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*冬木市のスーパーマーケットで購入した使い捨てカイロの値段に衝撃を受け、魔術師として産まれた時代の悪さにへこんでいる。(10個パックで400円。同じものを魔術で再現した場合、数十倍ものコストがかかるとのこと)
 
*冬木市のスーパーマーケットで購入した使い捨てカイロの値段に衝撃を受け、魔術師として産まれた時代の悪さにへこんでいる。(10個パックで400円。同じものを魔術で再現した場合、数十倍ものコストがかかるとのこと)
 
**コストや効率を気にしている点は他の魔術師と一線を画しており、切嗣とは違う意味で魔術師の常識から外れている。<br>『アインツベルン相談室』によれば、ウェイバーは旧来の魔術の全てを否定しているわけではなく、現代の状況(社会)に則して時代遅れとなった魔術を廃止したり、逆に古いものでも尊重し良い物は復活させたり新しく構築を行う、といった手段を模索する新時代の魔術師、と説明されている。
 
**コストや効率を気にしている点は他の魔術師と一線を画しており、切嗣とは違う意味で魔術師の常識から外れている。<br>『アインツベルン相談室』によれば、ウェイバーは旧来の魔術の全てを否定しているわけではなく、現代の状況(社会)に則して時代遅れとなった魔術を廃止したり、逆に古いものでも尊重し良い物は復活させたり新しく構築を行う、といった手段を模索する新時代の魔術師、と説明されている。
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**のちに小説『[[まほうつかいの箱|2015年の時計塔]]』にて存在が明らかにされた時計塔12番目の学部、「現代魔術論」はまさしくその新時代の魔術を体現するものであり、作中に描かれた2014年時点での学部長(ロード)には新世代最大の出世頭・エルメロイII世が就任している。
 
*イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。<br>世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、「ロード・エルメロイIIが召喚して勝ち残り、栄光を掴んだサーヴァント」が周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってそのサーヴァントを召喚するようになる。そしてイスカンダルを召喚できる触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を7割も返済する事が可能な額との事。だがやはりウェイバーにそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。
 
*イスカンダルとの絆は本物で、大きく歴史が変わった平行世界でもその関係は変わらない。<br>ライネスに征服王の触媒を聖杯大戦に出さなかった理由を問われて返した答えは、「触媒の選定を任された[[ブラム・ヌァザレ・ソフィアリ|ブラム]]への配慮」と「十四騎のサーヴァントが二つのチームに分かれて競い合うという、イスカンダルの趣旨にこれ以上ないほど合った形式の聖杯戦争で、テンションが最高潮となった征服王がそのまま世界征服を成し遂げてしまう危険性」。<br>だがこれらはあくまで表向きの物で、ライネスにもすぐに見破られており、本当の理由は極めて私的な物。<br>世界各地で聖杯戦争が行われるようになった今の状況で、「ロード・エルメロイIIが召喚して勝ち残り、栄光を掴んだサーヴァント」が周囲に知れ渡ってしまった場合、魔術師達はこぞってそのサーヴァントを召喚するようになる。そしてイスカンダルを召喚できる触媒は「強いサーヴァント」を求める魔術師達の手から手へと渡り続け、英霊への敬意など何もない唯の「道具」として聖杯戦争が開催されるたびに利用され、使い捨てられる。<br>そんな暗い未来を防ぐためであった。<br>現在、イスカンダルの触媒の価値は世界的な聖遺物の散逸によって暴騰しており、何とアーチボルト家の負債を7割も返済する事が可能な額との事。だがやはりウェイバーにそれを売る気など毛頭なく、「'''己の矜持'''」として今も大切に保管している。
 
*彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として成長する運命にある。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係としてメタ的に便利だからという説もあるが。
 
*彼の上に働く世界の修正力的なものはよほど強固であるらしく、第四次聖杯戦争が行われていない『Apocrypha』や『プリズマ☆イリヤ』などの平行世界にあっても必ず「ロード・エルメロイの名を継いだ」「深紅のコートと長髪がトレードマークの」「ゲーム好きな」時計塔講師として成長する運命にある。<br>魔術協会の中枢に属しながらも、出自と能力の低さゆえに庶民的かつ一般人寄りの感性を持っているキャラクターが説明係としてメタ的に便利だからという説もあるが。
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