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| : 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらい。 | | : 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらい。 |
| : 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、その敏捷性は「『槍兵』のクラスに選ばれる英雄の中でも選りすぐり」と評されている。 | | : 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、その敏捷性は「『槍兵』のクラスに選ばれる英雄の中でも選りすぐり」と評されている。 |
− | : 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得している。 | + | : 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得しており、その為に「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスにも該当する。 |
| : 作中では探索のゲーナスと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。探知される事無く唐突に現れるのもルーンの一つだという。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具の能力を1ランク上げる事で[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「十二の試練」を突破する事も可能だとか。 | | : 作中では探索のゲーナスと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。探知される事無く唐突に現れるのもルーンの一つだという。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具の能力を1ランク上げる事で[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「十二の試練」を突破する事も可能だとか。 |
| + | : また、用語辞典によると「戦闘時では雄たけびと共に体が盛り上がり、悪鬼の如く振舞った」とあり、「[[クラス (バーサーカー)|狂戦士]]」のクラス適性も持つとされる。 |
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| === ランサー (クラスカード) === | | === ランサー (クラスカード) === |
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| == クー・フーリン〔オルタ〕 == | | == クー・フーリン〔オルタ〕 == |
− | :聖杯の力によって、邪悪な王となったクー・フーリン。彼本来のバーサーカーとは異なる姿での召喚。 | + | :聖杯の力によって、邪悪な王となったクー・フーリン。 |
| :詳しくは[[クー・フーリン〔オルタ〕|こちら]] | | :詳しくは[[クー・フーリン〔オルタ〕|こちら]] |
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| : 回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さだが、その回避難易度は幸運のランクが高くて、ようやく稀に外れる程とされる。幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合は、心臓からややズレた場所に命中して致命傷は免れた。 | | : 回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さだが、その回避難易度は幸運のランクが高くて、ようやく稀に外れる程とされる。幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合は、心臓からややズレた場所に命中して致命傷は免れた。 |
| : なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが緒戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。 | | : なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが緒戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。 |
− | :また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。 | + | :また、同じゲイ・ボルグ同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。 |
| : [[権能]]の一歩手前とされる。 | | : [[権能]]の一歩手前とされる。 |
| ; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク) | | ; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク) |
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| ; [[クー・フーリン (Prototype)]] | | ; [[クー・フーリン (Prototype)]] |
| : 自分のオリジナルである、平行世界の「クー・フーリン」。"こちら"のクー・フーリンよりもいささか若い。 | | : 自分のオリジナルである、平行世界の「クー・フーリン」。"こちら"のクー・フーリンよりもいささか若い。 |
− | : 『Fate/Grand Order』では過去の自分となっている。 | + | : セイバーとギルガメッシュは自分のオリジナルと会ったことがあるのだが、彼らが邂逅するのは「ちびちゅき!」が初となる。 |
| + | ::Fate/Grand Orderでは過去の自分となっている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| === Fate/Grand Order === | | === Fate/Grand Order === |
| ====ランサー==== | | ====ランサー==== |
