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; 人物
 
; 人物
 
: 常に凛とした空気を纏った、金髪の髪を後ろで結い上げ、青と銀の甲冑を着た見目麗しい少女剣士。
 
: 常に凛とした空気を纏った、金髪の髪を後ろで結い上げ、青と銀の甲冑を着た見目麗しい少女剣士。
:外見上は10代半ばの少女に見えるが、これは選定の剣を岩から抜いた15歳時に身体の発育が止まったことによるもの。
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: 外見上は10代半ばの少女に見えるが、これは選定の剣を岩から抜いた15歳時に身体の発育が止まったことによるもの。凛とした佇まいから察せられる通りの、遊びのない生真面目な性格。幼い頃から「次代の王」として養父であるエクターにより幼少期から徹底的に騎士道を叩きこまれたこともあり、年齢相応以上の見識と落ち着きを身に付けている。律儀で丁寧、とことん真面目。そして負けず嫌い。生真面目さは生来のものではあるが、ブリテンの王となる前は好奇心旺盛な少女だった<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』22-27ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅰ』22-27ページ「アルトリア・ペンドラゴン」より。</ref>。
:凛とした佇まいから察せられる通りの、遊びのない生真面目な性格。幼い頃から「次代の王」として養父であるエクターにより幼少期から徹底的に騎士道を叩きこまれたこともあり、年齢相応以上の見識と落ち着きを身に付けている。
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: サーヴァントとして召喚された彼女は騎士たちの王として自らを厳しく律していた頃の姿なのだが、ひとときとはいえ故国を離れ、異教の人々と交流することで、かわいらしいもの(例えばぬいぐるみ)を好むなど、女性らしい性格が顔を出すことも増えている<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』22-27ページ" />。何より、丁寧でおいしい食事を好むハラペコ王でもある。
:律儀で丁寧、とことん真面目。そして負けず嫌い。生真面目さは生来のものではあるが、ブリテンの王となる前は好奇心旺盛な少女だった。サーヴァントとして召喚された彼女は騎士たちの王として自らを厳しく律していた頃の姿なのだが、ひとときとはいえ故国を離れ、異教の人々と交流することで、かわいらしいもの(例えばぬいぐるみ)を好むなど、女性らしい性格が顔を出すことも増えている。何より、丁寧でおいしい食事を好むハラペコ王でもある。
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普段は冷静沈着であるが熱くなりやすい面も有り、勝負事となれば(どんな下らないことでも)手を抜かない。持ち前の直感とポーカーフェイスで賭け事にはことさら強い。臣民ではないマスターに対しては、王としての立場を離れて接し、よき友人、あるいは先輩として接してくる。
: 普段は冷静沈着であるが熱くなりやすい面も有り、勝負事となれば(どんな下らないことでも)手を抜かない。持ち前の直感とポーカーフェイスで賭け事にはことさら強い。
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: 長らく性別を偽り、男性として振舞ってきたため、自分が女性であるという意識が希薄。そのため、周囲の人間から女性として扱われるとちぐはぐなやり取りになることが多く、とりわけ異性からの好意には疎い<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』22-27ページ"/>。当然(女性としての)性行為の経験はないが、『殿方を悦ばせること』は知っている。 宝具の力で老化が止まってしまったためそうは見えないが、人生経験豊富。
: 長らく性別を偽り、男性として振舞ってきたため、自分が女性であるという意識が希薄。そのため、周囲の人間から女性として扱われるとちぐはぐなやり取りになることが多く、とりわけ異性からの好意には疎い。当然(女性としての)性行為の経験はないが、『殿方を悦ばせること』は知っている。
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: 士郎、凛、切嗣と3人のマスターに仕えているが、最も全力で戦える(一番良いバックアップを受けられる)のが凛なのに対し、性格的に相性が良いのは士郎とされている。
:臣民ではないマスターに対しては、王としての立場を離れて接し、よき友人、あるいは先輩として接してくる。
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: 宝具の力で老化が止まってしまったためそうは見えないが、人生経験豊富。
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: 衛宮家では唯一ライダーのみ反りが合わない相手でよく険悪なムードになるが、お互いを思いやる姿勢はあるため戦闘には発展しない。
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: 士郎、凛、切嗣と3人のマスターに仕えているが、最も全力で戦える(一番良いバックアップを受けられる)のが凛なのに対し、性格的に相性が良いのは士郎とされている。
   
