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| : イベント『徳川廻天迷宮 大奥』にて登場。大奥の迷宮を統べ、主人公を招き寄せる黒幕の[[ビーストⅢ/L]]として顕現。最終的に春日局とパールヴァティーによって討たれた後、内面概念宇宙(インナースペース)の恒星に引かれ落ち炎に焼かれ灰になろうとしていたカーマを彼女によって焼かれたことで侵入したキアラが憐れみ、掬い上げ同じ獣性を持つ者の情けとして主人公とカーマとの間に縁を繋げたことで、カルデアにて召喚される事となる。 | | : イベント『徳川廻天迷宮 大奥』にて登場。大奥の迷宮を統べ、主人公を招き寄せる黒幕の[[ビーストⅢ/L]]として顕現。最終的に春日局とパールヴァティーによって討たれた後、内面概念宇宙(インナースペース)の恒星に引かれ落ち炎に焼かれ灰になろうとしていたカーマを彼女によって焼かれたことで侵入したキアラが憐れみ、掬い上げ同じ獣性を持つ者の情けとして主人公とカーマとの間に縁を繋げたことで、カルデアにて召喚される事となる。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :パールヴァティーによって『依り代の少女』の体が善と悪に分かたれ、その『悪』の体に神霊カーマ/マーラのほんの一端である分霊が惹かれて一体化し誕生した『今生のカーマ』。 | + | :パールヴァティーによって『依り代の少女』の体が善と悪に分かたれ、その『悪』の体に神霊カーマ/マーラのほんの一端である分霊が惹かれて一体化し誕生した『今生のカーマ』。 |
| :このため[[イシュタル]]などの神霊サーヴァントと同じく、依代の少女としてのキャラクター(性格・性質) は持っているがパーソナリティ(経歴) はなかった。 | | :このため[[イシュタル]]などの神霊サーヴァントと同じく、依代の少女としてのキャラクター(性格・性質) は持っているがパーソナリティ(経歴) はなかった。 |
− | | + | :依り代の少女の一側面である鬱屈した自意識・性格・趣味嗜好を土台に、愛の神とも堕落の魔王とも取られるカーマ/マーラの“人間を堕落させる方向性”としての権能が結びついた存在。 |
− | :依り代の少女の一側面である鬱屈した自意識・性格・趣味嗜好を土台に、愛の神とも堕落の魔王とも取られるカーマ/マーラの '''“人間を堕落させる方向性”としての権能'''が結びついた存在。 | + | :そのため本来のカーマは男性神であるが疑似サーヴァントのカーマ/マーラは女性の姿を取っており、イシュタルなどに比べるとやや神霊としての在り方は薄く、自らの神としての存在意義に反する『働かない』というスタンスもある程度は許容されている。 |
− | :そのため本来のカーマは男性神であるが疑似サーヴァントのカーマ/マーラは女性の姿を取っており、イシュタルなどに比べるとやや神霊としての在り方は薄く、自らの神としての存在意義に反する『働かない』というスタンスもある程度は許容されている。 | |
− | | |
| :辛辣で退廃的な倦怠感に満ちた少女。 | | :辛辣で退廃的な倦怠感に満ちた少女。 |
| :自己主張はしないものの相手の主張・権利を一切認めず、貞淑ではあるが淫蕩かつ貪欲かつ冷酷で、愛のためならどこまでも残忍になれる魔の女。 | | :自己主張はしないものの相手の主張・権利を一切認めず、貞淑ではあるが淫蕩かつ貪欲かつ冷酷で、愛のためならどこまでも残忍になれる魔の女。 |
| :基本的にはあらゆるもの(人間) を嫌い、見下し、嘲笑うが、それは同時に『あらゆるものを気に懸けている』という意味でもある。 カーマの強みは愛の神として、『どのようなものであれ愛せる』というもの。 | | :基本的にはあらゆるもの(人間) を嫌い、見下し、嘲笑うが、それは同時に『あらゆるものを気に懸けている』という意味でもある。 カーマの強みは愛の神として、『どのようなものであれ愛せる』というもの。 |
− | :カーマ/マーラとなったこの女神は、『自分以外のすべてのものを嫌い』ながら、『自分以外のすべてのものを愛せる』という、まことに面倒くさい性格にある。 | + | :カーマ/マーラとなったこの女神は、『自分以外のすべてのものを嫌い』ながら、『自分以外のすべてのものを愛せる』という、まことに面倒くさい性格にある。 |
− | | |
| :幸福そうな人間を不幸にするのが大好き。 不幸な人間がさらに不幸になる様子を見るのも大好き。 | | :幸福そうな人間を不幸にするのが大好き。 不幸な人間がさらに不幸になる様子を見るのも大好き。 |
| :他人の恋愛をこねくりまわしてメチャクチャにするのが大好き。 じわじわと痛めつけるような嗜虐方法が大好き。 | | :他人の恋愛をこねくりまわしてメチャクチャにするのが大好き。 じわじわと痛めつけるような嗜虐方法が大好き。 |
| :というように理想的な悪のボスヒロインなのだが、その強大な権能のわりには面倒くさがり屋で悲観主義なので、どことなく鈍くさい。 | | :というように理想的な悪のボスヒロインなのだが、その強大な権能のわりには面倒くさがり屋で悲観主義なので、どことなく鈍くさい。 |
