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| 別名 =  
 
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| 初登場作品 = 魔法使いの夜
 
| 初登場作品 = 魔法使いの夜
| 声優 = 非公開(LORD of VERMILION Re:2/LORD of VERMILION Ⅲ)
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| 声優 = 非公開(LORD of VERMILION Re:2/LORD of VERMILION Ⅲ)<br>花澤香菜(リメイク)
花澤香菜(リメイク)
   
| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| 身長 = 152cm
 
| 身長 = 152cm
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
三咲市[[三咲町]]白犬塚に洋館を構える[[魔女]]。
 
三咲市[[三咲町]]白犬塚に洋館を構える[[魔女]]。
    
;略歴
 
;略歴
:日本人の父親と英国人の母親を持つハーフ。母親は既に亡くなっており、父親とは没交渉気味。実家は久遠寺グループと呼ばれる大財閥。幼少時はイギリスに住んでいたが、訳あって日本に移住した。現在は三咲市の大きな洋館で[[蒼崎青子]]と同居している。青子とは通う学校は違い、礼園女学院に在籍。2年生。<br>幼い頃から魔術に触れ親しんできた生粋の魔女であり、強大な魔力を持つ[[魔術師]]。青子と共に、三咲市一帯の土地を所有する権利を持った管理者(セカンドオーナー)。[[魔術協会]]には所属しないフリーの魔術師。完全に断絶しているわけではなく、協会とは交渉を持っているが、基本的には協会に縛られることはない。<br />青子とは、青子が中学を卒業した直後から一緒に暮らしており、もうすぐ二年の友人関係。青子に[[魔術]]の手ほどきもしている。物語開始の半年程前に、本気の殺し合いをしたことがあるらしい。<br>とある事情から、[[静希草十郎]]とも同居することになる。
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:日本人の父親と英国人の母親を持つハーフ。母親は既に亡くなっており、父親とは没交渉気味。実家は久遠寺グループと呼ばれる大財閥。幼少時はイギリスに住んでいたが、訳あって日本に移住した。現在は三咲市の大きな洋館で[[蒼崎青子]]と同居している。青子とは通う学校は違い、礼園女学院に在籍。2年生。
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:幼い頃から[[魔術]]に触れ親しんできた生粋の魔女であり、強大な魔力を持つ[[魔術師]]。青子と共に、三咲市一帯の土地を所有する権利を持った管理者(セカンドオーナー)。[[魔術協会]]には所属しないフリーの魔術師。完全に断絶しているわけではなく、協会とは交渉を持っているが、基本的には協会に縛られることはない。
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:青子とは、青子が中学を卒業した直後から一緒に暮らしており、もうすぐ二年の友人関係。青子に魔術の手ほどきもしている。物語開始の半年程前に、本気の殺し合いをしたことがあるらしい。とある事情から、[[静希草十郎]]とも同居することになる。
    
;人物
 
;人物
:黒瞳。混じりけのない黒髪は肩口で切りそろえられている。肌は白く手足は細く、「人形のよう」と形容される美少女。飾り気はないが質素な印象はなく、気品を感じさせるたたずまい。<br>無口で愛想がなく、他人を寄せ付けない雰囲気をかもし出す。だが表に出さないだけで、実際はクールな印象に反して激情家。保守的で、「変わる」ことを嫌う。孤独を好み、他人と積極的な関わりを持とうとしない。固い殻にこもっているが、根本的な部分では子供っぽい。メルヘンチックな浪漫主義者。<br>戦いとなればためらいなく魔女として振る舞い、友人や最愛の家族であろうと容赦はしない。負けず嫌いで、魔術の優劣に関しては相手の技量を認める度量はあるが、ゲームの勝敗にはこだわる。プライドが高く、見苦しい真似・自らの品格を落とすような真似を好まないため、結果の出た勝負に不平を漏らすようなことはないが、内心では文句いっぱい。<br>「意味のない会話はしない」主義で、無口を装っているが、時々半端に「あ」とか「な」とか、意味の掴めない一言だけ漏らしてしまった後、黙る癖がある。<br>洋館に他人を近づけさせるのを好まず、父親ですら簡単には立ち入らせないほど。自分の所有物に対する執着心が強く、特に母親の形見であるプロイキッシャーを大事にしている。悪意のないミスで壊したなら一週間程度の無言の抗議、悪意で破壊したならどうあっても報復。<br>自分の育った英国での生活習慣にこだわりがあるらしく、特に紅茶と茶器にうるさい。所有している茶葉は豊富で、アンティークの茶器の収集が趣味。もともとコーヒー党だった青子を紅茶党に鞍替えさせてしまったほど。食事は、普段は手間隙を抑える作業、祝時のみ腕によりをかけるもの、と捕らえている。入浴時間は短くカラスの行水。<br>――だが青子が同居するようになってから、居間にテレビを置いたり、基本土足の洋館で青子がスリッパで歩いたり、食事に和食を持ち込んだりと、色々と生活習慣を壊されてきた。当初は不満だらけだったが、今はもう慣れている。さらに草十郎が同居すると、ティーカップで日本茶を飲もうとするのに憤り、屋敷の中では番茶・梅昆布茶を禁止にした。ちなみに今でも、箸が苦手で和食であっても食事は基本的にフォークとスプーンを使う。
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:黒瞳。混じりけのない黒髪は肩口で切りそろえられている。肌は白く手足は細く、「人形のよう」と形容される美少女。飾り気はないが質素な印象はなく、気品を感じさせるたたずまい。
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:無口で愛想がなく、他人を寄せ付けない雰囲気をかもし出す。だが表に出さないだけで、実際はクールな印象に反して激情家。保守的で、「変わる」ことを嫌う。孤独を好み、他人と積極的な関わりを持とうとしない。固い殻にこもっているが、根本的な部分では子供っぽい。メルヘンチックな浪漫主義者。
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:戦いとなればためらいなく魔女として振る舞い、友人や最愛の家族であろうと容赦はしない。負けず嫌いで、魔術の優劣に関しては相手の技量を認める度量はあるが、ゲームの勝敗にはこだわる。プライドが高く、見苦しい真似・自らの品格を落とすような真似を好まないため、結果の出た勝負に不平を漏らすようなことはないが、内心では文句いっぱい。
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:「意味のない会話はしない」主義で、無口を装っているが、時々半端に「あ」とか「な」とか、意味の掴めない一言だけ漏らしてしまった後、黙る癖がある。
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:洋館に他人を近づけさせるのを好まず、父親ですら簡単には立ち入らせないほど。自分の所有物に対する執着心が強く、特に母親の形見であるプロイキッシャーを大事にしている。悪意のないミスで壊したなら一週間程度の無言の抗議、悪意で破壊したならどうあっても報復。
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:自分の育った英国での生活習慣にこだわりがあるらしく、特に紅茶と茶器にうるさい。所有している茶葉は豊富で、アンティークの茶器の収集が趣味。もともとコーヒー党だった青子を紅茶党に鞍替えさせてしまったほど。食事は、普段は手間隙を抑える作業、祝時のみ腕によりをかけるもの、と捕らえている。入浴時間は短くカラスの行水。
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:──だが青子が同居するようになってから、居間にテレビを置いたり、基本土足の洋館で青子がスリッパで歩いたり、食事に和食を持ち込んだりと、色々と生活習慣を壊されてきた。当初は不満だらけだったが、今はもう慣れている。さらに草十郎が同居すると、ティーカップで日本茶を飲もうとするのに憤り、屋敷の中では番茶・梅昆布茶を禁止にした。ちなみに今でも、箸が苦手で和食であっても食事は基本的にフォークとスプーンを使う。
    