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; 能力
 
; 能力
 
: 「剣士」のクラスではあるが、彼女の戦闘能力の本質は、彼女の保有する莫大な魔力に拠る。
 
: 「剣士」のクラスではあるが、彼女の戦闘能力の本質は、彼女の保有する莫大な魔力に拠る。
: 「魔力放出」の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]を持ち、本来なら普通の少女と同レベルの身体能力しかないものを、魔力によるブーストで向上させている。言うなれば魔力によるジェット噴射、会心の一撃なら丸太を容易く両断し、強力な加護を持たない並みの武器では魔力の篭もった彼女の一撃に打ち合うこともままならない。
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: 「魔力放出」の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]を持ち、本来なら普通の少女と同レベルの身体能力しかないものを、魔力によるブーストで向上させている。言うなれば魔力によるジェット噴射、会心の一撃なら丸太を容易く両断し、強力な加護を持たない並みの武器では魔力の篭もった彼女の一撃に打ち合うこともままならない。戦闘時に纏う鎧も魔力で編まれたものであり、任意で着脱が可能で、第四次ではバイクを補強するのに用いられた。どちらも彼女の魔力を元にした能力であるため、普段は鎧に回している魔力を、鎧を除装することで「魔力放出」に追加することも可能。その瞬間出力は普段の六割増し。彼女が莫大な魔力を持っているのは、出生時に魔術師・マーリンの計らいにより人の身ながら[[竜種|竜]]の因子を持って生まれてきたためで、魔術回路を用いずただ生きているだけで魔力を生成でき、魔力放出のスキルはこの因子に由来する。
: 戦闘時に纏う鎧も魔力で編まれたものであり、任意で着脱が可能で、第四次ではバイクを補強するのに用いられた。
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:彼女の能力が最大限に発揮されるのは、正面から正々堂々の一騎打ちを行った時。これは騎士の誉れに満ち、彼女の美意識にもあった戦い方である。とはいえ、それは作戦を嫌うということではなく、有能な軍指揮官でもあったため、立案段階から杜撰な作戦を嫌う傾向にある。きめ細やかに作戦を練り、戦場にあっては刻々と変化する状況に合わせて行動を変更することができる。当然ながら、作戦といえど卑怯な行動は嫌う。そのため第四次聖杯戦争では、冷徹で手段を選ばないマスターだった[[衛宮切嗣]]の相性は最悪であった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』20-21ページ">『Fate/complete material Ⅲ』20-21ページ「アルトリア」より。</ref>。
: どちらも彼女の魔力を元にした能力であるため、普段は鎧に回している魔力を、鎧を除装することで「魔力放出」に追加することも可能。その瞬間出力は普段の六割増し。
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: スキルとしてステータスに記述されていないが、湖の精霊の加護を受けているため、水面に立ち、その上を歩くことができる。このため、生まれてこの方泳いだことがなく、戦場でも彼女は湖面や川面を走っていたという。各方面において高い能力を持つ彼女だが、マスターである士郎が魔術師として未熟であることが祟り、その能力には大きく制限がかけられている。基本ステータスのランクが低下しており、また、魔力供給のパスが通っていないため回復力に乏しい。
: 彼女が莫大な魔力を持っているのは、出生時に魔術師・マーリンの計らいにより人の身ながら[[竜種|竜]]の因子を持って生まれてきたためで、魔術回路を用いずただ生きているだけで魔力を生成でき、魔力放出のスキルはこの因子に由来する。
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: スキルとしてステータスに記述されていないが、湖の精霊の加護を受けているため、水面に立ち、その上を歩くことができる。このため、生まれてこの方泳いだことがなく、戦場でも彼女は湖面や川面を走っていたという。
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: 各方面において高い能力を持つ彼女だが、マスターである士郎が魔術師として未熟であることが祟り、その能力には大きく制限がかけられている。基本ステータスのランクが低下しており、また、魔力供給のパスが通っていないため回復力に乏しい。
   
: また、『[[Fate/stay night]]』では、マスターとは関係なく、未だ正しい意味での英霊とはなっていないため、霊体となっての活動ができない。また聖杯に招かれた者として現代の知識は与えられているが、英霊としての時空を超えた知識を持っていない。
 
: また、『[[Fate/stay night]]』では、マスターとは関係なく、未だ正しい意味での英霊とはなっていないため、霊体となっての活動ができない。また聖杯に招かれた者として現代の知識は与えられているが、英霊としての時空を超えた知識を持っていない。
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| イメージカラー = 青
 
| イメージカラー = 青
 
| 特技 = 勝負事
 
| 特技 = 勝負事
| 好きな物 = きめ細かい作戦<br />正当な行為
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| 好きな物 = きめ細かい作戦、正当な行為
| 苦手な物 = 大雑把な作戦<br />卑怯な行為
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| 苦手な物 = 大雑把な作戦、卑怯な行為
| 天敵 = [[衛宮切嗣]]<br />[[ギルガメッシュ]]
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| 天敵 = [[衛宮切嗣]][[ギルガメッシュ]]
 
| キャラクターデザイン = 武内崇
 
| キャラクターデザイン = 武内崇
 
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; 風王結界(インビジブル・エア)
 
; 風王結界(インビジブル・エア)
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1〜2<br />最大捕捉:1人
 
: ランク:C<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1〜2<br />最大捕捉:1人
: アーサー王の剣を覆い隠す、風で出来た第二の鞘。厳密には宝具というより魔術に該当する。
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: アーサー王の剣を覆い隠す、風で出来た第二の鞘。厳密には宝具というより魔術に該当する。幾重にも重なる空気の層が屈折率を変えることで覆った物を透明化させ、不可視の剣へと変える。敵は間合いを把握できないため、白兵戦では非常に有効。ただし、あくまで視覚にうったえる効果であるため、幻覚耐性や「心眼(偽)」などのスキルを持つ相手には効果が薄い。透明化は副次的な役割であり、その本質は彼女の余りにも有名すぎる剣を隠すためのもの。
: 幾重にも重なる空気の層が屈折率を変えることで覆った物を透明化させ、不可視の剣へと変える。敵は間合いを把握できないため、白兵戦では非常に有効。
+
: 風で覆う対象は剣に限らず、オートバイに纏わせて速力をアップさせたり、ビルをも覆う風の防御壁にしたりもしている(必要がなかったためか、透明化までは行われなかった)。また、纏わせた風を解放することで破壊力を伴った暴風として撃ち出す「風王鉄槌(ストライク・エア)」という技ともなる。ただし、一度解放すると再び風を集束させるのに多少時間を要するため、連発はできない。
: ただし、あくまで視覚にうったえる効果であるため、幻覚耐性や「心眼(偽)」などのスキルを持つ相手には効果が薄い。
  −
: 透明化は副次的な役割であり、その本質は彼女の余りにも有名すぎる剣を隠すためのもの。
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: 風で覆う対象は剣に限らず、オートバイに纏わせて速力をアップさせたり、ビルをも覆う風の防御壁にしたりもしている(必要がなかったためか、透明化までは行われなかった)。
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: また、纏わせた風を解放することで破壊力を伴った暴風として撃ち出す「風王鉄槌(ストライク・エア)」という技ともなる。ただし、一度解放すると再び風を集束させるのに多少時間を要するため、連発はできない。
   
; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
 
; 約束された勝利の剣(エクスカリバー)
 
: ランク:A++<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1〜99<br />最大捕捉:1000人<br />由来:アーサー王の聖剣エクスカリバー。
 
: ランク:A++<br />種別:対城宝具<br />レンジ:1〜99<br />最大捕捉:1000人<br />由来:アーサー王の聖剣エクスカリバー。
: 生前のアーサー王が、一時的に妖精「湖の乙女」から授かった聖剣。アーサー王の死に際に、ベディヴィエールの手によって湖の乙女へ返還された。
+
: 光の剣。人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」。妖精「湖の乙女」の手で管理されたが、魔術師マーリンを仲介人にしてアーサー王に預かれたが、アーサー王の死に際にベディヴィエールの手によって湖の乙女へ返還された。聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される。あまりに有名であるため、普段は「風王結界」で覆って隠している。風王結界を解除した状態では通常の剣として使った際の威力も高く、風王結界をまとった状態を80〜90だとしたら、風王結界を解除した黄金バージョンのは1000ぐらい。
: 人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」。聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される光の剣。
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: 神霊レベルの魔術行使を可能とする聖剣であり、所有者の魔力を“光”に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、振り下ろした剣の先端から光の断層による「究極の斬撃」として放つ。その膨大な魔力は攻撃判定をもつ光の斬撃の先端から高熱を発生させるため、結果的に光の帯ないし地上をなぎ払う光の波に取られる。言うならば指向性のエネルギー兵器であり、その様は『騎英の手綱』が白い彗星ならばこちらは黄金のフレア、とも称される。当然ながら魔力消費が激しく、連発することはできない。その膨大なエネルギーを正しく放つには両手での振り抜きが必要とされる。威力・攻撃範囲ともに大きい為、第四次聖杯戦争時に切嗣が大型客船を緩衝材として使ったり、第五次でビルの屋上から空へ向けて放ったりと、常に周囲への配慮を必要とする。威力に比例して扱いが難しい部分もあるが、出力は多少ならば調整可能であり、抑えた場合宝具の起動まで一秒未満に短縮することも出来る。
: あまりに有名であるため、普段は「風王結界」で覆って隠している。風王結界を解除した状態では通常の剣として使った際の威力も高く、風王結界をまとった状態を80〜90だとしたら、風王結界を解除した黄金バージョンのは1000ぐらい。
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: また、[[アーサー・ペンドラゴン|「あちら」のアーサー王]]が持つ「約束された勝利の剣」と同じく『心の善い者に振るってはならない』『精霊に振るってはならない』『共に戦う者は勇者でなければならない』等の誓約が複数かけられているため、それを破ると魔力放出が削られてしまう。全ての誓約が開放された状態での一撃を放ったことは一度あるかないかだという<ref group = "注">『Grand Order』ではこの制約のため、加入当初はランクがAに低下しており、幕間の物語「聖剣覚醒」をクリアすることでランクが本来のA++になる。</ref><ref group = "出">『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」より。</ref>。星の内海で錬成されたこの剣は、この惑星を脅かす外敵の出現時にこそ真の力を発揮すると言われる<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』22-27ページ" />。
: 神霊レベルの魔術行使を可能とし、所有者の魔力を光に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、光の断層による「究極の斬撃」として放つ。攻撃判定があるのは光の斬撃の先端のみだが、その莫大な魔力の斬撃が通り過ぎた後には高熱が発生するため、結果的に光の帯のように見え、地上をなぎ払う光の波に取られる。その様は『騎英の手綱』が白い彗星ならばこちらは黄金のフレア、と称される。
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: 剣としての性能を重視したものとなっており、華美な装飾はほとんどされていない<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』118ページ">『Fate/complete material Ⅱ』118ページ「約束された勝利の剣」より。</ref>。
: 言うならば一点集中型の指向性のエネルギー兵器。その膨大なエネルギーを正しく放つには両手での振り抜きが必要とされる。威力・攻撃範囲ともに大きい為、第四次聖杯戦争時に切嗣が大型客船を緩衝材として使ったり、第五次でビルの屋上から空へ向けて放ったりと、常に周囲への配慮を必要とする。威力に比例して扱いが難しい部分もあるが、出力は多少ならば調整可能であり、抑えた場合宝具の起動まで一秒未満に短縮することも出来る。
  −
: また、[[アーサー・ペンドラゴン|「あちら」のアーサー王]]が持つ「約束された勝利の剣」と同じく『心の善い者に振るってはならない』『精霊に振るってはならない』『共に戦う者は勇者でなければならない』等の誓約が複数かけられているため、それを破ると魔力放出が削られてしまう。全ての誓約が開放された状態での一撃を放ったことは一度あるかないかだという<ref group = "注">『Grand Order』ではこの制約のため、加入当初はランクがAに低下しており、幕間の物語「聖剣覚醒」をクリアすることでランクが本来のA++になる。</ref><ref group = "出">『Fate/Grand Order』幕間の物語「聖剣覚醒」より。</ref>。
   
