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; 能力
 
; 能力
 
: オリオン本体の戦闘能力は皆無。伝説の狩人として培った知識や経験を活かし、アルテミスの肩に乗って指示などのサポートを行っている。しかし思い切り踏まれても脳天に矢が刺さっても雑巾絞りにされても痛がるだけで済むなど、妙にタフ。
 
: オリオン本体の戦闘能力は皆無。伝説の狩人として培った知識や経験を活かし、アルテミスの肩に乗って指示などのサポートを行っている。しかし思い切り踏まれても脳天に矢が刺さっても雑巾絞りにされても痛がるだけで済むなど、妙にタフ。
: オリオンの代わりに戦闘を担当するアルテミスは、本来神霊だが神格を限界まで落としており、通常のサーヴァントより少し強い程度にとどまっている。が、全くなっていない奇妙な構えから百発百中の矢を放ったり、時空を歪めて“いずれ契約する可能性”を引き寄せることで契約前からレイシフトを使用するなど、その規格外な能力の片鱗を見せている。また、変則的すぎる召喚を経ているとはいえ仮にも神であるため、サーヴァントであっても世界に多少影響を与える性質を持ち、無意識に空間を歪めたり、穴を開けてそこから[[竜種]]を出現させてしまう。
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: オリオンの代わりに戦闘を担当するアルテミスは、本来[[神霊]]だが神格を限界まで落としており、通常のサーヴァントより少し強い程度にとどまっている。が、全くなっていない奇妙な構えから百発百中の矢を放ったり、時空を歪めて“いずれ契約する可能性”を引き寄せることで契約前から[[レイシフト]]を使用するなど、その規格外な能力の片鱗を見せている。また、変則的すぎる召喚を経ているとはいえ仮にも神であるため、サーヴァントであっても世界に多少影響を与える性質を持ち、無意識に空間を歪めたり、穴を開けてそこから[[竜種]]を出現させてしまう。
 
: 加えて、女神アルテミスはあくまでオリオンとして召喚されているため、水面を歩くなどのオリオンとしての能力も行使可能である一方、「男性」のサーヴァントとして扱われてしまうため魅了などの男性特攻の影響を受けることに加え、神性・女神の神核スキルも封印される(神性特攻の影響を受けない)という結果となっている。
 
: 加えて、女神アルテミスはあくまでオリオンとして召喚されているため、水面を歩くなどのオリオンとしての能力も行使可能である一方、「男性」のサーヴァントとして扱われてしまうため魅了などの男性特攻の影響を受けることに加え、神性・女神の神核スキルも封印される(神性特攻の影響を受けない)という結果となっている。
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===超人オリオン===
 
===超人オリオン===
 
:人(サーヴァント)としての本来の姿に戻ったオリオン。
 
:人(サーヴァント)としての本来の姿に戻ったオリオン。
:詳細は「[[超人オリオン]]」を参照。
+
:詳細は「[[超人オリオン]]」を参照。
    
===アルテミス〔大西洋異聞帯〕===
 
===アルテミス〔大西洋異聞帯〕===
 
:異聞帯におけるアルテミス。
 
:異聞帯におけるアルテミス。
 
:地上に降りることなくアトランティス上空に在り続ける、冷酷な機械の女神。
 
:地上に降りることなくアトランティス上空に在り続ける、冷酷な機械の女神。
:詳細は「[[アルテミス〔異聞帯〕]]」を参照。
+
:詳細は「[[アルテミス〔異聞帯〕]]」を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || A || A+ || A+ || 対魔力:D<br />単独行動:A+ || 女神の寵愛:EX<br />移り気への楔:A+<br />心眼(偽):B- || style="text-align:left"|
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| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || C || B || A || A+ || A+ || 対魔力:D<br>単独行動:A+ || 女神の寵愛:EX<br>移り気への楔:A+<br>心眼(偽):B- || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
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: オリオン。ギリシャ神話に名高い狩人。同時に好色でも知られ、多くの女性と関係を持った。その中でも最も有名なのが月女神アルテミスとの恋である。……もっとも、それ以外に華々しい英雄譚が伝わっている訳ではないが。
 