| :どんな説得にも熱弁にも「はいはい、そうですか。楽しそうで良かったですね。私は最悪ですけど」と流し、他人を認めようも受け入れもしない。基本的には説得は不可能なボスヒロイン。 | | :どんな説得にも熱弁にも「はいはい、そうですか。楽しそうで良かったですね。私は最悪ですけど」と流し、他人を認めようも受け入れもしない。基本的には説得は不可能なボスヒロイン。 |
− | | + | :しかし、その実、心がとても弱く、悲観的・否定的なのはすべて「自分を愛して欲しい」という気持ちの裏返しである。 |
− | :しかし、その実、心がとても弱く、悲観的・否定的なのはすべて'''「自分を愛して欲しい」'''という気持ちの裏返しである。 | + | :迫られると赤面して調子を崩すあざとい女神。 そんな面倒くさい『隠れ愛して欲しい属性』なので、気を許した相手にはとことん尽くし期待をかけ続ける重い女神。 |
− | :迫られると赤面して調子を崩すあざとい女神。 そんな面倒くさい『隠れ愛して欲しい属性』なので、'''気を許した相手にはとことん尽くし期待をかけ続ける重い女神。''' | |
| :[[イシュタル|金星の女神]]の話によると「宇宙は宇宙でもブラックホールなんじゃない?」とのこと。 | | :[[イシュタル|金星の女神]]の話によると「宇宙は宇宙でもブラックホールなんじゃない?」とのこと。 |
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| :聖杯にかける願いは特にないが、それを通じてパールヴァティーに嫌がらせできればいいな、とは思っている。 | | :聖杯にかける願いは特にないが、それを通じてパールヴァティーに嫌がらせできればいいな、とは思っている。 |
| :報われない愛に、都合良く愛の取り持ちに使われることに疲れている。 「はいはい、ぜんぶ私のせい、私のせい」 そんな役回りに疲れて、斜に構えているのがカーマの現状。 | | :報われない愛に、都合良く愛の取り持ちに使われることに疲れている。 「はいはい、ぜんぶ私のせい、私のせい」 そんな役回りに疲れて、斜に構えているのがカーマの現状。 |
| :マスターなんて彼女にとってみれば玩具にすぎない。基本は冷めた目で、その無様な生活を観察している。 軽蔑、呆れ、そして退屈。それらがすべて入り交じった、明日には出荷されるブタを見るような目でマスターを眺めている。 | | :マスターなんて彼女にとってみれば玩具にすぎない。基本は冷めた目で、その無様な生活を観察している。 軽蔑、呆れ、そして退屈。それらがすべて入り交じった、明日には出荷されるブタを見るような目でマスターを眺めている。 |
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| :だがそこで絶望してはいけない。 カーマは興味のないものはそもそも見ようともしない。 | | :だがそこで絶望してはいけない。 カーマは興味のないものはそもそも見ようともしない。 |
| :彼女がマスターを見つめているのは、感心やら期待やらの裏返しで、このマスターはどんなダメ人間なのか、どこまで滑稽で憐れな様を見せて自分を楽しませてくれるのか…どこまで私 (自分) を嫌わずにいてくれるのか。そんな希望をカーマは無自覚に持っている。 | | :彼女がマスターを見つめているのは、感心やら期待やらの裏返しで、このマスターはどんなダメ人間なのか、どこまで滑稽で憐れな様を見せて自分を楽しませてくれるのか…どこまで私 (自分) を嫌わずにいてくれるのか。そんな希望をカーマは無自覚に持っている。 |
− | :辛抱強くこの女神の悪趣味さと鈍くささに付き合っていれば、いずれ、悪の中に埋もれたわずかな善性── 『依り代の少女』の中で眠っている、'''恥ずかしがり屋だが一生懸命な少女の心'''に触れられるかもしれない。 | + | :辛抱強くこの女神の悪趣味さと鈍くささに付き合っていれば、いずれ、悪の中に埋もれたわずかな善性── 『依り代の少女』の中で眠っている、恥ずかしがり屋だが一生懸命な少女の心に触れられるかもしれない。 |
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| ; 能力 | | ; 能力 |
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| :第二再臨からは、巨大なヴァジュラを使用する。 | | :第二再臨からは、巨大なヴァジュラを使用する。 |
| :生まれながらに完成した愛の神であることを表すスキルとして『愛神の神核』を持っており精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。精神系の干渉をほとんど緩和し、肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。 | | :生まれながらに完成した愛の神であることを表すスキルとして『愛神の神核』を持っており精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。精神系の干渉をほとんど緩和し、肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。 |
