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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :『序/2017年 12月31日』では[[殺戮猟兵|黒い兵士の軍勢]]を引き連れてカルデアに侵攻、自身はカルデアの東館を氷漬けにした<ref>当然ながら、東館に避難したスタッフも凍結しているが、生死については触れられていない。</ref>。 | + | :『序/2017年 12月31日』では[[殺戮猟兵|黒い兵士の軍勢]]を引き連れてカルデアに侵攻、自身はカルデアの東館を氷漬けにした<ref group = "注">当然ながら、東館に避難したスタッフも凍結しているが、生死については触れられていない。</ref>。 |
| : コヤンスカヤ共々、カルデアから脱出を図るダ・ヴィンチを阻むかのように戦闘を始めるが、ダ・ヴィンチの機転によって逃げられてしまう。その後は陥落した管制室に訪れ、カルデアスを凍結させた。 | | : コヤンスカヤ共々、カルデアから脱出を図るダ・ヴィンチを阻むかのように戦闘を始めるが、ダ・ヴィンチの機転によって逃げられてしまう。その後は陥落した管制室に訪れ、カルデアスを凍結させた。 |
| :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』ではマスターである[[カドック・ゼムルプス]]と共に、ロシアの皇帝を目指す。 | | :Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』ではマスターである[[カドック・ゼムルプス]]と共に、ロシアの皇帝を目指す。 |
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| ;ヴィイ | | ;ヴィイ |
| :彼女と契約したロマノフ帝国の秘蔵精霊。 | | :彼女と契約したロマノフ帝国の秘蔵精霊。 |
− | :ヴィイ、と呼ばれる精霊ないし妖怪は厳密には存在しない。ロシアの文豪であるゴーゴリの怪奇短編小説「ヴィイ」で登場した創作妖怪である。 | + | :ヴィイ、と呼ばれる精霊ないし妖怪は厳密には存在しない。ロシアの文豪であるゴーゴリの怪奇短編小説「ヴィイ」で登場した創作妖怪である。ただし、ヴィイと似た伝承はスラヴに幾つか存在し、それを原型としたものと推測されている。 |
− | :ただし、ヴィイと似た伝承はスラヴに幾つか存在し、それを原型としたものと推測されている。
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| :アナスタシアが契約したヴィイは、ロマノフ帝国が保有していた使い魔である。彼はその魔眼であらゆる秘密を暴き、城塞の弱点を見つけ出し、更には敵対する者を血に染め上げた。 | | :アナスタシアが契約したヴィイは、ロマノフ帝国が保有していた使い魔である。彼はその魔眼であらゆる秘密を暴き、城塞の弱点を見つけ出し、更には敵対する者を血に染め上げた。 |
| :ただし、才能がなければ彼を見ることも操作することもできない。アナスタシアは死ぬ直前で、ようやく彼と契約する資格を得た。 | | :ただし、才能がなければ彼を見ることも操作することもできない。アナスタシアは死ぬ直前で、ようやく彼と契約する資格を得た。 |
| + | |
| + | ;OTMA |
| + | :オリガ、タチアナ、マリア、アナスタシアの頭文字を集めた名前。 |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
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| :「自称姫」と辛辣だが、彼女が使っていた炬燵がお気に召したらしく、マイルームに持ち込もうと画策している。 | | :「自称姫」と辛辣だが、彼女が使っていた炬燵がお気に召したらしく、マイルームに持ち込もうと画策している。 |
| ;[[カドック・ゼムルプス]] | | ;[[カドック・ゼムルプス]] |
− | :第二部第一章で登場した時のマスター。性格の相性は良好。 | + | :『永久凍土帝国 アナスタシア』で登場した時のマスター。性格の相性は良好。 |
| ;[[イヴァン雷帝]] | | ;[[イヴァン雷帝]] |
− | :第二部第一章では彼の最愛の妻である「アナスタシア」のふりをして怒りを鎮めつつ、皇帝位を簒奪するべく暗躍していた。 | + | :『永久凍土帝国 アナスタシア』では彼の最愛の妻である「アナスタシア」のふりをして怒りを鎮めつつ、皇帝位を簒奪するべく暗躍していた。 |
| :マイルームで出会った際には「目が怖い」と露骨に同席を避けようとしていた。……どのあたりが目なのだろうか。 | | :マイルームで出会った際には「目が怖い」と露骨に同席を避けようとしていた。……どのあたりが目なのだろうか。 |
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| ;オリガ、タチアナ、マリア | | ;オリガ、タチアナ、マリア |
| :三人の姉。深い絆で結ばれており、絆礼装でも触れられている。 | | :三人の姉。深い絆で結ばれており、絆礼装でも触れられている。 |
| + | :オリガやタチアナを姉さんと呼ぶのに対してマリアには名前で呼んでいる。 |