: オリオン。ギリシャ神話に名高い狩人。同時に好色でも知られ、多くの女性と関係を持った。その中でも最も有名なのが月女神アルテミスとの恋である。……もっとも、それ以外に華々しい英雄譚が伝わっている訳ではないが。
   −
: アルテミスとの逢瀬は天界にも話題となり、結婚するのではないかと噂が流れたが、太陽神アポロンはオリオンの性根を知っており、アルテミスに忠告したが一向に聞く耳を持たない。
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: アルテミスとの逢瀬は天界にも話題となり、結婚するのではないかと噂が流れたが、太陽神[[アポロン]]はオリオンの性根を知っており、アルテミスに忠告したが一向に聞く耳を持たない。
 
:そこでアポロンは一計を案じ、海を泳ぐオリオンをカンダオンという悪人だと偽った上で、彼を射抜くようにアルテミスにそそのかし、彼女にオリオンの頭部を射抜かせた。
 
:そこでアポロンは一計を案じ、海を泳ぐオリオンをカンダオンという悪人だと偽った上で、彼を射抜くようにアルテミスにそそのかし、彼女にオリオンの頭部を射抜かせた。
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:自身を召喚したカルデアのマスター。
 
:自身を召喚したカルデアのマスター。
 
:アルテミスはオリオン一筋なので恋愛感情は抱かないが、絆を深めると「'''貴方もちょっぴり好き'''」と発言、超人オリオン曰くお気に入りなど懐かれてはいる。
 
:アルテミスはオリオン一筋なので恋愛感情は抱かないが、絆を深めると「'''貴方もちょっぴり好き'''」と発言、超人オリオン曰くお気に入りなど懐かれてはいる。
:しかし幕間の物語では散々振り回しているためか、マイルームにやってくるたびに彼/彼女から「'''帰ってください'''」と塩対応をされている。
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:しかし散々振り回しているためか、自身の[[幕間の物語]]「アンスイート・ハネムーン」や「或る愛のうた」ではマイルームにやってくるたびに彼/彼女から「'''帰ってください'''」もしくは「'''留守です'''」と言われるなど、塩対応をされている。
    
;[[アルテラ]]
 
;[[アルテラ]]
 
:割とノリの軽いアルテミスが警戒心と若干の嫌悪感を向ける数少ない相手。文明も神も壊し尽くす点が気に食わない模様。
 
:割とノリの軽いアルテミスが警戒心と若干の嫌悪感を向ける数少ない相手。文明も神も壊し尽くす点が気に食わない模様。
:彼女の本体であるセファールには一万四千年前に散々に蹂躙されたことがあるので、この対応もある意味当然ではある。
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:彼女の本体である[[セファール]]には一万四千年前に散々に蹂躙されたことがあるので、この対応もある意味当然ではある。
 
:一方のアルテラも「お団子はいい文明、'''お月見はわるい文明'''」と言っているあたり、アルテミスに含む所があるようでもある<ref group = "注">イベント中でも触れられるが、お月見は本来月神にお供え物をして崇める儀式。</ref>。
 
:一方のアルテラも「お団子はいい文明、'''お月見はわるい文明'''」と言っているあたり、アルテミスに含む所があるようでもある<ref group = "注">イベント中でも触れられるが、お月見は本来月神にお供え物をして崇める儀式。</ref>。
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:アルテミスにとっては大して興味も持っていなかった相手ではあるが、[[アタランテ|自分の信奉者]]が彼の所業で泣かされたことと、[[イアソン|ギリシャの英雄]]をいいように扱っていたことからオリュンポスの神的にアウトだと判定し、にこやかに笑いながら'''弓で釣瓶撃ちにして挽肉同然にしてしまった。'''
 
:アルテミスにとっては大して興味も持っていなかった相手ではあるが、[[アタランテ|自分の信奉者]]が彼の所業で泣かされたことと、[[イアソン|ギリシャの英雄]]をいいように扱っていたことからオリュンポスの神的にアウトだと判定し、にこやかに笑いながら'''弓で釣瓶撃ちにして挽肉同然にしてしまった。'''
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;[[メルトリリス_(Grand_Order)|メルトリリス]]
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;[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]
 
:組み合わせられた複数の女神の要素にアルテミスのものを含んでいることからか、彼女が珍しく「尊敬している」と語っている。
 
:組み合わせられた複数の女神の要素にアルテミスのものを含んでいることからか、彼女が珍しく「尊敬している」と語っている。
 
:アタランテと同様にあまりのスイーツ脳っぷりに閉口しているばかりか、将来的に自身も「ああなる」可能性に怯えている。
 
:アタランテと同様にあまりのスイーツ脳っぷりに閉口しているばかりか、将来的に自身も「ああなる」可能性に怯えている。
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;[[カーマ]]
 