− | ;「呪いの朱槍をご所望かい?」<br>「その心臓貰い受ける! 『<ruby><rb>刺し穿つ死棘の槍</rb><rt>ゲイ・ボルク</RT></RUBY>』!」 | + | ;「おう、かかってきな」<br>「少しは楽しめそうじゃねぇか」 |
| + | :戦闘開始の台詞。戦いを好む彼らしい台詞。 |
| + | |
| + | ;「おう!」<br>「任せな!」<br>「行くぜ!」 |
| + | :カード選択時の台詞。頼りがいのある兄貴肌であることが分かる。 |
| + | |
| + | ;「ふっ!」<br>「そらっ!」<br>「シッ!!」 |
| + | :攻撃時の台詞。 |
| + | |
| + | ;「よいしょっと!」 |
| + | :エクストラアタック時の台詞。 |
| + | |
| + | ;「んじゃまぁ、ぶちかますかねぇ!」<br>「紅い棘は茨の如くってな」 |
| + | :スキル使用時の台詞。彼の英霊としてのスキルを解き放つ。 |
| + | |
| + | ;「呪いの朱槍をご所望かい?」 |
| + | :宝具選択時の台詞。:何故か、「朱槍」の部分の読みは「しゅそう」ではなく「しゅやり」となっている。 |
| + | |
| + | ;「その心臓貰い受ける! 『<ruby><rb>刺し穿つ死棘の槍</rb><rt>ゲイ・ボルク</RT></RUBY>』!」 |
| : 宝具発動。赤い魔槍が敵の心臓を貫く。 | | : 宝具発動。赤い魔槍が敵の心臓を貫く。 |
− | : なお、「朱槍」の部分の読みは「しゅそう」ではなく何故か「しゅやり」となっている。 | + | |
| + | ;「ぐっ」<br>「痛ぇじゃねぇか!」 |
| + | :被ダメージ時の台詞。 |
| + | |
| + | ;「抜かった……ぜ……」<br>「悪りぃ、ちょっとタンマ……」 |
| + | :消滅時の台詞。アルスター最強の英雄も常勝無敗ならず。 |
| + | |
| + | ;「あ? 何? 今の全力?」<br>「何だよ……あっけねぇな」 |
| + | : 戦闘終了の台詞。戦いを好む彼は満足しきれなかったらしい。 |
| | | |
| ;「お前さんとも長い付き合いになったな………俺はこの通り古参兵だが、重宝してもらえるんなら死力を尽くす」<br>「まぁ、なんだ。照れ臭いが、『これからも頼むぜ、マスター!』ってことだ!」 | | ;「お前さんとも長い付き合いになったな………俺はこの通り古参兵だが、重宝してもらえるんなら死力を尽くす」<br>「まぁ、なんだ。照れ臭いが、『これからも頼むぜ、マスター!』ってことだ!」 |
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| **同作の「刺し穿つ死棘の槍」は、原作設定と異なり他の超必殺技の2倍の魔力を消費するが、特にガード不能というわけではない。なお、ランサー自体のキャラ性能は最強クラスといわれている。 | | **同作の「刺し穿つ死棘の槍」は、原作設定と異なり他の超必殺技の2倍の魔力を消費するが、特にガード不能というわけではない。なお、ランサー自体のキャラ性能は最強クラスといわれている。 |
| *ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。何故ケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』にて彼の師匠スカサハより語られた。理由は単純明快、「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」だそうだ)。なお、ケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。 | | *ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。何故ケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』にて彼の師匠スカサハより語られた。理由は単純明快、「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」だそうだ)。なお、ケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。 |
− | *[[蒼崎橙子]]や彼が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも(ルーン魔術師それぞれで意味の特定が異なるものの)多く「発火」に使われるルーンという設定だが、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラー……だと三輪先生(三輪士郎氏)が言っていた、らしい。ただしTVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを発火に使用している。 | + | *[[蒼崎橙子]]や彼は炎のルーンとしてアンサズを使うが、アンサズ(アンスール)はオーディンの象徴で、その効果は「コミュニケーションを助ける」と言ったもの。炎を発するのであれば、松明の象徴であるケン(カノ)のルーンの方が適している(アニメUBWにて、死の直前にランサーが火を出すために使った「く」に似た形のルーンはこのケン(カノ)である。アンサズ(アンスール)は「F」に似た形をしている)。とは言え、アンサズには「オーディンが智慧の炎を与え、文明をもたらした」と言うことから「智慧の炎」の意味合いもあるので、そちらの運用なのかもしれない。 |
| *幸運値はどうしようもないほどに低いがバクチやゲームは結構好きで、特にバックギャモンには一家言あるとのこと。 | | *幸運値はどうしようもないほどに低いがバクチやゲームは結構好きで、特にバックギャモンには一家言あるとのこと。 |
| *『Grand Order』のイベント、「ぐだぐだ本能寺 ぐだぐだ茶器集め 上級」のボスとしてランサーが登場した際の名義は「島津セタンタ」。<br />「セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~ 【チャレンジ!】宇宙生物襲来!IX」のボスとして登場した際の名義は「キャスニット」。<br />「空の境界/the Garden of Order 七階 四号室」のボスとしてキャスターが登場した際の名義は「人違いリン」。 | | *『Grand Order』のイベント、「ぐだぐだ本能寺 ぐだぐだ茶器集め 上級」のボスとしてランサーが登場した際の名義は「島津セタンタ」。<br />「セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~ 【チャレンジ!】宇宙生物襲来!IX」のボスとして登場した際の名義は「キャスニット」。<br />「空の境界/the Garden of Order 七階 四号室」のボスとしてキャスターが登場した際の名義は「人違いリン」。 |