− | :一方で、愛の神としての'''『愛するという行為に必要な姿に変じることができる』'''という特性もこのスキルには含まれており、『変わりたくない場合は変わらないし、変わりたい場合には変えられる』という肉体的・外見的な自由度を象徴している世の女性垂涎のスキル。 | + | :一方で、愛の神としての『愛するという行為に必要な姿に変じることができる』という特性もこのスキルには含まれており、『変わりたくない場合は変わらないし、変わりたい場合には変えられる』という肉体的・外見的な自由度を象徴している世の女性垂涎のスキル。 |
− | :ただし現状では依り代の枠を飛び越えて姿を変化させることはできない。性別くらいなら可能であるが難しい変化とのこと。<ref group ="注" name="男体化">幕間の物語Ⅱにて男性体のカーマが登場するが、こちらは夢の世界で『アタマをほぐして休む』という行為を仮想的に分割表現したものの一つを、セキュリティ対策として意識的に大きくカタチを変えてみた結果としてのものであり、肉体変化とは関係ない。</ref> | + | :ただし現状では依り代の枠を飛び越えて姿を変化させることはできない。性別くらいなら可能であるが難しい変化とのこと<ref group ="注">彼女の[[幕間の物語]]「愛神様は働かない」にて男性体のカーマが登場するが、こちらは夢の世界で『アタマをほぐして休む』という行為を仮想的に分割表現したものの一つを、セキュリティ対策として意識的に大きくカタチを変えてみた結果としてのものであり、肉体変化とは関係ない。</ref>。 |
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| == 別クラス/バリエーション == | | == 別クラス/バリエーション == |
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| == 真名:カーマ == | | == 真名:カーマ == |
− | :'''カーマ'''。カーマデーヴァとも呼ばれる、インド神話における愛の神。 | + | :カーマデーヴァとも呼ばれる、インド神話における愛の神。 |
| :ひたすら修行に集中していたシヴァ神に対して、その妻である女神の想いを気付かせるために矢を射(させられ)た逸話が有名。 | | :ひたすら修行に集中していたシヴァ神に対して、その妻である女神の想いを気付かせるために矢を射(させられ)た逸話が有名。 |
| ::かつてターラカという魔神が神々を苦しめていた。それを倒せるのはシヴァとパールヴァティーの子だけであると知った神々だったが、そのときシヴァは修行に集中するあまり、パールヴァティーにまったく目を向けていない状態であった。 | | ::かつてターラカという魔神が神々を苦しめていた。それを倒せるのはシヴァとパールヴァティーの子だけであると知った神々だったが、そのときシヴァは修行に集中するあまり、パールヴァティーにまったく目を向けていない状態であった。 |
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| ::シヴァは『宇宙の破壊』を司るものだとされる。その第三の目、『宇宙を焼く存在』としての力を直接に受けて灰=無=身体無き者となってしまったカーマは、逆説的に 宇宙たる資格を得た。『そうである力』によって、自分自身のかたちが同種の無と化してしまったことによる、無辺際の領域との概念的同化。すなわち『身体無き者』としてのカーマは宇宙という概念と繋がり、『シヴァの宇宙』そのものとなった。 | | ::シヴァは『宇宙の破壊』を司るものだとされる。その第三の目、『宇宙を焼く存在』としての力を直接に受けて灰=無=身体無き者となってしまったカーマは、逆説的に 宇宙たる資格を得た。『そうである力』によって、自分自身のかたちが同種の無と化してしまったことによる、無辺際の領域との概念的同化。すなわち『身体無き者』としてのカーマは宇宙という概念と繋がり、『シヴァの宇宙』そのものとなった。 |
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− | :カーマは別名'''マーラ'''と呼ばれ、同一存在の別側面であるとされる。'''カーマ/マーラ'''として一括りに語られることも。 | + | :カーマは別名「マーラ」と呼ばれ、同一存在の別側面であるとされる。「カーマ/マーラ」として一括りに語られることも。 |
| :マーラの語源は「殺すもの」とされており、「魔」「魔羅」「魔王」などと訳される。仏教においては六欲天の第六天、他化自在天に住まう「第六天魔王波旬」である。 | | :マーラの語源は「殺すもの」とされており、「魔」「魔羅」「魔王」などと訳される。仏教においては六欲天の第六天、他化自在天に住まう「第六天魔王波旬」である。 |