;[[カーマ]]
:彼女の幕間の物語「愛/堕落はいつもあなたの側に」にて、[[パールヴァティー]]に依頼されて安全装置としての要素を提供して暴走した際に止めに入った相手。
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:彼女の幕間の物語「愛/堕落はいつもあなたの側に」にて、[[パールヴァティー]]に依頼されて安全装置としての要素を提供して暴走した際に止めに入った相手。
 
:愛の神ということでギリシャ神話におけるアフロディーテの息子のエロースを思い出していた模様。
 
:愛の神ということでギリシャ神話におけるアフロディーテの息子のエロースを思い出していた模様。
 
:彼女の弓の力を当てにしてアルテミス、オリオンのどちらも彼女に弓を借りに行ったことがあるが断られたとのこと。
 
:彼女の弓の力を当てにしてアルテミス、オリオンのどちらも彼女に弓を借りに行ったことがあるが断られたとのこと。
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:アポロンの息子であるため系図上の甥。
 
:アポロンの息子であるため系図上の甥。
 
:彼が創り出した「不死の秘薬」にはアルテミスの加護が必要不可欠であるため『叔母さん』呼ばわりをやめたければそれを寄越せとけしかけている。
 
:彼が創り出した「不死の秘薬」にはアルテミスの加護が必要不可欠であるため『叔母さん』呼ばわりをやめたければそれを寄越せとけしかけている。
: 彼の幕間で共演した際も『叔母さん』呼びには憤慨しつつ、なんだかんだ言うことは聞いてあげている。
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: 彼の幕間「医の記憶」で共演した際も『叔母さん』呼びには憤慨しつつ、なんだかんだ言うことは聞いてあげている。
    
;[[アフロディーテ]]
 
;[[アフロディーテ]]
:同じオリュンポス十二神の一員である愛の女神。
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:同じ[[オリュンポス十二神]]の一員である愛の女神。
 
:『アキハバラ・エクスプロージョン』ではエピローグで[[秋葉ねろ]]の外装がなくなった彼女としばしの語らいを見せた。
 
:『アキハバラ・エクスプロージョン』ではエピローグで[[秋葉ねろ]]の外装がなくなった彼女としばしの語らいを見せた。
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====マイルーム====
 
====マイルーム====
;アルテミス「はーい、アルテミ……じゃなかった。オリオンでーす!」<br />オリオン「ペットとかぬいぐるみとかのオリべえでーす。よーろーしーくー」
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;アルテミス「はーい、アルテミ……じゃなかった。オリオンでーす!」<br>オリオン「ペットとかぬいぐるみとかのオリべえでーす。よーろーしーくー」
 
: 召喚時の台詞。もはや突っ込みどころしかない。
 
: 召喚時の台詞。もはや突っ込みどころしかない。
   −
;アルテミス「ダーリン!永遠に愛してるわ」<br />オリオン「あんまり永遠なんて言葉使うなよ、微妙に怖いんだぜ」
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;アルテミス「ダーリン!永遠に愛してるわ」<br>オリオン「あんまり永遠なんて言葉使うなよ、微妙に怖いんだぜ」
: マイルーム会話の一つ。アルテミスには恋したエンディミオンが老いることに耐えられず、文字通り'''永遠に眠らせた'''逸話があるため洒落になっていない(アルテミスではなく月の満ち欠けの女神セレーネという説もあり)。
+
: マイルーム会話「好きなこと」。アルテミスには恋したエンディミオンが老いることに耐えられず、文字通り'''永遠に眠らせた'''逸話があるため洒落になっていない(アルテミスではなく月の満ち欠けの女神セレーネという説もあり)。
   −
;アルテミス「んふふふふ~ダーリン、アタシのことぉ好き?」<br />オリオン「すんません無視してるわけじゃないんです、話聞いてないだけですぅ、ほんとすんません。」
+
;アルテミス「んふふふふ~ダーリン、アタシのことぉ好き?」<br>オリオン「すんません無視してるわけじゃないんです、話聞いてないだけですぅ、ほんとすんません。」
: マイルーム会話「好きなもの」。マスターそっちのけで基本的にのろけている。
+
: マイルーム会話3。マスターそっちのけで基本的にのろけている。
   −
;アルテミス「ダーリン、浮気した?」<br />オリオン「しーてーまーせーん!」
+
;アルテミス「ダーリン、浮気した?」<br>オリオン「しーてーまーせーん!」
 
