}
    
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
;始皇帝(ザ・ドミネーション・ビギニング)
 
;始皇帝(ザ・ドミネーション・ビギニング)
:ランク:B+<br />種別:対界宝具<br />レンジ:10~999<br />最大捕捉:60憶人
+
:ランク:B+<br>種別:対界宝具<br>レンジ:10~999<br>最大捕捉:60憶人
 
:始皇帝の敷いた中央集権制度の国威の具現。
 
:始皇帝の敷いた中央集権制度の国威の具現。
 
:ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。
 
:ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。
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:その場にいる全員を(敵味方の区別なく)弱体化させ、始皇帝ただ一人だけが圧倒的な能力増強を獲得する(ただし下記にもあるように、『Grand Order』ゲーム内では自身以外への弱体化効果は反映されていない)。
 
:ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。
 
:ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。
 
:『Grand Order』では「自身に無敵状態を付与(1ターン)&ターゲット集中状態を付与(1ターン)&攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&クリティカル威力をアップ[Lv](3ターン)&スター集中度をアップ(3ターン)を付与」という効果のArts宝具。
 
:『Grand Order』では「自身に無敵状態を付与(1ターン)&ターゲット集中状態を付与(1ターン)&攻撃力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&クリティカル威力をアップ[Lv](3ターン)&スター集中度をアップ(3ターン)を付与」という効果のArts宝具。
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:名は嬴政(えいせい)。中国を史上初めて武力統一した秦の君主。諸王を超える新たな称号「皇帝」と自身を称したことから、最初の皇帝―――「始皇帝」と呼ばれる。
 
:名は嬴政(えいせい)。中国を史上初めて武力統一した秦の君主。諸王を超える新たな称号「皇帝」と自身を称したことから、最初の皇帝―――「始皇帝」と呼ばれる。
 
:汎人類史の史実では、始皇帝は不老不死の研究の一環として水銀を含んだ薬を摂取し続け、結果として水銀中毒で命を落としており、秦という国家も永続せずに戦乱時代が始まっている。
 
:汎人類史の史実では、始皇帝は不老不死の研究の一環として水銀を含んだ薬を摂取し続け、結果として水銀中毒で命を落としており、秦という国家も永続せずに戦乱時代が始まっている。
:しかしある平行世界の始皇帝は殷王朝の遺跡より仙人・太乙真人の作による人造人体の残骸を回収し、これを解析することで肉体を機械化する技術を獲得。これによりサイバネティクスという方向で不老不死を実現、結果として存命したまま、秦という国家を存続させただけに留まらず、世界に対して大幅に先駆けた技術的ブレイクスルーと仙術の融合技術をもって世界を圧倒し、中国のみならず世界を統一した。
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:しかしある平行世界の始皇帝は殷王朝の遺跡より仙人・太乙真人の作による人造人体の残骸を回収し、これを解析することで肉体を機械化する技術を獲得。これによりサイバネティクスという方向で不老不死を実現、結果として2200年の間存命したまま、秦という国家を存続させただけに留まらず、世界に対して大幅に先駆けた技術的ブレイクスルーと仙術の融合技術をもって世界を圧倒し、中国のみならず世界を統一した。
 
:世界統一を達成する過程において、それに足る能力を求めて自らの体躯を拡張し続けた結果、最終的には人とはおよそ呼べぬ姿へと成り果てており、その体躯は居城であった阿房宮をも呑み込み、咸陽上空に反重力で浮遊する巨体へとなる。その膨大な演算能力を持って全ての民を管理していた。
 