;能力
 
;能力
:数々の「プロイキッシャー」を[[使い魔]]として使役する典型的な人形師。有珠には青子の様に魔弾を飛ばしたりするような直接戦闘のスキルは無く、彼女の戦闘は専らプロイキッシャー達を用いて行われる。将棋で喩えるなら、有珠という王将には大した力はないが、飛車や角といった陣営全体の力は非常に優秀。その魔術系統は母から受け継いだ他に例のないものであり、「最後の魔女」と称される。<br>膨大な量の魔術刻印がその身に刻まれており、その範囲は全身はおろか骨格、内臓にいたるまでである。刻印がオートで治癒魔術を行使するため、仮に内臓がえぐられる様な大怪我を負っても再生することができる。<br>左目はプロイキッシャーも兼ねた「魅了」の[[魔眼]]。作中では対象の「行動」を禁じるのに用いられた(内臓の動きは妨げられなかったので、「運動」を禁じるほどの力はないとされる)。<br />運動音痴で、自転車には乗れない。水泳は犬掻きしかできず、鉄棒もダメ。体育の授業は隅で座っているだけだとか。
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:数々の「プロイキッシャー」を[[使い魔]]として使役する典型的な人形師。有珠には青子の様に魔弾を飛ばしたりするような直接戦闘のスキルは無く、彼女の戦闘は専らプロイキッシャー達を用いて行われる。将棋で喩えるなら、有珠という王将には大した力はないが、飛車や角といった陣営全体の力は非常に優秀。その魔術系統は母から受け継いだ他に例のないものであり、「最後の魔女」と称される。
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:膨大な量の魔術刻印がその身に刻まれており、その範囲は全身はおろか骨格、内臓にいたるまでである。刻印がオートで治癒魔術を行使するため、仮に内臓がえぐられる様な大怪我を負っても再生することができる。
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:左目はプロイキッシャーも兼ねた「魅了」の[[魔眼]]。作中では対象の「行動」を禁じるのに用いられた(内臓の動きは妨げられなかったので、「運動」を禁じるほどの力はないとされる)。
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:運動音痴で、自転車には乗れない。水泳は犬掻きしかできず、鉄棒もダメ。体育の授業は隅で座っているだけだとか。
    
=== プロイキッシャー ===
 
=== プロイキッシャー ===
「童話の怪物」とも称される有珠の使い魔。略称は「プロイ」。<br>純血の魔女マインスターの血統に伝わる秘儀。神秘を体現する魔術世界の中にあってもすこぶるつきの異端であり、破格の魔術系統。<br>童話をモチーフとしており、元となった伝承や童話に即した使用・発動条件があるものの、発動可能であるなら、あらゆる寓話、あらゆる不思議を許容する、「[[魔法]]以上に魔法に近い」と謳われる性能を発揮する。奈須きのこ曰く「魔法と魔術の関係とかほとんどブチ壊し」。<br>「伝承防御」と呼ばれる特性を有しており、近代兵器では傷つかず、生半可な魔術(神秘)でも傷つかない(例外はある)。対抗するには、元となった伝承・童話に即した欠点をつく必要がある。<br>文明圏では著しく威力を削がれるため、夜と霧、深い森の中などで用いるのが望ましい。
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「童話の怪物」とも称される有珠の使い魔。略称は「プロイ」。<br>純血の魔女マインスターの血統に伝わる秘儀。神秘を体現する魔術世界の中にあってもすこぶるつきの異端であり、破格の魔術系統。<br>童話をモチーフとしており、元となった伝承や童話に即した使用・発動条件があるものの、発動可能であるなら、あらゆる寓話、あらゆる不思議を許容する、「[[魔法]]以上に魔法に近い」と謳われる性能を発揮する。奈須きのこ氏曰く「魔法と魔術の関係とかほとんどブチ壊し」。<br>「伝承防御」と呼ばれる特性を有しており、近代兵器では傷つかず、生半可な魔術(神秘)でも傷つかない(例外はある)。対抗するには、元となった伝承・童話に即した欠点をつく必要がある。<br>文明圏では著しく威力を削がれるため、夜と霧、深い森の中などで用いるのが望ましい。
    
プロイキッシャーは一つではなく数多くの種類が存在している。有珠が作った物のみならず、代々の魔女から継承してきたものもあり、正確な総数は有珠も把握していない。先代から受け継いだプロイは20個ほど、有珠の作ったものは10個ほどらしい。<br>プロイには主にマザーグースを元にしたものと、ルイス・キャロルの創作童話を元にしたものの二系統がある。魔女は自分の代で、先代から遺されたプロイを自分用にチューンナップするとされており、後者の系統は、有珠の母がルイス・キャロルにはまったためにアレンジされたものらしい。<br>
 
プロイキッシャーは一つではなく数多くの種類が存在している。有珠が作った物のみならず、代々の魔女から継承してきたものもあり、正確な総数は有珠も把握していない。先代から受け継いだプロイは20個ほど、有珠の作ったものは10個ほどらしい。<br>プロイには主にマザーグースを元にしたものと、ルイス・キャロルの創作童話を元にしたものの二系統がある。魔女は自分の代で、先代から遺されたプロイを自分用にチューンナップするとされており、後者の系統は、有珠の母がルイス・キャロルにはまったためにアレンジされたものらしい。<br>
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==== プロイキッシャーリスト ====
 