: マイルーム会話「嫌いなもの」。アルテミスの声のトーンも微妙に低くなっていて怖い。
 
: マイルーム会話「嫌いなもの」。アルテミスの声のトーンも微妙に低くなっていて怖い。
   −
;アルテミス「聖杯? そうね~。……はっ、ダーリンとの三三九度の盃に使いたいかな!」<br />オリオン「お前は時代背景とか時代設定とかを何だと思ってるんだ……」
+
;アルテミス「聖杯? そうね~。……はっ、ダーリンとの三三九度の盃に使いたいかな!」<br>オリオン「お前は時代背景とか時代設定とかを何だと思ってるんだ……」
 
:マイルーム会話「聖杯について」。三三九度とは、神前の結婚式で行われる固めの儀式の一つであり、男女が同じ酒を交わす、というもの。
 
:マイルーム会話「聖杯について」。三三九度とは、神前の結婚式で行われる固めの儀式の一つであり、男女が同じ酒を交わす、というもの。
 
:オリオンでなくとも突っ込みたくなるのも無理はないが、その知識を知っているあたり筋金入りというべきか。
 
:オリオンでなくとも突っ込みたくなるのも無理はないが、その知識を知っているあたり筋金入りというべきか。
   −
;オリオン「って触ると反応するの、俺かよぉ!」<br />オリオン「あふぅん!尾てい骨、あぁふん!尾てい骨はやめてぇ!」<br />オリオン「いやだから諦めろって!肌、腹部!腹部もやめてぇ…」<br />アルテミス「もうダーリンをぺたぺた触らないでってばぁ~」
+
;オリオン「って触ると反応するの、俺かよぉ!」<br>オリオン「あふぅん!尾てい骨、あぁふん!尾てい骨はやめてぇ!」<br>オリオン「いやだから諦めろって!肌、腹部!腹部もやめてぇ…」<br>アルテミス「もうダーリンをぺたぺた触らないでってばぁ~」
 
: 順に絆レベル1、2、3、4での会話。どうやらタッチできるのはアルテミスではなくオリオンの方のようで、触りすぎるとアルテミスから警告が来る。
 
: 順に絆レベル1、2、3、4での会話。どうやらタッチできるのはアルテミスではなくオリオンの方のようで、触りすぎるとアルテミスから警告が来る。
    
====本編====
 
====本編====
;「あの……もうちょっと、格好良い力が欲しかったよ俺だって!<br/> 何だよ、水面歩けるって……。アメンボ? アメンボなの? 脂足?」
+
;「あの……もうちょっと、格好良い力が欲しかったよ俺だって!<br> 何だよ、水面歩けるって……。アメンボ? アメンボなの? 脂足?」
 +
:第三特異点『封鎖終局四海 オケアノス』にて。
 
:黒髭に対する奇襲を講じている際にアルテミスからポセイドンの子であることに由来する能力を使えばどうかと提案され、エウリュアレにその能力を「それだけ?」扱いされて。海を支配する神を父親に持ったことで得られた能力が[[アルトリア・ペンドラゴン|湖の精に祝福されて得られる能力]]と同じでは確かに嘆きたくもなる。
 
:黒髭に対する奇襲を講じている際にアルテミスからポセイドンの子であることに由来する能力を使えばどうかと提案され、エウリュアレにその能力を「それだけ?」扱いされて。海を支配する神を父親に持ったことで得られた能力が[[アルトリア・ペンドラゴン|湖の精に祝福されて得られる能力]]と同じでは確かに嘆きたくもなる。
   230行目: 231行目:  
:普段おちゃらけている彼が珍しく見せる男気溢れるシーン。
 
:普段おちゃらけている彼が珍しく見せる男気溢れるシーン。
   −
;「あ、でも純潔を失う日のシミュレーションは毎日やっているのよ?」<br/>「あのね、あのね。オリオンがね、まず壁をドンッてするのよ。ドンッて。<br/> で、耳元で『俺じゃダメか?』って言うのよ! 渋い声で! それからそれから――。」
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;「あ、でも純潔を失う日のシミュレーションは毎日やっているのよ?」<br/>「あのね、あのね。オリオンがね、まず壁をドンッてするのよ。ドンッて。<br/> で、耳元で『俺じゃダメか?』って言うのよ! 渋い声で! それからそれから──。」
 
:とても純潔の女神とは思えぬ<ruby><rb>恋愛</rb><rt>スイーツ</RT></RUBY>脳全開の妄想を披露し、周囲を呆れさせた。
 
:とても純潔の女神とは思えぬ<ruby><rb>恋愛</rb><rt>スイーツ</RT></RUBY>脳全開の妄想を披露し、周囲を呆れさせた。
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====イベント====
 
====イベント====
;「そう、何を隠そう私はサーヴァント!夜空の星座にその人ありと言われた素敵な狩人―――<br/> その名もオリオン! その人なのでした!はい、拍手はくしゅー!」
+
;「そう、何を隠そう私はサーヴァント!夜空の星座にその人ありと言われた素敵な狩人───<br> その名もオリオン! その人なのでした!はい、拍手はくしゅー!」
: 初登場となる「月の女神はお団子の夢を見るか?」での自己紹介。オリオンを名乗るが……?
+
: 初登場となる『月の女神はお団子の夢を見るか?』での自己紹介。オリオンを名乗るが……?
   −
;「うそ、アルテラ……!?なんで彼女がこんなところに……!?<br/> あいつは私たちだけじゃなく、あなたたち人間にとっても天敵みたいなヤツだから。」
+
;「うそ、アルテラ……!?なんで彼女がこんなところに……!?<br> あいつは私たちだけじゃなく、あなたたち人間にとっても天敵みたいなヤツだから。」
 
: アルテラを前に。彼女について何か知っているようで、珍しく動揺を見せる。
 
: アルテラを前に。彼女について何か知っているようで、珍しく動揺を見せる。
   −
;「それは不可能ね。私、基本的に人間は嫌いなの。さらに言うと、弱い人間はもっと嫌い。<br/> だからまずは、わがままで、理不尽で、人でなしな私を倒せるぐらいの力を見せてほしい」
+
;「それは不可能ね。私、基本的に人間は嫌いなの。さらに言うと、弱い人間はもっと嫌い。<br> だからまずは、わがままで、理不尽で、人でなしな私を倒せるぐらいの力を見せてほしい」
 
: 話し合いを提案する主人公に対して。神話においても女神アルテミスは時に極めて冷酷非情。
 
: 話し合いを提案する主人公に対して。神話においても女神アルテミスは時に極めて冷酷非情。
   −
;「この身は月光を表す神性、潔癖と純血、狩猟と永遠を守る玲瓏貴影―――<br/> オリンポス山に朽ち果てる古き神のひと柱、月の女神アルテミス、ここに試練を与えましょう!」
+
;「この身は月光を表す神性、潔癖と純血、狩猟と永遠を守る玲瓏貴影───<br> オリンポス山に朽ち果てる古き神のひと柱、月の女神アルテミス、ここに試練を与えましょう!」
 
: 今までと打って変わって、ついに見せる月女神の本性。
 
: 今までと打って変わって、ついに見せる月女神の本性。
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:で、倒されると[[蒼崎青子|どこぞの魔法使い]]みたいな悲鳴を上げてしまう月女神。
 
:で、倒されると[[蒼崎青子|どこぞの魔法使い]]みたいな悲鳴を上げてしまう月女神。
   −
;「あ、マスター! ちょっと待ってね! 折角だから、チョコレートをあげちゃうわ!<br/> 今から女子サーヴァントにチョコ欲しいってねだってたオリオンを、物理的にチョコにするつもりだから!」
+
;「あ、マスター! ちょっと待ってね! 折角だから、チョコレートをあげちゃうわ!<br> 今から女子サーヴァントにチョコ欲しいってねだってたオリオンを、物理的にチョコにするつもりだから!」
:「チョコレート・レディの空騒ぎ」より、チョコを受け取った時の会話。バレンタインだというのに浮気の公開処刑を見せつけられることに……
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:自身のバレンタインシナリオ(チョコを受け取る)にて。バレンタインだというのに浮気の公開処刑を見せつけられることに……
 
:ちなみに作中で唯一「ダーリン」と呼んでいないシーンであり、笑顔の裏で相当キレていると思われる。
 
:ちなみに作中で唯一「ダーリン」と呼んでいないシーンであり、笑顔の裏で相当キレていると思われる。
   −
;「ごめんなさいごめんなさい、でもお前のチョコって絶対マズいじゃ……<br/> らめえええチョコになっちゃうぅぅぅぅぅ!!」
+
;「ごめんなさいごめんなさい、でもお前のチョコって絶対マズいじゃ……<br> らめえええチョコになっちゃうぅぅぅぅぅ!!」
:「チョコレート・レディの空騒ぎ」より、チョコを受け取った時の会話。今から女子サーヴァントのチョコが欲しいとねだったことで例のごとくアルテミスに仕置されてしまったオリオン。
+
:同上、女子サーヴァントにチョコが欲しいとねだったことで例のごとくアルテミスに仕置されるオリオンの断末魔。
:本イベントではサーヴァントからのチョコを概念礼装としてもらうことができるが、この時もらえる礼装はこの通りチョコの彫像と成り果てたオリオン、その名も「'''タスケテ'''」。
+
:個別のバレンタインシナリオでは読了後にサーヴァントからのチョコを[[概念礼装]]としてもらうことができるが、この時もらえる礼装はこの通りチョコの彫像と成り果てたオリオン、その名も「'''タスケテ'''」。
:事前情報の段階でも紹介画像に小さく映っており、話題を呼んだ。
+
:初開催のバレンタインイベント『チョコレート・レディの空騒ぎ』の事前情報が出された段階でも紹介画像に小さく映っており、話題を呼んだ。
    
====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
 
;「……悪かったな、嬢ちゃん。<ruby><rb>女神</rb><rt>こいつら</RT></RUBY>は人間に迷惑かけるのが仕事みたいなとこあるから、許してやってくれ。<br> ま、なんだ。あんまり気負い過ぎるなよ。<br> 人ひとりの手で抱えられるものなんて、そんなに大きくも遠くもないんだからよ。」
 
;「……悪かったな、嬢ちゃん。<ruby><rb>女神</rb><rt>こいつら</RT></RUBY>は人間に迷惑かけるのが仕事みたいなとこあるから、許してやってくれ。<br> ま、なんだ。あんまり気負い過ぎるなよ。<br> 人ひとりの手で抱えられるものなんて、そんなに大きくも遠くもないんだからよ。」
:[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]の幕間で退場する際のセリフ。
+
:[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)|イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]の幕間「その輝きは誰が為に」で退場する際のセリフ。
 
:強くなりたいと願うイリヤに真面目に大人としてアドバイスをした。
 
:強くなりたいと願うイリヤに真面目に大人としてアドバイスをした。
    
====その他====
 
====その他====
 
;『ところでお嬢さん、この後ちょっと時間ある? え、あるけどダメ?<br> あなたの後ろにいるふわふわ系の女の子が怖い?ははは、やだなあそんな冗d(手記はここで途切れている)』
 
;『ところでお嬢さん、この後ちょっと時間ある? え、あるけどダメ?<br> あなたの後ろにいるふわふわ系の女の子が怖い?ははは、やだなあそんな冗d(手記はここで途切れている)』
:絆礼装「トライスターベルト」のフレーバーテキストの一部。
+
:自身の絆礼装「トライスターベルト」のフレーバーテキストの一部。
 
:真面目にオリオン座の説明をしていると思いきやその流れで女性を口説こうとするが、オチは案の定。
 
:真面目にオリオン座の説明をしていると思いきやその流れで女性を口説こうとするが、オチは案の定。
    
;「アルテラってあのアルテラ? だとしたら私たちの天敵じゃなーーーい!<br> ……え、ちがう? あの時のアルテラとは別? 遺跡から発掘?<br> なによそれ、ぜんぜんわかんなーい!」
 
;「アルテラってあのアルテラ? だとしたら私たちの天敵じゃなーーーい!<br> ……え、ちがう? あの時のアルテラとは別? 遺跡から発掘?<br> なによそれ、ぜんぜんわかんなーい!」
 
:FGOマテリアルⅡでのアルテラに対するアルテミスのコメント。
 
:FGOマテリアルⅡでのアルテラに対するアルテミスのコメント。
 +
:彼女が言及しているのは、『[[Fate/EXTELLA]]』にて語られたアルテラの過去のこと。
    
=== Fate/Grand Carnival ===
 
=== Fate/Grand Carnival ===
;「ダーリン、何やってるの...?」
+
;「ダーリン、何やってるの……?」
;「もうダーリンったら、水浴びを覗くクセはいつ治るのかなぁ~?」
+
;「もうダーリンったら、水浴びを覗くクセはいつ治るのかなぁ~?」
 
:前者はマシュにセクハラを働き、後者は水着サーヴァントたちを口説こうとしたオリオンに激怒し矢を滅多刺しにした直後のアルテミスのセリフ。月女神の圧がどれほどのものかを視聴者に知らしめた。
 
:前者はマシュにセクハラを働き、後者は水着サーヴァントたちを口説こうとしたオリオンに激怒し矢を滅多刺しにした直後のアルテミスのセリフ。月女神の圧がどれほどのものかを視聴者に知らしめた。
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**オリオンの方も[[ロビンフッド]]のモデルの一つとして言及済み。
 
**オリオンの方も[[ロビンフッド]]のモデルの一つとして言及済み。
 
**本来の神霊としてのアルテミスは、因果律や時間流の操作等の強大な権能を容易に行使出来る力を持つが、自らサーヴァントとして現界するにあたりその力を大きな制約下に置くことになった。
 
**本来の神霊としてのアルテミスは、因果律や時間流の操作等の強大な権能を容易に行使出来る力を持つが、自らサーヴァントとして現界するにあたりその力を大きな制約下に置くことになった。
*1部3章実装を境にマテリアル文章が大きく変更されている。実装後は他のサーヴァントと概ね類似したテキストだが、実装前の文体は正にアルテミス本人によって書き換えられたかのようなものとなっている。
+
*第1部第3章実装を境にマテリアル文章が大きく変更されている。実装後は他のサーヴァントと概ね類似したテキストだが、実装前の文体は正にアルテミス本人によって書き換えられたかのようなものとなっている。
 
**後に再臨によってマテリアルの内容が大きく変わるサーヴァントが多数登場しているものの、オリオンのみは再臨で元の文章に戻すことはできず、元の内容を閲覧するにはゲーム外で当時のスクリーンショット等を見る他にない状況になっている。
 
**後に再臨によってマテリアルの内容が大きく変わるサーヴァントが多数登場しているものの、オリオンのみは再臨で元の文章に戻すことはできず、元の内容を閲覧するにはゲーム外で当時のスクリーンショット等を見る他にない状況になっている。
 
*一般的にバストが大きいと弓を射る際に邪魔だと言われている。アルテミスも豊満なバストを持っているが、撃ち方自体が相当奇妙なためか、影響はないとのこと。
 
*一般的にバストが大きいと弓を射る際に邪魔だと言われている。アルテミスも豊満なバストを持っているが、撃ち方自体が相当奇妙なためか、影響はないとのこと。
*神霊であるにも関わらず「神性 A」「女神の神核」のスキルを所持せず、代わりに女神の寵愛を受けている側が得るスキル「女神の寵愛」を所持している等の点から、所有スキルなどはアルテミスではなくオリオンのものが反映されていると考えられる。その場合「移り気への楔」はさしずめオリオンに打たれた楔ということか。
+
*神霊であるにも関わらず「神性」「女神の神核」のスキルを所持せず、代わりに女神の寵愛を受けている側が得るスキル「女神の寵愛」を所持している等の点から、所有スキルなどはアルテミスではなくオリオンのものが反映されていると考えられる。その場合「移り気への楔」はさしずめオリオンに打たれた楔ということか。
 
**ただし、本編中でも言及されているとおりオリオン自身も海神ポセイドンの子である半神の英雄。スキル枠や一人のサーヴァント欄で二人分の説明が必要なことを考えると已む無く記載などを削られたのかもしれない。
 
**ただし、本編中でも言及されているとおりオリオン自身も海神ポセイドンの子である半神の英雄。スキル枠や一人のサーヴァント欄で二人分の説明が必要なことを考えると已む無く記載などを削られたのかもしれない。
 
***オリオンの他に、[[ダビデ]]や[[ロムルス]]も「神性」スキルを持ってきていない。アルテミスが「女神の神核」を捨てオリオンという枠に収まってきた都合上、オリオンもアルテミス関連のトラブルを避ける形で神性を封印されることになった可能性はある。
 
***オリオンの他に、[[ダビデ]]や[[ロムルス]]も「神性」スキルを持ってきていない。アルテミスが「女神の神核」を捨てオリオンという枠に収まってきた都合上、オリオンもアルテミス関連のトラブルを避ける形で神性を封印されることになった可能性はある。
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:アルテミスのこの姿はオリオンに好かれる体で現界しており、本来の姿ではないとされている。
 