| :マーラは釈迦が菩提樹の下で悟りを開こうとした際、様々な邪魔を行なってそれを阻止しようとした。美しい三人の娘を送り込む(自身が変じたとも)、火の円盤を投げつける、岩石や武器を降らせる、怪物達に襲わせる、豪雨や嵐……しかし釈迦は投げられた円盤や武器を花に変じてしまい、悟りの阻止はできなかった。 | | :マーラは釈迦が菩提樹の下で悟りを開こうとした際、様々な邪魔を行なってそれを阻止しようとした。美しい三人の娘を送り込む(自身が変じたとも)、火の円盤を投げつける、岩石や武器を降らせる、怪物達に襲わせる、豪雨や嵐……しかし釈迦は投げられた円盤や武器を花に変じてしまい、悟りの阻止はできなかった。 |
− | :このようにシヴァの邪魔をするカーマ、釈迦の邪魔をするマーラとして示されるように、'''「修行者を邪魔するもの」'''としての位置づけである。カーマ/マーラは愛という概念の良否を同時に表している神だとも言えるのかもしれない。 | + | :このようにシヴァの邪魔をするカーマ、釈迦の邪魔をするマーラとして示されるように、「修行者を邪魔するもの」としての位置づけである。カーマ/マーラは愛という概念の良否を同時に表している神だとも言えるのかもしれない。 |
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− | :'''マーラ'''はFateにおいては'''「愛神カーマと同一視される別の神性」'''という扱いである。この悪魔はシヴァ達が基本的に監視しており容易に表に出られない、影響を強めることが出来ない神性とのこと。 | + | :マーラはFateにおいては「愛神カーマと同一視される別の神性」という扱いである。この悪魔はシヴァ達が基本的に監視しており容易に表に出られない、影響を強めることが出来ない神性とのこと。 |
− | :しかしインド異聞帯にてマハーバーラタの時代で[[アルジュナ〔オルタ〕|アルジュナ]]がシヴァを含めた一帯の神々を全て吸収してしまうことで、千載一遇の機を得た。 | + | :しかし[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ|インド異聞帯]]にてマハーバーラタの時代で[[アルジュナ〔オルタ〕|アルジュナ]]がシヴァを含めた一帯の神々を全て吸収してしまうことで、千載一遇の機を得た。 |
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| :カーマは宇宙の肉体を得たが、それは同一存在の魔王であるマーラが無辺際の領域 (宇宙) の力を手に入れたことに等しい。 | | :カーマは宇宙の肉体を得たが、それは同一存在の魔王であるマーラが無辺際の領域 (宇宙) の力を手に入れたことに等しい。 |
| :『宇宙と繋がった欲望の魔王』が、『宇宙と繋がった愛の神』に等しいという最悪・災厄。カーマは『愛と欲望の宇宙的氾濫』という災害を内包する存在となり人を滅ぼす獣の幼体となる資格を獲得する。 | | :『宇宙と繋がった欲望の魔王』が、『宇宙と繋がった愛の神』に等しいという最悪・災厄。カーマは『愛と欲望の宇宙的氾濫』という災害を内包する存在となり人を滅ぼす獣の幼体となる資格を獲得する。 |
− | :七つの人類悪の一つ、『愛欲』の獣、ビーストⅢ/R(殺生院キアラ)は既に顕現した。それに連鎖するように…『自分にすべての愛を向けさせる』その獣とは方向性が真逆な、しかし同じ愛欲の、『自分がすべてに愛を与える───即ち、すべての (本来、愛しい人に向けられる)愛を奪う』獣の幼体として、カーマ/マーラは顕現する。 | + | :七つの人類悪の一つ、『愛欲』の獣、ビーストⅢ/R(殺生院キアラ)は既に顕現した。それに連鎖するように…『自分にすべての愛を向けさせる』その獣とは方向性が真逆な、しかし同じ愛欲の、『自分がすべてに愛を与える───即ち、すべての (本来、愛しい人に向けられる)愛を奪う』獣の幼体として、カーマ/マーラは顕現する。 |
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− | :本来のカーマは愛された神であるが、大元のほんの一側面でしかない疑似サーヴァントのカーマ/マーラは'''愛されなかった神'''である。 | + | :本来のカーマは愛された神であるが、大元のほんの一側面でしかない疑似サーヴァントのカーマ/マーラは"愛されなかった神"である。 |
− | :'''地上に愛が少ないのは全て愛の神《おまえ》が、魔王《おまえ》が悪い'''と決めつけられ、報われない愛の取り持ちに使われ失敗した責任を負わされる。そして最期には灰にされて殺された。 | + | :地上に愛が少ないのは全て愛の神《おまえ》が、魔王《おまえ》が悪いと決めつけられ、報われない愛の取り持ちに使われ失敗した責任を負わされる。そして最期には灰にされて殺された。 |
| :これより彼女は | | :これより彼女は |
− | * カルデアに勝利し敗北したビーストⅢ/Rにマウントを取る。 | + | :* カルデアに勝利し敗北したビーストⅢ/Rにマウントを取る。 |