: 姉妹剣として『無毀なる湖光(アロンダイト)』『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』が存在する。
 
: 姉妹剣として『無毀なる湖光(アロンダイト)』『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』が存在する。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&自身のNPをリチャージ」という効果の宝具。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&自身のNPをリチャージ」という効果の宝具。
 
; 全て遠き理想郷(アヴァロン)
 
; 全て遠き理想郷(アヴァロン)
 
: ランク:EX<br />種別:結界宝具<br />防御対象:1人<br />由来:エクスカリバーの魔法の鞘と、死後のアーサー王が眠る島アヴァロン。
 
: ランク:EX<br />種別:結界宝具<br />防御対象:1人<br />由来:エクスカリバーの魔法の鞘と、死後のアーサー王が眠る島アヴァロン。
: 妖精モルガン(モルガン・ル・フェ)がアーサー王から奪った聖剣の鞘。アーサー王の手から奪われた後、コーンウォールから「宝具の現物」として発掘され、現代に復活する。
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: 妖精モルガン(モルガン・ル・フェイ)がアーサー王から奪った聖剣の鞘。アーサー王の手から奪われた後、コーンウォールから「宝具の現物」として発掘され、現代に復活する。
 
: 「不老不死」の効果を有し、持ち主の老化を抑え、呪いを跳ね除け、傷を癒す。真名解放を行なうと、数百のパーツに分解して使用者の周囲に展開され、この世界では無い「妖精郷」に使用者の身を置かせることであらゆる攻撃・交信をシャットアウトして対象者を守る。それは防御というより遮断であり、この世界最強の守り。
 
: 「不老不死」の効果を有し、持ち主の老化を抑え、呪いを跳ね除け、傷を癒す。真名解放を行なうと、数百のパーツに分解して使用者の周囲に展開され、この世界では無い「妖精郷」に使用者の身を置かせることであらゆる攻撃・交信をシャットアウトして対象者を守る。それは防御というより遮断であり、この世界最強の守り。
: [[魔法]]の域にある宝具で、五つの魔法さえ寄せ付けず、多次元からの交信は六次元まで遮断する。あらゆる宝具を持っているに等しいギルガメッシュでも、この宝具を使用中の彼女には最高出力のエアを使っても傷を一つ付けることさえ不可能。
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: [[魔法]]の域にある宝具で、五つの魔法さえ寄せ付けず、多次元からの交信は六次元まで遮断する。あらゆる宝具を持っているに等しいギルガメッシュでも、この宝具を使用中の彼女には最高出力のエアを使っても傷を一つ付けることさえ不可能。奈須氏曰く、「セイバーがこれで引き篭もったら手におえない」とのこと。
: 奈須氏曰く、「セイバーがこれで引き篭もったら手におえない」とのこと。
   
: セイバーでなくとも所持者に加護を与え、傷を癒し、活力を与えるが、本来の持ち主である彼女から魔力を供給されないと効力は微弱なものとなる。基本的に、セイバーとの距離が近い程治癒力が高まる傾向が見られる。彼女が鞘の存在を認識していなくとも、鞘と同化した対象に触れると治癒力が大幅に高まる模様。
 
: セイバーでなくとも所持者に加護を与え、傷を癒し、活力を与えるが、本来の持ち主である彼女から魔力を供給されないと効力は微弱なものとなる。基本的に、セイバーとの距離が近い程治癒力が高まる傾向が見られる。彼女が鞘の存在を認識していなくとも、鞘と同化した対象に触れると治癒力が大幅に高まる模様。
 
: パスが正確に繋がった後の士郎やセイバー当人が使用している時でも、立ち上がることすら出来ない瀕死の重傷の場合はそうすぐには完治しない。しかし、治癒を阻害する呪詛による傷であっても自動的に完治させる点は極めて強力である。
 
: パスが正確に繋がった後の士郎やセイバー当人が使用している時でも、立ち上がることすら出来ない瀕死の重傷の場合はそうすぐには完治しない。しかし、治癒を阻害する呪詛による傷であっても自動的に完治させる点は極めて強力である。
:[[衛宮士郎]]の体内に埋め込まれていたままだった場合、体から抜け落ち、星の内海に帰るそう。
+
: [[衛宮士郎]]の体内に埋め込まれていたままだった場合、体から抜け落ち、星の内海に帰るとされる。
 
; 勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
 
; 勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
 
: 生前使用していた宝具。彼女が引き抜き、王となった選定の剣。これを引き抜いた時点で彼女は老化と成長が止まっている。彼女にとっては「約束された勝利の剣」よりもなじみが深いものだが、生前のある行動によって永遠に失われた。
 
: 生前使用していた宝具。彼女が引き抜き、王となった選定の剣。これを引き抜いた時点で彼女は老化と成長が止まっている。彼女にとっては「約束された勝利の剣」よりもなじみが深いものだが、生前のある行動によって永遠に失われた。
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;キャメロット
 