:世界統一を達成する過程において、それに足る能力を求めて自らの体躯を拡張し続けた結果、最終的には人とはおよそ呼べぬ姿へと成り果てており、その体躯は居城であった阿房宮をも呑み込み、咸陽上空に反重力で浮遊する巨体へとなる。その膨大な演算能力を持って全ての民を管理していた。
:本来は世界統一を達成し「平和だが進歩がない世界」を完成させた事で剪定され終わりを迎えてしまった世界ではあるが、剪定されず2018年まで続いた事になっている異聞帯では『真人』である[[虞美人]]と接する機会を得、その身体を解析する事で得られたデータを元に、人型の真人としての体躯を完成させる。これは皇帝として秦の国を管理維持していく事においては不要、と言うよりも管理維持の中核を成していた膨大な演算能力は『聖躯』と称する巨大な機械体躯にこそあったものだが、異聞帯を訪れたカルデアのマスターと本当の意味で決着をつけるため、あえて巨大な聖躯を捨てて人型となり地上に降り立った。
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:本来は世界統一を達成し「平和だが進歩がない世界」を完成させた事で剪定され終わりを迎えてしまった世界ではあるが、剪定されず2018年まで続いた事になっている異聞帯では『真人』である[[虞美人]]と接する機会を得、その身体を解析する事で得られたデータを元に、人型の真人としての体躯を完成させる。これは皇帝として秦の国を管理維持していく事においては不要、と言うよりも管理維持の中核を成していた膨大な演算能力は『聖躯』と称する巨大な機械体躯にこそあったものだが、異聞帯を訪れたカルデアのマスターと本当の意味で決着を着けるため、あえて巨大な聖躯を捨てて人型となり地上に降り立った。
 
=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
 
;始皇帝陵
 
;始皇帝陵
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』配信後、期間限定で実装された中国異聞帯の皇帝。
+
: Lostbelt No.3『人智統合真国 シン』開幕後、期間限定サーヴァントとして実装。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
121行目: 125行目:  
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
:自身の治世を脅かしにきた外敵であり、雌雄を決する相手として認めた「汎人類史の代表」であり、「自身の治世にはなく汎人類史にはある美徳」の最たるものだと認める人物。
+
:自身の治世を脅かしにきた外敵にして、雌雄を決する相手として認めた「汎人類史の代表」であり、「自身の治世にはなく汎人類史にはある美徳」の最たるものだと認める人物。つまりは唯一ともいえる「人としてのライバル」。
 
:サーヴァントになってからは、最初は「汎人類史の行く末を見届けるために来ただけで、見過ごせない破綻があれば即座に自分が再度覇を唱えるつもりだ」と公言していたが、主人公という人物を強く認めるに従って、どのような結末に至ろうとも主人公と共に最後まで見届けると宣言する。逆に主人公が挫折するようなら人類を救うという大義のために永世秦帝国を再度復活させることも考えている模様。
 
:サーヴァントになってからは、最初は「汎人類史の行く末を見届けるために来ただけで、見過ごせない破綻があれば即座に自分が再度覇を唱えるつもりだ」と公言していたが、主人公という人物を強く認めるに従って、どのような結末に至ろうとも主人公と共に最後まで見届けると宣言する。逆に主人公が挫折するようなら人類を救うという大義のために永世秦帝国を再度復活させることも考えている模様。
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:また、常に彼/彼女の真価を量ろうと観察もしている様子。
    
;[[李書文〔アサシン〕|衛士長]]
 
;[[李書文〔アサシン〕|衛士長]]
131行目: 136行目:  
:凍眠英雄の中から、カルデアに対処するために呼び覚ました2人。
 
:凍眠英雄の中から、カルデアに対処するために呼び覚ました2人。
 
:始皇帝が指名して解凍したのではなく、「解凍時の手違いで人格に異常をきたして暴れてもお前の手に負える範囲で役立つと思われる者」という指定で衛士長が選んだ2人だが、始皇帝は特性をよく把握して使いこなした。
 
:始皇帝が指名して解凍したのではなく、「解凍時の手違いで人格に異常をきたして暴れてもお前の手に負える範囲で役立つと思われる者」という指定で衛士長が選んだ2人だが、始皇帝は特性をよく把握して使いこなした。
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;[[項羽]]
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:史実では彼の故郷を滅ぼしているが、『Grand Order』では自身の試作品として彼を設計・製造している。中国異聞帯でも自身の治世の下、彼を仕えさせていた。
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:彼が異聞帯の姿でカルデアに召喚された事については「善哉」と反応しており、虞美人が相応の働きをした結果だろうとしている。
    
;[[荊軻]]
 