==== プロイキッシャーリスト ====
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;夜の饗宴(ディドルディドル)<br><br />
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;夜の饗宴(ディドルディドル)<br><br>
:''――Hey diddle diddle 猫弾き語る 牛の月越え''<br />
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:''──Hey diddle diddle 猫弾き語る 牛の月越え''<br>
:''子犬大笑い、転げまわって スプーンは皿と逃げる――''<br /><br />
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:''子犬大笑い、転げまわって スプーンは皿と逃げる──''<br><br>
 
: 本体:鈴<br> 材料:猫目石<br>猫鈴。硝子細工の青猫。<br>基本となるプロイキッシャー。地面に沈めると、夜を助長させる鐘を鳴らす。他のプロイを使うための童話詠唱が成立される下地を作り、確かなものにする。既にある場合、効果を二倍にする。<br>夜に使用した場合、基本的にディドルディドルを防ぐ術はないが、文明の光には弱い。駅前では使用不可。<br>一回限りの使い捨てで、量産はできるがそれなりに貴重品。原価は草十郎の給料二ヶ月分だとか。
 
: 本体:鈴<br> 材料:猫目石<br>猫鈴。硝子細工の青猫。<br>基本となるプロイキッシャー。地面に沈めると、夜を助長させる鐘を鳴らす。他のプロイを使うための童話詠唱が成立される下地を作り、確かなものにする。既にある場合、効果を二倍にする。<br>夜に使用した場合、基本的にディドルディドルを防ぐ術はないが、文明の光には弱い。駅前では使用不可。<br>一回限りの使い捨てで、量産はできるがそれなりに貴重品。原価は草十郎の給料二ヶ月分だとか。
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;おしゃべり双子<br><br />
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;おしゃべり双子<br><br>
:''――トゥイードルダムとトゥイードルディー 戦うことになったとさ''<br />
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:''──トゥイードルダムとトゥイードルディー 戦うことになったとさ''<br>
:''ダムが言うにはディーの野郎が おもちゃを壊したからだとさ――''<br /><br />
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:''ダムが言うにはディーの野郎が おもちゃを壊したからだとさ──''<br><br>
: 本体:ダイス<br> 材料:カスタネットとホチキス<br>本体である黒いダイスを振るい、出た目によって姿を変える。ダイスは二つで一セットであり、双子でそれぞれ「トゥイードルディー」「トゥイードルダム」という名がある。<br />出目によってとる姿はそれぞれ――<br> 1.人間<br> 2.計量用の重し<br> 3.ペンギン<br> 4.(振り直し)<br> 5.鍋のふた・ラウンドシールド<br> 6.ブタ<br>――ただし、有珠では六の目のブタしか出せない。双子は「六の目は出すな」と言いつつ、「ズルをしないと六の目以外は出ないが定め」とも言う。<br>ブタの姿は1メートル程のぬいぐるみで、口がホチキスになっている。噛み付くことで、「まるで本に書かれた文字になってしまったように」対象の自由を奪う。噛んだ状態だと双子も動けない。<br>人間社会に毒されているため、普通の魔術が効く。<br>時々、有珠が試運転・準備運動として館の雑事をさせているらしい。夜中に絨毯の手入れをしたり、森の中で落ち葉を拾ったりしている様が草十郎に目撃されている。
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: 本体:ダイス<br> 材料:カスタネットとホチキス<br>本体である黒いダイスを振るい、出た目によって姿を変える。ダイスは二つで一セットであり、双子でそれぞれ「トゥイードルディー」「トゥイードルダム」という名がある。<br>出目によってとる姿はそれぞれ──<br> 1.人間<br> 2.計量用の重し<br> 3.ペンギン<br> 4.(振り直し)<br> 5.鍋のふた・ラウンドシールド<br> 6.ブタ<br>──ただし、有珠では六の目のブタしか出せない。双子は「六の目は出すな」と言いつつ、「ズルをしないと六の目以外は出ないが定め」とも言う。<br>ブタの姿は1メートル程のぬいぐるみで、口がホチキスになっている。噛み付くことで、「まるで本に書かれた文字になってしまったように」対象の自由を奪う。噛んだ状態だと双子も動けない。<br>人間社会に毒されているため、普通の魔術が効く。<br>時々、有珠が試運転・準備運動として館の雑事をさせているらしい。夜中に絨毯の手入れをしたり、森の中で落ち葉を拾ったりしている様が草十郎に目撃されている。
 
:なぜなにプロイで人間時のビジュアルが少しだけお披露目されているほか、『Original Soundtrack Repetition』のジャケットにも描かれている。
 
:なぜなにプロイで人間時のビジュアルが少しだけお披露目されているほか、『Original Soundtrack Repetition』のジャケットにも描かれている。
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: 本体:チェスのコマ<br> 材料:トネリコの芽<br>暗示による人払いの結界を敷く。「この先に用はない」と意識を誘導することで、結界に立ち入らぬよう人を遠ざける。「森」と呼称される結界内では、魔術的抵抗を持たない人間はそこで起きる出来事を童話の中であるかのように認識し、人物像の特定や声の確認ができないといった、あやふやな感覚におちいる。<br>本体であるチェスのコマだけでは意味がなく、土台となる地図が必要。有珠は「午睡の鏡」の表面を地図にして使用している。<br>自然物・天然素材に効果がない。
 
: 本体:チェスのコマ<br> 材料:トネリコの芽<br>暗示による人払いの結界を敷く。「この先に用はない」と意識を誘導することで、結界に立ち入らぬよう人を遠ざける。「森」と呼称される結界内では、魔術的抵抗を持たない人間はそこで起きる出来事を童話の中であるかのように認識し、人物像の特定や声の確認ができないといった、あやふやな感覚におちいる。<br>本体であるチェスのコマだけでは意味がなく、土台となる地図が必要。有珠は「午睡の鏡」の表面を地図にして使用している。<br>自然物・天然素材に効果がない。
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;スクラッチ・ダンプティ<br><br />
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;スクラッチ・ダンプティ<br><br>
:''――ハンプティ・ダンプティ 塀に登ったら ハンプティ・ダンプティ 落っこちた''<br />
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:''──ハンプティ・ダンプティ 塀に登ったら ハンプティ・ダンプティ 落っこちた''<br>
:''ハンプティ・ダンプティ 戻そうとしても ハンプティ・ダンプティ 戻らない――''<br /><br />
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:''ハンプティ・ダンプティ 戻そうとしても ハンプティ・ダンプティ 戻らない──''<br><br>
 