− | * ビーストⅢ/Lとして完全に羽化をし無限の愛を与え全力でみんなに仕返しをする。(大嫌いな人間たちを上から目線で、踏み躙るように、無限無尽に愛する) | + | :* ビーストⅢ/Lとして完全に羽化をし無限の愛を与え全力でみんなに仕返しをする。(大嫌いな人間たちを上から目線で、踏み躙るように、無限無尽に愛する) |
| :以上を目的として世界に顕現した。 | | :以上を目的として世界に顕現した。 |
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| ;[[ナーサリー・ライム]]、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]、[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]、[[ポール・バニヤン]] | | ;[[ナーサリー・ライム]]、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]、[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]、[[ポール・バニヤン]] |
− | :パールヴァティーの幕間の物語「神妃が見守るものたち」では、子供の姿で彼女達に混じってレモネードを売っていた。 | + | :パールヴァティーの[[幕間の物語]]「神妃が見守るものたち」では、子供の姿で彼女達に混じってレモネードを売っていた。 |
| :また、彼女達の言動からすると、大人の姿でも接触しているようで、「自分はその妹である」という設定で通しているようである。 | | :また、彼女達の言動からすると、大人の姿でも接触しているようで、「自分はその妹である」という設定で通しているようである。 |
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| ;[[項羽]]、[[虞美人]]、[[シグルド]]、[[ブリュンヒルデ]]、[[オリオン|オリオン&アルテミス]] | | ;[[項羽]]、[[虞美人]]、[[シグルド]]、[[ブリュンヒルデ]]、[[オリオン|オリオン&アルテミス]] |
− | :自身の幕間の物語「愛/堕落はいつもあなたの側に」で暴走しかかった際、パールヴァティーの差し金でセーフティとして現れた連中。 | + | :自身の幕間の物語「愛/堕落はいつもあなたの側に」で暴走しかかった際、パールヴァティーの差し金でセーフティとして現れた連中。 |
| :彼女からすると自分の愛の矢が効果がないラブラブカップルなため相性最悪で最高に苛つく相手。 | | :彼女からすると自分の愛の矢が効果がないラブラブカップルなため相性最悪で最高に苛つく相手。 |
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| ;[[パールヴァティー]] | | ;[[パールヴァティー]] |
| :上記の経緯もあって非常に嫌っている。愛にうんざりしている自分に対して夫とラブラブなのも気に入らないようである。 | | :上記の経緯もあって非常に嫌っている。愛にうんざりしている自分に対して夫とラブラブなのも気に入らないようである。 |
− | :カーマは悪の側面としての依代の少女でもあるが、善の側面としての依代の少女であるパールヴァティーが一体化するにあたって良くないものとして切り捨てられた為、自虐しながらも光に満ちた自分を嫌っている。<ref group = "出">『パールヴァティー体験クエスト』,『徳川廻天迷路 大奥』二幕其の四『対面』より。</ref> | + | :カーマは悪の側面としての依代の少女でもあるが、善の側面としての依代の少女であるパールヴァティーが一体化するにあたって良くないものとして切り捨てられた為、自虐しながらも光に満ちた自分を嫌っている<ref group = "出">『パールヴァティー体験クエスト』、『徳川廻天迷路 大奥』二幕其の四『対面』より。</ref>。 |
| ;[[ラーマ]] | | ;[[ラーマ]] |
| :クリシュナ系列に転生先として実は少し関わりがあるらしいが疑似サーヴァントとしての今生のカーマはそれを意識しない。 | | :クリシュナ系列に転生先として実は少し関わりがあるらしいが疑似サーヴァントとしての今生のカーマはそれを意識しない。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | === Grand Order === | + | === Fate/Grand Order === |
| ====マイルーム==== | | ====マイルーム==== |
− | ;「え?そもそも愛とはなんなのか、ですって? | + | ;「え?そもそも愛とはなんなのか、ですって? そんなこと口にするのも嫌です。考えるのも嫌です。それくらい、私は愛というものに倦んでいます。<br> そんなに興味があるなら、貴方が私に教えてくださいよ。愛に疲れ絶望しているこの私に、もし愛の素晴らしさなんてものを思い出させてくれたら……<br> ……いえ、なんでもありません。<br> とにかく、もう完全に貴方は私の中なんです。絶対に逃げられない。それだけは、忘れないでくださいね……マスター」 |