;[[荊軻]]
140行目: 149行目:  
:自身が長年探し求めていた「真人」そのもの。
 
:自身が長年探し求めていた「真人」そのもの。
 
:当初は力を落とし人間と変わらない「芥ヒナコ」の姿であったが、自身の正体が始皇帝が探し求めていた「真人」に当たる存在である事は早い段階から明かしていたようで、いつか元の姿に戻った暁には項羽の身柄を譲り渡す事と引き換えに身体のデータを全て提供するという約束を交わしていた。
 
:当初は力を落とし人間と変わらない「芥ヒナコ」の姿であったが、自身の正体が始皇帝が探し求めていた「真人」に当たる存在である事は早い段階から明かしていたようで、いつか元の姿に戻った暁には項羽の身柄を譲り渡す事と引き換えに身体のデータを全て提供するという約束を交わしていた。
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:また、自分が言うのも何だとしつつも、もうちょっと神仙界隈の風評被害を気にして仙女としてのブランディングとか考えるべきだとコメントしている。
    
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]
 
;[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ]]
147行目: 157行目:  
;[[玉藻の前]]
 
;[[玉藻の前]]
 
:上記のコヤンスカヤの同類だと看破しており、カルデアでも警戒の目を向けている。
 
:上記のコヤンスカヤの同類だと看破しており、カルデアでも警戒の目を向けている。
 +
:更生は褒めるが信用はしないというスタンスなようで、常に見張っている。
    
;[[武則天]]
 
;[[武則天]]
154行目: 165行目:  
;[[トーマス・エジソン]]
 
;[[トーマス・エジソン]]
 
:期間限定イベント『水怪クライシス』にて共演。
 
:期間限定イベント『水怪クライシス』にて共演。
:マテリアルの時点で険悪な対応だったが、案の定顔を見るなり「儒の極み」と露骨に罵倒した。
+
:マテリアルの時点で「マジないわー」などと険悪な対応だったが、案の定顔を見るなり「儒の極み」と露骨に罵倒した。
   −
=== 生前(汎人類史としての) ===
+
=== 生前(汎人類史) ===
 
;趙高
 
;趙高
 
:晩年に重用した宦官。死後、専横を振るって秦を滅亡に追い込んだ。
 
:晩年に重用した宦官。死後、専横を振るって秦を滅亡に追い込んだ。
186行目: 197行目:  
:早い話がLostbelt No.3クリア前に始皇帝を召喚してしまい「始皇帝がいる状態で中国異聞帯に乗り込んで始皇帝を倒しに行く」というFGO特有のタイムパラドックスを抱える事になったプレイヤーへの、かなりダイレクトなメタ発言である。
 
:早い話がLostbelt No.3クリア前に始皇帝を召喚してしまい「始皇帝がいる状態で中国異聞帯に乗り込んで始皇帝を倒しに行く」というFGO特有のタイムパラドックスを抱える事になったプレイヤーへの、かなりダイレクトなメタ発言である。
 
:中国異聞帯での記憶を全て持っている始皇帝は、この先主人公が中国異聞帯にて自分と同一の存在と戦う事やその結末まで全て知っている。こっちの始皇帝は楽しむ気マンマンのようだが、あっちの始皇帝が見たらどう思うだろうか。
 
:中国異聞帯での記憶を全て持っている始皇帝は、この先主人公が中国異聞帯にて自分と同一の存在と戦う事やその結末まで全て知っている。こっちの始皇帝は楽しむ気マンマンのようだが、あっちの始皇帝が見たらどう思うだろうか。
:なおこれはゲームの都合というだけではなく、Fate世界の根幹設定として「英霊の座は時間軸などを超越したところに存在する」ため、その時代から見て未来にしか存在しない英霊が召喚される事は十分にあり得る(『stay/night』のエミヤなど)。
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:なおこれはゲームの都合というだけではなく、Fate世界の根幹設定として「英霊の座は時間軸などを超越したところに存在する」ため、その時代から見て未来にしか存在しない英霊が召喚される事は十分にあり得る(『[[Fate/stay night]]』における[[エミヤ]]など)。
 
:余談だがLostbelt No.3の最終戦ではNPCの始皇帝が助太刀をしてくれる場面がある。よってフレンドに頼らずとも「朕朕状態で[[空想樹|そびえ立つ巨大な棒]]に立ち向かう」という、字面だけ見るととんでもない状況を作る事ができる。
 
