「岸浪ハクノ」の版間の差分

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:第二話で入浴中にネロが入ってきてもほとんど反応しないなど、本来の主人公と比べると冷めた反応に無感動な佇まいをしているが、反対に憎しみの感情が強く、第一話でシンジによって瀕死の状態で陥ってもなお、'''「この月の全てが憎い」'''とソレを原動力に前に進もうとしている。とはいえ決して無情な人物ではなく、展開が進むごとに徐々に人間らしい感情が出てきたようにも見える描写がある。
 
:第二話で入浴中にネロが入ってきてもほとんど反応しないなど、本来の主人公と比べると冷めた反応に無感動な佇まいをしているが、反対に憎しみの感情が強く、第一話でシンジによって瀕死の状態で陥ってもなお、'''「この月の全てが憎い」'''とソレを原動力に前に進もうとしている。とはいえ決して無情な人物ではなく、展開が進むごとに徐々に人間らしい感情が出てきたようにも見える描写がある。
:その正体は原作の岸波白野と同じ…ではない。彼はムーンセルにおける数多も敗者の記憶から生まれた集合体とも呼べる存在である。岸波白野と共通点があるのはその敗者の意識に岸波白野も含まれていたが故である。その為キャラクターとして彼女とは明確に別人として描かれている。
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:その正体は原作の岸波白野と同じ…ではなく、'''ムーンセルにおける数多の敗者の記憶(死者の怨念)から生まれた集合体'''とも呼べる存在である。岸波白野と共通点があるのはその'''敗者の意識に岸波白野も含まれていた'''が故である。その為キャラクターとして彼女とは明確に別人として描かれている。
:敗者の集合体としての側面からか、[[ダン・ブラックモア]]や[[ありす]]からは別のマスターの面影を感じられたりしている(回想では岸波白野の姿を取っているが、上記の通り岸波白野は女であり、前の聖杯戦争の記憶があるはずの[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]初見の様な反応をしてるため明言されて無いが、集合体の敗者の一人なのだろう)。また令呪も原作のものとは異なり、令呪が写るシーンごとに様々な姿を見せていることから正体が判明する前から様々な人物の集合体であることを示す伏線が張られている。
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:敗者の集合体としての側面からか、[[ダン・ブラックモア]]や[[ありす]]からは別のマスターの面影を感じられたりしている<ref group="注">回想では岸波白野の姿を取っているが、上記の通り岸波白野は女であり、前の聖杯戦争の記憶があるはずの[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]が初見の様な反応をしてるため明言されていないが集合体の敗者の一人なのだろう。</ref>。また令呪も原作のものとは異なり、令呪が写るシーンごとに様々な姿を見せていることから正体が判明する前から様々な人物の集合体であることを示す伏線が張られている。
 
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:マスターとしての素質は不明だが、水没したセイバーを助けるためにすぐに飛び込んで魔力供給したり、ダン・ブラックモアから狙撃された際に(分かりやすかったとはいえ)即座に狙撃位置を割り出したり、アーチャーの毒に対して毒無効のコードキャストを使用したりと戦い慣れしている印象を与えている。
 
:マスターとしての素質は不明だが、水没したセイバーを助けるためにすぐに飛び込んで魔力供給したり、ダン・ブラックモアから狙撃された際に(分かりやすかったとはいえ)即座に狙撃位置を割り出したり、アーチャーの毒に対して毒無効のコードキャストを使用したりと戦い慣れしている印象を与えている。
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::その実態は「これまでに死亡した死者の怨念が自身の霊基に取り込まれており、その力を引き出せる」というもの。このため、取り込んだ人物全てのコードキャストを使用する事が原理的には可能である。
 
::その実態は「これまでに死亡した死者の怨念が自身の霊基に取り込まれており、その力を引き出せる」というもの。このため、取り込んだ人物全てのコードキャストを使用する事が原理的には可能である。
 
::ただしデメリットもあるようで、ラニ曰く「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」とのこと。また、能力を行使するのは本人なので、一度に複数のコードキャストを使用したりする事はできない。
 
::ただしデメリットもあるようで、ラニ曰く「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」とのこと。また、能力を行使するのは本人なので、一度に複数のコードキャストを使用したりする事はできない。
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::異常なまでの不死性はデッドフェイスという存在が死者であること、すなわち『既に死亡している』ことに起因している。
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::そのため、第七階層での戦いを経て生者しか持ちえない『生存への願い』を獲得すると、生者へと蘇り不死性を失ったが、同時に『死者には生者の影は掴めない』という理屈から他のデッドフェイスの一部として取り込まれる危険性もなくなった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==  
 
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:自身の元になった人物の一人。
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:視聴覚室のデータを介して女性版の白野と対話することになる。
  
 
== 名台詞 ==  
 
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:同じ死相でありながら生存への願いを獲得した者としてその願いを強烈な皮肉を込めて否定する。
 
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== 話題まとめ ==  
 
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2024年8月9日 (金) 15:36時点における最新版

岸浪ハクノ
読み きしなみ はくの
性別 男性
声優 阿部敦
初登場作品 Fate/EXTRA Last Encore
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概要[編集 | ソースを編集]