;キャメロット
 
:円卓の城。妖精によって作られたモノ。円卓を礎とし、エクスカリバーをエネルギー源とすることで現世にカタチを表している。
 
:円卓の城。妖精によって作られたモノ。円卓を礎とし、エクスカリバーをエネルギー源とすることで現世にカタチを表している。
:第六特異点に登場した聖都は細部こそ異なれど、生前のキャメロットと同じであるが、その本質は全く異なっている。
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:『神聖円卓領域 キャメロット』に登場した聖都は細部こそ異なれど、生前のキャメロットと同じであるが、その本質は全く異なっている。
    +
;二振りの剣
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:アーサーが所有した二振りの剣は、両方ともエクスカリバーと呼ばれることもある。
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:だが岩に刺さっていた剣を抜くエピソードと、後に湖で手に入れるエピソードは別のものであり、それを後にひとつの物語にしたとされる。
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:そのためか前者の剣は“カリバーン”、後者は“エクスカリバー”と呼ばれるようになった。
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;エクスカリバーの鞘
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:アーサー王伝説でも、エクスカリバーの鞘は“魔法の鞘”である。アーサー王が湖の妖精からエクスカリバーを授かった後、魔術師マーリンより「この鞘を持つ限り血を流すことはない」という魔法の力を有する鞘がアーサー王へと渡された。
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:その価値は武器であるエクスカリバーより貴重であった。故にこの鞘をアーサー王の異父姉であるモルガン・ル・フェイに奪われたことが、アーサー王の死につながっていく。
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
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: 前作同様度々セリフ中に登場。家臣のガウェインに天然でdisられつつも、その根底にあるのは彼女に対する真の忠誠心であり、本当に慕われていたことが伺える。
 
: 前作同様度々セリフ中に登場。家臣のガウェインに天然でdisられつつも、その根底にあるのは彼女に対する真の忠誠心であり、本当に慕われていたことが伺える。
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
: どの陣営にも属さない「アナザー」のサーヴァント。普通にストーリーを進めても出現せず、特定のステージで特定の条件を満たすことで使用可能になる。
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: どの陣営にも属さない「アナザー」のサーヴァント。完全なゲスト参戦であるため<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』97ページ">『Fate/EXTELLA matelial』97ページ「アルトリア」より。</ref>、普通にストーリーを進めても出現せず、特定のステージで特定の条件を満たすことで使用可能になる。
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
: 獅子劫が夢の中で見た、モードレッドの過去に登場。
 
: 獅子劫が夢の中で見た、モードレッドの過去に登場。
644行目: 638行目:     
;「人類を救う戦いです。私たちの責務は何より重いものです、マスター」
 
;「人類を救う戦いです。私たちの責務は何より重いものです、マスター」
:マイルーム会話「絆Lv.1」。ブリテンを導いた騎士王の威風を感じる台詞。
+
:マイルーム会話「絆Lv1」。ブリテンを導いた騎士王の威風を感じる台詞。
    
;「なぜ男装していたのかですか?私の時代では王権は男性のもの、そもそも少女の身では何も守れなかったのです」<br/>「ですが…そうですね。すこしだけ夢に見る事もありました。もし王の剣を抜かなければ、私はどんな人生を送っていたのだろうか、と」
 
;「なぜ男装していたのかですか?私の時代では王権は男性のもの、そもそも少女の身では何も守れなかったのです」<br/>「ですが…そうですね。すこしだけ夢に見る事もありました。もし王の剣を抜かなければ、私はどんな人生を送っていたのだろうか、と」
:マイルーム会話「絆Lv.2」及び「絆Lv.3」。奇しくも同じ[[セイバー]]である[[アルテラ]]が聖杯にかける願いと同じ。
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:マイルーム会話「絆Lv2」及び「絆Lv3」。奇しくも同じ[[セイバー]]である[[アルテラ]]が聖杯にかける願いと同じ。
    
;「マーリンを知っていますか? いたずら好きの大魔術師ですが…頼りになる人物です。彼が味方にいれば心強いのですが」
 
;「マーリンを知っていますか? いたずら好きの大魔術師ですが…頼りになる人物です。彼が味方にいれば心強いのですが」
:マイルーム会話「絆Lv.4」。マーリンの事を信頼している事が伺える。
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:マイルーム会話「絆Lv4」。マーリンの事を信頼している事が伺える。
    
;「貴方の指示は気持ちがいい。不思議と暖かな気持ちになります。私の剣が幾ばくかの力になるのなら、全霊を以て貴方の力になりましょう、マスター」  
 
;「貴方の指示は気持ちがいい。不思議と暖かな気持ちになります。私の剣が幾ばくかの力になるのなら、全霊を以て貴方の力になりましょう、マスター」  
:マイルーム会話「絆Lv.5」。マスターと絆を深め、それだけ信頼の深さが分かる。
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:マイルーム会話「絆Lv5」。マスターと絆を深め、それだけ信頼の深さが分かる。
    
;「英雄王とまで契約するとは、大したものです。彼は……その……色々と問題のある英霊ですが、その実力は頂点の一つでしょう。あの言動もそのうち慣れますよ。……まあ、私は慣れませんでしたが」
 
;「英雄王とまで契約するとは、大したものです。彼は……その……色々と問題のある英霊ですが、その実力は頂点の一つでしょう。あの言動もそのうち慣れますよ。……まあ、私は慣れませんでしたが」
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**今のところ、「アーサー王」が登場する『Fate/Prototype』シリーズを除けば唯一『Fate/strange Fake』のみセイバー顔のサーヴァントが登場しない。ただしこれは武内氏の「[[リチャード|セイバー]]の性別を女性にし、セイバー顔にしないか」という提案を成田氏が断ったためで、武内氏は『Fake』にもセイバー顔を登場させようとしていた。
 
**今のところ、「アーサー王」が登場する『Fate/Prototype』シリーズを除けば唯一『Fate/strange Fake』のみセイバー顔のサーヴァントが登場しない。ただしこれは武内氏の「[[リチャード|セイバー]]の性別を女性にし、セイバー顔にしないか」という提案を成田氏が断ったためで、武内氏は『Fake』にもセイバー顔を登場させようとしていた。
 