:余談だがLostbelt No.3の最終戦ではNPCの始皇帝が助太刀をしてくれる場面がある。よってフレンドに頼らずとも「朕朕状態で[[空想樹|そびえ立つ巨大な棒]]に立ち向かう」という、字面だけ見るととんでもない状況を作る事ができる。
   205行目: 216行目:     
==メモ==
 
==メモ==
*性別が'''朕'''という前代未聞のサーヴァント。これは、いわゆる通常の性別を持たない事を意味している。
+
*性別が'''朕'''という前代未聞のサーヴァント。これは、いわゆる通常の性別を持たない=性別不詳である事を意味している。
 
**型月の既出キャラクターとしてはそもそも設定上存在しない[[エルキドゥ]]や可変の[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]に次ぐもの。また、ファン間のジョークとして[[白純里緒]]が「'''性別:先輩'''」と呼ばれる事例はあったが、こちらはゲーム内で見られるプロフィールに'''本当にこう書いてある'''。公式に専用の性別が設定されたのは初の事例である。
 
**型月の既出キャラクターとしてはそもそも設定上存在しない[[エルキドゥ]]や可変の[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]に次ぐもの。また、ファン間のジョークとして[[白純里緒]]が「'''性別:先輩'''」と呼ばれる事例はあったが、こちらはゲーム内で見られるプロフィールに'''本当にこう書いてある'''。公式に専用の性別が設定されたのは初の事例である。
 
**ちなみにこれは現在の肉体である『真人躯体』に性別に該当するシステムが組み込まれていないため。字面に反して理由は至極真面目だったりする。
 
**ちなみにこれは現在の肉体である『真人躯体』に性別に該当するシステムが組み込まれていないため。字面に反して理由は至極真面目だったりする。
**イラストレーターの東冬氏は「全裸で性別不明の異形の美形」とのオーダーがあった事で、「蜂準長目(切れ長の蜂のような目つきの男)」という秦王政当時の形容から作ったデザインが没になった経緯がある事をTwitterで明かしている<ref group = "出">[https://twitter.com/toh_azuma/status/1070143412307877888 東冬Twitter2018年12月5日11:30]</ref>。此方のデザインは後に『TYPE-MOON ACE vol.13』にて始皇帝の[[幕間の物語]]が読み切り漫画として掲載された際に特異点側の始皇帝像として使われ、ようやく日の目を見ることになった。
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**イラストレーターの東冬氏は「全裸で性別不明の異形の美形」とのオーダーがあった事で、「蜂準長目(切れ長の蜂のような目つきの男)」という秦王政当時の形容から作ったデザインが没になった経緯がある事をTwitterで明かしている<ref group = "出">[https://twitter.com/toh_azuma/status/1070143412307877888 東冬Twitter2018年12月5日11:30]</ref>。此方のデザインは後に『[[TYPE-MOONエース|TYPE-MOON エース VOL.13]]』にて始皇帝の[[幕間の物語]]が読み切り漫画として掲載された際に特異点側の始皇帝像として使われ、ようやく日の目を見ることになった。
**概念礼装「不死鳥は大地に」に木蓮が描かれているのは、「地球上で最初に花をつけた樹木(原産地は中国)」であり、白木蓮(玉蘭)は「皇帝の寵愛」という意味を持つ事に由来する、と同じくTwitterで明かされた<ref group = "出">[https://twitter.com/toh_azuma/status/1070150985719271424 東冬Twitter2018年12月5日12:00]</ref>。
   
**実際に声に出した時の発音がツボに嵌ったのか、実装に際しては「お朕朕ランド開園(=召喚成功)」や「フル朕(=全パラメータ最高状態)」といった謎の<del>淫語</del>隠語がネット上に飛び交う事態となった。
 
**実際に声に出した時の発音がツボに嵌ったのか、実装に際しては「お朕朕ランド開園(=召喚成功)」や「フル朕(=全パラメータ最高状態)」といった謎の<del>淫語</del>隠語がネット上に飛び交う事態となった。
 
***中でも、自前とフレンドのダブル[[玉藻の前]]で挟んだパーティ「'''玉朕玉'''システム」はその字面で多数のプレイヤーの腹筋崩壊を誘発した。しかしこの構成が、単なるウケ狙いではなく高耐久と宝具の回転効率が両立した実用性の高いパーティと判明。サポーターとしては[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]や[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|孔明]]に押されがちな傾向にあった玉藻の再評価にも繋がった。
 