: 本体:手製のイースターエッグ<br> 材料:オークの木と真鍮細工<br>割れる卵。囁く卵。爆弾卵。<br>モチーフはマザーグースの「ハンプティダンプティ」。大威力は持たないが、対個人戦においてトップランクに性質が悪いプロイキッシャー。特に乱戦時に嫌がらせをするのに最適。<br>鈍色をした装飾卵(イースターエッグ)で、表面には「女王アリスを讃える唄」の詩篇と扉の絵が描かれており、中からは時計の針の音がする。起動すると十倍〜三十倍に巨大化。作中では直径1メートル程の大きさになった。<br>効果は二つあり、一つは卵にとっての観察対象の近くに浮遊し、観察対象が卵から目を離すと落下して、呪いのカケラを振りまく。見ている限りは落ちないが、常に視界に卵を収めていなければ落下を防げない。落下した後に振りまく呪いは対象の五感を奪うものであり、感覚を奪われた対象は生きた石膏像のようになる。卵はもとから壊れるのが仕事なので、呪いは解呪されない限り解けない。<br>もう一つの効果は、観察対象を卵の中に閉じこめる。時限式であり、所有者を讃える唄を歌い続け、歌が終わると卵の表面に描かれた扉が開いて、中から手が出てきて対象を捕縛する。撃退するには、扉から手が出てきた時に目を逸らせばよい。<br>発声するための機能は持たないが、知性を有しており、「最後まで吟わせろ、こんな褒め殺したい間抜けはまたとない」と、ロビンが意思疎通をして有珠に伝えている描写がある。
 
: 本体:手製のイースターエッグ<br> 材料:オークの木と真鍮細工<br>割れる卵。囁く卵。爆弾卵。<br>モチーフはマザーグースの「ハンプティダンプティ」。大威力は持たないが、対個人戦においてトップランクに性質が悪いプロイキッシャー。特に乱戦時に嫌がらせをするのに最適。<br>鈍色をした装飾卵(イースターエッグ)で、表面には「女王アリスを讃える唄」の詩篇と扉の絵が描かれており、中からは時計の針の音がする。起動すると十倍〜三十倍に巨大化。作中では直径1メートル程の大きさになった。<br>効果は二つあり、一つは卵にとっての観察対象の近くに浮遊し、観察対象が卵から目を離すと落下して、呪いのカケラを振りまく。見ている限りは落ちないが、常に視界に卵を収めていなければ落下を防げない。落下した後に振りまく呪いは対象の五感を奪うものであり、感覚を奪われた対象は生きた石膏像のようになる。卵はもとから壊れるのが仕事なので、呪いは解呪されない限り解けない。<br>もう一つの効果は、観察対象を卵の中に閉じこめる。時限式であり、所有者を讃える唄を歌い続け、歌が終わると卵の表面に描かれた扉が開いて、中から手が出てきて対象を捕縛する。撃退するには、扉から手が出てきた時に目を逸らせばよい。<br>発声するための機能は持たないが、知性を有しており、「最後まで吟わせろ、こんな褒め殺したい間抜けはまたとない」と、ロビンが意思疎通をして有珠に伝えている描写がある。
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;シックス・スィング・チョコレイト(6ペンスの歌)<br /><br />
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;シックス・スィング・チョコレイト(6ペンスの歌)<br><br>
:''――6ペンス、ポッケのライ麦 24羽の黒鶫''<br />
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:''──6ペンス、ポッケのライ麦 24羽の黒鶫''<br>
:''パイの中で合唱会だ 王様びっくり仰天だ――''<br /><br />
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:''パイの中で合唱会だ 王様びっくり仰天だ──''<br><br>
 
: 本体:収納箱<br> 材料:カカオマス、ココアパウダー、粉骨<br>偵察を得意とする、二十四羽の椋鳥。三咲町を監視する鳥たちのネットワーク。不貞を働こうとするものを見つけ出す。ただし、昼は完璧だが夜目が利かないので夜中の活動は不向き。<br>普通の使い魔レベルのプロイキッシャーで、戦闘能力は皆無。実は鉄砲でも倒せる。一日に十羽は電柱にぶつかって墜落死している。<br>収納箱を本体とするチョコレイトのお菓子。使えば使うだけ減るので、有珠はいつもこのチョコレイトを作り置きしている。箱を閉じると、行動中の椋鳥はすべてチョコレイトに戻る。魔力で練成されたチョコレイトであるため、負傷者の傷に溶け込んで応急処置をするという使い方もある。<br>同じ鳥のロビンに比べ、有珠から「地味だが役に立つ」という評価をいただいている。
 
: 本体:収納箱<br> 材料:カカオマス、ココアパウダー、粉骨<br>偵察を得意とする、二十四羽の椋鳥。三咲町を監視する鳥たちのネットワーク。不貞を働こうとするものを見つけ出す。ただし、昼は完璧だが夜目が利かないので夜中の活動は不向き。<br>普通の使い魔レベルのプロイキッシャーで、戦闘能力は皆無。実は鉄砲でも倒せる。一日に十羽は電柱にぶつかって墜落死している。<br>収納箱を本体とするチョコレイトのお菓子。使えば使うだけ減るので、有珠はいつもこのチョコレイトを作り置きしている。箱を閉じると、行動中の椋鳥はすべてチョコレイトに戻る。魔力で練成されたチョコレイトであるため、負傷者の傷に溶け込んで応急処置をするという使い方もある。<br>同じ鳥のロビンに比べ、有珠から「地味だが役に立つ」という評価をいただいている。
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: 本体:ブローチの形をした砂糖細工・キャンディ<br> 材料:最初の過ち<br>数分だけ粉雪が降る。有珠の作った最初のプロイキッシャー。失敗作で使い道はないが、記念にとってある。
 
