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:それはもともと切嗣が諦めた理想であり、その遺志を継ぐという考えと、「十年前の大災害で唯一生き残ってしまった」自分は人の為に生きねばならない、という強迫観念に似た義務感(サバイバーズギルト)のため培われた理想である。
 
:それはもともと切嗣が諦めた理想であり、その遺志を継ぐという考えと、「十年前の大災害で唯一生き残ってしまった」自分は人の為に生きねばならない、という強迫観念に似た義務感(サバイバーズギルト)のため培われた理想である。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。
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:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ「衛宮士郎」より。</ref>。
:だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり、それを無自覚に実践しているにも関らず、そのことの価値に気付いていなかった。
   
:養父からの『借り物の理想』を追いかけて正義の味方を目指し、人助けのためなら自らを省みないその生き方は、奈須氏によれば「一生懸命人間のふりをしているロボット」あるいは「人間になろうとしているロボット」。
 
:養父からの『借り物の理想』を追いかけて正義の味方を目指し、人助けのためなら自らを省みないその生き方は、奈須氏によれば「一生懸命人間のふりをしているロボット」あるいは「人間になろうとしているロボット」。
 
:[[言峰綺礼]]が先天的な破綻者であるとすれば、彼は冬木大火災により人生を早々に狂わされてしまった後天的異常者である。
 
:[[言峰綺礼]]が先天的な破綻者であるとすれば、彼は冬木大火災により人生を早々に狂わされてしまった後天的異常者である。
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*主人公なのに私服のバリエーションが異様に少なく、いつも着ているシャツの個性の薄さから「'''ユニクロ'''」とファンの間で揶揄されていた。<br>新アニメでは、流石にこの古臭い格好では可哀想だと思われたのか、今風のジャケットを私服として着ている。
 
*主人公なのに私服のバリエーションが異様に少なく、いつも着ているシャツの個性の薄さから「'''ユニクロ'''」とファンの間で揶揄されていた。<br>新アニメでは、流石にこの古臭い格好では可哀想だと思われたのか、今風のジャケットを私服として着ている。
 
*遠野志貴との相性は「性格や倫理観が異なるので仲は良くないが、双方温厚なので喧嘩にはならない」というのが公式見解。なお設定では同年代だが、世代が違うという事で向こうが目上であり、[[カーニバル・ファンタズム]]における双方の呼び方は「志貴さん」「士郎君」である。
 
*遠野志貴との相性は「性格や倫理観が異なるので仲は良くないが、双方温厚なので喧嘩にはならない」というのが公式見解。なお設定では同年代だが、世代が違うという事で向こうが目上であり、[[カーニバル・ファンタズム]]における双方の呼び方は「志貴さん」「士郎君」である。
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**主人公の方向性も『Fate/stay night』の士郎はできるだけ多くの人を救い幸せになって欲しいと願うタイプで、『月姫』の志貴は自分の周りの人間だけが幸せになればいいと思っているタイプ<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ"/>。
 
*デザインやスタイル、本物や偽物などのテーマから、原型は『[[空の境界]]』の[[臙条巴]]ではないか、というファンの説がある。
 
*デザインやスタイル、本物や偽物などのテーマから、原型は『[[空の境界]]』の[[臙条巴]]ではないか、というファンの説がある。
 
*TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票にて、順位が切嗣と並ぶという奇跡が起きた(士郎12位・切嗣11位)。
 
*TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票にて、順位が切嗣と並ぶという奇跡が起きた(士郎12位・切嗣11位)。
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