*固有結界の副産物が投影魔術だとすれば、投影魔術の副産物が構造把握となる。物の構造を想定して、そこに魔力を通すのは強化と変わらないため、構造把握を利用し、強化を行っている。しかし、既にある設計図に本来ないものを付け足す「強化」は士郎からしたら難しいらしく、強化もマシというだけでかなり下手(魔術の訓練でアルコールランプに強化を施そうとした結果、凛の手持ちのアルコールランプ全てを壊してしまっている)。寧ろ設計図に手を加えずそのまま出力するだけでいい「投影」の方が強化より遥かに簡単だと思ってしまっており、当初は「遠坂ならこれくらい簡単に出来るだろ」という失言をして凛に苦い顔をされている。 | *固有結界の副産物が投影魔術だとすれば、投影魔術の副産物が構造把握となる。物の構造を想定して、そこに魔力を通すのは強化と変わらないため、構造把握を利用し、強化を行っている。しかし、既にある設計図に本来ないものを付け足す「強化」は士郎からしたら難しいらしく、強化もマシというだけでかなり下手(魔術の訓練でアルコールランプに強化を施そうとした結果、凛の手持ちのアルコールランプ全てを壊してしまっている)。寧ろ設計図に手を加えずそのまま出力するだけでいい「投影」の方が強化より遥かに簡単だと思ってしまっており、当初は「遠坂ならこれくらい簡単に出来るだろ」という失言をして凛に苦い顔をされている。 |