: 本体:ブローチの形をした砂糖細工・キャンディ<br> 材料:最初の過ち<br>数分だけ粉雪が降る。有珠の作った最初のプロイキッシャー。失敗作で使い道はないが、記念にとってある。
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;橋の巨人(テムズトロル)<br /><br />
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;橋の巨人(テムズトロル)<br><br>
:''――ロンドン橋落ちた 落ちた 落ちた''<br />
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:''──ロンドン橋落ちた 落ちた 落ちた''<br>
:''ロンドン橋落ちて 川の底――''<br /><br />
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:''ロンドン橋落ちて 川の底──''<br><br>
 
: 本体:淑女のフィギュア<br> 材料:ver.によって異なる<br>グレートスリーの一つ。フォーリンダウン。グレートブリッジ。マザーグースの「ロンドン橋」。<br>千年クラスの神秘を重ねた、世界屈指のゴーレム。額にはところどころ間違ったお約束の「emeth」の文字が記されている。特別な異能は持たないが、ただ巨大である、というだけで十分な脅威である。顕現時のサイズや制圧力は召喚地域によって異なり、作中では森の中で数キロ離れて逃走していた口裂け男を叩き潰したほど。<br>「橋」の擬人化であるため、自然に流れる川がないと召喚できない<ref group ="注">ただし「魔法使いの夜」のシナリオ内では、積雪を線上に太陽の[[ルーン魔術|ルーン]]で溶かすことより、「雪解けの流水」を作り出してテムズの召喚を行う場面がある。</ref>。いかに巨大なゴーレムになろうと、本体を壊せば停止する。<br>その奇跡は原典である「ロンドン橋」の詩に準じて、素材によって四つの形態をとる。第一段階は木、第二段階は石。有珠では第二段階までしかテムズの行使はできない。これは技量的な問題もあるが、文明に興味の無い有珠の心象世界では、橋は木と石でしかないため、具現化できないとされる。<br>もし最終段階のテムズを行使できる術者がいるなら、煤煙都市ロンドンを上回る都市の巨人として顕現し、奥の手を出し切った青子にも踏破は不可能であるという。
 
: 本体:淑女のフィギュア<br> 材料:ver.によって異なる<br>グレートスリーの一つ。フォーリンダウン。グレートブリッジ。マザーグースの「ロンドン橋」。<br>千年クラスの神秘を重ねた、世界屈指のゴーレム。額にはところどころ間違ったお約束の「emeth」の文字が記されている。特別な異能は持たないが、ただ巨大である、というだけで十分な脅威である。顕現時のサイズや制圧力は召喚地域によって異なり、作中では森の中で数キロ離れて逃走していた口裂け男を叩き潰したほど。<br>「橋」の擬人化であるため、自然に流れる川がないと召喚できない<ref group ="注">ただし「魔法使いの夜」のシナリオ内では、積雪を線上に太陽の[[ルーン魔術|ルーン]]で溶かすことより、「雪解けの流水」を作り出してテムズの召喚を行う場面がある。</ref>。いかに巨大なゴーレムになろうと、本体を壊せば停止する。<br>その奇跡は原典である「ロンドン橋」の詩に準じて、素材によって四つの形態をとる。第一段階は木、第二段階は石。有珠では第二段階までしかテムズの行使はできない。これは技量的な問題もあるが、文明に興味の無い有珠の心象世界では、橋は木と石でしかないため、具現化できないとされる。<br>もし最終段階のテムズを行使できる術者がいるなら、煤煙都市ロンドンを上回る都市の巨人として顕現し、奥の手を出し切った青子にも踏破は不可能であるという。
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;月の油(フラットスナーク)<br /><br />
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;月の油(フラットスナーク)<br><br>
:''――ベイカー、スナーク見つけたよ ベイカー、皆を集めたよ''<br />
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:''──ベイカー、スナーク見つけたよ ベイカー、皆を集めたよ''<br>
:''でもでもベイカーぼけちゃった そう、そのスナークの正体とは――''<br /><br />
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:''でもでもベイカーぼけちゃった そう、そのスナークの正体とは──''<br><br>
 
: 本体:油<br> 材料:神代にいたとされる、遊牧神のお腹の贅肉(脂肪分)をしぼったもの、というふれこみ。<br>グレートスリーの一つ。触れられぬもの。不可解の島。五次元平面。ルイス・キャロルの「スナーク狩り」。<br>数あるプロイキッシャーの中でも特に正体不明とされ、不敗を誇る。<br>濃密な魔力を含んだ緑の霧を吐き出し、結界内にて、棄てられたモノ、忘れられたモノを童話的に蘇らせる「童話世界の再生」を行い、支配下に置く。結界内ではありとあらゆるものがプロイキッシャーと化し、敵に襲い掛かる。魔力の霧はゆっくりと吐き出されていくため、スナークの起動直後のプロイキッシャーは比較的強くない。時間経過に従って霧の濃度が上がると、プロイキッシャーはより巨大なものが動き出し、より強力になっていく。結界自体も捩じれ、広がっていく。<br>本来は文明と相性が悪く、「遊び」がないとスナーク化できないのだが、作中で使用された「遊園地」はもともと童話の世界に近いので、相性は抜群だった。もしも展開されたのがオフィス街であったのなら、あそこまでの威力にはならなかったとされる。せいぜい、ビルの窓に恐竜の影絵を写す程度。<br>正体不明とされる本体は緑色の油であり、有珠は小瓶状のフラスコに入れている。顕現時は夜を皮膜にして空に浮かび、月に擬態している。月を眼窩に収めた、緑の霧の逆さま髑髏。月の顔。普段は霧と雲で姿を隠しているが、作中では有珠の意向で隠れていなかった。スナークは童話の「主題」であるがゆえに、常にページの中に、視界の中に入っていなければならない。<br>性格が悪く、最悪低俗な道化の王様。己の欲望を止められずに、敗者には死と惨劇を、と有珠の命令を無視して「氷の城」を降らせることで、遊園地ごと青子たちを殺そうとした。<br>もとが油なだけに、火が弱点。この時代で精製することは不可能な、代えのきかない貴重品。
 