**基本的にファンからは普通に「セイバー」と呼ばれるが、最近セイバークラスが増加の一途を辿っているため彼らとの呼び分けのために「青セイバー」「青王」「ペンギン王」等々の呼び名で呼ばれることも多い。
 
**基本的にファンからは普通に「セイバー」と呼ばれるが、最近セイバークラスが増加の一途を辿っているため彼らとの呼び分けのために「青セイバー」「青王」「ペンギン王」等々の呼び名で呼ばれることも多い。
*初期キャラクターイメージが「ジュースばかり飲んでいたときに、久しぶりに飲んだ綺麗な水」とは武内談。
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*彼女が誕生したキッカケは、キャラクターデザインを担当した武内が金髪萌えを公言しているのもあってか、制作の初期衝動は小柄で金髪の少女騎士を描いてみたかったという一点につきる。ただ、キャラクターを構築していく際に清涼感のあるキャラクターにする、ということをコンセプトにも加えた<ref group = "注">また、武内氏は「当時の美少女ゲームに登場するキャラクターを“ジュース”と例えるなら、(セイバーは)“美味しい水”みたいなキャラ付けにする」とも述べている。</ref><ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ">『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ「セイバー」より。</ref>。
 
*前髪でひと房だけハネている毛は「クセ毛」であって「アホ毛」ではない。武内氏的には「アホ毛はツムジから生えている物」であるらしい。
 
*前髪でひと房だけハネている毛は「クセ毛」であって「アホ毛」ではない。武内氏的には「アホ毛はツムジから生えている物」であるらしい。
 
*ごく一部のシーンを除いて入浴中でも就寝時にも解かない巨大なお団子髪(『マーガレット』と呼ばれる髪型に近い)。<br>実際にこの髪形を再現するには相当の髪の長さ・量が必要となる。解いたシーンや『Zero』の男装シーンで表現されている長さでは全然足りないのだが、どうやっているのだろうか?<br>また、かなり複雑な結い方なのでリボンを解いたくらいでは後ろには下りないはずである。
 
*ごく一部のシーンを除いて入浴中でも就寝時にも解かない巨大なお団子髪(『マーガレット』と呼ばれる髪型に近い)。<br>実際にこの髪形を再現するには相当の髪の長さ・量が必要となる。解いたシーンや『Zero』の男装シーンで表現されている長さでは全然足りないのだが、どうやっているのだろうか?<br>また、かなり複雑な結い方なのでリボンを解いたくらいでは後ろには下りないはずである。
 
**原作の公式設定に「髪結の精霊キューティクル、メデュラなどの多数の精霊の加護を得ている」とあるので、精霊達がよしなにやってくれているのかもしれない。
 
**原作の公式設定に「髪結の精霊キューティクル、メデュラなどの多数の精霊の加護を得ている」とあるので、精霊達がよしなにやってくれているのかもしれない。
 
*彼女自身は貧乳であるが、「よく似た別人」という設定の[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]や[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]はどういうわけかいずれもナイスバディ。もっとも赤セイバーはセイバーを知ってるガウェインが無反応だったり、ルーラーも別に似ていないと語られている為に本当に「よく似た別人」なのかも怪しい所だが。
 
*彼女自身は貧乳であるが、「よく似た別人」という設定の[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]や[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]はどういうわけかいずれもナイスバディ。もっとも赤セイバーはセイバーを知ってるガウェインが無反応だったり、ルーラーも別に似ていないと語られている為に本当に「よく似た別人」なのかも怪しい所だが。
**ちなみに、貧乳であることを気にしており、『hollow』ではそのことをからかった[[クー・フーリン]]をぶっ飛ばしては猛スピードで追い回し、『FGO matelial』では胸の違いを言ったジルを聖剣で消し飛ばした。しかし[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|ランサーのクラス]]で召喚されると打って変わってナイスバディになったりする。
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**ちなみに、貧乳であることを気にしており、『hollow』ではそのことをからかった[[クー・フーリン]]をぶっ飛ばした挙句に猛スピードで追い回し、『FGO matelial』では胸の違いを言ったジルを聖剣で消し飛ばした。しかし[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕|ランサーのクラス]]で召喚されると打って変わってナイスバディになったりする。
 
*彼女の持つ宝具のうち、「全て遠き理想郷」と「勝利すべき黄金の剣」はこやま氏が一からデザインしたものだが、「約束された勝利の剣」のみ武内氏のデザインをこやま氏がリファインしたものとなっている。
 
*彼女の持つ宝具のうち、「全て遠き理想郷」と「勝利すべき黄金の剣」はこやま氏が一からデザインしたものだが、「約束された勝利の剣」のみ武内氏のデザインをこやま氏がリファインしたものとなっている。
 
*長い人生を送っているが、男性経験は第五次聖杯戦争開始時点でゼロ。ただし「女性経験」なら存在し、前述の通り息子もいる。
 
*長い人生を送っているが、男性経験は第五次聖杯戦争開始時点でゼロ。ただし「女性経験」なら存在し、前述の通り息子もいる。
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*彼女のステータスが、士郎がマスターの時に低いのは、変則契約の所為でパスが繋がらず魔力供給が極端に悪い所為もある。だが、パスが通じた後にも変化が見られない。
 
*彼女のステータスが、士郎がマスターの時に低いのは、変則契約の所為でパスが繋がらず魔力供給が極端に悪い所為もある。だが、パスが通じた後にも変化が見られない。
 
*エクスカリバー等の宝具やランサー時に騎乗しているラムレイとドゥン・スタリオン、モードレッドが奪ったクラレントとプリドゥエン、『Grand Order』にて言及されている猟犬カヴァス等の『Fate』に登場する物の他にも、伝説上のアーサー王は数多くの武具を所持している。鎖帷子のウィガール、兜のゴスウィット、短剣カルンウェナン、剣のセクエンス、透明になるマント、愛馬であるスプマドール等々。
 
