「アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕」の版間の差分

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『[[Fate/unlimited codes]]』に登場する[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の隠しコスチューム。俗に「白セイバー」と呼ばれることも。<br>
 
『[[Fate/unlimited codes]]』に登場する[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の隠しコスチューム。俗に「白セイバー」と呼ばれることも。<br>
『[[Fate/Grand Order]]』では「[[クラス (セイバー)|剣士]]」のサーヴァントとして登場。ここで初めて詳細な設定が公開された。
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『[[Fate/Grand Order]]』では「[[クラス (セイバー)|剣士]]」の[[サーヴァント]]として登場。ここで初めて詳細な設定が公開された。
  
 
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2016年2月29日 (月) 01:05時点における版

セイバー・リリィ

  • 真名:アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕
  • 身長:154cm / 体重:42kg
  • 出典:アーサー王伝説
  • 地域:イギリス
  • 属性:秩序・善
  • 性別:女性
  • CV:川澄綾子

Fate/unlimited codes』に登場するセイバーの隠しコスチューム。俗に「白セイバー」と呼ばれることも。
Fate/Grand Order』では「剣士」のサーヴァントとして登場。ここで初めて詳細な設定が公開された。

略歴
『Grand Order』でのストーリーは登場していないが、『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』でメインとなった。
強くなるために日々鍛錬を行ったところを未来からやってきたヒロインXと遭遇し、彼女を師にして修行を行う。
人物
若い頃の「騎士王」であるため、声色や口調なども快活で子供っぽさと少女らしさが見られ、その心と瞳は夢と輝かしい希望に満ちている。
一方で敵対者に対しては「騎士王」を思わせる凛々しさと勇敢さを見せている。
村の祭りが好きであり、馬の世話に関しては王の修行は辛いものの、それができれば幸せとの事。
能力
幻想種として最高位に属する竜の心臓を持っているため、体内で生成できる魔力量は他の英霊を圧倒する程。
事前登録による配布キャラのためか、同レアリティのサーヴァントと比較するとステータスが低く、☆3よりは高いものの☆4の中では最弱。
しかし、ステータスの最大値こそ低いものの晩成タイプであるためステータス自体は伸びやすく、また優秀なスキル「魔力放出」により一ターン限定ながら低ATKを補えるため瞬間火力は十分。十分に育てれば☆4相当の能力を発揮してくれる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) C C B A A+ B 対魔力:B
騎乗:C
直感:B
魔力放出:A
花の旅路:EX

宝具

勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
ランク:B(条件付きでA+)
種別:対人宝具
由来:少年だったアーサーが石から抜いた選定の剣。
彼女が引き抜き、王となった選定の剣。これを引き抜いた時点で彼女は老化と成長が止まっている。
対人宝具の「対人」とは敵ではなく剣の所有者、つまり選定対象に向けられたもの。所持者が王として正しく、そして完成された時、その威力は聖剣に相応しいものとなるという。
権力の象徴であり、華美な装飾が施された式典用の剣で、武器としての精度は「約束された勝利の剣」と比べ劣る。真名を解放すれば「約束された勝利の剣」と同規模の火力を発揮できるが、刀身はアルトリアが持つ膨大な魔力に耐えられず崩壊してしまう。
『Fate/Grand Order』では剣先からビームを発射→着弾から少し遅れて連続で爆発という宝具となっている。

真名:アルトリア・ペンドラゴン

選定の剣カリバーンを抜き、王としての道を歩み始めたばかりのアルトリアの姿。
その姿は愛らしい百合のようであり、また、その瞳も輝かしい希望に満ちている。
勘の良さで目に付く人の悩みを敏感に感じ取ってしまうため、会う人会う人、つい手助けをしてしまう事が多く、彼女に助けられた者はその華やかさから騎士姫と称えた。

多くのことを経験するために国中を渡り歩き、多くの冒険譚を残した。
諸国漫遊時のパーティーは義兄であるサー・ケイとお付きの魔術師マーリンで、たいていアルトリアのお節介から始まり、マーリンのひやかしで大事になり、ケイが尻ぬぐいをするというものだった。

まだまだ半人前の少女騎士なので、少女らしさを払拭できてないが、その心も夢と希望で満ちており、理想の王を目指して日々研鑽する。

本来、アルトリアの旅路はこの様な華々しいものでは無かった。
彼女はアルトリアのもしもイフの幻想。
だが、幻想とはいえ召喚された以上、実在する存在ではある。

彼女は、ブリテンの崩壊という結末から召喚されたサーヴァント。なので、ブリテンの滅びは変えられない。

ーーーただ、滅びるまでの過程を変えることはできる。その滅びるまでの過程が穏やかなものであったならば……。

登場作品と役柄

Fate/unlimited codes
「可憐なる純白の騎士姫」。セイバーのコスチュームバリエーションの一つとして登場。
Fate/Grand Order
セイバーのサーヴァントとして参戦。レア度は☆4(SR)。イラストは武内崇氏。
事前登録特典として配布された。
ちびちゅき!
良妻賢部所属。部の主催するカフェでパイを焼いて振る舞っていた。