: 本体:油<br> 材料:神代にいたとされる、遊牧神のお腹の贅肉(脂肪分)をしぼったもの、というふれこみ。<br>グレートスリーの一つ。触れられぬもの。不可解の島。五次元平面。ルイス・キャロルの「スナーク狩り」。<br>数あるプロイキッシャーの中でも特に正体不明とされ、不敗を誇る。<br>濃密な魔力を含んだ緑の霧を吐き出し、結界内にて、棄てられたモノ、忘れられたモノを童話的に蘇らせる「童話世界の再生」を行い、支配下に置く。結界内ではありとあらゆるものがプロイキッシャーと化し、敵に襲い掛かる。魔力の霧はゆっくりと吐き出されていくため、スナークの起動直後のプロイキッシャーは比較的強くない。時間経過に従って霧の濃度が上がると、プロイキッシャーはより巨大なものが動き出し、より強力になっていく。結界自体も捩じれ、広がっていく。<br>本来は文明と相性が悪く、「遊び」がないとスナーク化できないのだが、作中で使用された「遊園地」はもともと童話の世界に近いので、相性は抜群だった。もしも展開されたのがオフィス街であったのなら、あそこまでの威力にはならなかったとされる。せいぜい、ビルの窓に恐竜の影絵を写す程度。<br>正体不明とされる本体は緑色の油であり、有珠は小瓶状のフラスコに入れている。顕現時は夜を皮膜にして空に浮かび、月に擬態している。月を眼窩に収めた、緑の霧の逆さま髑髏。月の顔。普段は霧と雲で姿を隠しているが、作中では有珠の意向で隠れていなかった。スナークは童話の「主題」であるがゆえに、常にページの中に、視界の中に入っていなければならない。<br>性格が悪く、最悪低俗な道化の王様。己の欲望を止められずに、敗者には死と惨劇を、と有珠の命令を無視して「氷の城」を降らせることで、遊園地ごと青子たちを殺そうとした。<br>もとが油なだけに、火が弱点。この時代で精製することは不可能な、代えのきかない貴重品。
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:白い霧の中でかろうじて見えるのは血のように赤い爪を持つ、猟犬ともトカゲ(竜)とも。
 
:白い霧の中でかろうじて見えるのは血のように赤い爪を持つ、猟犬ともトカゲ(竜)とも。
 
:その姿を見る事はできず、見えないが故に無敵であり、迷い込んだ獲物たちは抗う術はなく、また、脱出する事も敵わない。
 
:その姿を見る事はできず、見えないが故に無敵であり、迷い込んだ獲物たちは抗う術はなく、また、脱出する事も敵わない。
:ワンダースナッチの全容―――その正体を見る事ができた者のみが、白い霧の世界から逃げ出せたと言う。
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:ワンダースナッチの全容───その正体を見る事ができた者のみが、白い霧の世界から逃げ出せたと言う。
 
:霧に触れた者は獣たちに食われて死ぬため、これが発動された場合霧には最大限の注意を払わねばならない。
 
:霧に触れた者は獣たちに食われて死ぬため、これが発動された場合霧には最大限の注意を払わねばならない。
 
:青子曰く「有珠が本気になった時に展開する、最悪の殺人結界」。
 
:青子曰く「有珠が本気になった時に展開する、最悪の殺人結界」。
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;願掛け卵(スイーツハーツ)
 
;願掛け卵(スイーツハーツ)
:卵形のプティング。王冠をさかさまにして、ゆで卵をのせたような形をしている。呪いと確率変動、二心同体、願掛けによる魔力強化のプロイキッシャー。<br>一定範囲を舞台に「ゲーム」を執り行う。使用者が定めた条件が満たされたら発動し、一日の間稼動する。ゲーム中は新しいルールが一つ追加される。ゲームをクリアして生き延びたパーティの魔力を向上させる、戦闘前の運試しみたいなもの。大抵は全滅するデスゲーム。ゲームの区域からの脱出は困難。ゲームをクリアすれば、仮に中で何人死んでいようとも、内容は無効扱いになる。また、ゲーム中の記憶は失う。<br>ゲームをクリアする条件は、使用者を暴くことと、ゲーム終了時間まで誰かが生き残ること。使用者がプティングを食すと、スイーツハーツは自身を食べた相手そっくりに擬態する。使用者は卵の中に閉じこめられ、本物と偽物は入れ替わる。つまり使用者を暴くということは、誰が入れ替わったスイーツハーツであるかを突き止めることを意味する。<br>ただし、擬態している間はスイーツハーツ自身も自分がプロイキッシャーであることは忘れている。「ルール実行可能」な条件になると自動的に切り替わり、スイーツハーツとして活動する。再び擬態状態に戻れば、スイーツハーツであった時の記憶は失われる。完全潜行型で、魔力の感知で正体を暴くことはできない。<br>不正解を指摘したり、証拠不十分だとゲーム失格となるため、あてずっぽうで片端から試してみるという方法はとれない。<br>思春期限定、女の子限定。食べたときに願っていたことが報酬として叶う。使用条件は、片思――
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:卵形のプティング。王冠をさかさまにして、ゆで卵をのせたような形をしている。呪いと確率変動、二心同体、願掛けによる魔力強化のプロイキッシャー。<br>一定範囲を舞台に「ゲーム」を執り行う。使用者が定めた条件が満たされたら発動し、一日の間稼動する。ゲーム中は新しいルールが一つ追加される。ゲームをクリアして生き延びたパーティの魔力を向上させる、戦闘前の運試しみたいなもの。大抵は全滅するデスゲーム。ゲームの区域からの脱出は困難。ゲームをクリアすれば、仮に中で何人死んでいようとも、内容は無効扱いになる。また、ゲーム中の記憶は失う。<br>ゲームをクリアする条件は、使用者を暴くことと、ゲーム終了時間まで誰かが生き残ること。使用者がプティングを食すと、スイーツハーツは自身を食べた相手そっくりに擬態する。使用者は卵の中に閉じこめられ、本物と偽物は入れ替わる。つまり使用者を暴くということは、誰が入れ替わったスイーツハーツであるかを突き止めることを意味する。<br>ただし、擬態している間はスイーツハーツ自身も自分がプロイキッシャーであることは忘れている。「ルール実行可能」な条件になると自動的に切り替わり、スイーツハーツとして活動する。再び擬態状態に戻れば、スイーツハーツであった時の記憶は失われる。完全潜行型で、魔力の感知で正体を暴くことはできない。<br>不正解を指摘したり、証拠不十分だとゲーム失格となるため、あてずっぽうで片端から試してみるという方法はとれない。<br>思春期限定、女の子限定。食べたときに願っていたことが報酬として叶う。使用条件は、片思──
    