*エクスカリバー等の宝具やランサー時に騎乗しているラムレイとドゥン・スタリオン、モードレッドが奪ったクラレントとプリドゥエン、『Grand Order』にて言及されている猟犬カヴァス等の『Fate』に登場する物の他にも、伝説上のアーサー王は数多くの武具を所持している。鎖帷子のウィガール、兜のゴスウィット、短剣カルンウェナン、剣のセクエンス、透明になるマント、愛馬であるスプマドール等々。
*『Grand Order』でモーションが変更された際、竹箒日記でも触れており<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201604.html 竹箒日記2016/4/18]より。</ref>、「やかなブルーのマントを羽織ったペンギン王」と呼ばれていた。
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*『Grand Order』でモーションが変更された際、竹箒日記でも触れており<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201604.html 竹箒日記2016/4/18]より。</ref>、「鮮やかなブルーのマントを羽織ったペンギン王」と呼ばれていた。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;腹ペコ王セイバー
 
;腹ペコ王セイバー
:現在でこそ「セイバー=食いしん坊」という図式はごく当たり前のこととして認知されているが、当初、『stay night』の時点で奈須きのこ氏に、そのような意図はなかったらしい。
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:現在でこそ「セイバー=食いしん坊」という図式はごく当たり前のこととして認知されているが、当初、『stay night』の時点で奈須きのこ氏に、そのような意図はなかったらしい。確かに『stay night』劇中で士郎の料理に舌鼓を打って黙々と食したり、生前の食事を振り返って「…………雑でした」と述べているなど、ネタの片鱗は見て取れるが、後々に語られているほどの突飛なものではない。この時の彼女は士郎から魔力供給を受けられず、自力で少しでも魔力を補充しなければならなかったという事情もある。彼女が「腹ペコキャラ」となっていったのは、『stay night』発売後のアンソロジーコミック展開の中で、と思われる。ギャグを中心とする短編や4コマ漫画では、セイバーの食事ネタは彼女のわかりやすいキャラ付けとして定着していく。この流れを受けたのか、後に『hollow ataraxia』では公式に腹ペコセイバーのシナリオがいくつも採用されている。焼き芋、カキ氷、大判焼きを初め、高級食材のカタログに目を輝かせるなど。さらにギャグ色の強い『タイガーころしあむ』に至っては、セイバーの登場シーンの大半が食事がらみですらある。
:確かに『stay night』劇中で士郎の料理に舌鼓を打って黙々と食したり、生前の食事を振り返って「…………雑でした」と述べているなど、ネタの片鱗は見て取れるが、後々に語られているほどの突飛なものではない。
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:これらに反し、『Zero』では全くそういった面を見せていない。これは、第四次聖杯戦争当時の彼女はマスターからの魔力供給が万全であったため、ことさらに食事は必要がなかったという事情による。また、彼女と行動を共にしていたアイリスフィールもホムンクルスであるため、魔力さえ万全なら食事は二の次、という存在だった。(それでも二人とも食べること自体は不可能ではないので、紅茶のような飲み物や、来日直後に甘味屋を冷やかす程度のことはしていた模様)。そもそも彼女が「食」にこだわりを見せるようになったのは、士郎の手料理を口にした後のこと。アーサー王時代を振り返って「…………雑でした」と述べてはいるものの、当時はそれが普通だったので、その時には不満を覚えていたわけではなく、士郎に出会う以前にあたる『Zero』の頃も同様である。これらの事情により、『stay night』に関わっておらず、彼女が腹ペコキャラだと知らない久宇舞弥役の恒松あゆみ氏に対し、ラジオでセイバー役の川澄綾子氏がその事について語った際に驚かれるという一幕もあった。またこのネタは、『Zero』のキャラが出演する『タイころアッパー』の限定版同梱ドラマCDにも踏襲されており、アイリスフィールも彼女の食いしん坊ぶりに驚いている。
:この時の彼女は士郎から魔力供給を受けられず、自力で少しでも魔力を補充しなければならなかったという事情もある。
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:「…………雑でした」は、世界一不味いと評されしばしばジョークにもされるイギリス料理を元ネタにしたのだと思われる。が、現代とアーサー王の時代では人種も文化も全く違うことを記しておく。なお、この「世界一不味いイギリス料理」のネタは彼女のみならず、『hollow』でイギリスに一時留学していた凛も不満から気炎を吐いていた。不味くなったのは産業革命時代に入って、「食べられればいい」という食生活に'''せざるをえなかった'''為であり、それ以前はしっかりした食事が多かったそうだ。ただ [[ガウェイン|部下]]の「質より量」発言を考えると、当時の食文化はともかく'''騎士団の食事'''が雑だったのは確かなようである。むしろ彼女を通して伝えたかったことに、現代の食生活がどれだけ豊かなのか、当時に苦労した方である彼女を通して知ってもらいたかったのだが、何故か結果的にそういう(食いしん坊)扱いになってしまったのが実情である<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ"/>。「Fate/Zero material」に収録されている対談の中には、虚淵氏の「''あれだけ食いしん坊キャラにしたくせに''!」というツッコミに対して、奈須氏が「''俺のせいじゃねーよ''!(笑)」と返している一幕もある。
:彼女が「腹ペコキャラ」となっていったのは、『stay night』発売後のアンソロジーコミック展開の中で、と思われる。
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:ギャグを中心とする短編や4コマ漫画では、セイバーの食事ネタは彼女のわかりやすいキャラ付けとして定着していく。
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:この流れを受けたのか、後に『hollow ataraxia』では公式に腹ペコセイバーのシナリオがいくつも採用されている。焼き芋、カキ氷、大判焼きを初め、高級食材のカタログに目を輝かせるなど。
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:さらにギャグ色の強い『タイガーころしあむ』に至っては、セイバーの登場シーンの大半が食事がらみですらある。
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:これらに反し、『Zero』では全くそういった面を見せていない。
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:これは、第四次聖杯戦争当時の彼女はマスターからの魔力供給が万全であったため、ことさらに食事は必要がなかったという事情による。
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:また、彼女と行動を共にしていたアイリスフィールもホムンクルスであるため、魔力さえ万全なら食事は二の次、という存在だった。
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:(それでも二人とも食べること自体は不可能ではないので、紅茶のような飲み物や、来日直後に甘味屋を冷やかす程度のことはしていた模様)。
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:そもそも彼女が「食」にこだわりを見せるようになったのは、士郎の手料理を口にした後のこと。
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:アーサー王時代を振り返って「…………雑でした」と述べてはいるものの、当時はそれが普通だったので、その時には不満を覚えていたわけではない。士郎に出会う以前にあたる『Zero』の頃も同様である。
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:これらの事情により、『stay night』に関わっておらず、彼女が腹ペコキャラだと知らない久宇舞弥役の恒松あゆみ氏に対し、ラジオでセイバー役の川澄綾子氏がその事について語った際に驚かれるという一幕もあった。
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:またこのネタは、『Zero』のキャラが出演する『タイころアッパー』の限定版同梱ドラマCDにも踏襲されており、アイリスフィールも彼女の食いしん坊ぶりに驚いている。
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:「…………雑でした」は、世界一不味いと評されしばしばジョークにもされるイギリス料理を元ネタにしたのだと思われる。が、現代とアーサー王の時代では人種も文化も全く違うことを記しておく。
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: なお、この「世界一不味いイギリス料理」のネタは彼女のみならず、『hollow』でイギリスに一時留学していた凛も不満から気炎を吐いていた。
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: 不味くなったのは産業革命時代に入って、「食べられればいい」という食生活に'''せざるをえなかった'''為であり、それ以前はしっかりした食事が多かったそうだ。ただ [[ガウェイン|部下]]の「質より量」発言を考えると、当時の食文化はともかく'''騎士団の食事'''が雑だったのは確かなようである。
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:「Fate/Zero material」に収録されている対談の中には、虚淵氏の「''あれだけ食いしん坊キャラにしたくせに''!」というツッコミに対して、奈須氏が「''俺のせいじゃねーよ''!(笑)」と返している一幕もある。
      