***中でも、自前とフレンドのダブル[[玉藻の前]]で挟んだパーティ「'''玉朕玉'''システム」はその字面で多数のプレイヤーの腹筋崩壊を誘発した。しかしこの構成が、単なるウケ狙いではなく高耐久と宝具の回転効率が両立した実用性の高いパーティと判明。サポーターとしては[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]や[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|孔明]]に押されがちな傾向にあった玉藻の再評価にも繋がった。
***なお、その鉄壁編成の天敵となるのがよりにもよって[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|例のエロ尼]]というのが何とも…。
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***なお、その鉄壁編成の天敵となるのがよりにもよって[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|例のエロ尼]]というのが何とも……。
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*[[概念礼装]]「不死鳥は大地に」に木蓮が描かれているのは、「地球上で最初に花をつけた樹木(原産地は中国)」であり、白木蓮(玉蘭)は「皇帝の寵愛」という意味を持つ事に由来する、とデザイン担当である東冬氏のTwitterで明かされた<ref group = "出">[https://twitter.com/toh_azuma/status/1070150985719271424 東冬Twitter2018年12月5日12:00]</ref>。
 
*「性別:朕」の影に隠れているが、好きな物と嫌いな物がまったく同じ「水銀」と言う地味に珍しいプロフィールを持つ。これは水銀という物質の性質は好ましく思っている反面、'''飲んだらクソ不味かった'''というトラウマが原因。
 
*「性別:朕」の影に隠れているが、好きな物と嫌いな物がまったく同じ「水銀」と言う地味に珍しいプロフィールを持つ。これは水銀という物質の性質は好ましく思っている反面、'''飲んだらクソ不味かった'''というトラウマが原因。
 
*担当声優・福山潤氏は奇しくもアニメ版『キングダム』において後の始皇帝・嬴政を演じており、これに目を付けたプレイヤーが“触媒”と称してDVD/BDソフトや原作単行本を傍らに召喚に挑む事例も見受けられる。
 
*担当声優・福山潤氏は奇しくもアニメ版『キングダム』において後の始皇帝・嬴政を演じており、これに目を付けたプレイヤーが“触媒”と称してDVD/BDソフトや原作単行本を傍らに召喚に挑む事例も見受けられる。
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**儒者が完全に排除されなかった証拠として、後に劉邦に仕え重用される叔孫通などの儒者が、始皇帝の息子の二世皇帝・胡亥に仕えていることが確認されている。
 
**儒者が完全に排除されなかった証拠として、後に劉邦に仕え重用される叔孫通などの儒者が、始皇帝の息子の二世皇帝・胡亥に仕えていることが確認されている。
 
***余談だが、「焚書」にあたる禁書令は秦の世が終わり漢王朝の時代になっても続き、廃止されたのは漢の二代目・恵帝の時代である。漢の代になっても国内の叛乱、国外からの脅威があり、皇帝である劉邦自身が親征せねばならぬほど混乱が続き……要するに手が回らなかったため。
 