− | ;そんなこと口にするのも嫌です。考えるのも嫌です。
| + | :マイルーム会話「絆Lv5(第3再臨)」。 |
− | ;それくらい、私は愛というものに倦んでいます。
| |
− | ;そんなに興味があるなら、貴方が私に教えてくださいよ。
| |
− | ;愛に疲れ絶望しているこの私に、もし愛の素晴らしさなんてものを思い出させてくれたら……
| |
− | ;……いえ、なんでもありません。
| |
− | ;とにかく、もう完全に貴方は私の中なんです。絶対に逃げられない。
| |
− | ;それだけは、忘れないでくださいね……マスター」
| |
− | | |
− | :「絆Lv5(第3臨時)」の台詞。 | |
| :愛を知りすぎ、愛に近すぎて愛に倦んだ神は他人を愛することは出来ても自分だけは愛せなかった。 | | :愛を知りすぎ、愛に近すぎて愛に倦んだ神は他人を愛することは出来ても自分だけは愛せなかった。 |
| :その神はこの宇宙に星屑のように溢れているのに、自分の中にだけ存在しないその幻が誰かの手で与えられる時を待っている。 | | :その神はこの宇宙に星屑のように溢れているのに、自分の中にだけ存在しないその幻が誰かの手で与えられる時を待っている。 |
| :もし誰かが愛の素晴らしさを教える事が出来たのなら、愛される事を知らない彼女の中にも、いつかは─── | | :もし誰かが愛の素晴らしさを教える事が出来たのなら、愛される事を知らない彼女の中にも、いつかは─── |
| | | |
− | ====イベント==== | + | ====幕間の物語==== |
| ;「1本のペットボトルを回し飲みしたり、イヤホンを片方ずつ耳に嵌めて聞いたり……?」<br>「え、そういうのでいいんです? プラトニックすぎません?」<br>「逆に恥ずかしくなってきますよ私。校舎裏とか体育倉庫とかに行かなくていいんです?」 | | ;「1本のペットボトルを回し飲みしたり、イヤホンを片方ずつ耳に嵌めて聞いたり……?」<br>「え、そういうのでいいんです? プラトニックすぎません?」<br>「逆に恥ずかしくなってきますよ私。校舎裏とか体育倉庫とかに行かなくていいんです?」 |
− | : 幕間『愛/堕落はいつでもあなたの側に』で、主人公が恋人としたい潜在的願望を覗いた際の台詞。 | + | : 自身の幕間『愛/堕落はいつでもあなたの側に』で、主人公が恋人としたい潜在的願望を覗いた際の台詞。 |
| : 過去様々な人間を堕としてきたカーマにとって、性的欲求がない健全な恋愛観はあまり馴染みがないことがわかる。 | | : 過去様々な人間を堕としてきたカーマにとって、性的欲求がない健全な恋愛観はあまり馴染みがないことがわかる。 |
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| ;(はぁ。今更ながらに理解しました。なんとなくわかったような気がします)<br>(漂う善性だけでなく、私にとって、存在感の大きさが似たようなモノなんですね) | | ;(はぁ。今更ながらに理解しました。なんとなくわかったような気がします)<br>(漂う善性だけでなく、私にとって、存在感の大きさが似たようなモノなんですね) |
− | : 上記『迷っているときに背中を押してくれる神様』『大事な一歩を踏み出す勇気をくれる神様』という清廉とした回答を聞いて。 | + | : 上記の問いに対する、主人公からの『迷っているときに背中を押してくれる神様』『大事な一歩を踏み出す勇気をくれる神様』という清廉とした回答を聞いて。 |
| : そのストレートなところがパールヴァティーにそっくりだと、彼女の名前を口にしてようやく得た答え。 | | : そのストレートなところがパールヴァティーにそっくりだと、彼女の名前を口にしてようやく得た答え。 |
| : パールヴァティーは『神としての私』、マスターは『ここにいるサーヴァントとしての私』の根源に関わる存在ゆえに、目で追ってしまうし、忘れられないし、無視もできない。 | | : パールヴァティーは『神としての私』、マスターは『ここにいるサーヴァントとしての私』の根源に関わる存在ゆえに、目で追ってしまうし、忘れられないし、無視もできない。 |
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− | ;「私は貴方を無間の愛の中に飲み込んでしまうかもしれません。」<br>「覚悟しておいてください。」<br>「私みたいな面倒臭い愛の神は、背中を押して一歩踏み出させるどころか<br>二度と這い上がれない堕落の断崖に、能天気で危機感のない貴方を突き落とす隙を。<br>ずうっと、ずうっと、窺っているんですからね……?」 | + | ;「私は貴方を無間の愛の中に飲み込んでしまうかもしれません。」<br>「覚悟しておいてください。」<br>「私みたいな面倒臭い愛の神は、背中を押して一歩踏み出させるどころか<br> 二度と這い上がれない堕落の断崖に、能天気で危機感のない貴方を突き落とす隙を。<br> ずうっと、ずうっと、窺っているんですからね……?」 |