人間関係

Fate/Grand Order

謎のヒロインX
イベント『セイバーウォーズ』における師匠。
隠し事があることを理解しつつも純粋な好意を向け、全てが明らかになった後でも彼女を擁護した。
ネロ・クラウディウス
イベント『セイバーウォーズ』にて共演。
その在り方を痛く気に入られ、Xと共に修行に付き合ってもらった。
無銘
イベント『セイバーウォーズ』にて共演。
騎士王と縁の深い彼だが、此度はまだ未熟な頃の騎士王を鍛える側に回ることとなった。
エドワード・ティーチ
イベント『セイバーウォーズ』にて敵対。
下心丸出しの彼に対して、「とてもいい人です」と天然で尊敬している模様。

生前

サー・ケイ
義兄。諸国漫遊時の同行者。
マーリン
お付きの魔術師。諸国漫遊時の同行者。

その他

アルトリア・ペンドラゴン
男として生き、王としての道を歩んだ別の自分。

名台詞

「選定の剣よ、力を! 邪悪を断て! 『勝利すべき黄金の剣カリバーン』!」
宝具発動。石から抜いた選定の剣より光を放つ。…しかしその光がしばしば股間に当たることがあるため、プレイヤーからネタにされていた。
が、後に『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』において公式がこのネタを採用し、黒髭が餌食となってしまった。
「初めましてマスター。まだ半人前の剣士なのでセイバー・リリィとお呼びください。これから、末永くよろしくお願いします」
召喚時の台詞。丁寧でまだ何処かあどけない雰囲気のする喋り方。
「お誕生日…ですか?ではお祝いですね!パイを焼いてごちそうします!
 あ、でも上手ではないので、あまり期待はしないでください…」
誕生日ボイス。『ちびちゅき!』でも良妻賢部でパイを焼いており、リリィはある程度の料理はできる模様。
本来のアルトリアの方は結局料理の腕は上達しなかったのか、成長後は「得意料理:店屋物の注文」になってしまうのであった。
「つまり、X師匠にとってわたしは使えないセイバー!本来、見捨ててしかるべき騎士だったのです!
 なのに師匠は私を鍛えてくださいました! 私の夢を笑わなかった!
 X師匠の目的が何だろうと、私は師匠の味方です!
 そして―――この聖剣つるぎは愛する人々を守るために輝くもの!
 剣を構えろ、ヒロインZ……ッ! セイバー・リリィが貴様に引導を渡してやる!」
『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』にて、ヒロインXを騙し討ちにしただけでなく、目的のためにリリィを利用していると嘯くヒロインZに対して。
―――その姿は、あの「騎士王」そのものであり、それを見たマシュと無銘は感心した。

メモ

  • セイバーオルタ」の「黒」に対して「白」主体で描かれており、通常のセイバーが「騎士王」であるのに対し、より女性的で「姫騎士」であることを意識されている。原画担当武内崇氏がリデザインした。
    • 男装ではないためセイバーのアイデンティティを否定していることに関して、奈須氏は「こんなのセイバー(少年王)じゃねぇよ、これが王座に座ってたら円卓の騎士は永劫に仲良しだったっつーの」と発言している。あくまで冗談ぽく言っているので、満更でもないご様子。
    • デザインはセイバーがキャスターに捕らわれた時に着せられたドレスが大元。虚淵氏も印象は「キャスターに完全敗北して、そのしもべになったセイバー」と述べている。
  • 水着は青セイバーと同じデザインの、ノースリーブの白ビキニ。ただし水着とは別に髪型と髪のリボンの色は違う。「セイバー総選挙」の順位は1位。
  • 『Fate/stay night』本編のセイバーは選定の剣を抜いた時点で女を捨て、王としての道を歩み始めたとされる。セイバーが少女のままであったなら、という想像に対する解答の一つがリリィなのだろう。
    • 『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』で本人が語ったところによると、彼女はアルトリアが抱いた「選定の剣を抜いて、王になるまでの間にあった"もしも"」の姿。
      故に上記の経歴や人物像は全てアルトリアの過去とは異なる存在であり、オリジナルやオルタが持つ王としての記憶がない(あったとしても実感が全くない)。

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