「天草四郎時貞 (剪定事象)」の版間の差分
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:終盤、穢土城に攻め込んできた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと戦闘する中で[[固有結界]]を使用し優位に立つも、抑止力として召喚されていたセイバー・[[千子村正]]の持つ宝具「都牟刈村正」によって固有結界ごと穢土城を両断された後、カルデアのサーヴァントである[[風魔小太郎]]の投げた[[望月千代女|アサシン・パライソ]]のクナイで心臓を貫かれ倒された。 | :終盤、穢土城に攻め込んできた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと戦闘する中で[[固有結界]]を使用し優位に立つも、抑止力として召喚されていたセイバー・[[千子村正]]の持つ宝具「都牟刈村正」によって固有結界ごと穢土城を両断された後、カルデアのサーヴァントである[[風魔小太郎]]の投げた[[望月千代女|アサシン・パライソ]]のクナイで心臓を貫かれ倒された。 |
2022年5月31日 (火) 22:39時点における版
アヴェンジャー | |
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真名 | 天草四郎時貞 |
読み | あまくさ しろう ときさだ |
性別 | 男性 |
声優 | 内山昂輝 |
デザイン | 近衛乙嗣 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
本来とは違う経歴を持つ剪定事象の天草四郎時貞。
- 略歴
- 亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』における黒幕。
- 妖術師として暗躍し、配下のサーヴァント・英霊剣豪に繰り広げさせた殺戮によって積もっていった怨魂を介し、下総国にて土気城を厭離穢土城に変状させる。そこを基点に徳川が治世した歴史を持つありとあらゆる並行世界を滅ぼそうと画策した。それは当然ながらカルデアの存在する世界も無縁ではない。
- 終盤、穢土城に攻め込んできた主人公たちと戦闘する中で固有結界を使用し優位に立つも、抑止力として召喚されていたセイバー・千子村正の持つ宝具「都牟刈村正」によって固有結界ごと穢土城を両断された後、カルデアのサーヴァントである風魔小太郎の投げたアサシン・パライソのクナイで心臓を貫かれ倒された。
- 人物
- 英霊として登録された『本来の歴史の彼』とは違い、霊基を持たない人間。
- 瞳も血のように赤く染まり、表情も「命ある怨念」を浮き彫りにしたかのようなモノとなっている。
- 徳川という存在を憎悪しており、徳川が治世した歴史を持つありとあらゆる並行世界を滅ぼし、一人残らず虐殺しようと目論んでいる。
- 下総国の住民達を怪物に変え、運命を弄んでいる事を楽しんでいる等、彼が抱いているのは怒りではなく、妬みと嫉みの類である。
- また、「ルチフェロなりしサタン」を信仰にも近い形で崇拝している。
- 能力
- 霊基を持たない人間であるが、様々な世界を渡ったことで人間でありながら人間の領域を超えていった。
- 本来の歴史同様の力だけではなく、固有結界を使用することができる。
宝具
- 双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)
- 詳細は天草四郎時貞を参照。
- 島原地獄絵巻(しまばらじごくえまき)
- ランク : 不明
- 由来 : 江戸期に起こった天草四郎時貞を総大将とした反乱『島原・天草一揆』
- 『島原・天草一揆』の戦場を心象風景とする固有結界であり、天草四郎にとっての地上の地獄として魂にずっと刻み続けていたもの。
- その風景は周りがよく見えなくなるほどの火の粉と、血の匂いであふれている。
- 空気は毒そのもので、無暗に動くと即座に肺を焼かれる。
真名:天草四郎時貞
- 剪定事象として消滅した彼の世界では、本来の歴史と違い『島原の乱』においてたった一人生き残っている。
- その後様々な並行世界を渡り歩く中で自分たちを虐殺した徳川への憎しみを燃やし募らせ、生きる怨霊と呼べる存在と化した。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- 亜種並行世界において、事実上の最後の敵として登場。
人間関係
Fate/Grand Order
- サタン
- 崇拝対象。
- サタンとしての名は仮のものであり、真の名は世界への呪いにも等しい音節とされている。
- 宮本武蔵
- 同じ移動特異点にして、亜種並行世界での敵対者。
- 清姫
- 亜種並行世界にて、徳川の分家である松平家の姫君である事を利用して厭離穢土城を降臨させるための生贄にしようとした。
- セイバー・無銘
- 亜種並行世界にて、常陸の国の山奥で人知れず死にかかっていたところを拾い、用心棒として連れ回していた。
- 千子村正
- 亜種並行世界で、自身を阻むべく抑止力が召喚したサーヴァント。
- 厭離穢土城を江戸城と語呂合わせにしてしまったため、徳川に類するものを害する力を持つ「都牟刈村正」で両断された。
- 天草四郎時貞
- 本来の歴史の彼。こちらからは「英霊の座になんぞ収まった腑抜け」と吐き捨てている。
- 彼の二番目の幕間の物語にて、主人公の意識の底から残滓が形を成して直接対面するものの、余裕綽々な彼に終始押され気味で理解できないでいた。
- 蘆屋道満
- 軍事的存在にして、一連の事件における真の黒幕。
名台詞
Fate/Grand Order
メモ
- 上記のように世界そのものを滅ぼし尽くすような恐るべき意志で行動しているが、彼が体験した島原の地獄はそのような考えに至ってもおかしくない代物である。
- 実際、ゲーム上でも彼のクラスはアヴェンジャーになっている。
- 彼はルーラーとなった自分自身を「腑抜け」と吐き捨てているが、違いは生き残ったか死んだかの違いであり、島原の地獄自体はルーラーの彼の方も体験している。つまり、本来の歴史の彼は人が憎悪の怪物に成り果てるに余りある地獄を体験しても尚人類救済を願い続けている訳で、見方によっては腑抜けどころかルーラーの彼の方がよっぽど異常とさえ言え、「アヴェンジャーの彼の方がまとも」「ルーラーの方がブッチギリで頭おかしい」「アヴェンジャーの方がまだ理解できる」等と一部プレイヤーからは言われてしまう事になった。[出 1]実際、映画「魔界転生」の時貞は徳川への憎悪だけで行動しており、クライマックスでは江戸城を焼いてしまっている。
- ただし、蘆屋道満が宮本武蔵を洗脳しようとした際に「妖術師」の名前も出しており、こちらの四郎の憎悪も単なる経験ゆえのものではなく道満による工作・誘導の可能性もある。
話題まとめ
脚注
注釈