| + | :史実同様、ロシア革命によりアナスタシアと同様処刑されてしまった。 |
| + | ;アレクセイ |
| + | :弟。史実同様、ロシア革命によりアナスタシアと同様処刑されてしまった。 |
| ;グリゴリー・ラスプーチン | | ;グリゴリー・ラスプーチン |
| :「怪僧」と呼ばれた人物だが、アナスタシアを含めたロマノフ家から強く慕われた。 | | :「怪僧」と呼ばれた人物だが、アナスタシアを含めたロマノフ家から強く慕われた。 |
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| ;「そう…、向こうの私と戦ったのね。…ごめんなさい、マスター、色々と重荷を背負わせてしまいました。<br> 気にするな、と言っても難しいですよね…。」 | | ;「そう…、向こうの私と戦ったのね。…ごめんなさい、マスター、色々と重荷を背負わせてしまいました。<br> 気にするな、と言っても難しいですよね…。」 |
− | : 第2部1章「永久凍土帝国アナスタシア」攻略後に解放される会話。異聞帯での自分と戦ったマスターを気にかけている。 | + | : 『永久凍土帝国アナスタシア』攻略後に解放される会話。異聞帯での自分と戦ったマスターを気にかけている。 |
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| ;「え、えーと、私はその、サンタとは何の関係もありません。はい、冬なんですけど、でも、関係ありませんってば!」 | | ;「え、えーと、私はその、サンタとは何の関係もありません。はい、冬なんですけど、でも、関係ありませんってば!」 |
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| ;「うぁ……雷帝がいらっしゃるのね。わたくしは申し訳ありませんが、しばらく留守にします。……その、目が苦手なのです、目が……」 | | ;「うぁ……雷帝がいらっしゃるのね。わたくしは申し訳ありませんが、しばらく留守にします。……その、目が苦手なのです、目が……」 |
| : マイルーム会話「[[イヴァン雷帝]]」。 | | : マイルーム会話「[[イヴァン雷帝]]」。 |
− | : 異聞帯では彼の妻のふりをして彼を討つ機会をうかがっていた。マイルームでは彼の巨体と目力に恐怖を禁じ得ない様子。<del>どのへんに目があるのかは不明だが</del> | + | : 異聞帯では彼の妻のふりをして彼を討つ機会をうかがっていた。マイルームでは彼の巨体と目力に恐怖を禁じ得ない様子。<del>どのへんに目があるのかは不明だが。</del> |
| : イヴァン雷帝からは迷惑だろうが、娘のように思っていると語っている。 | | : イヴァン雷帝からは迷惑だろうが、娘のように思っていると語っている。 |
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| ;「我らの異聞帯は酷薄にして極寒。<br> この程度の環境で『寒い』などと知覚する彼らに、真の地獄を見せてあげましょう」 | | ;「我らの異聞帯は酷薄にして極寒。<br> この程度の環境で『寒い』などと知覚する彼らに、真の地獄を見せてあげましょう」 |
| :第二部序章にて、兵士達とともにカルデアを襲撃し、周囲を極寒地獄へと変貌させての発言。 | | :第二部序章にて、兵士達とともにカルデアを襲撃し、周囲を極寒地獄へと変貌させての発言。 |
− | :「異聞帯は汎人類史とはレベルが違う」ということを言いたいのだろうが<ref>実際コヤンスカヤもこの台詞の直前で「生き延びた年月も、生存してきた環境も違う、人生ハードモード(意訳)」である事を述べていた。</ref>、その有様はネットでいう「北から目線」とプレイヤー達から揶揄される結果になってしまった<ref>北から目線=寒さや雪に脆弱な首都圏住民を北陸民や北海道民が“上から目線”で嘲笑することを指す。</ref>。 | + | :「異聞帯は汎人類史とはレベルが違う」ということを言いたいのだろうが<ref group = "注">実際コヤンスカヤもこの台詞の直前で「生き延びた年月も、生存してきた環境も違う、人生ハードモード(意訳)」である事を述べていた。</ref>、その有様はネットでいう「北から目線」とプレイヤー達から揶揄される結果になってしまった<ref group = "注">北から目線=寒さや雪に脆弱な首都圏住民を北陸民や北海道民が“上から目線”で嘲笑することを指す。</ref>。 |
| : 実際、彼女が生きて来た異聞帯は-100℃という極寒にも程がある環境であった(カルデアのある場所の歴代最低気温は-89.2℃)。 | | : 実際、彼女が生きて来た異聞帯は-100℃という極寒にも程がある環境であった(カルデアのある場所の歴代最低気温は-89.2℃)。 |
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| *カドックから『皇帝』になるように言われたアナスタシアだが、女性によるロシア帝位の継承は高祖父パーヴェル1世がロマノフの家内法を改正したことにより禁止されている。ちなみに、彼の母親は“大帝”エカチェリーナ2世だったりする。 | | *カドックから『皇帝』になるように言われたアナスタシアだが、女性によるロシア帝位の継承は高祖父パーヴェル1世がロマノフの家内法を改正したことにより禁止されている。ちなみに、彼の母親は“大帝”エカチェリーナ2世だったりする。 |