***余談だが、「焚書」にあたる禁書令は秦の世が終わり漢王朝の時代になっても続き、廃止されたのは漢の二代目・恵帝の時代である。漢の代になっても国内の叛乱、国外からの脅威があり、皇帝である劉邦自身が親征せねばならぬほど混乱が続き……要するに手が回らなかったため。
*サーヴァントとしての召喚可能性については『[[Fate/strange Fake|strange Fake]]』において、繰丘夫妻が召喚を目論んでいた。汎人類史側の始皇帝がどのクラス適性を持つかは作中では言及されていないが、作者の成田良悟の[https://twitter.com/ryohgo_narita/status/1218548665888854016 Tweet]によると「あの[[鮫|赤い新キャラ]]は5年前の時点ではあの宝具持ち主本人が出る予定だった所、'''FGOの方でその御方がそのまま登場したのであのキャラに変更した'''」とあり、おそらく弓兵クラスの始皇帝が出演する予定であった。
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*サーヴァントとしての召喚可能性については『[[Fate/strange Fake]]』において、繰丘夫妻が召喚を目論んでいた。汎人類史側の始皇帝がどのクラス適性を持つかは作中では言及されていないが、作者の[https://twitter.com/ryohgo_narita/status/1218548665888854016 成田良悟氏のツイート]によると「あの[[鮫|赤い新キャラ]]は5年前の時点ではあの宝具持ち主本人が出る予定だった所、'''FGOの方でその御方がそのまま登場したのであのキャラに変更した'''」とあり、おそらく弓兵クラスの始皇帝が出演する予定であった。
**ホームズは裁定者のクラスを意外に感じているため、ルーラー始皇帝は異聞帯特有か。
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**[[シャーロック・ホームズ]]は裁定者のクラスを意外に感じているため、ルーラーの始皇帝は異聞帯特有の霊基だろうか。
**本来、グランド級の霊基は『世界』が用意してくれるもののため、世界が関与しない普通の英霊召還で、グランド級の霊基になるかは語られていないが..神霊召還と同じ理論なら不可能なので、通常の霊基で召還されると思われる。
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**本来、グランド級の霊基は『世界』が用意してくれるもののため、世界が関与しない普通の英霊召喚でグランド級の霊基になるかは語られていない。しかし神霊召喚と同じ理論なら不可能なので、通常の霊基で召喚されると思われる。
*「汎人類史であれば[[グランドクラス|冠位]]に該当する霊基」とされるが、これは冠位と同レベルの霊基を持つというだけで、実際にグランドクラスとして現界しているというわけではない。冠位とは1つ上の格の霊基を貰うことが出来る'''特権'''のようなもの。
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*「汎人類史であれば[[グランドクラス|冠位]]に該当する霊基」とされるが、これは冠位と同レベルの霊基を持つというだけで、実際にグランドクラスとして現界しているというわけではない。冠位とは1つ上の格の霊基を貰うことが出来る'''特権'''のようなもの。
**車で例えるなら、通常のサーヴァントは普通自動車の運転免許しか持っていないために普通乗用車に乗ってくるが、「冠位の資格」を持つ英霊は大型トラックの運転免許を持っている・・・と言うようなもの。大型トラックの免許を持っていても普通乗用車しかなくて普通乗用車に乗ってくる事もあるが、大型トラックに乗る必要があり、トラックを与えられればそれに乗ってくる事もある。<br>これで言うなら始皇帝は大型トラックの免許がなくて普通乗用車に乗っているはずなのに、その乗用車が大型トラック並のサイズ・性能をしている。  
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**車で例えるなら、通常のサーヴァントは普通自動車の運転免許しか持っていないために普通乗用車に乗ってくるが、「冠位の資格」を持つ英霊は大型トラックの運転免許を持っている……と言うようなもの。大型トラックの免許を持っていても普通乗用車しかなくて普通乗用車に乗ってくる事もあるが、大型トラックに乗る必要があり、トラックを与えられればそれに乗ってくる事もある。<br>これで言うなら始皇帝は大型トラックの免許がなくて普通乗用車に乗っているはずなのに、その乗用車が大型トラック並のサイズ・性能をしている。  
**冠位とは人類全体を救うためにしか力を行使してはいけず、これに反した山の翁は冠位を剥奪される。しかし、冠位が剥奪されても霊基はそのままであったように冠位と霊基は別である。山の翁が実際に霊基が普通のサーヴァントと同等にまで落ちたのは、全力の「死の概念の付加」による代償のためである。
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**冠位のサーヴァントは人類全体を救うためにしか力を行使できず、実際これに反した[[“山の翁”]]は冠位を剥奪されている。しかし、冠位が剥奪されても霊基はそのままであったように冠位と霊基は別である。実際、“山の翁”が普通のサーヴァントと同等の霊基にまで落ちたのは、全力の「死の概念の付加」による代償のためである。
    
==話題まとめ==
 
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