;ゴブリンフロン
 
;ゴブリンフロン
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:正式名称不明。<br>名前を呼ばれて返事をした人間を、小さなガラス瓶の中に閉じ込める。内部は絵本の中に入ったかのようで、「空気が文字になったよう」に感じられる。中から外の声は聞こえるが、中の声は術者にしか聞こえない。<br>きちんとしたものとは別に、片手間に作った劣化品もある。抵抗する意思が残っていると割れるシロモノで、眠っているか、衰弱しているかしないと効果がない。また、相手に薬や魔術を使って意思を奪っている場合も、その余分な「重み」で割れてしまう。
 
:正式名称不明。<br>名前を呼ばれて返事をした人間を、小さなガラス瓶の中に閉じ込める。内部は絵本の中に入ったかのようで、「空気が文字になったよう」に感じられる。中から外の声は聞こえるが、中の声は術者にしか聞こえない。<br>きちんとしたものとは別に、片手間に作った劣化品もある。抵抗する意思が残っていると割れるシロモノで、眠っているか、衰弱しているかしないと効果がない。また、相手に薬や魔術を使って意思を奪っている場合も、その余分な「重み」で割れてしまう。
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;[[ロスト・ロビン・ロンド]]<br /><br />
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;[[ロスト・ロビン・ロンド]]<br><br>
:''――誰が駒鳥殺したか 誰が駒鳥殺したか――''<br /><br />
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:''──誰が駒鳥殺したか 誰が駒鳥殺したか──''<br><br>
 
:でっぷりとした青い駒鳥。マザーグースの「クックロビン(誰が駒鳥を殺したか?)」が由来。原典に準じて、探偵役と被害者役の能力を持つ。二十四羽の椋鳥のように広範囲をカバーすることはできないが、夜目が利き、特定対象の監視・追跡に長じている。本領は敵からの攻撃を術者の身代わりとして受ける「空蝉」の能力。ただし連続使用はできない。また死んでも復活するという特性を持っている。
 
:でっぷりとした青い駒鳥。マザーグースの「クックロビン(誰が駒鳥を殺したか?)」が由来。原典に準じて、探偵役と被害者役の能力を持つ。二十四羽の椋鳥のように広範囲をカバーすることはできないが、夜目が利き、特定対象の監視・追跡に長じている。本領は敵からの攻撃を術者の身代わりとして受ける「空蝉」の能力。ただし連続使用はできない。また死んでも復活するという特性を持っている。
 
:知性を有しているが、基本的に頭は悪い。有珠からは「駄鳥」と呼ばれ、役立たずとして散々な扱いを受けている。
 
:知性を有しているが、基本的に頭は悪い。有珠からは「駄鳥」と呼ばれ、役立たずとして散々な扱いを受けている。
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:椀々様が[[木乃美芳助]]の願いを叶えようとした際は、彼の願いが『この世でただ一つの願い』と条件の一つを満たしていたため、椀々様の意思によりその願いを一番にしようと'''他の人々の願いを全て否定することで、最終的に芳助の願いを一番にする'''という方法で願いを叶えようとしていた。
 
:椀々様が[[木乃美芳助]]の願いを叶えようとした際は、彼の願いが『この世でただ一つの願い』と条件の一つを満たしていたため、椀々様の意思によりその願いを一番にしようと'''他の人々の願いを全て否定することで、最終的に芳助の願いを一番にする'''という方法で願いを叶えようとしていた。
 
:有珠曰く、他の人々の願いが全て否定された暁には『月の油』や『橋の巨人』を上回るプロイキッシャーとして完成していたとのこと。
 
:有珠曰く、他の人々の願いが全て否定された暁には『月の油』や『橋の巨人』を上回るプロイキッシャーとして完成していたとのこと。
:願望機として見た場合起動条件が非常に厳しいものの、人類を滅ぼす方向で願いを叶える冬木の汚染された聖杯に匹敵もしくはそれ以上の悪辣性を椀々様の意思によって発揮している。また物理的に破壊や停止が可能な上に場合によっては抑止力が介入してくる冬木の聖杯に対し、こちらは「十分な量の力が溜まってしまえばまず終わり」である。
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:願望機として見た場合起動条件が非常に厳しいものの、人類を滅ぼす方向で願いを叶える冬木の汚染された[[聖杯]]に匹敵もしくはそれ以上の悪辣性を椀々様の意思によって発揮している。また物理的に破壊や停止が可能な上に場合によっては[[抑止力]]が介入してくる冬木の聖杯に対し、こちらは「十分な量の力が溜まってしまえばまず終わり」である。
    
;マイディアー・ブライトスター
 
;マイディアー・ブライトスター
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:また、単行本1巻のカバー裏ではおまけコーナー「なぜ?なに?!プロイ」を出してシエルやタイガーと張り合っていた。
 
:また、単行本1巻のカバー裏ではおまけコーナー「なぜ?なに?!プロイ」を出してシエルやタイガーと張り合っていた。
 
; LORD of VERMILION Re:2/LORD of VERMILION Ⅲ
 
; LORD of VERMILION Re:2/LORD of VERMILION Ⅲ
: スクウェア・エニックスのトレーディングカードアーケードゲーム。コラボという形で[[蒼崎青子]]と共に参戦<ref group="出">LORD of VERMILION Re:2 |ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 公式サイト:COLLABORATION(コラボレーション)- 魔法使いの夜 http://www.lordofv.com/lovre2/collaboration/mahoyo.html</ref>。声優は非公開だが今作でこの二人に初めてボイスがついた。続編の『LORD of VERMILION Ⅲ』にも参戦<ref group="出">魔法使いの夜 | COLLABORATION | LORD of VERMILION III - ロード オブ ヴァーミリオンIII | SQUARE ENIX http://www.lordofv.com/lov3/collaboration/mahoyo.html</ref>。また、『[[Fate/stay night]]』から[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[遠坂凛]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[ギルガメッシュ]]も参戦し彼らと共演した<ref group="出">Fate/stay night [Unlimited Blade Works] | COLLABORATION | LORD of VERMILION III - ロード オブ ヴァーミリオンIII | SQUARE ENIX http://www.lordofv.com/lov3/collaboration/fate.html</ref>。
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: スクウェア・エニックスのトレーディングカードアーケードゲーム。コラボという形で[[蒼崎青子]]と共に参戦<ref group="出">[https://www.4gamer.net/games/115/G011561/20111220020/ 4gamer.net 「ロード オブ ヴァーミリオンRe:2 ~慟哭~」が2012年1月19日に稼働開始。「魔法使いの夜」の蒼崎青子など多数のゲスト使い魔が追加予定]</ref>。声優は非公開だが今作でこの二人に初めてボイスがついた。続編の『LORD of VERMILION Ⅲ』にも参戦<ref group="出">[https://www.4gamer.net/games/202/G020203/20150209069/ 4gamer.net 「LORD of VERMILION III Twin Lance」最新バージョン「Ver.3.2R」が2月26日稼働開始。「ロマサガ3」や「魔法使いの夜」のゲスト使い魔が復活収録]</ref>。また、『[[Fate/stay night]]』から[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]、[[遠坂凛]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[ギルガメッシュ]]も参戦し彼らと共演した<ref group="出">[https://www.4gamer.net/games/202/G020203/20150328004/ 4gamer.net 「LORD of VERMILION III Chain-Gene」最新情報。アニメ「Fate/stay night UBW」,AC「ガンスリンガー ストラトス2」からゲスト使い魔が参戦]</ref>。
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
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;[[槻司鳶丸]]
 
