「カリギュラ」の版間の差分

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2015年12月3日 (木) 09:44時点における版

バーサーカー

  • 真名:カリギュラ
  • 身長:185cm / 80kg
  • 出典:史実
  • 地域:欧州
  • 属性:混沌・悪
  • 性別:男性
  • CV:鶴岡聡 / イラスト:BLACK

Fate/Grand Order』に登場する狂戦士」のクラスのサーヴァント。黄金の鎧に、赤いマントをつけた男性。

略歴
真名はカリギュラ(一般的には「カリグラ」と表記されることも多い)。ローマ帝国第三代皇帝にして、第五代皇帝・ネロの叔父。カリギュラは渾名であり、「小さな軍靴」を意味する。ネロと並び、後世に悪名高いローマ皇帝として知られる人物。
人物
即位当初は名君だったが、月によって狂気に染まってからは嗜虐を好むサディストへと化し、目に付いた敵すべてが暴虐と悪行の対象となる。
狂化により自制心を失っているが、ローマとネロは大好き。
能力
武器を一切使わず素手で戦う。そうなるに至るような逸話などは特にないが、バーサーカーの特性がなせる業だろうか。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) A+ B+ B+ D+ D+ C 狂化:A+ 加虐体質:A
皇帝特権:A

宝具

我が心を喰らえ、月の光(フルクティクルス・ディアーナ)
ランク:C
種別:対軍宝具
広範囲型精神汚染攻撃。月の光を通じて自らの狂気を拡散する。
彼の狂気の発露は月の女神ディアーナ(ギリシャ神話におけるアルテミス)の寵愛と加護――という伝説が昇華された宝具。たとえば一軍を相手に使用すれば、おぞましくも惨憺たる状況が起きる。
性質上、アルテミスの縁者には通用しないという弱点がある。
ゲーム的には、敵全体に高確率でスキル封印付与+高確率で宝具封印付与(オーバーチャージで効果UP)。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
バーサーカーのサーヴァントとして登場。レア度はUC(☆2)。イラストレーターはBLACK。
ストーリーにおいては二章に登場。レフに召喚されたサーヴァントで、連合ローマ帝国の「皇帝」の一人。
狂気に陥りながらもネロに執着しており、最初の襲撃時にはレフからの命令を撥ね退けてネロへの攻撃を踏みとどまった。

人間関係

ネロ・クラウディウス
姪。狂気に堕ちても彼女のことが好きらしく、キャラクエでは部屋一面にネロのポスターを貼っている。
ただし、(幸運判定しだいであるが)カリギュラの暴走を停止できる人物でもある。
アグリッピナ
妹。ネロの母親でもあり、彼女のこともネロと同じく愛していることが彼との会話の中から伺える。
また、一説には彼と彼女には近親相姦の関係性があったと言われている。
ガイウス・ユリウス・カエサル
祖先ユリアの兄。ちなみにカリギュラ自身の「本名」も「ガイウス・ユリウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」である。
メインシナリオにおいては同じ連合ローマ帝国の「皇帝」同士であるが、互いの関係について言及することはなかったものの、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては一緒に団子を食べながらコントの様な遣り取りを行う。
アルテラ
メインシナリオにおいては全く関わりはないが、『月の女神はお団子の夢を見るか?』においては彼女に殺害される。

名台詞

「――我が、愛しき、妹の子、よ。」
初登場時の台詞。妹の子であるネロに対する愛しさは狂化を受けていても消えることはない。
「女神が……女神が見える……! 『我が心を喰らえ、月の光フルクティクルス・ディアーナ』ァ!」
宝具発動。「我が心を喰らえ、月の光」。月光により拡散する狂気の惨禍。
「余の……、美しき、姪を……。
 我が、美しき、宝を……、」
キャラクエにて。この時彼は部屋一面にネロのポスターを貼りまくっており、当然Dr.ロマンとマシュはドン引きした。
ちなみに主人公は…(選択肢次第ではあるが)カリギュラに便乗するノリの良さ(?)を見せていた。
「ウオオ、練ロォォオオオオオ!」
『月の女神はお団子の夢を見るか?』にて、カエサルと共に月見団子を食べながらの第一声。愛する姪をダジャレに使っていいのか。
「ウオオ、DEBUUUUーーーーーーウ!」
同上、カエサルを見て。彼からは「太ってるのではない!ふくよかなのだ!」と反論されたが。
「―? ローマでは……ない? ローマは……団子では……ない……
 だが偉大なるカエサルは……丸い…… これは……どういうコト……だ?」
同上、「その食料(団子)はローマのものではない」という指摘を受けて。どうもこうもない。

メモ

  • 正式でこそなかったがCM第一弾から1シーンだけ見せるというなんとも早すぎる登場している。
  • 先述の通り、遠縁に当たるカエサルと同名であるが、それのみならず「“カッシウス”の名を持つ男」が率いる「大人数の暗殺団に襲撃され」落命したという共通点も持つ。
  • A+ランクの『狂化』を持つバーサーカーは彼だけ。規格外のEXランクを除いた場合ではトップクラスの『狂化』を誇る。しかしその割には、狂気に苛まれつつも言語機能は喪失しておらず、ネロやローマについて意志を伴った言葉を口にする機会も多い。
  • キャラクエにおいてそのネロのポスターを貼りまくったりする愛情面をDr.ロマンから「親バカならぬ叔父バカ」と評されている。彼ないし彼女に対する今後の目線も厳しくなることだろう。
    • カリギュラにとって姪となるネロは、妹である小アグリッピナとその夫グナエウスの間に生まれた子である。しかしカリギュラとアグリッピナには肉体関係があったことから、「ネロの実の父親はカリギュラだったのではないか?」というとんでもな説も存在している。さすがに眉唾な話ではあるが、アグリッピナが日頃からカリギュラの周囲に顔を出していたことも事実であったために、このような風説が流れるのかもしれない。
  • カリギュラの宝具『我が心を喰らえ、月の光』はアルテミスの縁者には効果がないことがプロフィールより読み取れるが、アルテミスの加護を受けて育ったアタランテ、さらにはご本人にさえもゲーム中では普通に効果を発揮する。
    • 他に「アルテミスの縁者」に該当しそうな人物としては、アルテミスの神格自体を組み込んだメルトリリスが挙げられる。何の因果か、メルトリリスもカリギュラと同じ加虐体質:Aを有している。
  • 『ネロ祭』では「偉大なるローマ」「偉大すぎるローマ」と並んで「まあ偉大なローマ」というなんとも微妙な名義で登場した。実際、彼らとカリギュラでは比べるのもおこがましいくらいではあるが……

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