;アーサー王の最期
 
;アーサー王の最期
:アーサー王の伝承は多岐にわたるが、その最期についても結構なバリエーションが有る。
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:アーサー王の伝承は多岐にわたるが、その最期についても結構なバリエーションが有る。初期においては明確に「死んだ」と記述があったアーサー王も時代を経るに連れてアヴァロン島へと出航した後の死の描写があえて削除されるようになり、「来るべき時に起つ為にアヴァロンで眠っている」という解釈のもとで擬似的な不死性をも持った存在としてブリテンの伝承において扱われる存在へとなっていく。グラストンベリ修道院にあったというアーサー王の墓標にはラテン語で'''『Hīc iacet Arthūrus, rex quondam, rexque futūrus(過去の王にして未来の王アーサー、ここに眠る)』'''と刻まれていたという。本当かどうかはさておき、このキャッチーなフレーズは作家の心を掴んだようで「永遠の王」などの名著を生んだ。
:初期においては明確に「死んだ」と記述があったアーサー王も時代を経るに連れてアヴァロン島へと出航した後の死の描写があえて削除されるようになり、
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:転じてFateの世界では聖杯を求め、世界と契約を交わした結果、生きたまま異なる時空間に現れる存在となり、特殊な解釈であるとはいえ本当に「過去の王にして未来の王」となった。アーサー王がエクスカリバーを返した時点で亡くなっているFateルートの解釈は珍しい部類に入る。それはエクスカリバーを返した後のアヴァロン島への旅立ちの中で看取る9人の婦人の筆頭がここまで散々アーサーの人生を惑わせ、苦しめた姉の[[モルガン]]だからなのかもしれない。
:「来るべき時に起つ為にアヴァロンで眠っている」という解釈のもとで擬似的な不死性をも持った存在としてブリテンの伝承において扱われる存在へとなっていく。
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:グラストンベリ修道院にあったというアーサー王の墓標にはラテン語で'''『Hīc iacet Arthūrus, rex quondam, rexque futūrus(過去の王にして未来の王アーサー、ここに眠る)』'''と刻まれていたという。
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:本当かどうかはさておき、このキャッチーなフレーズは作家の心を掴んだようで「永遠の王」などの名著を生んだ。
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:転じてFateの世界では聖杯を求め、世界と契約を交わした結果、生きたまま異なる時空間に現れる存在となり、特殊な解釈であるとはいえ本当に「過去の王にして未来の王」となった。
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:アーサー王がエクスカリバーを返した時点で亡くなっているFateルートの解釈は珍しい部類に入る。それはエクスカリバーを返した後のアヴァロン島への旅立ちの中で看取る9人の婦人の筆頭がここまで散々アーサーの人生を惑わせ、苦しめた姉の[[モルガン]]だからなのかもしれない。
      
;邪神セイバー
 
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