;[[槻司鳶丸]]
 
:裕福な家の子息同士と言う事で顔見知り。
 
:裕福な家の子息同士と言う事で顔見知り。
:『Fate/Grand Order』の期間限定イベントでは草十郎を探偵業の助手にしている事が気に入らないようで、チクチクと嫌味を言っている。
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:『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『魔法使いの夜アフターナイト』では草十郎を探偵業の助手にしている事が気に入らないようで、チクチクと嫌味を言っている。
 
;[[文柄詠梨]]
 
;[[文柄詠梨]]
 
:蛇蝎の如く嫌う。
 
:蛇蝎の如く嫌う。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「さあ――ごっこ遊びをしましょう」
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;「さあ──ごっこ遊びをしましょう」
 
:戦闘開始時の決め台詞。
 
:戦闘開始時の決め台詞。
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***『[[Fate/strange Fake]]』にて[[フランチェスカ・プレラーティ]]が「自分をギャフンと言わせた人物の一人」として「悠久を生きる御伽の魔女、いや『生きた』かな?」と挙げているのが彼女のことと思われる。
 
***『[[Fate/strange Fake]]』にて[[フランチェスカ・プレラーティ]]が「自分をギャフンと言わせた人物の一人」として「悠久を生きる御伽の魔女、いや『生きた』かな?」と挙げているのが彼女のことと思われる。
 
**父親は母親と違って存命中だが、少なくとも現在は、有珠の方は父親を避けているらしい。久遠寺邸にも中々入れたがらないとされている。また、父親と明言はされていないが、水族館に出かけた際に、近くに建設中のコンサートホールの出資者に久遠寺の名前を見つけた際、「懲りない人」と有珠が呟いている様が描写されている(それを聞いた青子も、有珠に対して出してはいけない話題だったとしている)。
 
**父親は母親と違って存命中だが、少なくとも現在は、有珠の方は父親を避けているらしい。久遠寺邸にも中々入れたがらないとされている。また、父親と明言はされていないが、水族館に出かけた際に、近くに建設中のコンサートホールの出資者に久遠寺の名前を見つけた際、「懲りない人」と有珠が呟いている様が描写されている(それを聞いた青子も、有珠に対して出してはいけない話題だったとしている)。
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***後の『Grand Order』におけるサーヴァントとしての彼女のバレンタインシナリオでは、母親は「魔女ではなくなった」、父親は「人生を喪った」とされている。
 
*実家からは金銭面ではあまり多くの援助は受けていないらしく、魔術のための資金ぐりに四苦八苦している様が見られる。守銭奴っぽい一面もあり、草十郎の家賃の取り分に関して青子と真面目に争ったり、草十郎が預かっていた札束に目を輝かせたりしているシーンもある。
 
*実家からは金銭面ではあまり多くの援助は受けていないらしく、魔術のための資金ぐりに四苦八苦している様が見られる。守銭奴っぽい一面もあり、草十郎の家賃の取り分に関して青子と真面目に争ったり、草十郎が預かっていた札束に目を輝かせたりしているシーンもある。
 
**ただし、ディドルディドルが「草十郎の給料二ヶ月分」とされているように、魔術には多額の資金が必要であるらしいので、有珠にとって十分ではなくとも、実際には多くの援助は受けているのかも知れない。
 
**ただし、ディドルディドルが「草十郎の給料二ヶ月分」とされているように、魔術には多額の資金が必要であるらしいので、有珠にとって十分ではなくとも、実際には多くの援助は受けているのかも知れない。
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*有珠は魔術協会に所属していないので、協会の縛りである封印指定にはならない。また、封印指定の条件は「一代限り」であるので、ちゃんと次代に譲り渡せるプロイキッシャーは条件に当てはまらない。
 
*有珠は魔術協会に所属していないので、協会の縛りである封印指定にはならない。また、封印指定の条件は「一代限り」であるので、ちゃんと次代に譲り渡せるプロイキッシャーは条件に当てはまらない。
 
*キャラクタ-マテリアルでは歳を取ることが出来ないと書かれているが、この設定が今もあるかは不明である。
 
*キャラクタ-マテリアルでは歳を取ることが出来ないと書かれているが、この設定が今もあるかは不明である。
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**なお、『Grand Order』の『魔法使いの夜アフターナイト』では前述の通り2001年時点の彼女が登場しているが、『魔法使いの夜』本編と外見は変わっていない。
 
*健啖家と言うわけではないが妙に食事に係るシーンが多い。本人は不慣れなもののいわゆる男飯やインスタントにも忌避感はあるが味が良ければなんだかんだで口にできるタイプ。とは言え普段金欠なためか久し振りのご馳走として洋食や紅茶用のスイーツの出前を喜んで注文するなどこだわりの強さと普段滅多に味わえない切実さがうかがえる。
 
*健啖家と言うわけではないが妙に食事に係るシーンが多い。本人は不慣れなもののいわゆる男飯やインスタントにも忌避感はあるが味が良ければなんだかんだで口にできるタイプ。とは言え普段金欠なためか久し振りのご馳走として洋食や紅茶用のスイーツの出前を喜んで注文するなどこだわりの強さと普段滅多に味わえない切実さがうかがえる。
  
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