− | : 同上。能天気な彼/彼女への忠告でもあり、マスターをずっと見続けているという脅し・宣言。 | + | : 同上。能天気な彼/彼女への忠告でもあり、マスターをずっと見続けているという脅し・宣言。 |
− | ==== その他 ====
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| == メモ == | | == メモ == |
| *再臨の度に体型が大きく変化するサーヴァント。服装やモーションが再臨段階で大きく変化するキャラは珍しくなくなったが、体型の成長レベルの変動を行うサーヴァントとなると、類例は現状[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]のみだろう。加えて彼女の場合はボイスも3段階それぞれに一通り用意されているというかなり大規模なキャラ実装。 | | *再臨の度に体型が大きく変化するサーヴァント。服装やモーションが再臨段階で大きく変化するキャラは珍しくなくなったが、体型の成長レベルの変動を行うサーヴァントとなると、類例は現状[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]のみだろう。加えて彼女の場合はボイスも3段階それぞれに一通り用意されているというかなり大規模なキャラ実装。 |
| **召喚時は幼女だが、第一再臨では十代の少女、第三再臨では爆乳な上に[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|キアラ]]より露出度が高い女性となる。 | | **召喚時は幼女だが、第一再臨では十代の少女、第三再臨では爆乳な上に[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|キアラ]]より露出度が高い女性となる。 |
− | ***…[[イシュタル|姉]]にしろ、妹にしろ、姉妹揃って扇情的な姿になるものである。ちなみにイラスト担当のReDrop氏は、それまでに「ドスケベ礼装」という通称を付けられたイベント限定[[概念礼装]]を数多く手がけている。 | + | ***[[イシュタル|姉]]にしろ、妹にしろ、姉妹揃って扇情的な姿になるものである。ちなみにイラスト担当のReDrop氏は、それまでに「ドスケベ礼装」という通称を付けられたイベント限定[[概念礼装]]を数多く手がけている。 |
| *暗黒面を出した桜、通称「黒桜」を依代とした疑似サーヴァントについては、同じ桜の疑似サーヴァントであるパールヴァティーが「桜の光の面のみを使って暗黒面は削ぎ落した」と発言していた事から、いつか実装されるのではないかとプレイヤー間では噂されていた。 | | *暗黒面を出した桜、通称「黒桜」を依代とした疑似サーヴァントについては、同じ桜の疑似サーヴァントであるパールヴァティーが「桜の光の面のみを使って暗黒面は削ぎ落した」と発言していた事から、いつか実装されるのではないかとプレイヤー間では噂されていた。 |
| **ユーザーの予想としてはパールヴァティーの別側面である[[ドゥルガー]]<ref group ="注">何の因果か、[[パッションリップ]]を構成する要素の1つでもある。</ref>や[[カーリー]]が候補として挙げられていた。なお、カーマの存在は当初からスキル名などで関連をほのめかされていた。 | | **ユーザーの予想としてはパールヴァティーの別側面である[[ドゥルガー]]<ref group ="注">何の因果か、[[パッションリップ]]を構成する要素の1つでもある。</ref>や[[カーリー]]が候補として挙げられていた。なお、カーマの存在は当初からスキル名などで関連をほのめかされていた。 |
− | *サーヴァントとしてのカーマの性別は、少なくともゲームシステム上では明確に「女性」とされている。しかし復刻正月イベント『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』では女性でありながらフリークエスト「お手伝い 男湯掃除」に出撃出来たり、ホワイトデーイベントでも同じく男性サーヴァント限定イベントボーナスを得られていた。その一方でバレンタインイベントではチョコの受け渡しの両方が出来る性別不明サーヴァントとは異なり、女性サーヴァントとして「カーマから貰う」ことしか出来ず、性別に関する扱いが一定しておらず二転三転しているように見えていた。 | + | *サーヴァントとしてのカーマの性別は、少なくともゲームシステム上では明確に「女性」とされている。しかし復刻版の『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』では女性でありながらフリークエスト「お手伝い 男湯掃除」に出撃できたり、CBCと併催されるホワイトデーイベントでも同じく男性サーヴァント限定イベントボーナスを得られていた。その一方でバレンタインイベントではチョコの受け渡しの両方が出来る性別不明サーヴァントとは異なり、女性サーヴァントとして「カーマから貰う」ことしか出来ず、性別に関する扱いが一定しておらず二転三転しているように見えていた。 |
