差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,157 バイト追加 、 2020年9月28日 (月) 01:16
122行目: 122行目:     
====本編====
 
====本編====
;「ふ――ふふ、ふふふふふふふふ!」<br>「まぁそうだよね。あっさりバレなくちゃ嘘だよね、<br> こんな即興の芝居はさ!」
+
;「ふ――ふふ、ふふふふふふふふ!」<br>「まぁそうだよね。あっさりバレなくちゃ嘘だよね、こんな即興の芝居はさ!」
 
:第七特異点にて。マーリンから時系列の矛盾を指摘され、エルキドゥになりすましたことがバレた際の一言。
 
:第七特異点にて。マーリンから時系列の矛盾を指摘され、エルキドゥになりすましたことがバレた際の一言。
 
:これまでの作品群でも、随所で存在を示してきたエルキドゥと、遂に出会えたと思っていたプレイヤー達は、この豹変ぶりに驚愕させられることになった。
 
:これまでの作品群でも、随所で存在を示してきたエルキドゥと、遂に出会えたと思っていたプレイヤー達は、この豹変ぶりに驚愕させられることになった。
 
:小林ゆう氏が演じるテレビアニメ版では、この直前までのキングゥは、エルキドゥとも微妙に違う声色を発している。まさに「バレなくちゃ嘘な芝居」であった。
 
:小林ゆう氏が演じるテレビアニメ版では、この直前までのキングゥは、エルキドゥとも微妙に違う声色を発している。まさに「バレなくちゃ嘘な芝居」であった。
   −
;「価値観の違いさ。<br> ボクには母上のような怨念はない。」<br>「ボクが殺すものは脅威だけだ。人間の兵士を殺すのは<br> 彼らがボクにとって脅威になり得るからだ。」<br>「けど幼い個体……子供はまだ脅威になりえない。<br> だから、ここで殺す理由がない。」
+
;「価値観の違いさ。ボクには母上のような怨念はない。」<br>「ボクが殺すものは脅威だけだ。人間の兵士を殺すのは彼らがボクにとって脅威になり得るからだ。」<br>「けど幼い個体……子供はまだ脅威になりえない。だから、ここで殺す理由がない。」
 
:第七特異点にて。自身の甘さから、子供を解放し鮮血神殿の外へと逃してしまったキングゥは、その動機を尋ねた[[牛若丸]]に対して、このように取り繕っている。
 
:第七特異点にて。自身の甘さから、子供を解放し鮮血神殿の外へと逃してしまったキングゥは、その動機を尋ねた[[牛若丸]]に対して、このように取り繕っている。
 
:当然ながら欺瞞であり、己の不完全性を痛烈に批判されたキングゥは、彼女に怒り制裁を下すことを決めたのだった。
 
:当然ながら欺瞞であり、己の不完全性を痛烈に批判されたキングゥは、彼女に怒り制裁を下すことを決めたのだった。
135行目: 135行目:  
:第七特異点にて。ラフム達に追い立てられ、殺されかけている場面での独白。脳裏に浮かんだのは誰の存在だったのだろうか。
 
:第七特異点にて。ラフム達に追い立てられ、殺されかけている場面での独白。脳裏に浮かんだのは誰の存在だったのだろうか。
 
:そして、死の淵にある彼を窮地から救うのも、またあるラフムであった。
 
:そして、死の淵にある彼を窮地から救うのも、またあるラフムであった。
 +
 +
;「―――何を―――今さら。ボクには、成し遂げるべき目的なんて、なかった。」<br>「自由なんて―――選択する、<ruby><rb>自分</rb><rt>ちせい</RT></RUBY>もないのに―――」
 +
:第七特異点にて。ウルクまで逃げ延び、生命の丘で力尽きるかと思われたキングゥは、ギルガメッシュにより思わぬ形で命を救われた。
 +
:「親友の後継機」である彼には、自身や親友と同じように、自由意志で未来を選ぶ強さがあると信じたのである。
 +
:この時のキングゥにはまだ、返すべき言葉も行動も見つからず、立ち尽くすことしかできなかったのだが……
 +
:アニメ版では、キングゥは生命の丘ではなく市街地まで踏み込んでいるのだが、ギルガメッシュを見送る彼の足元には、屋根の板と板の間の大きな仕切りが刻まれていた。
 +
:線の向こうへ去っていったギルガメッシュと、線を超えられず立ち尽くしてた自身とは違う……というキングゥの絶望が、視覚的に表現された強烈な演出になっている。
    
;「ラフム、残り二千。取るに足らない。」<br>「―――フン。見た事か。心臓さえあれば、おまえたちなんて話にならない。」<br>「こんな量産型に手こずるなんて、旧人類は本当に使えない。それでよく、」<br>「……よくボク相手に大口を叩いたものだ。カルデアのマスターも、アイツも。」<br>「ひとりじゃ何もできないクセに、偉そうに胸を張って。それで、最後まで生き延びた。」<br>「…………ふふ。自分ひとりで何でもできる、か。その時点で、ボクは完全じゃなかったな。」
 
;「ラフム、残り二千。取るに足らない。」<br>「―――フン。見た事か。心臓さえあれば、おまえたちなんて話にならない。」<br>「こんな量産型に手こずるなんて、旧人類は本当に使えない。それでよく、」<br>「……よくボク相手に大口を叩いたものだ。カルデアのマスターも、アイツも。」<br>「ひとりじゃ何もできないクセに、偉そうに胸を張って。それで、最後まで生き延びた。」<br>「…………ふふ。自分ひとりで何でもできる、か。その時点で、ボクは完全じゃなかったな。」
匿名利用者

案内メニュー