Fate/EXTRA Last Encore‎‎』の主人公。外見は『Fate/EXTRA』の主人公(男)と全く同じ。

略歴
学園生活を迎えている最中で予選が始まり、保健室にいる敗北者、死を迎えた生徒を煉獄に埋葬したところをトワイスと接触する。
本戦到達者が128人に到達しかかる中、シンジと尼里の所に向かうも、そのシンジによって背後から刃物で刺されてしまう。それでもなお生き残るが、今度は自分を始末するために送り込まれた石像のようなサーヴァントの襲撃を受けてしまう。だが原初の火を引き抜いたことで召喚されたセイバーによって石像のようなサーヴァントを撃破し、契約を結ぶ。
人物
第二話で入浴中にネロが入ってきてもほとんど反応しないなど、本来の主人公と比べると冷めた反応に無感動な佇まいをしているが、反対に憎しみの感情が強く、第一話でシンジによって瀕死の状態で陥ってもなお、「この月の全てが憎い」とソレを原動力に前に進もうとしている。とはいえ決して無情な人物ではなく、展開が進むごとに徐々に人間らしい感情が出てきたようにも見える描写がある。
その正体は原作の岸波白野と同じ…ではなく、ムーンセルにおける数多の敗者の記憶(死者の怨念)から生まれた集合体とも呼べる存在である。岸波白野と共通点があるのはその敗者の意識に岸波白野も含まれていたが故である。その為キャラクターとして彼女とは明確に別人として描かれている。
敗者の集合体としての側面からか、ダン・ブラックモアありすからは別のマスターの面影を感じられたりしている[注 1]。また令呪も原作のものとは異なり、令呪が写るシーンごとに様々な姿を見せていることから正体が判明する前から様々な人物の集合体であることを示す伏線が張られている。
能力
マスターとしての素質は不明だが、水没したセイバーを助けるためにすぐに飛び込んで魔力供給したり、ダン・ブラックモアから狙撃された際に(分かりやすかったとはいえ)即座に狙撃位置を割り出したり、アーチャーの毒に対して毒無効のコードキャストを使用したりと戦い慣れしている印象を与えている。
また、「死相(デッドフェイス)」と呼称されている強化現象と関係しているようである。
デッドフェイス
チャクラ・ヴァルティン発動後に見られるようになった強化現象。
発動すると憎悪の仮面を被ったような凄まじい表情になり、全身を滅多刺しにされたのも関わらず蘇生したり、人間離れした運動能力を見せたり、ダン・ブラックモア顔負けの狙撃を放ったりと超常的な能力を示すようになる。
その実態は「これまでに死亡した死者の怨念が自身の霊基に取り込まれており、その力を引き出せる」というもの。このため、取り込んだ人物全てのコードキャストを使用する事が原理的には可能である。
ただしデメリットもあるようで、ラニ曰く「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」とのこと。また、能力を行使するのは本人なので、一度に複数のコードキャストを使用したりする事はできない。
異常なまでの不死性はデッドフェイスという存在が死者であること、すなわち『既に死亡している』ことに起因している。
そのため、第七階層での戦いを経て生者しか持ちえない『生存への願い』を獲得すると、生者へと蘇り不死性を失ったが、同時に『死者には生者の影は掴めない』という理屈から他のデッドフェイスの一部として取り込まれる危険性もなくなった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/EXTRA Last Encore
主人公。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ネロ・クラウディウス
自身のサーヴァント。
遠坂リン
第一層で出会った少女。紆余曲折あって共に上を目指すことになる。
ラニ=Ⅷ
第二層で出会った少女。以降もたびたび手を貸してもらうことになる。
岸波白野
自身の元になった人物の一人。
視聴覚室のデータを介して女性版の白野と対話することになる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ただ生きるために、アンタは黄金を泥に変えるのか?」
フランシス・ドレイクから、サーヴァントを売らない理由を問われて。
シンジがかつて言い放った「泥からだって黄金を生み出せるさ」という発言との対比。
「もういい。お前の言い分は認めない。でも俺は多分、これ以上お前を憎まない」
対戦終了後のシンジに対して。
一見冷酷な言葉にも見えるが、「憎まない」と言ったことには、
今まで原動力としてきた「憎しみ」以外の感情が込められているのは間違いないだろう。
「ここもオレも、まるで今を生きていない。ここには過去しかなくて、オレには過去がない。
憎しみってことは、過去に執着してるってことだと思う。
憎いんだ、わけがわからないほど。オレは何もかもが憎い。
ここには過去が積もっている、覆われすぎて今がない、オレと同じだ。
オレは、多分憎しみだけで上を目指してる、叶えたい願いもない。」
第三層の様子と自分を対比して。
ここに来るまでに何度か問われた「上に登る」理由に「憎しみ」しかない自分に苦悩する。
「まだ、俺にはちゃんと答えられないけど、叶うなら希望を持って俺は空にあがりたい」
かつて第三層で上に登る理由を語ったマスターの記憶を垣間見て。
「そうか、でも生憎人違いだ」
ユリウス「何?」
「俺は岸浪ハクノだが、お前の知ってる岸波白野じゃない。お前の懐郷には付き合えない。
と言うかさ、いつまでも恨み節はみっともないぜ」
第4階層、ユリウス戦。自分が何者かを知り、認めた彼は、”岸波白野”に対して苛烈な憎しみを向ける相手へ不敵に言い放つ。
トワイス「私がこの座についてからじき1000年、たったそれだけの時間で17000年近く続いたヒトの歴史は終わったのだ」
「なんだそりゃ、みっともないぜ救世主。逆だろ、”1000年かけても滅ぼせなかった”に言い直せ。」
トワイスの願いによって1000年で人類は終演を迎えたと語る救世主だったものの死相に対して。
同じ死相でありながら生存への願いを獲得した者としてその願いを強烈な皮肉を込めて否定する。

メモ [編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 回想では岸波白野の姿を取っているが、上記の通り岸波白野は女であり、前の聖杯戦争の記憶があるはずのセイバーが初見の様な反応をしてるため明言されていないが集合体の敗者の一人なのだろう。

リンク[編集 | ソースを編集]