殺戮猟兵
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概要[編集 | ソースを編集]
『Fate/Grand Order』に登場する存在。
- 略歴
- イヴァン雷帝の宝具『我が夢路に這い出よ黒犬』で生み出された存在。
- 『序/2017年 12月31日』でアナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァが引き連れてカルデアに侵攻した。
- Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』では、ロシアの異聞帯の村々を巡回しており、ヤガ達から税金代わりに狩った獲物を徴収している。
- 人物
- 皇帝
のオプリチニキ。イヴァン雷帝の親衛隊。 - 黒い兵士。人間を苦しめるために編成された部隊。人の皮を被った悪鬼。
- 全身黒ずくめの服装に鳥を模したマスクという異様な姿をしている。
- 伝承によれば、狗の頭を持ち、黒衣を纏い、黒毛の馬に乗り、黒い馬具をつけ、馬の首には犬の頭をくくりつけている。
- 同時に獣毛を箒状に編んだ鞭を持ち、「裏切り者に対しては犬のように襲い掛かり、箒で掃き出す」という意味合いを込めたという。
- 人間ではなくイヴァン雷帝の宝具によって生み出された存在で、その在り方は使い魔に近い(ホームズが交戦した際、人間味を感じなかった)。
- 能力
- 手鎌とボウガンを武器として使う。
- 集団の暴力としては圧倒的であるが個々の力は弱く、ゴルドルフ・ムジークの鉄腕魔術「
鉄の拳 」で倒せる程度。 - ただし首都モスクワに近づけば近づくほど強化され、モスクワ近辺では一体一体が低ランクサーヴァントに近しい力を持つ。ベオウルフはイヴァン雷帝への信仰心が強ければ強いほど、殺戮猟兵が強くなると推測していた。
- 加えて、イヴァン雷帝が夢を見ている限り無尽蔵に再召喚する事が出来るため、無限に復活する。
- 心臓に当たっても倒れないが、脳を一撃すると倒れる。
- スキルは「睨め付け、捕獲せよ」を使用する。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 『序/2017年 12月31日』で敵エネミーとして登場。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
- 『序/2017年 12月31日』でオプリチニキを率いたサーヴァント。
- ゴルドルフ・ムジーク
- 人理継続保障機関フィニス・カルデアを襲撃した際に、戦闘を行った。
- イヴァン雷帝
- オプリチニキを生み出した存在。基本的に彼らの行動理念は「皇帝の栄光を示す」となっている。
- タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
- ロシアの異聞帯では、オプリチニキの一部が彼女に指揮権を譲渡された上で運用されていた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- 史実におけるオプリチニキ
- 史実のオプリチニキ(もしくは、オプリーチニキ)は、皇帝直轄領(オプリーチニナ)を統治・守護する為に1565年に創設された。
- 当時のロシア帝国は大貴族の権勢が皇帝の権力を上回る程で、地方には貴族達の私領が多数存在していた。これらの私領を没収し、皇帝の権力基盤を強化する為にオプリーチニナ制度が作られた。
- 隊員は主に下級貴族出身者から選抜されたが、指揮官クラスには皇帝に忠誠を誓った門閥貴族から選抜されていた。
- 1565年に活動を開始すると、主に大貴族を中心に粛清の嵐が吹き荒れ、その犠牲者の総数は最大で1万人を超えるとも言われている。
- しかし、皇帝の後ろ楯を得た事で次第に暴走するようになり、大貴族とは無関係な人々まで血祭りに挙げていくようになる。1571年にノヴゴロドで数千人も虐殺した事で活動は下火になり、翌1572年にイヴァン雷帝の命令で解散する事となる。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]