「グルドア・ダヴェナント」の版間の差分
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+ | 現代科学の産物である市中の電力系統を借用して魔術に生かす、というアイデアは、典型的な保守派の魔術師としては比較的考えが柔軟といえる。 | ||
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2024年7月25日 (木) 21:36時点における最新版
グルドア・ダヴェナント | |
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外国語表記 | Gurdoa Davenant |
性別 | 男性 |
声優 | 青山穣 |
初登場作品 | ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 |
概要[編集 | ソースを編集]
- 略歴
- 時計塔において、彼同様に動物科の重鎮であったカラドロン卿が暗殺された際に彼の後釜に座って動物科を掌握する事を決意。
- 木星の領域を司る雷気を帯びたウサギの使い魔を介して地下工房の周辺から電気を盗み、集めた電気でゼウスに由来した支配魔術を起動する事を目論んだ。
- だが、お気に入りの喫茶店が電力漏電により休業した事を不審に思ったロード・エルメロイⅡ世と弟子達が調査にやってきて、企みを暴かれる。
- 最終的には周辺一帯の電力の異常消費量や電力会社社員や駆除業者を含めた行方不明者と殺害事件の多発[注 1]から、Ⅱ世の告発により法政科に神秘の漏洩判定を下され、動物科もそれに連名した為に自身の野望が潰えた事を悟り、大人しく縛についた。
- 人物
- フードを被り、長い顎髭を蓄え、眼鏡をかけたいかにも魔術師然とした老齢の魔術師。
- 実際に性格も典型的な魔術師そのものであり、自身の目的の為に電気を盗んだり電力会社の調査員を口封じに殺したりすることも何とも思わないばかりか「100年前なら問題なかった」と開き直るほど。
- 性格も非常に保守的でロード・エルメロイⅡ世のことも「成り上がりのロード」と呼び、現代魔術科についても冒涜と馬鹿にしていた。
- 能力
- 上記のようにあまり良い所は無いが、動物科の重鎮だけあって魔術の程はかなりのものであり、電気ウサギを介した魔術の行使は、フラット、スヴィン、グレイというエルメロイ教室の精鋭メンバーを従えたロード・エルメロイⅡ世をして「開き直られたら危なかった」と認める程[注 2]。
- 表社会でも大きな力を持っており、150年の歴史を持つロンドン屈指の百貨店「カルナック・デパート」のオーナーでもあった[注 3]。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
- アニメ版第3話に登場。
人間関係[編集 | ソースを編集]
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿[編集 | ソースを編集]
- カラドロン卿
- 同じ動物科の重鎮であり、彼が暗殺された事で今回の事件を起こした。
- なお、彼を暗殺したのはグルドアだったのか、それ以外の誰かだったのかについては触れられていない。
- ロード・エルメロイⅡ世
- 時計塔での立場は上ではあるのだが、保守的な為か「成り上がりのロード」と露骨に馬鹿にしている。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- 失脚後、カルナック・デパートのオーナーの座を彼女に奪われたようである。
- ドクター・ハートレス
- 彼にスポンサーになってもらい、見返りとして変身魔術の術式を提供していたようである。
名台詞[編集 | ソースを編集]
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
現代科学の産物である市中の電力系統を借用して魔術に生かす、というアイデアは、典型的な保守派の魔術師としては比較的考えが柔軟といえる。
一方で、大電力の盗電を行えば遠からず発覚し捜査の手が及ぶという部分には無頓着だった点は、悪い意味で浮世離れした魔術師の悪癖そのものであった。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]