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− :マーラの語源は「殺すもの」とされており、「魔」「魔羅」「魔王」などと訳される。
− :仏教においては六欲天の第六天、他化自在天に住まう「第六天魔王波旬」である。
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− :マーラは釈迦が菩提樹の下で悟りを開こうとした際、様々な邪魔を行なってそれを阻止しようとした。
− :美しい三人の娘を送り込む(自身が変じたとも)、火の円盤を投げつける、岩石や武器を降らせる、怪物達に襲わせる、豪雨や嵐……
− :しかし釈迦は投げられた円盤や武器を花に変じてしまい、悟りの阻止はできなかった。
− :シヴァの邪魔をするカーマ、釈迦の邪魔をするマーラとして示されるように、「修行者を邪魔するもの」としての位置づけである。
− :カーマ/マーラは愛という概念の良否を同時に表している神だとも言えるのかもしれない。
→真名:カーマ
:カーマは別名マーラと呼ばれ、同一存在の別側面であるとされる。カーマ/マーラとして一括りに語られることも。
:カーマは別名マーラと呼ばれ、同一存在の別側面であるとされる。カーマ/マーラとして一括りに語られることも。
:ひたすら修行に集中していたシヴァ神に対して、その妻である女神の想いを気付かせるために矢を射(させられ)た逸話が有名。
:ひたすら修行に集中していたシヴァ神に対して、その妻である女神の想いを気付かせるために矢を射(させられ)た逸話が有名。