:アルテミスのこの姿はオリオンに好かれる体で現界しており、本来の姿ではないとされている。
 
:I-IV氏が聞いている設定では、本来の姿は「ロリも巨乳もへったくれじゃない形」と形容されている<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅱ』p.197</ref>。
 
:I-IV氏が聞いている設定では、本来の姿は「ロリも巨乳もへったくれじゃない形」と形容されている<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅱ』p.197</ref>。
:更に[[イシュタル]]からは「ギリシャの神性ってロボでしょ?」と言われ<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅳ』p.301</ref>、アルテミスが組み込まれている[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]からは「無機質で、氷のように冷たく、無駄のない流線形のボディをしていると感じていた」とされ、オリオンと一緒にいるのはアバターではないかと疑われていた<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.125</ref>
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:更に[[イシュタル]]からは「ギリシャの神性ってロボでしょ?」と言われ<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅳ』p.301</ref>、アルテミスが組み込まれている[[メルトリリス (Grand Order)|メルトリリス]]からは「無機質で、氷のように冷たく、無駄のない流線形のボディをしていると感じていた」とされ<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.125</ref>、オリオンと一緒にいるのはアバターではないかと疑われていた。
 
:「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」ではトーマスアーミーに対して「機械でも鹿にできる。むしろ機械の方が相性が良い」とアルテミスが発言し<ref group = "出">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「キャプテン・スカサハ」</ref>、オリオンが「ロボ萌えではない」と言った際に若干問い詰めている<ref group = "出">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「ジャイアントバベッジ 後篇」</ref>。
 
:「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」ではトーマスアーミーに対して「機械でも鹿にできる。むしろ機械の方が相性が良い」とアルテミスが発言し<ref group = "出">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「キャプテン・スカサハ」</ref>、オリオンが「ロボ萌えではない」と言った際に若干問い詰めている<ref group = "出">『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』「ジャイアントバベッジ 後篇」</ref>。
 
:明らかになった情報を総合すると「ギリシャ神話の神々はぶっちゃけロボであり、オリュンポス十二神の真体は数百メートルクラスの巨体」とのことなので、そもそも人間の形をしているかどうかすら怪しいレベルである。
 
:明らかになった情報を総合すると「ギリシャ神話の神々はぶっちゃけロボであり、オリュンポス十二神の真体は数百メートルクラスの巨体」とのことなので、そもそも人間の形をしているかどうかすら怪しいレベルである。
 
:そしてLostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』において、この情報が事実であったことが判明し、[[アルテミス〔異聞帯〕|アルテミスの真体]]は衛星軌道上に浮かぶロボット……というか宇宙兵器であった。当然ながら人の姿からはかけ離れており、人間の姿は一種のアバターであった。
 
:そしてLostbelt No.5『[[神代巨神海洋 アトランティス]]』において、この情報が事実であったことが判明し、[[アルテミス〔異聞帯〕|アルテミスの真体]]は衛星軌道上に浮かぶロボット……というか宇宙兵器であった。当然ながら人の姿からはかけ離れており、人間の姿は一種のアバターであった。
:実はオリュンポスの神々が機械という設定自体は『[[Fate/EXTRA]]』を作っている時に決まっており、それを前提としてI-IV氏にオリオンとアルテミスをデザインして貰った。アルテミスの武器デザインやイラストの背景がSFっぽいのはその伏線。<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p135</ref>
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:実はオリュンポスの神々が機械という設定自体は『[[Fate/EXTRA]]』を作っている時に決まっており、それを前提としてI-IV氏にオリオンとアルテミスをデザインして貰った。アルテミスの武器デザインやイラストの背景がSFっぽいのはその伏線<ref group = "出">週刊ファミ通 2020年8月13日号 奈須きのこ氏&武内崇氏インタビュー p135</ref>
 
:さらに第三再臨の背景をよく見ると何やら機械的な残骸が宇宙に漂う様子が見える。断片的に見えるだけでも、その見た目はアルテミス真体のパーツに酷似している。
 
:さらに第三再臨の背景をよく見ると何やら機械的な残骸が宇宙に漂う様子が見える。断片的に見えるだけでも、その見た目はアルテミス真体のパーツに酷似している。
  
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