| **これに関しては当初は詳しい言及がなく単なる設定ミスの可能性もあり得たが、諸般の考察では「カーマは元々は男性神である」事から男性として活動する事も可能な存在なのではないか(なので男湯に入る事も可能)、と言われていた。こちらはゲーム内プロフィールの「マーラ・パーピーヤス:EX」の項目にて別側面であるマーラの逸話により肉体の性転換の可能性が仄めかされていたのも考察の根拠だったが、2020年5月2日に発売された「Fate/Grand Order material Ⅷ」にて詳細が公開されたクラススキル「愛神の神核:B」により性転換が可能であることが判明した。 | | **これに関しては当初は詳しい言及がなく単なる設定ミスの可能性もあり得たが、諸般の考察では「カーマは元々は男性神である」事から男性として活動する事も可能な存在なのではないか(なので男湯に入る事も可能)、と言われていた。こちらはゲーム内プロフィールの「マーラ・パーピーヤス:EX」の項目にて別側面であるマーラの逸話により肉体の性転換の可能性が仄めかされていたのも考察の根拠だったが、2020年5月2日に発売された「Fate/Grand Order material Ⅷ」にて詳細が公開されたクラススキル「愛神の神核:B」により性転換が可能であることが判明した。 |
− | **一方でバレンタインチョコが他の女性サーヴァント同様に「カーマから貰う」事しかできない事についての言及は未だ無いが、そもそもカーマというサーヴァントがビーストⅢ/Lから生じたものである事を考えると、「カーマにとって愛とは与えられるものではなく与えるもの」であるためと考える事ができる。 | + | **一方でバレンタインチョコが他の女性サーヴァント同様に「カーマから貰う」事しかできない事についての言及は未だ無いが、そもそもカーマというサーヴァントがビーストⅢ/Lから生じたものである事を考えると、「カーマにとって愛とは与えられるものではなく与えるもの」であるためと考える事ができる。 |
− | **上記のように性別くらいなら変えられる、とのことであるが、彼女の二番目の[[幕間の物語]]「愛神様は働かない」では元ビーストとしての内面のデフラグ処理のために熟睡した彼女を目覚めさせる鍵の分身体として男性体となっているカーマが登場する。庇護欲をそそる少年の姿、スポーツでキメる青年の姿、クラブで君臨する成人の姿と3種類立ち絵付きという超豪華仕様である。仮想的に作った女性NPCに堕落の魔王としてサンドバッグを殴るように「堕落遊び」をしストレス解消を行っていた。 | + | **上記のように性別くらいなら変えられる、とのことであるが、彼女の二番目の[[幕間の物語]]「愛神様は働かない」では元ビーストとしての内面のデフラグ処理のために熟睡した彼女を目覚めさせる鍵の分身体として男性体となっているカーマが登場する。庇護欲をそそる少年の姿、スポーツでキメる青年の姿、クラブで君臨する成人の姿と3種類立ち絵付きという超豪華仕様である。仮想的に作った女性NPCに堕落の魔王としてサンドバッグを殴るように「堕落遊び」をしストレス解消を行っていた。 |
| ***その姿は内部探査を躱す為に大きく変化させてみただけのものであり、それ自体に深い意味はないとはいえ、女性を弄ぶ光景は依代である間桐桜つながりで[[間桐慎二]]を連想したユーザーもいた模様。 | | ***その姿は内部探査を躱す為に大きく変化させてみただけのものであり、それ自体に深い意味はないとはいえ、女性を弄ぶ光景は依代である間桐桜つながりで[[間桐慎二]]を連想したユーザーもいた模様。 |
| *ビーストとしての力を存分に見せつけた初登場イベント『徳川廻天迷宮 大奥』でこそえげつなさを最大限に発揮したもののその末路が若干情けなかったものである事を皮切りに、カルデアでは悪事を働くとしても「傍迷惑」に近い行いや不貞腐れての八つ当たりが大半で、主人公に対しても誘惑の姿勢を見せるものの害を与えるよりは主にメンタル面でのストレス解消やケアを行っている<ref group="注">さすがに暴走しかかった場合のストッパーこそあるものの、主人公の精神への介入は禁止されていないどころか脳内セコム扱いされることが多い[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]も基本スルーしている模様。</ref>ため一部のプレイヤーからは'''「益獣」'''呼ばわりされている。 | | *ビーストとしての力を存分に見せつけた初登場イベント『徳川廻天迷宮 大奥』でこそえげつなさを最大限に発揮したもののその末路が若干情けなかったものである事を皮切りに、カルデアでは悪事を働くとしても「傍迷惑」に近い行いや不貞腐れての八つ当たりが大半で、主人公に対しても誘惑の姿勢を見せるものの害を与えるよりは主にメンタル面でのストレス解消やケアを行っている<ref group="注">さすがに暴走しかかった場合のストッパーこそあるものの、主人公の精神への介入は禁止されていないどころか脳内セコム扱いされることが多い[[巌窟王 エドモン・ダンテス|巌窟王]]も基本スルーしている模様。</ref>ため一部のプレイヤーからは'''「益獣」'''呼ばわりされている。 |