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− | *「オイラァ!」 | + | *刑部姫を所有した時のマイルーム会話では炬燵を自分の部屋に設置しようと主人公に頼み込むやり取りがある。そのこともあってか、『ぐだぐだエース』ではコタツムリと化したほか、『ちびちゅき!』ではカドック共々ルナチューブに「こたつを組み立ててみた」動画を投稿したコマがある。 |
− | **彼女関連の話題やコメント付き動画などで、台詞でヴィイに言及した際や宝具使用時に散見される謎の台詞。
| + | === 話題まとめ === |
− | **これの元ネタはソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー(以下、先方の通称よりグラブルと表記)」に登場するマスコットキャラ「ビィ」の一人称のようなもの。正確にはこの「ビィ」を元にしたグラブルの公式コミック「ぐらぶるっ!」に登場するキャラ「ビィ(通称オイラ)」を指す名称である。
| + | ;「オイラァ!」 |
− | **一見わけが分からなくなりそうだが、このコミックが要は「FGO」と「マンガで分かるFGO」の関係にあると言えば、同じキャラのはずなのに何故このような扱いの区別が出来ているかおおよそ理解出来るだろう。
| + | :彼女関連の話題やコメント付き動画などで、台詞でヴィイに言及した際や宝具使用時に散見される謎の台詞。 |
− | **しかもこの「オイラ」は「マンガで分かる」での「リヨぐだ子」に相当するレベルでキャラ崩壊を起こしており、元キャラの立ち位置的にはフォウ君に相当するはずがアメーバの如く形態変化を頻繁に行い、魔獣フォウくんばりの筋肉ムキムキの人型に変化したりしている(しかもサテ−氏などが描く魔獣フォウくんと違い顔だけそのままなので、ますます絵面が酷いことになっている)。
| + | :これの元ネタはソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー(以下、先方の通称よりグラブルと表記)」に登場するマスコットキャラ「ビィ」の一人称のようなもの。正確にはこの「ビィ」を元にしたグラブルの公式コミック「ぐらぶるっ!」に登場するキャラ「ビィ(通称オイラ)」を指す名称である。 |
− | **加えてFGOが第二部1章配信を間近に控えた2018年4月1日に、エイプリルフールネタとしてこの筋肉ムキムキになった状態の「オイラ」が本家ゲームに襲撃をかけるというイベントが開催。化け物じみた強さで暴れてプレイヤーに強烈な印象を残していった直後であったため、二章配信間もなくしてアナスタシアのヴィイにまでとばっちりが波及。前述のようにヴィイのコメントが散見されるようになった挙句、ヴィイが手に持ってる人形形態とアナスタシアの背後に影のように立つ形態を持っていたのも災いし、ヴィイとオイラを差し替えたネタ・コラが増産されてしまい、結果としてアナスタシアの話題の際に紛れ込んできては、「お前じゃねえ、空に帰れ(グラブルが空に浮かぶ島々という世界設定のため)」と返すネタが散見されるようになってしまった。
| + | :一見わけが分からなくなりそうだが、このコミックが要は「FGO」と「マンガで分かるFGO」の関係にあると言えば、同じキャラのはずなのに何故このような扱いの区別が出来ているかおおよそ理解出来るだろう。 |
| + | :しかもこの「オイラ」は「マンガで分かる」での「リヨぐだ子」に相当するレベルでキャラ崩壊を起こしており、元キャラの立ち位置的にはフォウ君に相当するはずがアメーバの如く形態変化を頻繁に行い、魔獣フォウくんばりの筋肉ムキムキの人型に変化したりしている(しかもサテ−氏などが描く魔獣フォウくんと違い顔だけそのままなので、ますます絵面が酷いことになっている)。 |
| + | :加えてFGOが『永久凍土帝国 アナスタシア』配信を間近に控えた2018年4月1日に、エイプリルフールネタとしてこの筋肉ムキムキになった状態の「オイラ」が本家ゲームに襲撃をかけるというイベントが開催。化け物じみた強さで暴れてプレイヤーに強烈な印象を残していった直後であったため、二章配信間もなくしてアナスタシアのヴィイにまでとばっちりが波及。前述のようにヴィイのコメントが散見されるようになった挙句、ヴィイが手に持ってる人形形態とアナスタシアの背後に影のように立つ形態を持っていたのも災いし、ヴィイとオイラを差し替えたネタ・コラが増産されてしまい、結果としてアナスタシアの話題の際に紛れ込んできては、「お前じゃねえ、空に帰れ(グラブルが空に浮かぶ島々という世界設定のため)」と返すネタが散見されるようになってしまった。 |
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| + | ==脚注== |
| + | ===注釈=== |
| + | <references group = "注"/> |
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− | == 脚注 == | + | ===出典=== |
− | <references/> | + | <references group = "出"/> |
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| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |